竹中大工道具館
企画展 開館40周年記念企画展
日光の彩色と金工 — 社寺建築の美しさの謎を解く
会 期 2024年9月14日[土]- 12月15日[日]
会 場 公益財団法人 竹中大工道具館 1 F ホール
〠 651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
Tel. 078-242-0216 Fax. 078-241-4713
開催時間 9:30 - 16:30(入館は 16:00 まで)
休 館 日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入 館 料 大 人 700円、大高生・65歳以上の方 500円、中学生以下 無料 (常設展観覧料を含む)
特別協力 日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社
協 力 日光社寺文化財保存会、社寺建造物美術保存技術協会、日本うるし掻き技術保存会、
金沢金箔伝統技術保存会、石川県箔商工業協同組合、鈴木錺金具工芸社、
浄法寺歴史民俗資料館、TOPPAN
主 催 竹中大工道具館、伝統建築工匠の会
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世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。
その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。
※ 新型感染症予防対応実施中です。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹中大工道具館 ]
[ 参 考 : 竹中大工道具館<公式PV> YouTube 未来へ伝える匠の技と心 3:30 ]
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{新宿餘談}〔竹中大工道具館 ウェブサイト&メルマガゟ編集〕
<わが国唯一、大工道具の博物館「公益財団法人 竹中大工道具館」と 竹中工務店>
大工道具は、品質のよいものほど摩耗するまで使われ、消滅するという厳しい宿命をもっている。また戦後の高度成長を経て、機械製材と電動工具が広まり、今日ではテクノロジーの発達とともに、手道具を使う職人は急激に少なくなってきた。消えてゆく大工道具を民族遺産として収集・保存し、さらに研究・展示を通じて後世に伝えていくことを目的に、1984年神戸市に設立されたのが日本で唯一の大工道具の博物館「公益財団法人 竹中大工道具館」〔登録博物館〕である。
同財団を全面的に支援しているのが株式会社竹中工務店で、姉妹施設に東京都江東区の竹中工務店東京本店 1F「GALLERY A4-ギャラリー エー クワッド」がある。同社は大阪市中央区本町に本社を置く大手総合建設会社(ゼネコン)で、スーパーゼネコン5社(大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店)のひとつであり、これまでに施工した建築物は、東京タワー・日本武道館、5大ドーム球場(札幌・東京・ナゴヤ・大阪・福岡)をはじめ、全国有名美術館や商業施設、さらには病院、オフィスビル、ホテルなど多岐にわたる。また、大手ゼネコン5社の中では唯一の非上場企業である。