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【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|企画展 歌と物語の絵 ─ 雅やかなやまと絵の世界|’23年6月10日-7月17日|終了

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
企画展 歌と物語の絵
── 雅やかなやまと絵の世界
会  期  2023年6月10日[土]- 7月17日[月・祝]
休  館  日  月曜日(7月17日は開館)
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
入  館  料  一 般 800円、高大生 600円、中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
主  催  公益財団法人泉屋博古館、京都新聞
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悲喜こもごもの逸話に、あまたの恋物語、華麗な王朝行事に謎の鳥人間・・・・
絵画がいろどる古典文学の世界をご堪能ください。

伊勢物語図屏風(右隻)伝俵屋宗達 江戸・17世紀 伊勢物語図屏風(左隻)伝俵屋宗達 江戸・17世紀《伊勢物語図屏風》宗達派 上図)右隻 下図)左隻 桃山-江戸・17世紀
平家物語_大原御幸図屏風 桃山・16世紀《平家物語・大原御幸図屏風》 桃山・16世紀
竹取物語絵巻 江戸・17世紀《竹取物語絵巻》 江戸・17世紀
是害房絵巻 南北朝・14世紀 重要文化財《是害房絵巻》南北朝・14世紀 重要文化財

古来、語り読み継がれてきた物語は、古くから絵巻物など絵画と深い関係にありました。和歌もまた、三十一文字の世界が絵画化されたり、絵から受けた感興から歌が詠まれたりと、絵画との相互の刺激から表現が高められてきました。
物語絵や歌絵の特徴のひとつは、精細な描写と典雅な色彩。宮廷や社寺の一級の絵師が貴人の美意識に寄り添い追求した「やまと絵」の様式を継承することでしょう。そしてストーリーに流れる時間を表すかのような巻物、特別な場面を抽出してドラマティックに描き出す屏風など、長大な画面にさまざまな表現が生まれました。
古典文学は、後世の人々が自身に引き寄せて味わうことで、読み継がれ輝き続けてきました。それに基づく絵画もまた同様です。本展では、近世の人々の気分を映し出す物語絵と歌絵を、館蔵の住友コレクションから選りすぐってご紹介します。雅やかで華麗、時にちょっとユーモラスな世界をお楽しみ下さい。

※ 展示作品の画像は 泉屋博古館(京都) から拝借しました。二次流用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細を確認の上参観を。

[ 詳 細 : 住友コレクション 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷{ 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|中国青銅器の時代|’23年度後半期開館 二期制開催 ’23年9月9日-12月10日|終了 長期休館

泉屋博古館京都1001

泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
中国青銅器の時代
会  期  2023年度後半期開館  2023年9月9日[土]- 12月10日[日]
         2023年 9 月  9日[土]- 10月15日[日]
         2023年11月 3 日[金・祝]- 12月10日[日]
休  館  日  月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
入  館  料  一 般 800円 高大生 600円 中学生以下 無料
      * 本展覧会の入場料で企画展もご覧いただけます
      * 20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      TEL 075-771-6411 FAX 075-771-6099 
      お問い合わせ フォーム 
主  催  公益財団法人泉屋博古館
──────────────────────泉屋博古館京都1002泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|中国青銅器の時代|2023年度後半期開館|’23年9月9日-12月10日

住友コレクションと言えば、中国青銅器。

今から3000年以上前の殷の時代から、中国では高度な鋳造技術が発達し、
繊細で複雑な造形の青銅器が数多く生み出されました。
その魅力を様々な角度から、4つの展示室のテーマに沿ってご紹介いたします。
世界有数の呼び声も高い住友コレクションの中国青銅器、
その精緻な美しさに是非触れてみてください。

〇 第三室特集展示「青銅器になった動物たち」
── 京都市動物園 × 泉屋博古館 ──
はるか昔からつづく人と動物のかかわりの歴史のなかで、動物の姿はさまざまなアートのなかに表現されてきました。いまから約三千年前の中国では、高度な鋳造技術が発達し、動物の姿をした青銅器が優れた造形感覚によってつくられています。古代の人々は動物をどのように観察し、どのような思いを込めてその姿を見つめてきたのでしょうか。
ともに京都東山の地で活動する泉屋博古館と京都市動物園のコラボレーションにより、動物学 × 考古学という新しい視点から、その魅力と謎に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 ] 

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|特別展 表装の愉しみ -ある表具師のものがたり|’23年11月3日-12月10日|

