タグ別アーカイブ: 国立歴史民俗博物館

【展覧会】国立歴史民俗博物館|特集展示 幕末の外交官-幕臣柴田剛中とその資料-|’24年4月23日-7月28日|終了

民俗5月

国立歴史民俗博物館
特集展示 幕末の外交官-幕臣柴田剛中とその資料-
開催期間  2024年4月23日[火]- 7月28日[日]
会  場  大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館   第4展示室  特集展示室
      〠 285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
      TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
料  金  一 般 600円 / 大学生 250円 / 高校生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  9:30 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が休日の場合は開館、翌日休館)、6月4日[火]、7月2日[火]
主  催  大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
────────────────────
2023年度に当館に寄託された資料について、その概要を紹介します。当該資料は、江戸幕府の徒目付・勘定・外国奉行・兵庫奉行などを歴任し、幕末外交に従事したことで知られる旗本柴田剛中(貞太郎・日向守、1823-77)の子孫宅に伝来したものです。
柴田が残した資料としては、幕末訪欧中に記された日記がよく知られていましたが(『日本思想大系66 西洋見聞集』、1974年、岩波書店)、彼の日記は嘉永2年(1849)から明治6年(1873)までの分が現存する上、日記以外の文書・絵図・書画・写真・立体物なども多数残されていました。一部については東京大学史料編纂所と神戸市文書館にて複写が公開されているものの、それ以外の資料は今回の展示が初披露となります。

< みどころ >
◆ 柴田剛中が日記に記録した、幕府による幕末外交の詳細
◆ ヨーロッパで入手した品物など、海外渡航を経験した者ならではの遺品の数々
◆ 渡欧同行者や交遊関係を持った人物の書簡やポートレートなど、幅広い人脈

< 主な展示資料 >
◆ 文 書:日載・公私日載(柴田剛中日記)、柴田剛中の辞令、訪欧時作成の名刺、柴田太郎吉明細書、柴田剛中の墓誌、小栗忠順・村垣範正の書簡
◆ 絵 図:五稜郭図、箱館奉行所役宅配置図、神戸周辺絵図
◆ 写 真:訪欧中に撮影された柴田剛中・福沢諭吉・福地桜痴らの名刺判写真
◆ 立体物:ナポレオン三世メダル(1853年)、日蘭親善記念メダル(1862年)、ヴィクトリア女王から贈られた双眼鏡、柴田剛中が所持した拳銃、柴田剛中所用の短刀「兼道」の拵など約90点(すべて個人蔵・国立歴史民俗博物館保管)* 但し、会期中展示替えを行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立歴史民俗博物館 ] 

【企画展示】国立歴史民俗博物館|企画展示 歴博色づくし|’24年3月12日-5月6日|終了

民俗博トップ

国立歴史民俗博物館
企画展示 歴博色づくし
開催期間  2024年3月12日[火]- 5月6日[月・休] * 会期中、展示替えを行います。
         前 期:3月12日[火]- 4月 7 日[日]
         後 期:4月 9 日[火]-5月 6 日[月・休]
会  場  国立歴史民俗博物館 企画展示室A
      〠 285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
料  金  一 般 1000円 / 大学生 500円
      * 高校生以下は入館無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  9:30 - 17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜(休日の場合、翌日休館・休苑)
主  催  大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
──────────────────────
本企画展示は、「色」をテーマとした館蔵資料展として企画しました。ここでは「色」という言葉を大きな意味でとらえ、赤,黄,青…などといった「いろ」にとどまらず、素材のもつ質感や微細な構造がかもす「つや」、そしてそれらの組み合わせがつくる「かたち」までを含めて考えることとしました。
特徴的な「いろ・つや・かたち」をもつ館蔵資料を取り上げ、歴史学・考古学・民俗学・自然科学の観点から展示・解説を行い、日本における色と人間とのかかわりについて考えます。権威あるいはおそれを象徴する存在としての色、職人らによって生み出される技芸としての色…「色」というキーワードから、館蔵資料のさまざまな見方を引き出してみたいと思います。

< 本展のみどころ >
◆建造物彩色、染織工芸、浮世絵版画、漆工芸、考古遺物、隕鉄剣…歴博の多彩な館蔵資料を紹介し、その「いろ・つや・かたち」が示す人間の営みについて考える
◆あなたがたはなぜ歴博に?2棟の建築彩色模型は、のちにユネスコ無形文化遺産にも登録された文化庁選定保存技術「建造物彩色」保持者となる、二人の技術者が制作したものだった!「醍醐寺五重塔彩色模型」は初の展示!
◆裂(きれ)から読み解く染織文化…着物の注文見本に見る“男物”と“女物”・上代裂が伝えるいにしえの染織の技
◆意味をもって使われたふたつの「赤い」錦絵…疱瘡絵と開化絵
◆蒔絵・螺鈿・色漆が織りなす漆工芸の豊かな色と質感の世界を堪能!
古墳時代の装身具、土器、金属工芸を通して古代日本での「色」の意味を探求!鮮やかな装飾壁画復元模写は必見!
◆純粋に隕鉄のみを使用して作られた刀剣類を展示!世に「隕鉄剣」は数あれど、日本刀と同じ折り返し鍛錬の脇差は世界で唯一!でもなぜそんなものが歴博の資料になったの?

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立歴史民俗博物館