タグ別アーカイブ: 国立新美術館

【展覧会】国立新美術館|マティス 自由なフォルム|’24年2月14日-5月27日

国立新美マチス展

国立新美術館
マティス 自由なフォルム
会  期  2024年2月14日[水]- 5月27日[月]
休  館  日  毎週火曜日 * ただし4月30日[火]は開館
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場はいずれも閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室2E
      〠 106-8558 東京都港区六本木7-22-2
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  当日 2,200円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生)
      前売 2,000円(一般)、1,200円(大学生)、 800円(高校生)
      * 中学生以下は入場無料。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  国立新美術館、ニース市マティス美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
──────────────────────
20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。自然に忠実な色彩から解放された大胆な表現が特徴のフォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現します。後半生の大半を過ごすこととなるニースではアトリエで様々なモデルやオブジェを精力的に描く一方で、マティスは色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組みます。
本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介するものです。なかでも切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品です。
本展ではさらに、マティスが最晩年にその建設に取り組んだ、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目し、建築から室内装飾、祭服に至るまで、マティスの至高の芸術を紹介いたします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立新美術館  本展特設サイト  

【展覧会】国立新美術館|テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ |’23年7月12日-10月2日|終了

20230912185755_00025

国立新美術館
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
会  期  2023年7月12日[水]- 10月 2日[月]
休  館  日  毎週火曜日休館
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで
      * 9/25[月]、9/27[水]、9/28[木]、10/1[日]は20:00まで
      * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室2E
      106-8558 東京都港区六本木7-22-2
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  当日 2,200円(一般)、1,400円(大学生)、1,000円(高校生)
      前売 2,000円(一般)、1,200円(大学生)、   800円(高校生)
      * 中学生以下は入場無料。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  国立新美術館、テート美術館、日本経済新聞社、
      テレビ東京、BSテレビ東京、TBS、BS-TBS
──────────────────────20230912185755_00038 20230912185755_00026◆ 国立新美術館|テート美術館展  光 ―ターナー、印象派から現代へ|’23年7月12日-10月2日 ◆

本展は、英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。
「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーや、風景画の名手ジョン・コンスタブルといった、英国近代美術史を彩る重要な画家たちの創作、クロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、モホイ=ナジ・ラースローの映像作品や、バウハウスの写真家たちによる光を使った実験の成果、さらにブリジット・ライリー、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソン等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験にまで目を向けます。

本展では、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するような、これまでにない会場構成を行います。絵画、写真、素描、キネティック・アート、インスタレーション、さらに映像等の多様な作品を通じ、様々なアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのかを検証します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立新美術館  本展特設サイト  ]

【展覧会】国立新美術館|白日会創立百周年記念展|’24年3月21日-4月1日|

20240327164541_00001 20240327164541_00002

国立新美術館
白日会創立百周年記念展
会  期  令和6年(2024)3月21日[木]-4月1日[月]
休  館  日  3月26日[火]
時  間  10:00 - 18:00 * 最終日は 15:00 閉場
会  場  国立新美術館 2F 2A・2B・2C・2D展示室
      〠 106-0032 東京都港区六本木7-22-2
      TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
      TEL:03-6812-9921(公募展案内ダイヤル・会期中)
入  場  料  一 般 1000円 大学生以下:無料
      * 学生証をご提示ください。障害者手帳提示の方、付き添いの方1名まで無料
──────────────────────
特別陳列 ― 白日会百年の軌跡 ―
生誕150年を迎える中澤弘光を始めとする創立会員と、その後当会において大きな役割を果たした重要会員の作品群約60余点を集めて一堂に陳列いたします。
世界的な激動期であった大正昭和の社会情勢と美術文化の中で、絵画と彫刻の研究団体として誕生し成長し続けた白日会、その現在にも連なる創立の精神の歩みをご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立新美術館  白日会サイト

