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【インスタレーション】小金井市立はけの森美術館|花侵庵と現代作家:No.1 志村信裕|’22年10月1日-10月30日|会期終了

花侵庵小金井市立はけの森美術館
花侵庵と現代作家:No.1 志村信裕
会  期  2022年10月1日[土]-10月30日[日]
会  場  茶室「花侵庵」、小金井市立はけの森美術館  2 階ラウンジ
開館時間  10:00-16:00(受付は15:30まで)
      * 荒天時には、茶室「花侵庵」を非公開にする場合があります
休  館  日  月曜日・火曜日(10月10日は開館)、10月12日[水]
入  館  料  一 般 500円、中学生・高校生 100円(会期中、1回のみ再入場可)
併  催  所蔵作品展「中村研一:風景を中心に」(会場:はけの森美術館 2 階展示室)
主  催  小金井市立はけの森美術館
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はけの森美術館の裏手にある美術の森緑地には、洋画家・中村研一(1895-1967)の住んでいた主屋(現附属喫茶棟)と並んで、茶室「花侵庵-かしんあん」があります。絵を描くことと同様に、暮らしの一部として「作陶」や「喫茶」を楽しんだ中村が1961年に建てたもので、主屋と同じく建築家の佐藤秀三(ひでぞう 1897-1978)が設計を手掛けました。両建物とも、小金井市初の国登録有形文化財(建造物)です。

<花侵庵と現代作家>は、この「花侵庵」を会場に、現代アーティストによる作品展示を行うプロジェクトです。第一弾の本展では 志村信裕(1982- )による映像作品が茶室空間に展開します。

志村は、日常生活の中の身近なもの ― ボタン、リボン、バケツ、古書など― をモティーフに、またときにそれらをスクリーンとして用い、鑑賞者の思い出やそれらに付随する気持ちを想起させる映像インスタレーションを発表してきました。
近年は、特定の地域に根ざした文化や歴史をテーマにリサーチをおこない、その場所の目には見えない側面を引き出し提示する作品を制作しています。
記憶や歴史といった「過去」を扱う志村の世界観は、なきものへの懐かしさや恋しさを感じさせながら、「今」という現実を静かに語り、そして「これから」についての想像を私たちに促します。
今回、普段は意識が向かないところに目を向かせてくれる志村の作品が、茶室という空間とどのように呼応し、私たちの目前に現れるでしょうか。
平素は非公開のはけの森美術館2階ラウンジでは、志村による45分の映像作品《Nostalgia, Amnesia》(2019)を含む展示をご覧いただきます。

中村研一記念 小金井市立 はけの森美術館について
184-0012 東京都小金井市中町1-11-3 TEL 042-384-9800
中村研一記念 小金井市立 はけの森美術館は、財団法人中村研一記念美術館の寄贈を受け、平成18年4月に開館しました。同館が目指すのは、市民参加・参画型の美術館、教育プログラムを充実させ、市民の芸術文化活動の拠り所となることです。年間 4 回程度の展示替えを行い、基本コレクションとなる中村研一の作品を紹介する所蔵作品展のほか、美術館の企画による特別展を年間 1-2 回開催予定です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 :  小金井市立 はけの森美術館 
{新宿餘談}最近同館のホームページが、小金井市役所 WebSite の一部から移転して、独立した新しい WebSite が開設されたため、いささか頑張って紹介にあった次第です。

東京都小金井市公式動画チャンネル
画家中村研一とはけの森美術館、その庭園である美術の森緑地、そして当市初の国登録有形文化財となった旧中村研一邸主屋と「茶室花侵庵-かしんあん」の魅力を3部作の動画で紹介します。

【 関連動画 YouTube ようこそ森の中の美術館へ ― 小金井市立はけの森美術館の魅力 ― 第一章 はけの森の緑たち 02:55 】


【 関連動画 YouTube ようこそ森の中の美術館へ ― 小金井市立はけの森美術館の魅力 ― 第二章 中村研一のまなざし編  03:56 】

【 関連動画 YouTube ようこそ森の中の美術館へ ― 小金井市立はけの森美術館の魅力 ― 第三章 中村研一と佐藤秀三  03:20 】