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【展覧会】弥生美術館|マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア|+|竹久夢二美術館|夢二がえがく動物ワンダーランド|~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~|’24年4月6日-6月30日

弥生美術館

弥生美術館
マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア
会  期  2024年(令和6)4月6日[土]-6月30日[日]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日  * ただし、GW中の4/29[月・祝]、5/6[月]開館。5/7[火]休館。
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (竹久夢二美術館と2館あわせてご覧いただけます)
会  場  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 Tel 03(3812)0012
特別協力  実業之日本社 河出書房新社 玄光社
主  催  弥生美術館 毎日新聞社
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レトロモダンな世界を美麗に描いて人気のイラストレーター・マツオヒロミ(1980- )。匂いたつような色香をまとった女性像はもちろんのこと、衣装・装飾品・建物・ロゴなど、画面の隅々にまで  “ マツオヒロミイズム ”  が貫かれており、独自の作品世界がみる人を魅了してやみません。
本展では代表作『百貨店ワルツ』『マガジンロンド』(実業之日本社)をはじめとして、2024年4月刊行予定の最新刊(河出書房新社)についても、いち早く展観いたします。
気鋭のイラストレーターの、記念すべき東京初個展です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【詳細: 弥生美術館

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竹久夢二美術館

竹久夢二美術館
夢二がえがく動物ワンダーランド
~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~
会  期  2024年(令和6)4月6日[土]-6月30日[日]
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日  * ただし、GW中の4/29[月・祝]、5/6[月]開館。5/7[火]休館。
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
会  場  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-2 Tel 03(5689)0462
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動物は、生活の上で人間と様々な関わりを持ちながら、美術の分野においても数多く題材となり、幅広い表現が展開されています。
大正ロマンの画家・竹久夢二(1884-1934)は小動物を飼育し、また動物園にも足を運んで、動物に関心を寄せていました。夢二が描く女性絵や童画は、犬・猫をはじめとする動物が人に寄り添い、さらに書籍装幀やすごろくでは、遊び心を加えて動物の姿を図案化しました。
本展では、夢二が描き表した鳥・虫・魚類を含む生き物に着目し、ユニークで個性的な動物表現を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館

【展覧会】 ❖ 弥生美術館|デビュー50周年記念 槇村さとる展|ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー ❖|❖ 竹久夢二美術館|夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし❖|’24年1月5日-3月31日|終了

【展覧会】弥生美術館|デビュー50周年記念 槇村さとる展| ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー|’24年1月5日-3月31日

2401弥生弥生美術館
デビュー50周年記念 槇村さとる展
ー「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」までー
会  期  2024年1月5日[金]- 3月31日[日]
会  場  弥生美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、1月9日、2月13日[火] * 1月8日、2月12日[月・祝]開館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と2館併せてご覧いただけます
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2023年にデビュー50周年を迎えた槇村さとるは、ポジティブに活躍する女性たちとダイナミックなダンスを主題とした作品で知られています。1973年『別冊マーガレット』でデビューすると、1978年にフィギュアスケートを題材にした「愛のアランフェス」で一躍人気に。その後も「ダンシング・ゼネレーション」「N★Yバード」「白のファルーカ」などの作品を発表、自分自身と戦い続けるダンサーたちを美しく表現しました。1990-2000年代には「おいしい関係」「イマジン」「Do Da Dancin’!」「Real Clothes」など、自立した女性を描いた作品を中心にヒット作を生み出し、テレビドラマ化もされました。
数々の作品を生み出す傍ら、1998年に発売されたエッセイ「イマジン・ノート」では、複雑な生い立ちや漫画家としての半生を赤裸々に語って話題となりました。槇村は作品を描くことで、“幸せ” とは何かを追い求め続けていたのです。ファッションや健康法についてのエッセイ本も多数発売されており、ライフスタイルも注目されています。
本展では現役漫画家として走り続ける槇村さとるの、作品の数々をご紹介いたします。

◆プロフィール
まきむら・さとる。1956年10月3日、東京都葛飾区生まれ。1973年「白い追憶」(『別冊マーガレット』)でデビュー。1978年にフィギュアスケートを題材にした「愛のアランフェス」で人気を獲得する。『別冊マーガレット』の看板漫画家として活躍し、『マーガレット』『YOUNG YOU』『コーラス』『ココハナ』など多数の雑誌に作品を発表。その他の代表作に「ダンシング・ゼネレーション」「N★Yバード」「白のファルーカ」「おいしい関係」「イマジン」「Do Da Dancin’!」「Real Clothes」「モーメント 永遠の一瞬」など。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 弥生美術館 竹久夢二美術館 ] 