【展覧会】国立新美術館|大巻伸嗣 真空のゆらぎ Interface of Being|’23年11月1日-12月25日|終了

20231024183009_00011 20231024183009_00012

国立新美術館
大巻伸嗣 真空のゆらぎ Interface of Being
会  期  2023年11月1日[水]- 12月25日[月]
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は 20:00 まで  * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室 2E
      106-8558 東京都港区六本木7-22-2
観  覧  料  無 料
主  催  国立新美術館、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
──────────────────────
大巻伸嗣(1971年岐阜県生、神奈川県在住)は、「存在するとはいかなることか」という問いを掲げ、身体の感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションを創り出してきた現代美術家です。大巻はそうしたスケールの大きな創作を、日本はもとより、アジアやヨーロッパなど世界各国で発表し、高い評価を得てきました。また地域を活性化するアート・プロジェクトから舞台芸術まで、多くの人々と協働して空間を変容させるさまざまな現場でも比類のない資質を発揮しています。

大巻の空間に包み込まれた私たちは、この世界における我が身の存在に、新たな視点を投げかけることになります。空間に痕跡を残すことで自らの身体を実感し、また、闇に包まれたり、強烈な光に照らされたりすることで、身体だけでなく、意識や感覚に、内省的に向き合うことを促されるのです。
大巻は、現代社会がどのような歴史を経て今に至り、現在どのような問題を抱えているかを深く考察し、それをもとにインスタレーションの着想を得てきました。また、光と闇を重要な要素とする大巻の空間は、太陽のリズムとともに在るこの世界を象徴するかのような始原的な感覚を湛えています。この始原性とも関わるのが、大巻が好んで用いてきた繊細かつ濃厚な装飾的な造形です。人間は、自然を抽象化した文様を身近なものとすることで、自然に寄り添って生きてきたからです。大巻のインスタレーションは、現代社会に対する優れた批評である一方、人間に普遍的にそなわる根源的な造形志向を色濃く反映しているのです。

本展覧会は、国立新美術館で最大の、天井高 8 m、2000 m² にも及ぶ展示室をダイナミックに使って開催されます。この広大な空間でなければ展示できないインスタレーションは、観客の身体的な感覚と強く響き合い、細分化した世界に生きる私たちが失った総合的な生の感覚を喚起することでしょう。
展示には、映像や音響、そして詩も用いられるほか、会場内でのパフォーマンスも予定されています。大巻が創り出す、現代の総合芸術をお楽しみいただければ幸いです。

< 作家プロフィール >
大巻伸嗣   おおまき しんじ
1971年岐阜県生まれ。現在、神奈川県を拠点に制作。「存在」とは何かをテーマに大巻は、環境や他者といった外界、記憶や意識などの内界、そしてその境界にある身体の問題を探求してきました。大巻が生み出した空間で私たちは、外界と内界の相互作用や、時間と空間におけるその揺らぎを、身体的な感覚とともに多義的に経験します。
近年の主な個展に、「The Depth of Light」(2023年、A4 美術館、成都)、「地平線のゆくえ」(2023年、弘前れんが倉庫美術館)、「存在のざわめき」(2020年、関渡美術館、台北)、「存在の証明」(2012年、箱根彫刻の森美術館)など。「あいちトリエンナーレ」(2016年、愛知)ほか国内外の数多くの国際展にも参加してきた大巻は、近年、「Rain」(2023年、愛知県芸術劇場/新国立劇場)などの舞台芸術でも活躍しています。

※ 本展は事前予約不要です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立新美術館 ]
いまさらながら < 国立新美術館について >
国立新美術館は、芸術を介した相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与することを使命に、2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館しました。以来、コレクションを持たない代わりに、人々がさまざまな芸術表現を体験し、学び、多様な価値観を認め合うことができるアートセンターとして活動しています。

【展覧会】国立新美術館|イヴ・サンローラン展|時を超えるスタイル|’23年9月20日ー12月11日|

20231017174205_00011 20231017174205_00012

国立新美術館
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the style
会  期  2023年9月20日[水]ー 12月11日[月] * 毎週火曜日休館
開館時間  10:00 - 18:00
      * 毎週金・土曜日は 20:00 まで * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室 1E
      106-8558 東京都港区六本木7-22-2 https://www.nact.jp
                   問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料 (税込)一 般 2,300円、大学生 1,500円、高校生 900円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  イヴ・サンローラン美術館パリ
主  催  国立新美術館、産経新聞社、TBS、ソニー・ミュージックエンタテインメント
──────────────────────
「モードの帝王」没後日本で初の大回顧展開催!
イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールのデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらしました。
本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展です。わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真を含む262点によって、12章構成で余すところなくご紹介いたします。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近でご堪能いただける大変貴重な機会となります。

※ 本展は事前予約不要です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立新美術館 

【展覧会】国立新美術館|国立新美術館開館15周年記念|李 禹煥|’22年8月10日-11月7日

20220614140036_00001 20220614140036_00002

国立新美術館
国立新美術館開館15周年記念
李 禹煥
開催期間  2022年8月10日[水]-11月7日[月]

休  館  日  毎週火曜日休館
開館時間  10:00-18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室 1E  106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主  催  国立新美術館、朝日新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
──────────────
国立新美術館では開館15周年を記念して、国際的にも大きな注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李 禹煥(リ・ウファン、1936年生)の、東京では初めてとなる大規模な回顧展を開催します。
東洋と西洋のさまざまな思想や文学を貪欲に吸収した李は、1960年代から現代美術に関心を深め、60年代後半に入って本格的に制作を開始しました。視覚の不確かさを乗り越えようとした李は、自然や人工の素材を節制の姿勢で組み合わせ提示する「もの派」と呼ばれる動向を牽引しました。また、すべては相互関係のもとにあるという世界観を、視覚芸術だけでなく、著述においても展開しました。

李の作品は、芸術をイメージや主題、意味の世界から解放し、ものともの、ものと人との関係を問いかけます。それは、世界のすべてが共時的に存在し、相互に関連しあっていることの証なのです。奇しくも私たちは、新型コロナウィルスの脅威に晒され、人間中心主義の世界観に変更を迫られています。李の思想と実践は、未曾有の危機を脱するための啓示に満ちた導きでもあります。
本展では、「もの派」にいたる前の、視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた<関係項>シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会します。また李の創造の軌跡をたどる過去の作品とともに、新たな境地を示す新作も出品される予定です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 国立新美術館

【展覧会】国立新美術館|メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年|’22年2月9日-5月30日

国立新美術館
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
会  期  2022年2月9日[水]-5月30日[月]
休  館  日  毎週火曜日休館  * ただし5月3日[火・祝]は開館
開館時間  10:00-18:00
      * 毎週金・土曜日は20:00まで * 入場は閉館の30分前まで
会  場  国立新美術館 企画展示室1E
      106-8558 東京都港区六本木7-22-2
観  覧  料  一 般 2,100円、大学生 1,400円、高校生 1,000円、中学生以下は入場無料。
主  催  国立新美術館、メトロポリタン美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、
BSテレビ東京、TBS、BS-TBS

──────────────
1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。
本展では、同館を構成する 17 部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約 2500 点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画 65 点(うち 46 点は日本初公開)を展覧します。15 世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の 500 年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。

フラ・アンジェリコ、ラファエロ、クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、 フェルメール、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、ヴァトー、ブーシェ、そしてゴヤ、ターナー、クールベ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌまで、時代順に 3 章構成でご紹介します。メトロポリタン美術館が誇る至高の名画を、ぜひご堪能ください。

[ 詳細 : 国立新美術館  特設 URL

【展覧会】国立新美術館|令和元年度 第43回|東京五美術大学 連合卒業・修了制作展|東京造形大学 日本大学藝術学部 武蔵野美術大学 多摩美術大学 女子美術大学|2月20日-3月1日

