タグ別アーカイブ: 林 昆範『中国の古典書物』

【講演会】 林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会 終了いたしました。

 

Web林講演会

本講演会は平日にもかかわらず、多くの皆さまのご来場をたまわり
好評裡に終了したしました。ご来場ありがとうございました。
http://youtu.be/J9_KgzN16H8

タイポグラフィ講演会
林 昆範 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
Vignette 02 改訂版

林 昆範著『中国の古典書物』は、文字の発生期から印刷術の発明へ。悠久の歴史を有する中国の書物の歴史に、気鋭の研究者が挑んだ力作です。
文字と書物は、どのように誕生し、なにを、どのように伝達してきたのか。
ヴィネット02号  『 中国の古典書物 』林 昆範
ヴィネット06号  『 元明体と明朝体の形成 』 林 昆範
ヴィネット09号  『 楷書体の源流をさぐる 』
林 昆範 ヴィネット10号   『 開成石経 』 共著/グループ昴 スバル
へとつづいた、林 昆範 著作シリーズ、最初の02号『中国の古典書物』の改訂増刷版です
【関連情報 : 朗文堂ブックコスミイク増刷 林 昆範 『中国の古典書物』

今回の講演会では、同書の主要項目を再構築するとともに、中国の、そしてわが国の古典書物の配列方式(レイアウト)が、なぜ右起こしの縦組みとなっていったのかを、実際に竹簡・木簡をもちいて書写し、簡冊(竹簡・木簡を紐や糸で綴ったもの。慣用的にカンサク)に再現することでその謎を解明します。

また「五体・五筆」とされる篆書・隷書・真書(楷書)・行書・草書の書き分け(書写)をつうじて、竹簡・木簡から、帛(ハク 絹布)、そして紙の登場へと、被書写媒体の変化をつうじて、古典の書物の形成と書体の変化、そしてその発展の歴史に迫ります。
ですから今回の講演会『中国の古典書物』では、活版インキのにおいにかわり、筆墨の馥郁としたかおりが立ちこめる会場になるとおもわれます。

なお『中国の古典書物』は06月24日の発売で、お近くの有力書店、オンライン・ブックショップでお求めいただけます。
07月02日[水]の講演会会場でもご購入いただけます。
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タイポグラフィ講演会
『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会

講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]18:30 - 20:30(ワークショップを含む)
会  場 : 東洋美術学校 D棟一階 学生ホール
162-0067 東京都新宿区富久町2-6
地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 1,000円(要申込登録)
主  催 :  株式会社 朗 文 堂
後  援 :  タイポグラフィ学会
学校法人専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局 デザイン研究会アクティ

林01

講師紹介 : 林 昆範 リン クンファン
1967年、台湾・台北市うまれ。
日本大学博士課程芸術専攻修了 芸術学博士。
台湾・中原大学商業設計学科学科長、銘伝大学助教授。
台湾・中原大学助教授、同大学文化創意研究センター主任。
タイポグラフィ学会会員。

──────────── <新公開>
タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]
『中国の古典書物』刊行記念講演会の筆書実演編をご紹介いたします。
http://youtu.be/J9_KgzN16H8
「東洋」を篆書・隷書・楷書・草書で書き分けています。また右起こし縦組みの中国古典­書物の基本原型となった竹簡による「簡冊」に、著名な唐詩「人面桃花」を隷書で書き上­げました。