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【展覧会】うらわ美術館|政令指定都市移行・区制施行20周年|奇想の絵師 歌川国芳|’23年4月22日-6月18日|終了

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うらわ美術館
政令指定都市移行・区制施行20周年
奇想の絵師 歌川国芳
会  期  2023(令和5)年4月22日[土]- 6月18日[日]
休  館  日  月曜日(5月1日は開館)
開館時間  午前10時-午後5時 * 金・土曜日のみ - 午後8時(入場は閉館30分前まで)
会  場  うらわ美術館 ギャラリー A・B・C
      330-0062 さいたま市浦和区仲町二丁目5番1号 浦和センチュリーシティ―3階
      TEL:048-827-3215 FAX:048-834-4327
観  覧  料  一 般 620円、 大高生 410円、 中小生 200円
      * 障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名は半額
企画協力  株式会社アートワン
主  催  うらわ美術館
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歌川国芳(寛政9-文久元年/1797-1861年)は、「豊国にかほ(似顔) 国芳むしや(武者) 広重めいしよ(名所)」(『江戸寿那古細撰記』、嘉永6年/1853年)という言葉のとおり、幕末浮世絵界の人気を分けあった歌川派三人(広重、国貞(三代目豊国)、国芳)の一人です。
斬新かつ豊かなアイデアを次々と出し続けた国芳は、当時の浮世絵界を活性化させただけではなく、劇画のルーツとも言われるなど、後世にも多大な影響を及ぼしました。そんな国芳に対する近年の再評価は特に目覚ましいものがあります。
本展は、国芳の代表作をはじめ、戯画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など約160点の作品をとおして、その多彩で変化に富んだ画業を紹介するものです。
併せて、関連展示ではうらわ美術館コレクションから、木版画による作品を紹介します。国芳の浮世絵の世界と合わせて、木版画の広がりを紹介します。

< 構  成 >
浮世絵、肉筆画等約160点
第1章 武者絵のはじまり・豪傑・合戦の図/第2章 ヒーローの妖怪退治・怨霊・幽霊/第3章  ダンディ 役者と伊達男/第4章洒落とユーモア 擬人パロディ(猫・狐・狸など)/第5章 粋のファッション・鉄火肌の女たち/第6章 洋風実験二十四孝・洋風表現の風景画/第7章 歴史物語と忠臣蔵など

◉ 関連展示「コレクションによる木版 mini 見聞録」
002左掲図)前川千帆『ゴールデンバット動物園』(1944年)と版木(うらわ美術館蔵)

うらわ美術館コレクションから、木版による作品を紹介します。 今から約200年程前にフランスで出版された木口木版による豪華な寓話集から、日本の現代作家による作品まで、美しく多彩な木版画の広がりを、国芳の浮世絵の世界と合わせてお楽しみください。
{会場 うらわ美術館 ギャラリーD 観覧無料}

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : うらわ美術館 ]

【展覧会】うらわ美術館|雰囲気のかたち ― 見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの|’22年11月15日-’23年1月15日|終了

うらわ美術館

うらわ美術館
雰囲気のかたち
― 見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの

会  期  2022年11月15日[火]- 2023年1月15日[日] * 会期中一部展示替えがあります。
        前 期  11月15日[火]- 12月11日[日]
        後 期  12月13日[火]-   1月15日[日]
開館時間  10時 - 17時
      * 金曜日・土曜日のみ 10時-20時(入場はいずれも 閉館30分前 まで)
休  館  日  月曜日(1月9日は開館)、年末年始(12月27日-1月4日)、’23年1月10日[火]
観  覧  料  一般 830円、大高生 520円、中小生 200円
主  催  うらわ美術館、東京新聞
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春のうららかさや早朝の清々しさ。あるいはくつろいだ空間や何かが起こりそうな気配……。私たちのまわりには、姿形はなくてもその場や空間を色づけ、感情や行動に大きく作用する雰囲気といえるものがあります。それらは時に、空気や佇まい、生気やオーラ、ムードなどと呼ばれることもあるでしょう。そうした、曖昧でうつろい、時に存在さえ示せないものを、美術家たちはどのように描き、写し、形づくっているのでしょうか。

本展では、はっきりと見えないもの、刻々と変わる不定形なものなどを表現した作品を、国内の近現代の絵画や彫刻、ドローイング、映像、写真などで紹介します。美術家たちは感覚を研ぎ澄ませ、流れる大気、周辺の空間や時間、その関係やあり方をとらえようとします。その場を満たす光や粒子、輪郭、あるいは筆致や素材の吟味によって、さらには言葉へつながることによって、物質を超えた存在に形を与えています。
私たちは昨今、ウイルスや情報など、時代をも動かす、目には見えないものをより意識するようになりました。そのような中で改めて、私たちのまわりにあって空間を染め、ある力や豊かさが存在する場を、つかみ、作ろうとする美術家たちの表現に触れてみたいと思います。

◯ 出品作家
横山大観、菱田春草、中谷芙二子、武内鶴之助、淵上白陽、西亀久二、伊庭靖子、小川芋銭、牛島憲之、瑛九、河口龍夫、若林奮、福田尚代 他
◯ 展覧会の見どころ
美術家たちの豊かな視点や表現力を感じることのできる展覧会
はっきりと見えないもの、不定形なものに、美術家たちがどのような視線を向け、どのように表現しようとしたのかを探る本展。美術家たちの感性と創造力にご注目ください。
幅広い世代、多様なジャンルの作品約105点を展示
明治期の日本画、大正期の写真から現代のインスタレーション作品まで、展覧会のテーマのもとに幅広い世代の、多様なジャンルの貴重な作品が集います。
未発表の新作を初公開
河口龍夫、福田尚代の未発表の新作を展示します。貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : うらわ美術館 ]