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【展覧会】夢二郷土美術館|本館企画展 竹久夢二と榛名|ー理想郷を求めた夢二ー|’23年9月12日-12月3日|終了

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夢二郷土美術館
本館企画展 竹久夢二と榛名ー理想郷を求めた夢二ー
会  期  2023年9月12日[火]-12月3日[日]
会  場  公益財団法人 両備文化振興財団 夢二郷土美術館 本館
703-8256 岡山県岡山市中区浜2丁目1−32 TEL 086-271-1000
開館時間   9:00-17:00(入館は16:30まで) * 初日のみ10時開館
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入  館  料  大 人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
主  催  公益財団法人 両備文化振興財団 夢二郷土美術館
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◆ 夢二郷土美術館|本館企画展 竹久夢二と榛名|ー理想郷を求めた夢二ー ◆
岡山出身の竹久夢二(1884-1934)は大正浪漫を代表する詩人画家としてだけでなく、本の装丁や日用品などのデザイナーとしての活躍も注目されています。生活の美を信念としていた夢二は、関東大震災後に訪れた大量生産の時代への変化に異を唱え、自らの理想を実現するため1930年に「榛名山美術研究所」設立の趣意書を発表します。
研究所の建設にと考えた群馬県榛名は、旅先で出会う風景や人々に影響を受けて創作していた夢二が特に思いを寄せ、何度も足を運びアトリエも設けた地です。榛名や伊香保には夢二の足跡や地元の人々との交流が伝わり、夢二が宿泊した旅館には夢二の作品や書簡等が遺されています。

群馬県以外では初公開となるこれらの貴重な作品と資料を、ふるさと岡山で特別公開し、夢二郷土美術館の所蔵作品とともに夢二の知られざる晩年の創作の日々と人々との交流を紐解きます。
あわせて今年100年の節目を迎えた関東大震災に、当時夢二が衝撃を受け、自らの足で震災の跡を見て回りスケッチして、都新聞の「東京災難画信」での連載や、雑誌にルポタージュを掲載するなど、活動の転機となった足跡を直筆の日記などとともに公開します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 夢二郷土美術館

【展覧会】夢二郷土美術館|本館企画展 夢二と大正時代の文学|’22年9月27日-12月4日

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夢二郷土美術館
本館企画展 夢二と大正時代の文学
会  期  2022年9月27日[火]-12月4日[日]
開館時間   9:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入  館  料  大 人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
主  催  公益財団法人 両備文化振興財団
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詩人画家・竹久夢二(1884-1934)が活躍した大正時代は、外国から入ってきた新しい文化と伝統的な日本文化が織りなす和洋折衷の時代でした。文学の世界でも、作家たちは南蛮趣味など異国の文物に関心を寄せたり、江戸文化に対する憧憬を作品で表現したりしました。
大正浪漫の旗手である夢二は、文芸誌や文学作品の装幀を数多く手がけ、作家たちとも親しく交流するなど文学と深いつながりがありました。異国や江戸の趣を感じられる作品も数多く制作しており、エキゾチックなモチーフの描写や歌舞伎などを題材とした江戸情緒あふれる芝居絵からは、夢二が持つ遠い世界への憧れが感じられます。
本展では「異国趣味」や「江戸趣味」を表現した夢二作品をご覧いただくとともに、夢二と同時代の文学者との交流にも焦点をあて、ブックデザインの世界でも活躍した夢二のデザイナーとしての仕事もご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 夢二郷土美術館

【展覧会】夢二郷土美術館|竹久夢二×マツオヒロミ ♥トキメキの大正浪漫♥/ー時間旅行ー|’22年7月6日-9月25日|

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夢二郷土美術館
竹久夢二×マツオヒロミ ♥トキメキの大正浪漫♥/ー時間旅行ー
会  期  本館:2022年7月6日[水]-9月25日[日]
      夢二生家記念館・少年山荘:2022年7月6日[水]-10月2日[日]
開館時間   9:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入  館  料       〈本館〉大 人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
     (限定ノベルティ付きチケット 大 人 1,300円、中高大学生 900円、小学生 800円)
      〈夢二生家記念館〉大 人 600円、中高大学生 250円、小学生 200円
     (限定ノベルティ付きチケット 大人 1,100円、中高大学生 750円、小学生 700円)
主  催  公益財団法人 両備文化振興財団 協力:新見美術館
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大正浪漫を代表する詩人画家・竹久夢二(1884-1934)の作品は、時代を越えて今もアーティストやデザイナーに大きな影響を与えています。岡山で活動するマツオヒロミ(1980-)もその一人で、こどもの頃に夢二の作品に出会ったことがきっかけでイラストレーターになり、夢二に影響を受けた女性像が人気を博し著作本の執筆、書籍の装画など活動の幅を広げています。この度、夢二郷土美術館 本館と夢二生家記念館・少年山荘で夢二とマツオヒロミの時空を超えたコラボレーションの展覧会を開催いたします。

