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【展覧会】兵庫県立美術館|コレクション展Ⅲ|生誕180年記念 呉昌碩の世界─海上派と西泠名家─|’24年1月13日-4月7日|終了

兵庫県立美術館2月小企画

兵庫県立美術館
コレクション展Ⅲ 生誕180年記念
呉昌碩の世界 ─── 海上派と西泠名家 ───
会  期  2024年1月13日[土]-4月7日[日]
         前期展示:1月13日 [土] - 2月25日 [日]
         後期展示:2月27日 [火] - 4月 7 日 [日]    * 前後期で作品を展示替えいたします
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 入場は閉館30分前まで
会  場  兵庫県立美術館 常設展示室 6
      〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内) TEL: 078-262-1011
観覧料金  個人/当日 [2023年度コレクション展Ⅲ全室共通]
      一 般 500円、大学生 400円、70歳以上 250円、高校生以下 無料
      * 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
      本展は国立博物館収蔵品貸与促進事業の支援を受けて実施しています
主  催  兵庫県立美術館
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清末から中華民国時代に活躍した呉 昌碩(ご しょうけん 1844-1927)は、「清朝最後の文人」といわれています。生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。古拙な味わいを内包した運筆は一世を風靡し、現代にいたるまで人気を博しています。生誕180年を機に開催する本展では、呉昌碩の名品を中心に、その師友や子息、また交流のあった海上派の芸術家たち、呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王禔とこれに続く諸名家の作品を展示します。
兵庫県立美術館は、近年、書家・篆刻家の梅舒適(1916-2008)が収集した中国文物(梅舒適コレクション)を受贈しました。呉昌碩の熱烈な愛好者であった梅舒適は、100点を超える書・画・篆刻作品を手中に収め、その多彩なコレクションは国内外に知られています。また西泠印社名誉副社長を務めた梅舒適と現代の西泠名家との交友を伝える作品は、中国近代美術史のみならず日中文化交流史を検討するうえでも重要な意義を持つと考えます。
呉昌碩ならびに親交のあった文人・書画家たち、作品に影響を受けた次世代の作家を紹介することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。

※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。
  混雑時は入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館   呉昌碩生誕180年記念事業特設サイト

【展覧会】 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画 呉昌碩とその時代 ─ 苦鉄没後90年 ─ 開催中 3月初旬まで

20171213204841_00003 20171213204841_00004呉 昌碩うら東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 連携企画
呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―

清時代の末期から中華民国の初期にかけて、書・画・印に妙腕をふるった呉昌碩(1844-1927)は、300年近く存続した清王朝の悼尾を飾る文人として知られています。

 呉昌碩は終生にわたって紀元前5世紀ごろの古代文字である石鼓文(せっこぶん)の臨書に励み、その風韻を書・画・印に結実させました。不器用なまでの重厚な運筆の中にも、キラリと光る輝きを秘めた作風は多くの人々を魅了し、日本にも熱烈な愛好者がいます。

今年度は呉昌碩の没後90年にあたります。このたび15回目を迎える東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画では、呉昌碩の若き模索時代から最晩年までの作品を概観し、その業績を顕彰します。

また4年ぶりに台東区立朝倉彫塑館を加えた3館のスペシャル企画として、呉昌碩と日本との交流にも焦点をあて、実は意外に身近な存在であった呉昌碩像を浮き彫りにします。在世中から内外で高い評価を博した呉昌碩の魅力を、台東区内で近接する3館で存分にお楽しみください。
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* 東京国立博物館・台東区立書道博物館・朝倉彫塑館 三館共同企画ですが、開始日・展示内容・展示替え日・終了日が各館でことなります。
* リンク先で十分開催日時、展示内容を確認の上ご参観ください。
東京国立博物館  アジアギャラリー 東洋館第八室
台東区立書道博物館
  ☆ 後期展示開始:2月11日まで蘇軾「行書李白仙詩巻」(重文)を公開中!
台東区立朝倉彫塑館
☆ 初出:2017年12月13日