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【展覧会】鹿沼市立 川上澄生美術館 鹿沼市制70周年記念 川上澄生と旅に出よう! ~とちぎの木版画をたどる~ +新収蔵作品展 4月1日-7月1日 終了企画

鹿沼おもて 鹿沼うら

鹿沼市立 川上澄生美術館
鹿沼市制70周年記念 川上澄生と旅に出よう!
~とちぎの木版画をたどる~ +新収蔵作品展
会  期  平成30年4月1日[日]-7月1日[日]
会  場  鹿沼市立 川上澄生美術館 2階展示室
開館時間  午前9時-午後5時 * 入館は午後4時30分まで
休  館  日  月曜日
入  館  料  一般300円、高校・大学生200円、小・中学生100円
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人生は「旅」に例えられます。なぜなら、私たちは一生涯において、様々な人と出会い、方々の土地を渡り歩き、かえがたい経験を積むためです。
川上澄生の77年の生涯を振り返るとき、その大半は栃木県の宇都宮で費やされました。水面に一滴の水が落ちると波紋が起こるように、その創作活動は宇都宮を中心とした地域に版画の波を起こし、様々な方向へ波及していきました。
日本創作版画協会(のちの日本版画協会)や国際創作協会(国画会)に所属する澄生の存在は、大都市・東京と地方・宇都宮との版画におけるパイプの役割を果たします。教員を務めた澄生の元には、版画愛好の生徒や先生が集まり、版画誌『刀』や『鈍刀』などの創刊につながったほか、かつて商業美術家を夢見たそのデザイン性は、宇都宮の店舗の看板や包装紙、ブックカバーなどに用いられ、今なお私たちの生活に彩りを与え続けています。

本展は、「とちぎ」をキーワードとして、本県において澄生の創作活動がもたらした恵みを振り返るものです。また、同時開催として、近年における当館の収集活動によって新たに収蔵された作品・資料をご紹介します。

【詳細: 鹿沼市立 川上澄生美術館