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【展覧会】大阪中之島美術館|特別展 生誕270年 長沢芦雪 ー 奇想の旅、天才絵師の全貌 ー|’23年10月7日-12月3日|終了

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大阪中之島美術館
特別展 生誕270年 長沢芦雪 ー 奇想の旅、天才絵師の全貌 ー
会  期  2023年10月7日[土]- 12月3日[日]
         前 期:10月 7 日[土]- 11月 5 日[日]
         後 期:11月 7 日[火]- 12月 3 日[日] 
      * 月曜日(10/9を除く)、10/10[火]休館
開場時間  10:00 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  大阪中之島美術館 4階展示室
      530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
      TEL 06-6479-0550(代表 10:00-17:30)
観  覧  料  一 般 1800円、高 大 生 1100円、小 中 生 500円
      * 前売り、割引、各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  大阪中之島美術館、MBSテレビ、毎日新聞社
──────────────────────中目 中之島うら★〔 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック・タップすると拡大表示されます 〕★

◆ 大阪中之島美術館|特別展   生誕270年  長沢芦雪  ー 奇想の旅、天才絵師の全貌 ー|’23年10月7日-12月3日 ◆

伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)、曽我蕭白(そが しょうはく)と共に「奇想の画家」のひとりとして近年国内外から注目を集める 長沢芦雪(ながさわ ろせつ  旧字体:長澤蘆雪 1754-99)の画業を紹介する、大阪で初となる回顧展です。
芦雪は江戸時代中期に京都で活躍した画家で、写生画の祖、円山応挙の高弟です。卓越した描写力に加えて、奇抜な着想と大胆な構図、また人を驚かせ楽しませようというサービス精神や面白みで、独自の世界を展開し人気を博しました。
絵を描くことが好きで、常に新しい表現や技法を追求し、精力的に活動した芦雪。多くの傑作は200年以上経った今も、観る人を魅了してやみません。本展では、代表作の《龍・虎図襖》(重要文化財)、初公開作品も含め、初期から晩年までの選りすぐりの優品を一堂に展覧し、奇想の天才絵師、長沢芦雪の魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 大阪中之島美術館
[ 参 考 : 活版アラカルト 〔展覧会〕福田美術館|ゼロからわかる江戸絵画|ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー|’23年10月18日-’24年1月8日|二会場 / 前後期二期制開催 ]

【展覧会】大阪中之島美術館|開館1周年記念特別展|大阪の日本画|’23年1月21日-4月2日|終了

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大阪中之島美術館
開館1周年記念特別展
大阪の日本画
会  期  2023年1月21日[土]- 4月2日[日]
        前 期:1月21日[土]- 2月26日[日] 
        後 期:2月28日[火]- 4月 2 日[日]
休  館  日  月曜日(3 /2 0を除く)休 館
開場時間  10:00 - 17:00(入場は 16:30 まで)
会  場  大阪中之島美術館 4階展示室
観  覧  料  一 般 1700円、高大生 1000円、小中生  無 料
問い合せ  大阪市総合コールセンター(なにわコール)
      06-4301-7285 受付時間 8:00-21:00(年中無休)
主  催  大阪中之島美術館、毎日新聞社、NHK大阪放送局
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大阪は商工業都市として発展を続けるとともに、東京や京都とは異なる文化圏を形成し、個性的で優れた芸術文化を育んできました。江戸時代からの流れをくむ近代大阪の美術は、町人文化に支えられ、伝統にとらわれない自由闊達な表現が多彩かつ大きく花開いたといえます。
とりわけ大正から昭和前期にかけては、画壇としての活動が隆盛を極め、北野恒富(きたの・つねとみ)、島成園(しま・せいえん)、菅楯彦(すが・たてひこ)、矢野橋村(やの・きょうそん)など、多くの画家が個性豊かな作品を生み出しました。

本展は、明治から昭和に至る近代大阪の日本画に光をあて、50名を超える画家による約150点の作品を展示します。また、作品が生まれた背景にも目を向けることで、個々の作品の魅力や、画壇のあり方をより深く知るとともに、今につながる大阪の街の文化を浮き彫りにします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
※ 本展は会期終了後、東京ステーションギャラリー での巡回展が発表されています。

[ 詳 細 : 大阪中之島美術館 ]

【展覧会】大阪中之島美術館|展覧会 岡本太郎|’22年7月23日-10月2日

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大阪中之島美術館
展覧会 岡本太郎
会  期  2022年7月23日[土]-10月2日[日]

      * 月曜日休館(9/19を除く)  * 日時指定制(30分ごと)
開催時間  10:00-18:00(入場は17:30まで)
会  場  大阪中之島美術館 4F展示場
観 覧 料  一 般 1800円、高大生 1400円、小中生無料
      * 事前購入(日時指定券下掲詳細参照)推奨
問い合せ  06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
主  催  大阪中之島美術館、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、
      川崎市岡本太郎美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿
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1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ館《太陽の塔》で知られ、今日でも幅広い世代の人々を魅了する芸術家・岡本太郎(1911-1996)。この度、その芸術人生を振り返る、大回顧展を開催します。

