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【展覧会】パナソニック 汐留美術館|ブダペスト国立工芸美術館名品展|ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ|’21年10月9日-12月19日|日時指定予約制

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パナソニック 汐留美術館
ブダペスト国立工芸美術館名品展
ジャポニスムからアール・ヌーヴォーへ
展覧会期  2021年10月9日[土]-12月19日[日]
      日時指定予約制 9月27日[月]ゟ受付開始
開館時間  午前10時-午後6時(ご入館は午後5時30分まで)
      * 11月5日[金]、12月3日[金]は夜間開館 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日 *ただし11月3日は開館
入  館  料  一 般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無 料 
主  催  パナソニック汐留美術館、毎日新聞社
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古くから、日本や中国の工芸品は西洋にとって憧憬の的でした。とりわけ陶磁器やガラスの製品においては、日本や中国の工芸を手本として、材質、形状、装飾などの面で様々な試行錯誤が繰り返されてきました。
19世紀後半、日本の美術工芸品がヨーロッパに流入すると、日本の文化に対する人々の熱狂を巻き起こし、西洋の工芸品やデザインに影響を与えるようになります。
1854年の開国以降、日本では欧米との貿易に拍車がかかり、ヨーロッパやアメリカの愛好家の求めに応じて多くの美術品や工芸品が輸出されました。日本の文化、また日本そのものに対する憧れによって、ジャポニスムは西洋の作家やデザイナーたちの間で流行のスタイルとなったのです。
その影響は、19世紀末の西洋諸国を席巻したアール・ヌーヴォー様式の作品にも大いに見られます。そして、ヨーロッパ諸国の他の工芸美術館と同様、ブダペスト国立工芸美術館も1872年の開館当初から、ジャポニスム様式の作品とともに日本の漆器や陶磁器を始めとする日本の工芸品を積極的に収集してきました。


本展覧会は、日本の美術を西洋がどのように解釈したか、そして日本の美術や工芸がどのようにして西洋に影響を与えたか、そのありようを19世紀末葉から20世紀初頭までの工芸作品の作例を通じて辿るものです。
ジャポニスムとアール・ヌーヴォーをテーマに、ブダペスト国立工芸美術館のコレクションからエミール・ガレ、ルイス・カンフォート・ティファニーらの名品とともに、ジョルナイ陶磁器製造所などで制作されたハンガリーを代表する作品群を含めて約170件(約200点)をご紹介いたします。

[ 詳細 : パナソニック 汐留美術館  日時指定予約サイト