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし|’24年1月5日-3月31日0401夢二

竹久夢二美術館
夢二の旅路 画家の夢・旅人のまなざし
会  期  2024年1月5日[金]- 3月31日[日]
会  場  竹久夢二美術館
      〠 113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、1月9日、2月13日[火] * 1月8日、2月12日[月・祝]開館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 弥生美術館と2館併せてご覧いただけます
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大正ロマンの画家・詩人として知られる 竹久夢二 (1884-1934) は、生涯の多くの時間を旅に過ごし、制作のインスピレーションを受けました。東北から九州まで訪れた土地は数多く、晩年には2年4か月をかけて欧米を回る外遊を経験しています。見知らぬ土地をさまよいながら、夢二は自らの孤独や愁いを作品に表現し続けました。
旅を重ねる一方で夢二は、新鮮な感受性をもった旅人の視点で日常の物事をも見つめ、様々な驚きや発見を制作に反映しました。また、異国情緒あふれる作品には夢二の豊かな想像力が発揮され、独自の世界が表れています。
本展では、旅に憧れを抱いた少年時代の思い出から、長年願い続けた外遊まで、夢二の旅の軌跡をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 弥生美術館 竹久夢二美術館 ] 

【展覧会】弥生美術館|いとしのレトロ玩具 ― もう逢えないと思ってた、がここにある ――|’23年7月1日-9月24日

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弥生美術館
いとしのレトロ玩具 
―― もう逢えないと思ってた、がここにある ――
会  期  2023年7月1日[土]- 9月24日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日 
      * ただし7月17日[月・祝]、9月18日[月・祝]は開館、
       7月18日[火]、9月19日[火]は休館。
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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2彌生美術館060弥生美術館 WebSite ゟ 紹介

玩具とともに人は成長し、その懐かしい思い出とともに生きていきます。いつだって楽しくて魅力的で、ときには寄り添い、友とも師ともなる、「玩具」という小さくて大きな存在は、他の動物が作り出すことのなかった、人類が生み出した奇跡のひとつと言えるでしょう。
16世紀から19世紀にかけて世界的にも突出したおもちゃ文化をつくりあげた日本の玩具界は、続く20世紀の激動の中、目まぐるしい変化を遂げました。可愛くて、繊細で、ユニーク。どの時代においても当時最先端の技術を詰め込まれ、人々の夢と憧れを一身に背負った玩具たちは、まさに世相を映す鏡でした。

本展では、20世紀日本の玩具界に訪れた大きな二つの変革(時代の精神・価値観といった文化的変革、テクノロジーの発達による変革)を軸に、遊び心と夢にあふれたレトロ玩具のあれこれをご紹介し、玩具史に今も燦然と輝く100年間のムーブメントを追います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 弥生美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展|’23年4月1日-6月25日|会期末|終了

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弥生美術館
伝説のファッション・イラストレーター 森本美由紀展
会  期  2023年4月1日[土]- 6月25日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日 * ただし 5月1日[月・祝]は開館
料  金  一 般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
特別協力  森本美由紀 作品保存会・岡山県立美術館
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d7dd9c68d413ad728dda3fdce5fc749d-e1671778083533筆 × 墨のアートワーク 2000年代
©Miyuki Morimoto / 森本美由紀 作品保存会

 

 

 

 

 

 

 

墨で一気に描き上げたスタイル画 ── 森本美由紀の真骨頂です。
森本美由紀(1959-2013)の没後10年がたちますが、無駄のないシンプルな線で、女の子のなりたいイメージを具現化し洗練させたファッション・イラストレーションは、他の追随を許しません。
デジタルでイラストを描くことが主流になった今、森本の、墨と筆を用いた一発勝負のアートワークが注目を集めています。
また、セツ・モードセミナーで学んだ画学生時代から、伝説の少女雑誌『Olive』『mc Sister』で腕を磨いた80年代、90年代渋谷系サウンドとの競演など〝森本ワールド〟に至るまでの軌跡もご紹介します。

弥生美術館02★ 写真撮影OK!
森本美由紀氏の著作権者より撮影OKのご許可をいただきました。
展覧会の思い出に、お好きな作品をカメラに収めてください。
★ 中間展示替えを行います
作品保存の観点より、カラー作品は中間展示替えします。
前期:4月1日 - 5月14日  後期:5月16日 - 6月25日

 