20200218163916_0000220200218163916_00003令和元年度 第43回
東京五美術大学 連合卒業・修了制作展
東京造形大学  日本大学藝術学部  武蔵野美術大学  多摩美術大学  女子美術大学
会  期  2020年2月20日[木]-3月1日[日]
入場無料 * 2月25日[火]は休館
時  間  10:00-18:00(入場は17:30分まで)
会  場  国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
問  合  せ  女子美術大学学生支援センター tel . 042-778-6614
──────────────
【関連イベント】
20200218163916_00001

【展覧会】 国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-

安藤忠雄01 安藤展02国立新美術館開館10周年
安藤忠雄展-挑戦-
会       期 : 2017年9月27日[水]-12月18日[月]
休  館  日 : 毎週火曜日
開館時間 : 10:00-18:00 金曜日・土曜日は20:00まで

* 9月30日[土]、10月1日[日]は22:00まで
* 入場は閉館の30分前まで
会       場 : 国立新美術館 [東京・六本木] 企画展示室1E + 野外展示場
──────────
元プロボクサー、独学で建築を学ぶ-という異色の経歴で知られる建築家 安藤忠雄(1941-)は、1969年より「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を次々と世に送り出してきました。
1990年代以降はその活躍の舞台を世界に広げ、アジア・ヨーロッパ・アメリカなど各国で、意欲的な作品を実現させています。その一方でさらに、建築という枠組みを超えた環境再生や震災復興といった社会活動にも、果敢な取り組みを見せています。

本展では、この稀代の建築家が、いかに生きて、いかに創り、今またどこに向かおうとしているのか-その壮大な挑戦の軌跡と未来への展望を「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つのセクションに分けて紹介します。
模型やスケッチ、ドローイングなど、総計200点余りの設計資料が展示される空間デザインは、安藤忠雄自身の手によるものです。会場を訪れる人は、その空間を巡る中で建築家が歩んできた道程を追体験し、建築という文化の豊かさと、その無限の可能性を再確認することでしょう。

【 詳細情報 : 国立新美術館  特設URL 】

【展覧会】 国立新美術館 「ジャコメッティ展」 6月14日-9月4日

ジャコメッティ展国立新美術館開館10周年
ジャコメッティ展
2017年6月14日[水]-9月4日[月]
──────────
スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。
アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイルの創出へと歩み出しました。

それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。

その特異な造形が実存主義や現象学の文脈でも評価されたことは、彼の彫刻が同時代の精神に呼応した証だといえましょう。またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918-1989)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。

本展覧会は、南フランスにあるマーグ財団美術館のコレクションを中心としたジャコメッティの大回顧展です。 この稀代の彫刻家の作品を数多く所蔵するマーグ財団美術館は、パリとチューリヒのジャコメッティ財団と並んで、世界三大ジャコメッティ・コレクションの一角を占めています。
本展覧会には、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションのご協力も仰ぎつつ、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、約135点が出品される予定です。
国立新美術館  展覧会ホームページ : http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/

【展覧会】 国立新美術館 『東京五美術大学連合 卒業・修了制作展』 2月23日-3月5日 主催:東京五美術大学/武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部

20170227142018_00008 20170227142018_00009
平成28年度第40回 東京五美術大学連合 卒業・修了制作展

◯ 主 催:東京五美術大学(武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部)
◯ 日 時:2月23日[木]-3月5日[日] 2月28日[火]は休館
10:00-18:00(入場は17:30まで)
◯ 会 場:国立新美術館
展示室1A・1B・1C・1D・2A・2B・2C・2D・野外展示場A・B・C
作品ジャンル/日本画・油絵・版画・彫刻
◯ 料 金:無 料 

