[今月紹介された能面]
腰巻尉-こしまきじょう
他の家にはない面であるが、品の良さが伝わる容貌である。腰巻きというのは小袖を腰で縛り、上を脱いで後方に垂らした着方をいうが、この扮装での尉姿はないので、一種の符丁としての呼び名と考えられる。
作者の氷見-ひみ-は越中の国・氷見の僧であったとも伝えられる。室町時代。重要美術品。
観世会定期能
二月観世会定期能
開催日時 平成31年2月3日[日] 開場:午後12時20分 開演:午後1時
会 場 二十五世観世左近記念 観世能楽堂
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能 蟻通 故実 野村 四郎
狂言 六地蔵 野村 万蔵
能 熊野 読次之伝 村雨留 観世 恭秀
墨次之伝 膝行留
他 仕舞
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【詳細: 観世流オフィシャルウエブサイト 観世会定期能二月 】