※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を

[ 詳 細 : 弥生美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|田村セツコ展 ─ 85歳、少女を描き続ける永遠の少女|’23年1月6日-3月26日|終了

無題*チラシ掲載作品は本展のための描き下ろし!*

弥生美術館
田村セツコ展 ── 85歳、少女を描き続ける永遠の少女
会  期  2023年1月6日[土]- 3月26日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日
料  金  一 般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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女性イラストレーターの先駆け、田村セツコ。1958年のデビューから65年を迎える今に至るまで、セツコは「カワイイ」の体現者として活躍し続け、近年は「すてきなおばあさん」としても注目されています。
おちゃめな表情の少女たち、心にキキメのあるエッセイ、チャーミングな佇まい…セツコは様々なかたちで多くの人に元気を届けてきました。
本展では、世代を超えて親しまれる童話の挿絵や、かつての少女たちの宝物「セツコグッズ」を中心とした“少女の部屋”、イラストエッセイや思い出の品を中心とした“おばあさんの部屋”を通し、作品とともに「進化し続けるすてきなおばあさんで、永遠にあの頃の少女である」田村セツコという一人のヒロインの魅力をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 弥生美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|「線と言葉・楠本まきの仕事」展|Maki Kusumoto : lines, words, between and beyond|’22年10月1日-12月25日

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弥生美術館
「線と言葉・楠本まきの仕事」展
Maki Kusumoto : lines, words, between and beyond
会  期  2022年10月1日[土]-12月25日[日]
開館時間  午前10時00分-午後5時00分(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし、10月10日[月・祝]開館、翌10月11日[火]休館
料  金  一 般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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1984年のデビュー以来、38年にわたる漫画家・楠本まきの仕事を通覧する展覧会。
選び抜かれた言葉と、研ぎ澄まされた黒と白の線描によって構成された画面、装幀のこだわりも含め、比類なき美学を貫き続ける楠本まき。耽美で退廃的、巧緻でスタイリッシュな世界は、世代を超えたファンを獲得し、様々な話題作を生み出しました。漫画界だけでなく、ファッションや音楽分野をはじめ、その表現から影響を受けたアーティストも枚挙にいとまがありません。
原画の他に、エッチング、全書籍、手書き指定の入った校正紙、ファックス、作品内に描かれた小道具まで、楠本まきのこだわりの仕事を大公開。

◉ 楠本まき プロフィール
16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後「KISSxxxx」、「Kの葬列」、「致死量ドーリス」などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作「赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ」を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国などでも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

※ 感染症「COVID – 19」対応実施中。状況の変化によってスケジュールなどに変更が生じるばあいがあります。
[ 詳細 : 弥生美術館

【展覧会】弥生美術館|デビュー50周年記念 村上もとか展|~「JIN―仁―」、「龍―RON―」、僕は時代と人を描いてきた。~|’22年6月4日-9月25日

弥生村上

弥生美術館
デビュー50周年記念  村上もとか展
~「JIN―仁―」、「龍―RON―」、僕は時代と人を描いてきた。~

会  期  2022年6月4日[土]-9月25日[日]
開館時間  午前10時30分-午後5時00分(入館は4時30分まで)
      * 7月22日より、毎週金曜日は午後8時まで開館(入館は午後7時30分)
休  館  日  月曜日
      * 9月19日[月・祝]開館、、9月20日[火]休館
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円(夢二美術館も閲覧可能)
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村上もとか(1951-)のデビュー50周年を記念し、半世紀の軌跡をたどります。
幕末医療ロマン「JIN-仁-」「侠医冬馬」、日中近代史を壮大なスケールで描いた「龍-RON-」を中心に、F1(「赤いペガサス」)、剣道(「六三四の剣」)、クライミング(「岳人列伝」)、少女マンガ史(「フイチン再見!」)等、様々なジャンルに挑み続ける実力派マンガ家の全貌に迫ります。
本展に際しては 村上もとか に密着取材を試みました。本人セレクトによる名場面集、制作の裏側に迫った作品解説等、記念イヤーならではのトピックスが満載です。
本展会場内は撮影はOKです! 協力:集英社、小学館

※ 新型コロナウイルスの影響により、会期・時間などが変更になる場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 弥生美術館

【展覧会】弥生美術館|デビュー50周年記念|くらもちふさこ展 ―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで―|’22年1月29 日-5月29日

