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【展覧会】 ggg ギャラリー企画展 ― Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展

20170721143723_00001 20170721143723_00002ギンザ・グラフィック・ギャラリー第361回企画展
Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展
2017年08月07日[月]-09月16日[土]
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パリを拠点に活動を続けるフィリップ・アペロワ。
オルセー美術館やルーヴル美術館をはじめとする数々の文化施設の仕事を手がけるほか、現代のフランスを代表するグラフィックデザイナーとして国際的に活動の場を拡げています。
モダニズムに大いなる刺激を受け、また絵画、パフォーミングアート、そして文学をこよなく愛するフィリップ・アペロワの作品を特徴づけるのが、リズミカルで大胆なタイポグラフィです。平面であるポスターの中で、立体的な文字が躍り、ストーリーが立ち上がり、情感豊かに訴えかけてきます。
近年、積極的に取り入れている映像手法により表現されるタイプデザインやロゴは、ゆえにごく自然に動きを与えられ、あくまでも軽やかに、まるでダンスを踊るかのように画面の中を跳び回ります。

 
2013年にフランスのパリ装飾美術館にて大回顧展「Typorama」を開催。2015年にはオランダ アムステルダムのステデリック・ミュージアムにてタイポグラフィックなポスターに焦点をあてた個展「Using Type」開催。そして2017年、満を持してのgggでの展覧会となります。
本展ではアペロワの意欲的な最新作・近作にフォーカスします。イッセイ ミヤケ パルファムの香水 L’Eau d’Issey、L’Eau d’Issey Pour Homme の2017年サマーフレグランスとホリデーコフレのパッケージデザインは、「Typography & Landscape (タイポグラフィ&風景)」をテーマにアプローチ。特徴的なボトルのシルエットを象った L’Eau d’Issey フォントは、同プロジェクトのために一からデザインされました。アペロワ流タイポグラフィによって新たな L’Eau d’Issey の世界が立ち上がります。
また最新作にして新たな挑戦であるセーブル焼磁器のほか、エルメスのロラン・バルト生誕100周年記念スカーフ、ダイナミックなポスターの数々、ポップさの裏で厳密に設計されたフォントやロゴなどを紹介します。
フィリップ・アペロワの実力と魅力を存分に体験できる場となるでしょう。

【 詳細情報 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー