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【展覧会】台東区立書道博物館|企画展 中村不折コレクション|抵抗と恭順 ─ 激動の明末清初 ─|’22年11月1日-’23年1月22日|会期終了

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台東区立書道博物館
企画展 中村不折コレクション
抵抗と恭順 ── 激動の明末清初 ──
会  期  2022年11月1日[火]- 2023年1月22日[日]
      会期中、一部展示替えがあります。
        前  期  11月1日[火]-12月11日[日]
        後  期  12月13日[火]- 1月22日[日]
会  場  台東区立書道博物館
      110-0003 台東区根岸2丁目10番4号 電話 03-3872-2645
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日、12月29日[木]-1月3日[火]、1月10日[火]
      * ただし1月9日[月・祝]は開館。
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17世紀の明時代末は、政治経済が混乱を極め、各地で農民による反乱が起きていました。農民反乱の指導者であった李自成は北京を陥落させ、明王朝は終焉を迎えます。一方、満洲地方では女真族が 後金 を建国し、国号を 清 とあらためました。清は李自成軍を駆逐し、満洲族による清王朝が確立します。
満洲族に支配権を奪われた明の遺民たちは、清王朝に抵抗するか、恭順するか、苦渋の選択を強いられました。波乱に満ちた当時の状況は書の作品にも反映され、胸中の激情を吐露したかのような特異な表現が見られます。
2007年、東京国立博物館と同館において「抵抗と恭順 一 明未清初の書人たち ー」を開催しました。再び、明末清初をテーマに東京国立博物館と時期を合わせて開催いたします。上野の山とその麓で繰り広げられる激動の明未清初の世界をご堪能ください。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立書道博物館 ]

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東京国立博物館
東洋館 4 階 8 室
中国の絵画・書跡・文人の書斎 明末清初の書画
会  期  2022年11月15日[火]- 2023年1月29日[日]

SPECIAL_LARGE_6810草書五言律詩軸 傅山筆 中国 清時代・17世紀
[展示期間:2022年12月20日[火]- ]
東京国立博物館 東洋館ウエブサイトゟ

明末清初(みんまつしんしょ 17世紀前後)は、漢民族が統治する 明(1368-1644)から、満州族による 清(1616-1912)へと王朝が交替した激動の時代です。
明朝に仕えた漢民族の知識人は、王朝の滅亡に際して、自らの立場の選択を迫られました。明と運命をともにして殉じた烈士(れっし)、清には仕えずに抵抗の姿勢を貫き、明への忠節を尽くした遺民(いみん)、清に降伏して、明清両朝に仕えた弐臣(じしん)。彼らは不安定な社会情勢のなか、それぞれの立場で葛藤を抱えながら、強烈な個性を発揮した優れた書画作品に、想いを昇華させました。つまり、清朝初期においても、主な文化の担い手は、漢民族の知識人だったのです。

また、金箋(きんせん)などの紙や、絖(ぬめ)などの滑らかで光沢のある絹織物の使用、縦長の大きな長条幅(ちょうじょうふく)や、扇面(せんめん)などの画面形式の流行もこの時期の特徴です。明末清初の書画には、古典の様式をふまえながらも、こうした材質、形式を効果的に活かした、新奇な作風を築いたものが少なくありません。ここでは、行草書や山水図の作例を中心に展示し、明末清初の文化を彩る個性的な書画とその作者を紹介します。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立書道博物館 ] [ 詳 細 : 東京国立博物館 東洋館  第8室

【展覧会】東京国立博物館|清朝書画コレクションの諸相 ― 高島槐安収集品を中心に ―|2021年1月2日-2月28日|事前予約制 終了

20210113191316_00001 20210113191316_00002 20210113191316_00003東京国立博物館
清朝書画コレクションの諸相 ― 高島槐安収集品を中心に ―
会  期  2021年1月2日[ 土]-2021年2月28日[日]
会  場  東京国立博物館 東洋館 第 8 室
開館時間  9:30-17:00(入館は閉館の30分前まで)
観  覧  料  一般 1000円/大学生 500円
予約詳細  本展は「COVID – 19」感染予防のため事前予約制での開催です → 詳 細
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毎年開催している台東区立書道博物館との連携企画第18弾として、今年度は中国書画のコレクションをテーマに展示します。
台東区立書道博物館で中村不折、当館で高島槐安の収集品に焦点をあて、作品にみられる題跋や鑑蔵印等から、清時代から中華民国時代にかけて形成された官・民の書画コレクションの系譜をたどるとともに、それらを受け継ぐ両コレクションの特色を紹介します。

本展示は「COVID – 19」感染予防のため「事前予約制」で開催されます。
日時指定予約は、こちら から →
[ 詳細 : 東京国立博物館

☆ 同時開催が予定されていた 台東区立書道博物館 は「COVID – 19」緊急事態宣言終了までの休館が広報されています。

【展覧会】東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画|生誕550年記念 特別展|文徴明とその時代 ─ 天下の書法、蘇州に帰す!|東京国立博物館 東洋館 8 室|書道博物館|

bunchomei01 bunchomei02東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画
生誕550年記念 特別展
文徴明とその時代 ── 天下の書法、蘇州に帰す!
◉ 東京国立博物館 東洋館 8 室
会  期  2020年1月2日[木]-3月1日[日]
休  館  日  月曜日、1月14日[火]、2月25日[火]
      * 1月13日[月・祝]、2月24日[月・祝]は開館
観  覧  料  一般 620円、大学生 410円
◉ 台東区立書道博物館
会  期  2020年1月4日[土]-3月1日[日]
休  館  日  月曜日、1月14日[火]、2月25日[火]
      * 1月13日[月・祝]、2月24日[月・祝]は開館
観  覧  料  一般・大学生 500円、高・中・小大学生 250円
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明時代の中期に活躍した文徴明(1470-1559)は、蘇州における芸苑の領袖として君臨し、90歳の長寿を全うしました。 文徴明の子や甥も書画を善くしたことから、文一族は後世にも多大な影響を与えました。海を隔てた日本も例外ではなく、江戸時代においても一世を風靡しました。
2020年は、文徴明の生誕550年にあたります。17回目を迎える 東京国立博物館・台東区立書道博物館 連携企画では、国内に現存する文徴明や同時代に活躍した書画に焦点をあて、文徴明の魅力に迫るとともに、後世に与えた影響を紹介します。

[ 詳細: 東京国立博物館   東京国立博物館 東洋館 台東区立書道博物館