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弥生美術館
デビュー50周年記念 くらもちふさこ展
―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで―
会  期  2022年1月29 日[土]-5月29日[日]
開館時間  午前10時30分-午後4時30分(最終入館は4時まで)
休  館  日  月曜日・火曜日[ただし3/21、5/2、3日は開館]
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      * 竹下夢二美術館もご覧いただけます
      * 入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要です。
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1972年にデビューし、第一線でラブストーリーを描き続けるマンガ家・くらもちふさこ。初連載となる「おしゃべり階段」や「いつもポケットにショパン」で人気を確立し、その後も「東京のカサノバ」「A-Girl」「海の天辺」など、次々とヒット作を誕生させます。
1970-80年代の『別冊マーガレット』(集英社)の看板作家として活躍し、独特な画面構成で表現した繊細な心理描写や、多彩かつ最先端な表現方法は、多くのマンガ家に影響を与えました。

1994年に発表された代表作「天然コケッコー」は、第20回講談社漫画賞を受賞、2010年に発表された「花に染む」は、第21回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しました。
さらに2018年に放送されたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、「いつもポケットにショパン」など実際の作品が登場して話題をよびました。

デビュー50周年を迎える2022年に、初期から最新作まで、代表作を中心とした原画を展示し、進化し続ける画業をご紹介します。
* 特別協力 集英社/『ココハナ』編集部

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 弥生美術館

【展覧会】弥生美術館|谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~|’21年10月2日-’22年1月23日

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弥生美術館
谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~
会  期  2021年10月2日[土]-2022年1月23日[日]
        前 期:2012年10月  2日[土]-11月14日
        後 期:2021年11月17日[水]-2022年1月23日[日]
開館時間  午前10時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月・火曜日・年末年始(12月27日-1月3日)
      * 11月23日[祝・火]、1月10日[祝・月]は開館
料  金  一般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円(夢二美術館もご覧いただけます)
予約入館  * 入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要です。
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谷崎潤一郎は「もう少し長生きしたら、ノーベル文学賞を受賞した」と言われ、世界的に評価の高い小説家です。
「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、谷崎はその生涯自体が、まさに波瀾万丈で驚愕のエピソードに満ちています。実生活の出来事は作品に反映され、主要な登場人物は実在した人々をモデルに造形されました。

本展では、小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していきます。彼等が着用した着物や装飾品の数々も御覧いただきます。さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現しました。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っています。

社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の、生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能いただきます。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 弥生美術館  日時指定予約コーナー

【展覧会】弥生美術館|大正ロマン・昭和モダンのイラストレーター 高畠華宵展 ── ジェンダーレスな まなざし ──|’21年7月3日-9月26日 会期変更

弥生美術館

弥生美術館
大正ロマン・昭和モダンのイラストレーター 高畠華宵展 ── ジェンダーレスな まなざし ──
会  期  2021年7月3日[土]-9月26日[日]
      * 緊急事態宣言、東京都の要請を受けた臨時休館に伴い、会期変更しました。
開館時間  午前10時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日・火曜日  * 9月20日[月・祝]は開館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 弥生美術館もご覧いただけます
      * 入館にはオンラインによる 事前予約(日時指定)が必要です。
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「少年の中には少女が、少女の中には少年がいる」とも評された両性具有的な人物画を描き、少年からも、少女からも、紳士淑女からも、熱烈な支持を得た高畠華宵(たかばたけ かしょう 1888-1966)。
大正・昭和初期の出版美術界で、華宵が唯一無二の存在感を放った背景には、彼が〈男性+女性〉としての心と眼を持つ人物だったことがあります。

世間の枠にとらわれず、自らの価値観と美意識を信じ、〈ありのままの自分〉を生きた華宵。
そんな彼だからこそ描けたボーダーレスな作品世界をお楽しみください。
華宵からたくされた、美麗な原画の数々を一挙公開いたします。
★高畠華宵展は全作品撮影です★

※ 新型コロナウイルス感染症「COVID-19」対応実施中。事前予約(日時指定)が必要です。
[ 詳細 : 弥生美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|いつみても、いつでもラブリー ♥ 水森亜土展|4月2日-6月28日

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弥生美術館
いつみても、いつでもラブリー ♥ 水森亜土展
会  期  2020年4月2日[木]-6月28日[日]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月28日[火]-5月10日[日]は無休で開館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
特別協力  劇団未来劇場 亜土工房
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歌を歌いながらアクリルボードに両手でお絵かきするパフォーマンスで知られるイラストレーター・水森亜土。
子どもの頃から親しんでいるけれど、大人になった今も大好き!という方は多いでしょう。
とびきりラブリーでハートウォーミング、またセクシーでビターな味わいもある亜土作品には、時を超えたユニークな魅力があります。

