タグ別アーカイブ: 台東区立一葉記念館

【展覧会】一葉記念館|生誕150年記念特別展「一葉の真筆」|’22年3月19日-5月8日

一葉A 一葉B

一葉記念館
生誕150年記念特別展「一葉の真筆」
会  期  2022年3月19日[土]-5月8日[日]
開館時間  午前9時-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)
入  館  料  大 人 300円、小中高生 100円
所  在  地  台東区立一葉記念館
      東京都台東区竜泉3丁目18番4号 TEL 03-3873-0004
──────────────
令和4年(2022)、樋口一葉は生誕150年を迎えます。一葉は、明治5年(1872年・旧暦3月25日)現在の5月2日に生まれました。
幼いころから読書好きの聡明な少女で、14歳から歌塾「萩の舎」で、和歌や古典を学びますが、やがて兄、父を相次いで亡くし、17歳で戸主となりました。
困窮のなか、家族の生活を支えるために小説を書き、「大つごもり」、「たけくらべ」、「にごりえ」、「十三夜」、「わかれ道」など多くの名作を発表しましたが、明治29年(1896)11月23日、肺結核のため 24 歳 6 か月 の短い生涯を閉じました。

本展では、当館が所蔵する一葉自らがしたためた資料を展示いたします。自筆の資料は、小説や随筆の未定稿、和歌の短冊・歌稿・詠草、はがきや手紙などの書簡、さらに借金の証文や商いの仕入帳までさまざまです。千蔭流の書を学んだ流麗な筆文字だけでなく、小説の推敲の跡や、手紙の行間ににじむ思いなど、一葉の生きた証をご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 台東区立一葉記念館

【展覧会】台東区立一葉記念館 下谷龍泉寺町転居125年記念企画展 「ゆく雲」の世界と一葉の紡いだ手紙 ~ 一葉名作シリーズPart.5 ~ 4月24日-6月24日 終了企画

20180326181445_00003 20180326181445_00004台東区立一葉記念館
下谷龍泉寺町転居125年記念企画展

「ゆく雲」の世界と一葉の紡いだ手紙
~ 一葉名作シリーズPart.5 ~ 開催のお知らせ
会  期  平成30年4月24日[火]-6月24日[日]

会  場  台東区立 一葉記念館 第2展示室
開館時間     午前9時-午後4時30分(入館は午後4時まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
      * 4月30日[月]は祝日の振替休日のため開館、5月1日[火]は休館
入  館  料  個人/大人 300円、小中高生 100円
主  催  公益財団法人 台東区芸術文化財団
──────────
「たけくらべ」「うもれ木」「にごりえ」「別れ霜」と樋口一葉の名作に注目した展示を行い、好評を得ている一葉記念館の特別展・企画展のシリーズ第5弾として、平成30年度の企画展では「ゆく雲」を紹介します。
「ゆく雲」は、明治28年5月5日に雑誌『太陽』に掲載された作品で、一葉と当時の一流出版社博文館とのつながりができた記念すべき作品です。樋口一葉の代表作が次々と世に広められた明治27年12月から29年1月までの期間は「奇蹟の14ヵ月」と呼ばれていますが、「ゆく雲」はこの期間に博文館の大橋乙羽の依頼を受けて執筆された珠玉の名作の一つです。

本展では、「ゆく雲」の作中で重要な意味を持っている「手紙」を手がかりに、明治期の女性たちにとっては欠かせないコミュニケーションツールであった「手紙」について触れていきます。一葉の生前に発行された唯一の著作で、手紙に関する大仕事の一つとなった『日用百科全書第12編・通俗書簡文』(博文館刊)は、当時、女性が手紙を出す際のお手本として親しまれ、重宝されました。「通俗書簡文」で一葉が例示した手紙の文章や、その一方で一葉自身が実際に友人・知人宛にしたためた手紙の数々を鑑賞し、一葉自身が手紙をどのようなものとして捉え、そこにどのような想いを込めていたのか、「ゆく雲」の作品世界と併せてお楽しみください。

【詳細: 台東区立一葉記念館