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【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|開館25周年記念|清方、鎌倉に住まう。― 晩年の作品を中心に ―|’23年4月13日-5月17日

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開館25周年記念 清方、鎌倉に住まう。― 晩年の作品を中心に ―
会  期  2023年4月13日[木]- 5月17日[水]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
会  場  248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般  450円、小・中学生  220円
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この春、日本画家・鏑木清方の旧居跡に建つ当館が開館25周年を迎えることを記念し、鎌倉での制作を振り返る特別展を開催します。
太平洋戦争の終結を疎開先の静岡の御殿場で迎えた清方は、生まれ育った東京には戻らず、温暖で穏やかな鎌倉に活動の場を求め、昭和21年(1946)の春に御殿場から鎌倉の材木座に移り住みました。「うちに居れば閑静で、戸外へ出れば賑やかなところ」(『續こしかたの記』)と、鎌倉を気に入った清方は、文化勲章を受章した昭和29年(1954)、雪ノ下に居を構えました。5年前の日展へ《先師の面影》を出品したのを最後に大展覧会からは退いており、雪ノ下では「市民の風懐に遊ぶ」と称して、文学に取材した作品や明治を追懐した作品など心の赴くままに制作しました。

本特別展では、明治の東京の庶民生活を描いた《朝夕安居》や夏の女性の爽やかな装いに趣を感じて制作した《夏ざしき》など、清方晩年の26年間の画業をスケッチなどとあわせて紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 ]

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 うつりゆく時代を見つめて ─ 江戸から東京へ ─|’23年1月14日-2月26日|終了

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 うつりゆく時代を見つめて ── 江戸から東京へ ──
会  期  2023年1月14日[土]- 2月26日[日]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
会  場  248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 
      tel. 0467-23-6405 fax. 0467-23-6407
観  覧  料  一 般 300円、小・中学生 150円
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鏑木清方は、明治11年(1878)に東京の神田佐久間町に生まれ、江戸の風情の残る京橋木挽町で幼少期を過ごしました。その後、本郷湯島、日本橋浜町、牛込矢来町などへ居を移しますが、東京を離れることはなく、初めて東京を離れたのは、昭和19年(1944)、66歳で茅ケ崎へ疎開した時でした。
江戸の文化に強く惹かれていた清方は、浮世絵師の鈴木春信、勝川春草らに私淑し、彼らが描く女性の美しさと風俗を熱心に研究し、作品へと昇華させました。その江戸情緒あふれる作品は、日本画壇で高く評価され、今日に至るまで多くの人を魅了しています。
本展覧会では、明治から昭和を生きた清方が、時代とともに大きく変わっていった東京を描いた作品や江戸の風俗を描いた作品を中心に紹介いたします。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 清方の挿絵と装丁 ~ 華麗なる木版画の世界 ~|2月29日-4月12日

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 清方の挿絵と装丁 ~ 華麗なる木版画の世界 ~
会  期  2020年2月29日[土]-4月12日[日]
開館時間  午前9時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
観  覧  料  一般 200円、小・中学生 100円
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江戸時代半ば、浮世絵の多色摺りが庶民の間で大流行しました。時代は変わり明治となってからも、その美しさから木版画は本や雑誌の巻頭を飾る「口絵」として、大正の初め頃まで文学作品に欠かせない存在でした。
清方は、挿絵画家・日本画家として活躍した水野年方から手ほどきを受け、16歳で挿絵画家となります。雑誌や新聞の挿絵を多く手掛けることで腕をあげ、物語の意図を汲み描くその口絵や挿絵は、読者のみならず小説家からも高く評価されました。そして、売れっ子挿絵画家への登竜門である雑誌『文藝俱樂部』や『新小説』で口絵を担当するまでになり、日本画家へと転身する大正の初めまで文芸雑誌や小説の単行本などに多くの口絵を寄せ、人気を博しました。
本展覧会では、清方の木版画や書籍の装丁に焦点を当て、本や雑誌に寄せた口絵を、下絵から完成までの制作過程とともにご紹介します。

[ 詳細: 鏑木清方記念美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 物語に魅せられて ─ 清方の芝居絵を中心に ─|’20年1月17日-2月25日

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展 物語に魅せられて ── 清方の芝居絵を中心に ──
会  期  2020年1月17日[金]-2月25日[火]
開館時間  午前9時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日  * 2月24日[月・振]は開館
観  覧  料  一般 200円、 小・中学生 100円

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鏑木 清方(かぶらき きよかた 1878-1972)は幼少のころから芝居好きの両親と劇場へ足を運んでいました。長ずると『歌舞伎新報』を毎号愛読するようになり、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」にも夢中になるなど、芝居と戯作をこよなく愛する日々を送ります。
やがて父の紹介で岡鬼太郎をはじめ劇作家たちと知り合い親交を重ねます。そして彼らが関わる『東北新聞』や、雑誌『歌舞伎』の挿絵画家に推薦され、本格的に挿絵画家として歩みはじめます。さらに『歌舞伎』では舞台のスケッチや劇評も手がけ、すぐれた記憶力により演目の見どころを臨場感豊かに読者に伝えました。

日本画家に転身してからも芝居や文学に好んで取材し、こうして生まれた数々の作品は質、量ともに今なお高く評価され、清方芸術を大きく特徴づけています。
本展覧会では、清方の芝居絵を中心に文学関連作品も併せてご紹介します。

[ 詳細: 鏑木清方記念美術館 

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 清方、新春を寿ぐ|2019年12月6日-2020年1月13日

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企画展 清方、新春を寿ぐ
会  期  2019年12月6日[金]-2020年1月13日[月・祝]
開館時間  午前9時-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日 12月29日[日]-2020年1月3日[金](1月13日[月・祝]は開館)
観  覧  料  一般 200円、 小・中学生 100円
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昭和の初め、鏑木 清方(かぶらき きよかた 1878-1972)は正月を迎えると、氏神への初詣や恵方詣、七福神詣をし、劇場へ新春芝居を見に行くなどして楽しみました。さらに、弟子たちと新年会を開き、宝珠のかき初めをしたり、清方が描いた羽子板や彼らが持ち寄った色紙などを景品に福引きをしたりしました。
本展覧会では、羽子板遊びをする女性や、家々を廻って長寿や繁栄を祈願する萬歳など、新春を寿ぐ人々や街の様子に取材した作品や口絵を、名押絵師・永井周山が清方作品を意匠化した押絵羽子板《明治風俗十二ヶ月》とともにご紹介します。

[ 詳細: 鏑木清方記念美術館