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【展覧会】三菱一号館美術館|芳幾・芳年 ─ 国芳門下の2大ライバル 文明開化の時代 ─ 浮世絵の危機|’23年2月25日-4月9日|4月9日 会期終了 しばらくの休館報告

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芳幾・芳年 ── 国芳門下の2大ライバル
文明開化の時代 ── 浮世絵の危機
会  期  2023年2月25日[土]- 4月9日[日]
          前  期  2月25日[土]- 3月19日[日]
          後  期  3月21日[火]- 4月 9 日[日]
      * 会期中、一部の作品は展示替えを行ないます。
      * 都合により展示作品を変更する場合があります。展示期間は次の通りです。
      * 一部肉筆画を以下日程で展示替えいたします。
          < 1 期 > 2月25日[土]- 3月12日[日]
          < 2 期 > 3月14日[火]- 3月26日[日]
          < 3 期 > 3月27日[月]- 4月 9 日[日]
      * 詳細は「 作品リスト PDF 」をご確認ください。
休  館  日  3月6日[月]、3月13日[月]、3月20日[月]
開館時間  10:00-18:00  * 入館は閉館の30分前まで
チケット  本展覧会は、日時指定予約は不要です。
      一 般 1,900円、 高校・大学生 1,000円、 小・中学生 無 料
* 一般、当日、税込価格を表示。各種割引・優待等は下掲  公式ウェブサイト  参照
お問合せ  05--5541-8600(ハローダイヤル)

主  催  三菱一号館美術館、毎日新聞社
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落合芳幾と月岡芳年は、江戸後期を代表する浮世絵師、歌川国芳の門下でともに腕を磨き、慶応2-3(1866-67)年には、幕末の風潮を反映した残酷な血みどろ絵を共作しています。

良きライバルとして当時は人気を二分した両人ですが、芳幾はその後発起人として関わった「東京日日新聞」(毎日新聞の前身)の新聞錦絵を描くようになります。一方の芳年は、国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓しました。
人生半ばの30代で明治維新を迎えた二人は、最後の浮世絵師と呼ばれる世代です。浮世絵衰退の時代にあらがうべく、彼らがどのように闘ったのかを、浅井コレクションをはじめとする貴重な個人コレクションを中心に振り返ります。

※ 本展覧会終了後、三菱一号館美術館は 2024年秋頃まで の長期休館が発表されています。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 三菱一号館美術館 ]

【展覧会】富山県水墨美術館|企画展 芳年 ― 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師|’23年9月15日-11月19日|終了

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富山県水墨美術館
企画展 芳年 ― 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
会  期  2023年9月15日[金]- 11月19日[日]
休  館  日  月曜日(ただし9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
開館時間  午前9時30分 - 午後6時(入室は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  〔前 売〕一 般:700円
         〔当 日〕一 般:900円 / 大学生:450円
      * この料金で常設展も観覧できます。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、北日本放送
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月岡芳年(つきおかよしとし・天保10-明治25/1839-92)は、江戸から明治へと急激に変貌する時代に活躍した浮世絵師です。
江戸に生まれた芳年は、12歳で武者絵の名手・歌川国芳 (うたがわくによし) に入門し、腕を磨きました。社会制度や価値観などが大きく転換した幕末・明治の激動期には、得意とした師ゆずりの武者絵はリアルな戦闘画へと変化し、「血みどろ絵」「無惨絵」と呼ばれるシリーズが芳年の代名詞となりました。その後、歴史画、風俗画の大ヒットにより、人気浮世絵師への階段を一気に駆け上がったのでした。その大胆な構図、鮮やかな色彩、人物のアクロバティックなポーズは、現代のわれわれをも魅了します。

本展では、芳年のコレクションとして世界屈指の質と量を誇る西井正氣 (にしいまさき) 氏の所蔵品から、素描や版木、肉筆画などもあわせた200余点を紹介します。最後の浮世絵師と称された芳年の、巧みな技と豊かな想像力、卓越した画面構成のセンスをご堪能ください。
(展示作品の一部に、ショッキングな表現が含まれます)

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 富山県水墨美術館