東京国立博物館 平成館 特別展示室
特別展 法然と極楽浄土
会 期 2024年4月16日[火]- 6月9日[日]
会 場 東京国立博物館 平成館(上野公園)
〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間 9時30分 - 17時00分 * 最終入場は閉館の30分前まで
休 館 日 月曜日、5月7日[火](火) * ただし 4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]は開館
観覧料金 本展は事前予約不要です。
一 般 2,100円(一般前売 1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売 1,100円)、
高校生 900円(高校生前売 700円)
* 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
* 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
* 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
主 催 東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
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平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である 善導(ぜんどう 613-681)の教えに接した 法然(法然房源空、ほうねんぼうげんくう 1133-1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれていただく貴重な機会です。