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【展覧会】アサヒビール大山崎山荘美術館|没後40年 黒田辰秋展 ─ 山本爲三郎コレクションより|’23年1月21日-5月7日|終了

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アサヒビール大山崎山荘美術館
展覧会 没後40年 黒田辰秋展
── 山本爲三郎コレクションより
会  期  2023年1月21日[土]- 5月7日[日]
      午前10時 - 午後5時  * 最終入館は午後4時30分まで
休  館  日  月 曜(ただし、3月20日、3月27日、4月3日、5月1日は開館)
会  場  アサヒビール大山崎山荘美術館
      618-0071   京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
      TEL:075-957-3123(総合案内)  FAX:075-957-3126
入  館  料  一  般  900円、高・大学生  500円、中学生以下  無 料
      * 価格は全て、当日・個人・税込表示価格です。
      * 障害者手帳をお持ちの方   300円
主  催  アサヒビール大山崎山荘美術館、日本経済新聞社
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黒田辰秋(くろだ たつあき 1904-1982)の没後40年を記念する展覧会を開催いたします。
京都の塗師屋-ぬしや-に生まれた 黒田辰秋 は、早くから木漆工芸の制作過程における分業制に疑問を抱き、一人で素地から塗りや加飾、仕上げまでを行う一貫制作を志します。
柳宗悦や河井寬次郎の知遇を得たことで 民藝運動 と関わり、1927年「上加茂民藝協団」を結成して、志を同じくする青年らと共同生活を送りながら制作に邁進しました。協団解散後も 本格的に木漆工芸作家として歩み、精力的な活動のすえ、1970年には木工芸分野で初となる 重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されます。

本展ではとりわけ、ゆるぎない基礎が確立した 20代前半の 凝縮された時期に焦点を当てます。民藝運動との出合いを経た黒田辰秋は、1928年、御大礼記念国産振興東京博覧会 に出品された パビリオン「民藝館」で、初期の代表作である 欅拭漆のテーブルセット をはじめ、多くの家具什器を手がけました。民藝館は、運動の支援者であった アサヒビール初代社長 山本爲三郎 が建物と什器を買い取り、博覧会終了後に 大阪・三国の自邸に移築、「三國荘」とよばれるようになります。

山本家から当館に寄贈され、開館以来 当館所蔵品の軸 となっている 三國荘ゆかりの 山本爲三郎コレクションを中心に、このたび所蔵品を一挙に公開、黎明期からその後の展開にも触れながら、名匠 黒田辰秋 の創作の原点に迫ります。

①《貝象嵌色字筥》1928年頃RGB黒田辰秋《貝象嵌色字筥》1928年頃
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
③《黒漆灯火器》1928年頃RGB黒田辰秋《黒漆灯火器》1928年頃
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

⑤《欅拭漆食卓》《欅拭漆肘掛椅子》《欅拭漆椅子》1928年RGB黒田辰秋 《欅拭漆食卓》《欅拭漆肘掛椅子》《欅拭漆椅子》
1928年 アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
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※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : アサヒビール大山崎山荘美術館
{ 参 考 : 本欄初紹介につき ウィキペディアゟ   山本爲三郎 アサヒビール大山崎山荘美術館

[参 考 :  YouTube  アサヒグループ公式チャンネル  アサヒビール大山崎山荘美術館  03:10 ]
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