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【展覧会】司馬遼太郎記念館|企画展「『胡蝶の夢』―― 近代医学を拓いたひとびと」||’21年11月2日-’22年5月15日

pos211101司馬遼太郎記念館
企画展「『胡蝶の夢』―― 近代医学を拓いたひとびと」
開催期間  2021年11月2日[火]-2022年5月15日[日]
場  所  司馬遼太郎記念館 地下展示場
      577-0803 大阪府東大阪市下小阪3丁目11番18号
      TEL 06ー6726-3860  FAX 06-6726-3856
開館時間  10:00-17:00(入館受付は16:30まで)
休  館  日  毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、
入  館  料  大 人 500円、高・中学生 300円、小学生 200円
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蘭学という近代医学の黎明期を通して幕末を見据えた長編小説『胡蝶の夢』。オランダの軍医・ポンペに師事した幕府の奥医師・松本良順、関寛斎、大坂では緒方洪庵が適塾を開く。貴賤貧富を顧みず病者のみをみよ、というポンペや洪庵の思いとともに、その活動から社会はどんな影響を受けたのか。コロナ禍にあって日々活動されている医療従事者の姿と重なったことから、今回の企画展を考えました。

展示では『胡蝶の夢』の引用文とともに、登場人物の関係を紹介しつつ、日本における蘭学の流れを図式と写真で展開。松本良順に師事した語学の天才、島倉伊之助(司馬凌海)が見つめていた世界地図「新訂坤輿(こんよ)略全図」、コレラの治療に当たった緒方洪庵が著した『虎狼痢治準』(複製)、司馬遼太郎の自筆原稿、色紙などを展示します。

【おもな展示資料】
・司馬遼太郎自筆色紙「胡蝶の夢」
・『胡蝶の夢』参考資料(司馬遼太郎所蔵)初公開
・司馬遼太郎自筆原稿
  第1回「恋が浦」(一)/第106回「順天堂」(十一) 初公開
・司馬遼太郎が執筆の際参考にした地図  初公開
  「下谷絵図」嘉永4(1851)年 文久2(1862)年改正
・「新訂坤輿略全図」嘉永5(1852)年 柴田収蔵作 初公開
・「扶氏医戒之略(ふしいかいのりゃく)」緒方洪庵筆(複製)
・『虎狼痢治準』(複製) 緒方洪庵著 など

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 司馬遼太郎記念館