ドイツのバウマン&バウマンはふるい友人。かぞえてみたら優に30年を越える交際になる。
12月某日、そのバウマン夫妻の愛娘カルラが、トートーバックひとつと、スマートフォンを片手にひょっこりと訪問。少女からすっかりレディーになっていてびっくり。
カルラは現在パリの著名な建築家の事務所に勤務しており、ビジネスで日本にやってきたとのこと。弟のレオンともどもいまだに結婚はしていないそうだ。オヤジのゲアドは頭が痛くて、頭髪の養生には悪影響があろかと心配する。
ドイツ中西部にあるシェベービュッシュ・ギュムントの街。ふるい城壁に囲まれた石畳の街
バウマン家は街の郊外、小高い丘の中腹にあり、大型の荷物は専用ケーブルカーで運ぶ
カルラとレオンの姉弟。亡妻と野面で花冠をつくって遊んでいた少女がカルラだった。
カルラのスマホ画面でバウマン一家の近影を拝見。即スカイプ接続で日独テレビ電話の強制。ゲアド・バウマンは顎髭までまっ白になって、まるでサンタクロース。おまけにレオンまでオヤジに似て頭髪の大部分を失っていた。不覚ながら懐かしさのあまり涙がにじんだ。
ちょうど移転作業中で社内は散らかっていたが、古い写真もでてきた。あわせて紹介したい。
ふるく中国でいう ──
有 朋 自 遠 方 来、不 亦 楽 乎
朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや
バーバラ・バウマン+ゲアド・バウマン b+b WebSite
【 文字壹凜まとめ 】
【 文字百景26 バウマン+バウマンと私たち PDF moji-hyakkei 26 B&B_1 】
バウマン初来日のとき。1994年10月10日、イベントの秋、体育の日で、講演・展示会会場探しで往生した記憶。 上)バーバラ・バウマン 下)ゲアド・バウマン。早速あだ名がついた。「逆さダルマ」。ゲアド・バウマンも気に入って各地でダルマを買いあさっていた。