根津美術館 企画展
はじめての古美術鑑賞
漆の装飾と技法
開催期間 2018年5月24日[木]-7月8日[日]
関連特別催事「蒔絵のハープをたのしむ」
日 時 2018年7月1日[日]午後2時-3時30分(開場:1時45分)
場 所 根津美術館 講堂
定 員 120名
出 演 吉野直子氏(ハープ奏者)
室瀬和美氏(漆芸家・重要無形文化財「蒔絵」保持者)
参加費 2,500円
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漆芸家・室瀬和美さんが蒔絵と螺鈿を施したハープ「彩韻-さいいん」を、世界的に活躍するハープ奏者の吉野直子さんに演奏していただく会を企画いたしました。
古くから耐久性を高める塗料として使われてきた漆は、次第に工夫をこらした装飾を加えて人々の暮らしを彩るようになりました。楽器も例外ではありません。奈良・正倉院に伝わる宝物の中には、「箜篌-くご」と呼ばれるハープの一種とされる弦楽器があります。欠損部分が多く、詳しい演奏方法なども不明ですが、螺鈿などの漆工技法による装飾がされていたと考えられています。
現代日本を代表する漆芸家・室瀬和美さんは、以前から伝統工芸の枠を超えた制作活動を続けてこられました。西洋のハープに東洋の漆工芸を組み合わせた制作のお話を伺いながら、音楽と美術の融合のひと時をどうぞお楽しみください。
* 中学生以上対象
* 別途催事当日の入館料(一般1100円・中学生は無料)が必要です。
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