本展覧会では亜土が「絶対に売らない」と決めている秘蔵の絵画作品 や グッズの原画 を大公開!
歴代〈亜土グッズ〉を700点超! を展示します。
2020年はオリンピックイヤー。

日本橋で生まれ育った亜土がみた、古きよき東京の魅力もご紹介します。

* 参観前に下記リンク先にて変更の有無をご確認ください。
[ 詳細: 弥生美術館

【展覧会】弥生美術館|もうひとつの歌川派 ? !|国芳・芳年・年英・英朋・朋世 ~ 浮世絵から挿絵へ ……| 歌川派を継承した誇り高き絵師たち|’20年1月7日-3月29日

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弥生美術館
もうひとつの歌川派 ? ! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世~浮世絵から挿絵へ ……
歌川派を継承した誇り高き絵師たち
会  期  2020年1月7日[火]-3月29日[日]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜休館 * ただし、1/13、2/24(月祝)開館、1/14、2/25(火)休館
料  金  一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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歌川豊春から始まる浮世絵界最大の派閥を「歌川派」といいます。豊春から豊国へ、そして国芳から芳年へと枝分かれし、さらに年方 → 清方 → 深水へと続く華やかな系譜がよく知られています。
しかし、この他にも優れた歌川派の系譜が存在するのです!
それが年英 → 英朋 → 朋世の系譜です。明治・大正・昭和の時代にそれぞれ活躍し、絶大な人気を得た彼らの類まれなる才能は、このまま忘れ去られるにはあまりに惜しいものがあります。
市井の人々の支持を得て町絵師として生きた国芳や芳年の気骨は、むしろ、年英、英朋、朋世にこそ、脈々と受け継がれていったといえるでしょう。

浮世絵から挿絵へ …… 歌川派を継承しているという誇りを胸に掲げ、挿絵の世界で大きく羽ばたきながらも、時の流れに埋もれてしまった絵師たち。知られざる「もうひとつの歌川派」が今、鮮やかに甦ります。
また、本展では、生誕140年を迎える鰭崎英朋-ひれざき・えいほう-の幻の日本画「焼あと」(明治38年烏合会出品作)も初公開いたします。

[ 詳細: 弥生美術館

【展覧会】竹久夢二美術館|明治150年記念Ⅱ|明治時代に登場! 麗しき絵葉書の世界 ~アールヌーヴォー美人から、レトロ風景まで~|+|弥生美術館|集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展|~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~|9月29日-12月24日|

夢二竹久夢二美術館
明治150年記念Ⅱ 明治時代に登場! 麗しき絵葉書の世界
~アールヌーヴォー美人から、レトロ風景まで~
会  期  2018年9月29日[土]-12月24日[月・祝]
開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日  * ただし10 / 8(月祝)開館、10 / 9(火)休館
料  金  一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円
(弥生美術館もご覧いただけます)

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日本における絵葉書の歴史をひも解くと、明治時代中期に出現し、日露戦争(1904-05)の頃に大流行しました。
美人や風景、様々な風俗を題材にして、モノクロ写真に手彩色が施された絵葉書に加えて、竹久夢二をはじめ数多くの画家による、優れたデザインと高度な印刷技術をあわせもつ美術絵葉書は、庶民から文化人までを虜にし、高い人気を誇りました。
本展では知られざる魅力に溢れた明治時代の絵葉書を紹介し、この時期特有の世相や流行にも注目していきます。

【詳細情報: 竹久夢二美術館 】

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yayoi

弥生美術館
集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展
~ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!~
会  期  2018年9月29日[土]ー12月24日[月]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜休館 * 10月8日(月祝)、12月24日(月)開館、翌10月9日(火)休館
料  金  一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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ドラマチックなストーリーと華やかな画風で人気を獲得し続ける少女漫画のクイーン・一条ゆかり。1968年『りぼん』3月号でデビューし、不良性と強い野心を持った異色の主人公像は、少女漫画の定説を打ち破りました。
読者から絶大な人気を誇った代表作「デザイナー」「砂の城」に加え、恋愛漫画家のイメージを一転させたアクションコメディ「有閑倶楽部」は世代も性別も超えた大ヒットとなり、第10回講談社漫画賞を受賞。
2003年より2人の女性がオペラを通じて成長する姿を描いた「プライド」の連載を開始した一条は、その間、緑内障と闘いながら迫力のあるストーリーを作り上げ、第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。恋愛エッセーなども数多く出版し、ライフスタイルも注目されています。

