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【展覧会】鹿児島市立美術館|特別企画展 鹿児島市立美術館開館70周年記念|松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界 ― 反復と増殖 ―|’24年9月27日ー11月10日|

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鹿児島市立美術館
特別企画展
鹿児島市立美術館開館70周年記念 松本市美術館所蔵
草間彌生 版画の世界 ― 反復と増殖 ―
会  期  2024年9月27日[金]ー 11月10日[日]
休  館  日  9月30日[月]、10月7日[月]、10月15日[火]、10月21日[月]、10月28日[月]
開館時間  9:30 ー 18:00(入館は17:30まで)
会  場  鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)
      〠 892-0853 鹿児島市城山町4-36
      電話番号:099-224-3400 ファクス:099-224-3409
観  覧  料  一般:1,200円、高大学生:800円、小中生:600円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  松本市美術館
企画協力  朝日新聞社
協  力  株式会社草間彌生
主  催  鹿児島市立美術館、南日本新聞社、KTS鹿児島テレビ、KKB鹿児島放送
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世界的前衛芸術家・草間彌生(1929- )の版画の世界をご紹介する展覧会です。
草間彌生は1993年第45回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、日本を代表する作家として世界の舞台へと立ちますが、その前段で積極的に版画制作に取り組んだことも、現在の評価につながる大きな原動力となりました。
草間彌生は1979年に版画作品を初めて発表します。そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、具体的なモチーフが色彩豊かに表現されています。南瓜、ドレス、葡萄、花や蝶など日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまといます。網目や水玉の増殖が創作活動の根幹にあった草間と、複製芸術である版画は必然的に出合ったといっても過言ではないでしょう。
近年は、富士山を主題に浮世絵の木版画の技法を用いた連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなど、特徴的な作品を発表しています。
本展覧会では、世界最大の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する340点にも及ぶ版画作品から厳選した作品に作家蔵の作品を加え、草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観します。
※ 本展は2022年夏、松本市美術館で開催された特別展「草間彌生 版画の世界」の巡回展です。
※ 展示作品数は会場によって異なります。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島市立美術館   本展特設サイト

【展覧会 】鹿児島市立美術館|特別企画展 鹿児島市立美術館開館70周年記念|没後100年 黒田清輝とその時代|’24年7月24日ー9月1日|終了

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鹿児島市立美術館
特別企画展   鹿児島市立美術館開館70周年記念
没後100年   黒田清輝とその時代

会  期  令和6年(2024年)7月24日[水]ー 9月1日[日]
休  館  日  7月29日[月]、8月5日[月]、8月16日[金]、8月19日[月]
開館時間  9:30 ー 18:00(入館は17:30まで)
会  場  鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室
      〠 892-0853 鹿児島市城山町4-36
      電話番号:099-224-3400 ファクス:099-224-3409
観  覧  料  一般:1,200円、高大学生:800円、小中生:600円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館
主  催  鹿児島市立美術館、南日本新聞社、MBC南日本放送
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2024年は鹿児島市立美術館の開館70周年、そして黒田 清輝(くろだ せいき 1866ー1924)の没後100年にあたります。
鹿児島市に生まれた黒田は、法律修学のため留学したフランスで絵画の道へ転向、外光派のラファエル・コランに師事し、パリ郊外の自然豊かなグレーで滞在制作を行いました。帰国後、彼がフランスで学んだ明るくみずみずしい油彩表現は、日本の洋画界に新しい風を起こします。そして、画家としての制作活動のみならず、美術教育や行政にも携わり、生涯にわたって日本の美術振興に力を注ぎました。

黒田の存在は1954年に開館した鹿児島市立美術館の設立にもつながっています。郷土で2002年以来の本格的な紹介となる本展では、東京国立博物館のほか、国内の美術館等が所蔵する黒田の名品を中心に、関係作家の作品を含め、その足跡を多角的に振り返ります。
黒田が生きた時代から100年、今なお光を放つ作品の魅力をお楽しみください。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島市立美術館 ] 

【展覧会】鹿児島市立美術館|特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」|’22年9月30日-11月6日

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鹿児島市立美術館
特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」
会  期  2022年9月30日[金]-11月6日[日]
休  館  日  10月3日[月]、10月11日[火]、10月17日[月]、10月24日[月]
会  場  鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室
      892-0853 鹿児島市城山町4-36 電話番号:099-224-3400
観  覧  料  一 般 1,000円、高大学生 800円、小中生 600円
主  催  鹿児島市立美術館、南日本新聞社、MBC南日本放送
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大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(かわせ はすい・1883-1957)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代、日本各地を旅し出会った風景を生涯描き続け、「旅情詩人」と呼ばれました。季節や天候、時の移ろいと共にある表情豊かな作品世界は、今なお国内外で愛されています。
巴水の制作を支えたのが、浮世絵にかわる新時代の木版画「新版画」を推進した、版元の渡邊庄三郎でした。当時衰退しつつあった職人との協働による高度な伝統技術を継承しながら、新しい色彩感覚や表現を取り入れ、二人は海外にも通用する木版芸術をめざしました。

本展は初期から晩年までの作品から、代表的なシリーズ(連作)を中心に構成しています。巴水の画業をたどりながら、その魅力を存分に味わえる機会となるでしょう。また、彼が鹿児島を旅し描いた作品や、同じく渡邊庄三郎のもとで新版画を制作した郷土作家・橋口五葉の作品をあわせて紹介し、鹿児島とのつながりにも注目します。懐かしくも新しい、心に沁みる風景美をめぐる旅をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 鹿児島市立美術館