本館ではマツオヒロミが選んだ夢二作品を多数展示し、マツオ氏の視点から紹介する夢二の魅力をお楽しみいただきます。「もしマツオヒロミが夢二の開店した港屋絵草紙店店主だったら」というコンセプトで夢二作品を展示するコーナーも。マツオヒロミ作品からは夢二の「セノオ楽譜〈蘭燈〉」からインスピレーションを受けて描き下ろした新作《FANTASIA》を含め、初公開作品を多数展示します。

瀬戸内市にある別館の夢二生家記念館・少年山荘では「竹久夢二×マツオヒロミ―時間旅行―」をテーマに企画展を開催。夢二が生まれ16歳まで過ごした築約250年の茅葺屋根の「夢二生家記念館」と夢二自ら設計したアトリエ兼住居を復元した「少年山荘」の空間の中で竹久夢二、マツオヒロミの作品を通して時空を旅するかのような体験をお楽しみください。マツオヒロミが本展のために特別に描き下ろした新作《青の思い出》も初公開します。

夢二郷土美術館(本館)と夢二生家記念館・少年山荘を周遊し、竹久夢二とマツオヒロミの大正浪漫でタイムレスなひと時をお過ごしください。

マツオヒロミ
岡山県在住の人気イラストレーター。書籍の装画などを手掛け、複数の美術館での企画展も開催。アーティスト・藤井風のグッズのイラストでも話題を集める。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳細 : 夢二郷土美術館

【展覧会】夢二郷土美術館|本館企画展「ユメジスタイル」|’ 21年6月8日-9月5日

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夢二郷土美術館
本館企画展「ユメジスタイル」
会  期  2021年6月8日[火]-9月5日[日]

会  場  夢二郷土美術館 本館 〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32 TEL:086-271-1000
開館時間  9:00-17:00(入館は16::30まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入  館  料  大 人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
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竹久夢二(1884-1934)は人々の日常を彩るデザインを数多く生み出しました。夢二の描く「夢二式美人」は多くの女性たちの憧れとなり、流行を敏感に取り入れデザインされたファッションを真似する人々も現れました。
また、夢二自ら東京日本橋に開店した「港屋絵草紙店」では自身がデザインした封筒や千代紙をはじめとする小物を販売しました。大阪に店を構えながら通信販売も行った「柳屋」の存在もあり、夢二のデザインは日本各地の人々の暮らしに浸透し心豊かな生活を提案しました。
「暮らしの中にある芸術」を追い求めた夢二の活動は、その後、マルチアーテイストの先駆けとして、ブックデザイン、イラストカット、楽譜の表紙絵などさまざまな商業美術分野に広がってゆきました。生涯持ち続けたデザインの仕事への情熱は、夢二の画家としてのスタイルに大きく影響しているのです。

本展では生活に彩りを添えた夢二デザインの数々や人々の「暮らし」を描いた肉筆作品をはじめ、夢二がデザインした封筒やポチ袋を成形する前段階にあたる木版画刷りの「刷本」の展示をお楽しみいただきます。
コロナ禍の今、生活の中の美を大切にする「ユメジスタイル」を取り入れて毎日を楽しんでみませんか。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 夢二郷土美術館 ]