本展では貴重な初期作品から代表作「デザイナー」「砂の城」「有閑倶楽部」「正しい恋愛のススメ」「プライド」などの原画を中心に、人生の全てを漫画に捧げ、トップを走り続けた一条の約50年にわたる画業をご紹介致します。

【詳細: 弥生美術館 】

【展覧会】竹久夢二美術館|明治150年記念Ⅰ 明治の夢二 |+|弥生美術館|文豪・泉 鏡花 × 球体関節人形|7月1日-9月24日|終了企画

夢二07月

竹久夢二美術館
明治150年記念Ⅰ 明治の夢二
会  期  7月1日[日]-9月24日[月・祝]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
       * 7/16[月・祝]、8/13[月]、9/17・24[月・祝]開館、7/17、9/18[火]休館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
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「竹久夢二氏は、明治の歌麿」 萩原朔太郎の言葉(昭和6年)より

竹久夢二(明治17-昭和9年(1884-1934)というと「大正ロマン」のイメージですが、明治末にはすでに若者を中心に絶大な人気を得ていました。
「夢二式美人」が誕生したのも、夢二の代表作「宵待草」の原詩が発表されたのも明治時代です。浪漫主義が花開き、自己表現への関心が高まった明治30年代。それに呼応するように登場した夢二は、甘く感傷的な時代の気分を体現しました。当時の夢二は、興隆しつつあった社会主義運動への傾倒もみせています。

本展覧会では、誕生からデビュー、人気挿絵画家となるまで、明治時代の竹久夢二に焦点をあてご紹介いたします。

【詳細情報: 竹久夢二美術館

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弥生05弥生美術館
文豪・泉 鏡花 × 球体関節人形
会  期  7月1日[日]-9月24日[月・祝]

開館時間  午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日  月 曜 日
       * 7/16[月・祝]、8/13[月]、9/17・24[月・祝]開館、7/17、9/18[火]休館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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泉 鏡花(1873-1939)は、明治後期から昭和初期かけて活躍した文学者です。

神なのか、魔物なのか、人なのか …… 鏡花文学の謎めいた女人たちの存在は、人形と通じ合うものがあります。人形もまた本来は無機質なものながら、命あるものの気配を漂わせる不可思議な存在です。

特に「球体関節人形」という、現代の「活き人形」というべきリアルな人形には、「本当に生きているのかもしれない」、「心があるのかもしれない」と錯覚させられるほどの存在感があり、見る者は圧倒させられます。 球体関節人形の草分け的な存在である吉田 良と、その指導を受けたピグマリオンの作家が、鏡花文学のヒロインたちを人形に制作しました。
また、明治-大正期に鏡花作品を飾った木版印刷、石版印刷による、口絵、肉筆の手紙などで鏡花の人生と文学を紹介します。

【詳細: 弥生美術館

【展覧会】弥生美術館{滝田ゆう展─昭和×東京セレナーデ}好評開催中 3月25日[日]まで

弥生美術館

弥生美術館
滝田ゆう展 ─ 昭和 × 東京セレナーデ 
会  期    2018年1月3日[水]-3月25日[日]
開館時間    午前10時-午後5時 (入館は4時30分まで)
休  館  日      月曜休館 * ただし、1月8日・2月12日(月祝)開館、1月9日・2月13日(火)休館
料  金      一般900円/大・高生800円/中・小生400円(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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「げんまいパ~ンのホヤホヤァ~ン」。

できたての温かい玄米パンを売るおじさんの声が響くのは、戦前の東京下町・向島区の寺島町。色街として知られた「玉の井」は、漫画家・滝田ゆう(1931-1990)が生まれ育った故郷です。
貸本漫画家を経て、1968年より『月刊漫画ガロ』に連載した「寺島町奇譚」シリーズが絶賛された滝田は、その後も温かく柔らかなタッチによる作品を発表し、人気を博しました。

本展では、連載開始から50年となる「寺島町奇譚」の原画の他、戦前・戦中の東京下町の風俗が綿密に描きこまれたカラーイラストや「泥鰌庵閑話」の原画、関連資料などを多数紹介。そこにあるのは戦禍で失われた裏通りの庶民の日常と、情感豊かに描かれた切なく懐かしい町の面影……。人々の心に優しく染みわたる、滝田の記憶の風景が鮮やかに浮かび上がります。

【 詳細情報 :弥生美術館  】 ☆初出:01月05日