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【展覧会】漱石山房記念館|所蔵資料展 漱石からの手紙 -友、門下生、読者への思い-|’21年12月2日-’22年4月10日

漱石A 漱石B

漱石山房記念館
所蔵資料展 漱石からの手紙
-友、門下生、読者への思い-
開催期間  2021年12月2日[木]-2022年4月10日[日]
開催時間  午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
会  場  漱石山房記念館 2階資料展示室
      162-0043 新宿区早稲田南町 7 電話 03-3205-0209
休  館  日  毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観  覧  料  一 般  300円、小中学生  100円
主  催  新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)
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夏目漱石は多くの手紙を出していました。
最新の漱石全集である岩波書店版『定本 漱石全集』の書簡編に掲載されているものは
2,600通(この他、補遺として13通)に及んでいます。
漱石は「人に手紙をかく事と人から手紙をもらふ事が大すき」と、
門下生の森田草平にあてた手紙に書いており、
同じ日に何通もの手紙を出していたこともわかります。
漱石から友人、門下生たちに宛てた手紙は、
漱石の心情を伝えるものとしてこれまでも注目されてきました。
一方で、手紙は個人間のやりとりであるため、
現在の私たちにはその内容はもとより、
その手紙が出された背景や思いの全てを理解することは難しいところです。
しかし、残されている多くの漱石の手紙やそれを受け取った側の資料を合わせて見ていくことで、
個人間のやりとりだけにとどまらず、その手紙を書いた時の漱石が置かれていた状況や、
漱石の思いをうかがい知ることができます。
漱石山房記念館では寄託資料も含め計36通の手紙を所蔵しています。
今回の展示では手紙を出した漱石と手紙を受け取った相手との関係に注目しながら、
手紙から読み取れる時代や世相もあわせて紹介していきます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 漱石山房記念館