泉屋博古館京都01 泉屋博古館京都02泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
特別展 表装の愉しみ -ある表具師のものがたり
会  期  2023年11月3日[金・祝]- 12月10日[日]
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
      606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
入  館  料  一 般 800円、高大生 600円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館
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掛軸、巻物、屏風 -東アジア独自の書画芸術の形式である「表装」。そこには保存・管理から装飾・演出まで、さまざまな知恵と美意識が凝縮されています。表装の取り合わせの数々は、所蔵者がその作品をどう見ていたか、どう見せたかったかをも伝えるもうひとつの美術史ともいえるでしょう。
本展では当館所蔵の住友コレクションより、通常脇役とされる書画の表装にスポットをあて、その多彩な展開を紹介、そこにこめられた思いをさぐります。また表装の仕立や修理のほか、インテリアデザイナー、作家との仲介役など表具師の多岐にわたる活動を、住友家15代春翠と井口邨僊の交流を例にたどります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 ]{ 活版 à la carte 過去ログ }

【展覧会】泉屋博古館 京都 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM|特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸 -近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-|’22年9月3日-10月23日

京都01京都02 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM
特別展 生誕150年記念 板谷波山の陶芸
-近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-
会  期  2022年9月3日[土]-10月23日[日]
休  館  日  月曜日(9月19日、10月10日は開館)。9月20日[火]、10月11日[火]は休館
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  館  料  一 般 1,000円  高大生 800円  中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431   京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社、京都新聞
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陶芸家 板谷波山(いたや はざん 1872-1863)は、明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれ、昭和28年(1953)に陶芸家として初の文化勲章を受章し、昭和29年(1954)には日本画の横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となりました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さないという強い信念により、端正で格調高い作品を数多く手がけました。その一方で、波山は、故郷のまちと人々をこよなく愛し、共に信頼し、共感し合いながら、生きていくことを大切にした人物でもありました。

令和4年(2022)3月3日、我が国の至宝である板谷波山は、生誕150年を迎えました。この記念すべき年に、住友コレクションはじめ波山の選りすぐりの名作を一堂に集め展覧します。
あわせて、波山が生まれ愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、そして試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」と謳われる波山の様々な姿を紹介いたします。

波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、そして、波山の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。本展は会期終了後 東京館 に巡回します
[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館 ] { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|住友財団修復助成完了記念 モンゴル匈奴墓出土 漢代紀年漆器|’22年3月26日- 5月15日

泉屋博古館京都耳 杯 (漢 紀元前16年)

泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
住友財団修復助成完了記念
モンゴル匈奴墓出土 漢代紀年漆器
会  期  2022年3月26日[土]- 5月15日[日]
開催場所  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷) 青銅器館 4 室 特設コーナー展示
休  館  日  月曜日
開館時間  午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入  館  料  一般 800円、 高大生 600円、 中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で本館・青銅器館もご覧いただけます。
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住友財団の文化財修復助成により修復したモンゴル出土漆器2点を特別公開します。
紀元前 3 世紀末から紀元後 2 世紀にかけて、万里の長城より北の草原地帯では匈奴が勃興し、その遺跡は現在のモンゴル国、ロシア連邦ブリヤート共和国、中国に分布しています。なかでも最も多くの遺跡があるのはモンゴル国で、現在 7000 基をこえる匈奴の墓が知られています。
近年は王陵級の匈奴墓の調査が進み、シルクロードを通じて伝わってきたローマングラスや銀器、漢から獲得した大量の絹織物など、豪華な副葬品が出土したことから人々を驚かせました。今回修復した漆器はそのような漢から匈奴に伝わった漆器の中の 2 点で、当時の最高級漆器です。
漆器は保存が難しい出土文化財のひとつで、壊れた状態で出土した後、年々状態が悪化していました。そのため、住友財団の「海外の文化財維持・修復事業助成」をうけて、2020年より修復を進めてまいりました。今回の展示は、モンゴル国へ返還前に、泉屋博古館において特別に展示するものです。約2000年前の漆器の姿をご覧ください。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館 ] { 活版 à la carte 過去ログ

{蛇足の新宿餘談}
一対の把手がひとの顔の両耳に見えることから、「耳杯-じはい」と呼ばれる。薄い木胎に下地を塗り、その上に漆を塗っている。
耳杯は羹や酒を盛る容器として、戦国時代(紀元前5-前3世紀)に登場し、秦漢時代(前3-2世紀)に盛んに作られ、魏晋南北朝時代(3-6世紀)まで使われた。[九州国立博物館資料ゟ]