【展覧会】夢二郷土美術館|本館企画展「大正ロマンと竹久夢二」|’ 21年3月9日-6月6日

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夢二郷土美術館
本館企画展「大正ロマンと竹久夢二」
会  期  2021年3月9日[火]-6月6日[日]
開館時間  9:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
      * ゴールデンウィーク中 4月27日[火]-5月9日[日]は休まず開館
入  館  料  大 人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
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明治17年に岡山に生まれた詩人画家・竹久夢二(1884-1934)。近代文化の一大変革期であった明治、大正を駆け抜けた彼の作品の数々は移り行く時代とともにあったといえます。
文明開化で異国の文化がもたらされ、都市部を中心に人々の生活スタイルが大きく変化した時代、夢二は18歳で文化の発信地東京へと飛び出し、絵画や演劇、詩歌などの新しい流行を目の当たりにします。そして夢二は詩を絵で描いたことで自らの表現方法を確立させ成功を収めてゆきます。
友人で画家、文筆家の有島生馬は夢二の没後、画業を振り返って次のように著しました。「センティメンタルな時代の感情や、風俗を夢二位よく後世に伝へ得る画人が他にあるであらうか。」

夢二が時代の変化を吸収し、自らの美的感覚で独自の表現に昇華させた美人画や夢二デザインの世界は、雑誌や木版画、楽譜の表紙など多方面で多くの人が触れる身近な芸術となりました。
そして令和の今日でも大正ロマンを代表するマルチアーティストとして広く愛されるとともに、現代のデザインや作品にも影響を与えています。

本展では肉筆作品やデザイン、版画などの他、当時の流行を発信した雑誌「婦人グラフ」で夢二が担当した全表紙を一挙公開し、時代をとらえた表現にせまります。大正時代が注目される今、大正ロマンを体現していたともいえる夢二作品の数々をご覧ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 夢二郷土美術館 ] 

【展覧会】夢二郷土美術館 企画展|松田基コレクションⅨ|夢二名品展・特別展示|夢二と同じ時代を生きた画家|’19年12月10日[火]-’20年3月8日

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松田基コレクションⅨ|夢二名品展・特別展示 夢二と同じ時代を生きた画家|
会  期  2019年12月10日[火]-2020年3月8日[日]
開館時間  9:00-17:00(入館は16:30まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、’19年12月28日[土]ー’20年1月1日[水]
入  館  料  大人 800円、中高大学生 400円、小学生 300円
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夢二郷土美術館の約3,000点に及ぶコレクションは当館の創設者で初代館長を務めた 松田 基-まつだ もとい-によって蒐集され、松田の信条であった「実業家として文化貢献こそが使命である」という考えに基づいて保存・公開されています。
松田は昭和26(1951)年に岡山出身である竹久夢二(1884-1934)の作品に出会い、同郷の夢二作品の里帰りを念じて蒐集をはじめ、夢二の故郷に美術館を創設しました。

本展では松田が特に好んだ作品を含め、本年生誕135年を迎えた夢二の多彩な画業をご紹介すると同時に、夢二と同時代に活躍した画家の作品を展示いたします。
日本の洋画界に大きな影響を与えた藤島武二やエコール・ド・パリの画家として知られる藤田嗣治、自然を愛し描き続けた熊谷守一など、コレクションの中から夢二以外の画家の作品が展示されるたいへん貴重な機会となります。

同時に8期目となる13名の「こども学芸員」が選んだ夢二作品を、こどもたちの瑞々しい感性と鋭い視点から書かれた手書きの解説とともにお楽しみください。
冬の特別展示としてトランプに興じる女性たちを描いた屏風《砂時計》、華やかな着物をまとった立ち姿が美しい《舞姫》を特別公開いたします。

[ 詳細: 夢二郷土美術館 ]

【展覧会】夢二郷土美術館本館|企画展「KAWAI のはじまり」|6月26日-9月24日

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夢二郷土美術館本館
企画展「KAWAI のはじまり」
開催期間  2018年6月26日[火]-9月24日[月・振休]
開館時間  9:00-17:00(入館は午後16:30まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日が休館)
入  館  料  大人 800円・中高大学生 400円・小学生 300円
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近年海外でもその意味を知られるようになった「Kawaii-カワイイ」ということば。その源流をたどってみると竹久夢二(1884-1934)にたどり着きます。
夢二は自身がデザインした雑貨や装飾品を「可愛いゝもの」と称して売り出しました。夢二が生み出した「かわいい」は時代の流行を作り出しながら人〻に愛され続け、今日まで脈々と続く「Kawaii」のはじまりであったのです。
夢二の生み出す女性像、ファッション、デザイン、こどもたちや生き物たち…竹久夢二の「かわいい」がたくさん詰まった展示をお楽しみください。

【詳細: 夢二郷土美術館