【展覧会】 草間彌生-わが永遠の魂 国立新美術館

20170206151525_00001 20170206151525_00002国立新美術館開館10周年 草間彌生 わが永遠の魂

会   期  2017年2月22日(水)-5月22日(月)
休 館 日   毎週火曜日  ※5月2日(火)は開館
開館時間  10:00-18:00  金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
※4月29日(土)-5月7日(日)は毎日20:00まで開館
会   場  国立新美術館  企画展示室 1 E 【東京・六本木】
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2  http://www.nact.jp/
主   催  国立新美術館、朝日新聞社、テレビ朝日
──────────
草間彌生 紹介
前衛芸術家、小説家。1929年長野県松本市生まれ。
幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作。
1957年単身渡米、前衛芸術家としての地位を築く。 1973年活動拠点を東京に移す。
1993年ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展。2001年朝日賞。2009年文化功労者、「わが永遠の魂」シリーズ制作開始。2011年テート・モダン、ポンピドゥ・センターなど欧米4都市巡回展開始。2012年国内10都市巡回展開始、ルイ・ヴィトンとのコラボレーション・アイテム発売。2013年中南米、アジア巡回展開始。
2014年世界で最も人気のあるアーティスト(『アート・ニュースペーパー』紙)。
2015年北欧各国での巡回展開始。
2016年世界で最も影響力がある100人(『タイム』誌)。
2016年文化勲章受章。
──────────
草間彌生

このたび、六本木の国立新美術館で私の展覧会をすることになり、大変光栄に思っております。みなさんに私の作品に興味を持って頂けたらうれしいです。
私はみなさん一人ひとりに、強い芸術のメッセージを伝えたいと思っております。作品に込めた、私の心の底からの祈りを受け取って欲しいです。 ご来場を心よりお待ち致しております。

【展覧会予告】 国立新美術館 2017年春、最高のミュシャに出会う/チェコ国外世界初公開・超大作《スラヴ叙事詩》全20作

20170206151525_00004 20170206151525_00003 20170206151525_00005 展覧会概要

国立新美術館(東京・六本木)では、2017年3月8日(水)から6月5日(月)まで、「ミュシャ展」(主催:国立新美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社ほか)を開催いたします。

2017年は日本とチェコが国交を回復してから記念すべき60周年を迎える年にあたります。
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のひとり、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音ムハ※、1860-1939)は、オーストリア=ハンガリー帝国領モラヴィア(現チェコ)に生まれ、ウィーンやミュンヘンを経て、27歳でパリに渡り絵を学びました。
なかなか才能を発揮する機会に恵まれなかったミュシャは、34歳の時に、女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手がけることになり、一夜にして成功をおさめます。以降、優美で装飾的な作風は多くの人を魅了し、時代の寵児として活躍しました。

美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかで洗練されたポスターや装飾パネルを手がける一方で、ミュシャは故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描きました。
その集大成が、50歳で故郷に戻り、晩年の17年間を捧げた画家渾身の作品《スラヴ叙事詩》(1911-1928年)です。およそ縦6メートル、横8メートルにも及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた20点の油彩画は、古代から近代にいたるスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す壮大なスペクタクルであるといえます。

本展はこの《スラヴ叙事詩》を、チェコ国外では世界で初めて、全20点まとめて公開するものです。プラハ市のために描かれ、1928年に寄贈された《スラヴ叙事詩》は、1960年代以降、モラヴィアのクルムロフ城にて夏期のみ公開されてはいたものの、ほとんど人の目に触れることはありませんでした。
その幻の傑作が、80年以上の時を経て2012年5月、ついにプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)にて全作品が公開されました。
そしてこのたび国立新美術館では、パリで活躍したミュシャが《スラヴ叙事詩》を描くにいたるまでの足跡を約100点の作品を通じて辿りつつ、これら幻の最高傑作の全貌を一挙、紹介します。

※パリでその名を広く知られるようになったため、日本では「ミュシャ」というフランス語の発音に基づく表記が用いられてきたが、本展ではチェコで制作された《スラヴ叙事詩》に関してはチェコ語の発音に基づき「ムハ」と表記する。

◎ 会  期
2017年3月8日[水]-6月5日[月]
毎週火曜日休館 ただし、5月2日[火]は開館 
◎ 開館時間
10:00-18:00
   ※金曜日は20:00まで
   ※4月29日[土]-5月7日[日]は20:00まで
   ※入場は閉館の30分前まで 
◎ 会  場
国立新美術館  企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

【 詳細 : 国立新美術館トップ  ミュシャ展URL 】