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【展覧会】練馬区立美術館|平田晃久 ─人間の波打ちぎわ|’24年7月28日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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練馬区立美術館
平田晃久 ── 人間の波打ちぎわ
会  期  2024年7月28日[日]- 9月23日[月・休]
休  館  日  月曜日  * ただし8月12日[月・休]と9月16日[月・祝]は開館、
      翌8月13日[火]と9月17日[火]は休館
開館時間  10:00-18:00  * 入館は 17:30 まで
観  覧  料  一  般  1,000円、 高校・大学生 および  65-74歳  800円
      * 中学生以下および75歳以上 無料
      * 同館は事前予約制ではありません。当日チケットカウンターでお求めください。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
アクセス  練馬区立美術館
      〠 176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
      西武池袋線中村橋駅下車 徒歩3分 
      ▶ アクセス情報   ▶ 関連イベント情報  
主  催  練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
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練馬区立美術館では、建築家・平田晃久の建築世界を紹介する展覧会を開催します。
「建築とは <からまりしろ> をつくることである」というコンセプトは、平田の建築に一貫しています。平田の造語である <からまりしろ> とは、はっきりと形作られる空間領域とは異なり、「ふわふわとした隙間の錯綜」、つまりはあらゆる物質の傍らともいえる領域の重なりを指します。
それは人間世界に限ったことではなく、植物、動物、異なる時空の文化なども含んだ広義での生命体との共有可能性を探る試みでもあり、人間が狭い意味での「人間」から自由になる未来に向けた試みでもあります。
平田のコンセプトが形となった公共建築としては、2022年に日本建築学会賞を受賞した「太田市美術館・図書館」(群馬県太田市 2017年)が代表されますが、区切られた空間や内と外が絡まりあう<からまりしろ>を実現した地域のランドマークとして市民に愛されています。また複数の住居や商業施設なども手掛け、平田の哲学的理論と自然や生命への憧憬が反映された独創性あふれる空間を現出しています。

このたび、これらの代表的な建築作品群に、練馬区立美術館も新しく加わることとなりました。平田氏によると図書館と一体化し、融合する新生美術館の建築コンセプトは、「21世紀の富士塚/アートの雲/本の山」。練馬に古くから存在する「富士塚」をテーマに、「美術と本」を街や人々とつなぐ場として構想されました。当館は、約40年にわたる歩みを継承しつつも、このコンセプトのもと新しい局面を迎えることとなります。
本展では、これまでの平田建築から新しい練馬区立美術館をはじめ、現在進行中のプロジェクト、そして未来への展望を踏まえて紹介します。現代建築を代表する建築家・平田晃久の世界観をお楽しみください。

<本展のみどころ>
❖ 展示室と展示室をつなぐ「波打ちぎわ」的インスタレーション体験!
❖ 20件以上におよぶ平田建築を、テーマごとにアプローチ。
❖ 2017年に台湾に建設された<Taipei Roofs>など、建築のプロセスを垣間見る貴重な
   スケッチと模型を展示!
❖ 建築を体験し、学ぶイベントも開催予定。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 練馬区立美術館 ]