1929年に渡仏した岡本太郎は、抽象表現に影響を受けながら画家としてのアイデンティティを確立していきます。帰国後、自らの芸術理念の核となる「対極主義」を提唱し、制作のみならず『今日の芸術』、『日本の伝統』などの著作において文化・芸術論を展開しました。
《太陽の塔》を頂点とするパブリックな空間に展開される巨大な彫刻や壁画など、生活の中で生きる作品群は、「芸術は大衆のものである」という岡本太郎の信念そのものを象徴し、それ故に没後もなお、多くの人々を惹き付けています。

表現活動が多岐にわたることから「何が本職なのか?」と問われることも多かった太郎の答えは「人間 ── 全存在として猛烈に生きる人間」でした。未知なるものへの不安・怖れに常に果敢に孤独に切り込んでいった彼の表現活動は、小さな枠にとらわれることなく世界に対して「己全体を賭ける」ことであり、人間としての根源的な営みの豊かさを人々に喚起する試みであったといえるでしょう。
岡本太郎の思想・生き様が込められた作品を体感することは、不安定な状況が続く現在の社会を力強く生き抜いていくためのヒントを見つける機会となるかもしれません。
代表作はもちろん、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品なども紹介しながらその生涯をたどる本展にて、《太陽の塔》だけではない、岡本太郎の全貌をお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大阪中之島美術館 ]

【展覧会】大阪中之島美術館|開館記念特別展|モディリアーニ ─ 愛と創作に捧げた35年 ─|’22年4月9日-7月18日

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大阪中之島美術館
開館記念特別展
モディリアーニ ─ 愛と創作に捧げた35年 ─
会  期  2022年4月9日[土]-7月18日[月・祝]
休  館  日  月曜日(5/2、7/18 を除く)
      * 5月31日[火]より展示作品の一部が変わります
開催時間  10:00-17:00(入場は16:30まで)
会  場  大阪中之島美術館 5階展示室
観  覧  料  一 般 1800円、高大生 1500円、小中生 500円
問い合せ  大阪市総合コールセンター(なにわコール)
      06-4301-7285 受付時間 8:00-21:00(年中無休)
主  催  大阪中之島美術館、読売新聞社
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イタリア出身のアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)はフランスに渡り、エコール・ド・パリの一員としてピカソや藤田嗣治などと共に活躍しました。祖国で学んだ堅実な絵画技法をもとに、芸術の都パリで個性的な作風を確立し、生涯に多くの肖像画を描きました。
モディリアーニによる人物像はアーモンド型の眼や細長い首をもち、内面的な本質を鋭く捉えます。わずか35歳で命尽きるまで精力的に描いた作品群は、世界中で今なお愛好されています。

本展では、国内外で所蔵されるモディリアーニ作品を中心に、同時代のパリを拠点に繰り広げられた新しい動向や、多様な芸術の土壌を示し、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどります。
モディリアーニと20世紀前期のパリで開花した芸術は、新時代の幕開けを迎える躍動感に満ちています。その豊かな醍醐味を、新たな船出を迎えた大阪中之島美術館でお楽しみください。

みどころ

  1.  世界初公開の肖像画を含め、国内外のモディリアーニ作品約40点が集結。
    35歳で夭折したモディリアーニの作品は、それほど多くありません。本展では、フランス、イギリス、ベルギー、デンマーク、スイス、アメリカなどから選りすぐりを集め、さらに国内美術館等が所蔵する油彩画や水彩、素描が一堂に会します。なかでも、スウェーデン生まれの伝説的ハリウッド女優、グレタ・ガルボが生涯にわたって愛蔵した《少女の肖像》は世界初公開となります。
  2. 大阪中之島美術館所蔵の裸婦像と同じモデルを描いた作品が来日、大阪で初めての再会。
    大阪中之島美術館の約6000点のコレクションを代表する《髪をほどいた横たわる裸婦》。本展では、この作品のモデルと同一の女性を描いたアントワープ王立美術館(ベルギー)所蔵の《座る裸婦》が来日、大阪で初めての競演が叶います。
  3. モディリアーニとともに活躍した芸術家の作品を集め、大阪・中之島に「エコール・ド・パリ」の空間を再現。
    20世紀前期のパリで活動したモディリアーニは「エコール・ド・パリ」の一員として、ピカソやシャガール、藤田嗣治などと同世代です。本展では、そうした仲間たちの作品も多数紹介、彼らの交流をご紹介します。パリに吹いた新しい風とともに、モディリアーニ芸術が成立する軌跡をたどります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 大阪中之島美術館  特設ウエブサイト

【参考 YouTube モディリアーニを探して-アヴァンギャルドから古典主義へ ガイドムービー 6:18 】
ポーラ美術館企画展「モディリアーニを探して-アヴァンギャルドから古典主義へ」会期:2014年4月-9月の記録ゟゟ