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【演奏会】Bunkamura ORCHARD HALL『ウエスト・サイド・ストーリー』終了企画

ウエストサイド・ストーリー

Bunkamura  ORCHARD HALL
レナード・バーンスタイン生誕100周年記念
ウエスト・サイド・ストーリー
〈演奏形式〉~シンフォニー・コンサート版(原語上演・字幕付き)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 & NHK交響楽団
2018年3月4日[日]/6日[火] 3:00 pm
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N響がミュージカルの最高傑作を全曲演奏!
パーヴォ・ヤルヴィが師バーンスタインの生誕百年を祝う

20世紀を代表する偉大な指揮者であり、作曲家であった、レナード・バーンスタインの生誕100周年を記念して、パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団が、彼の代表作である『ウエスト・サイド・ストーリー』全曲を演奏会形式で上演する。
メイン・キャストにはアメリカのオペラハウスやブロードウェイで活躍する若手実力派歌手たちが招かれる。

【詳細情報:東急オーチャードホール  特設サイト
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{新宿餘談}
「70ミリ超大作ミュージカル映画」とされて、長野の洋画専門館で封切られたのは1960年代のはじめ。やつがれ当時は田舎の高校生で、千歳館になんどもかよって鑑賞した。
主演女優(アリア役)のナタリー・ウッドの美貌と、NYのふたつの悪ガキ集団の抗争が話題となったが、たれもがナタリー・ウッドが歌っているものだとばかり決めつけていた。ところが「吹奏楽部」の連中が、「あれは吹き替えだよ、よくみてみろ、口唇の動きと歌唱がずれているから…… 」と得意そうにいうので、またまた千歳館に出かけたりした。

20180306183908_00001Bunkamura  ORCHARD HALL『ウエスト・サイド・ストーリー』公演パンフレット

DSCN7461オーチャードホールでの演奏会は、いつもの客層とはいくぶん異なり、1930ー1950年生まれ、すなわち昭和ひとけたから団塊世代寸前までとおぼしき年齢層で、おどろくほど男性が多く、ぎっしり満員だった。
パンフレットの「WEST SIDE STORY」の書体は、いわゆるソール・バス調。ソールバス(Soul Bass,  1920ー96)は ’60ー80年代のアメリカのグラフィックデザインをリードしたひとで、晩年にはレトラセット・ジャパンや ggg ギャラリーの招きでしばしば来日していた。

開演に先立って、いつもの「撮影禁止、携帯の電源を切ってください」のほかに、ちょっと変わったアナウンスがあった。
「補聴器をご使用のお客さまは、ハウリングなどの無いように音量調整にご注意ください …… !?」
つづきは{タイポグラフィブログロール 花筏}で、後日のお楽しみ。