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【特別委託販売図書】タイポグラフィ学会 『タイポグラフィ学会誌 12 』| 販売開始

タイポグラフィ学会誌 12
A4判 50ページ 糸かがり 並製本
編集・発行:タイポグラフィ学会
発 行 日:2021年12月20日
発売(特別委託直販): 朗 文 堂
ISSN 1882–2339

『 タイポグラフィ学会誌  12 』が刊行されました。

タイポグラフィ学会 は、タイポグラフィという技芸に学問的な基盤を与え、その成果を実技・実践を通して社会に貢献することを目的に、2005年8月に設立されました。
『タイポグラフィ学会誌』は2007年に創刊、今回が12号となります。

『 タイポグラフィ学会誌  12 』の主要内容

研究ノート|

「AI生成物の知的財産権とフォントについて」
    葛本京子
|研究ノート|
「公的空間におけるタイポグラフィ」
    木村雅彦
|イベント報告|
「A TypI 2019 Tokyo の報告」
    山本太郎

これらの研究成果が、日本国内にのみならず、各国の研究者によって広く参照されタイポグラフィ研究の発展に寄与することを希望するとともに、『タイポグラフィ学会誌』が今後さらに、タイポグラフィの研究における特色ある媒体として成長していければと考えております。
タイポグラフィ学会
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◎ 『タイポグラフィ学会誌 12 』
特別委託販売 朗文堂ブックコスミイク

・ 非会員向け頒布価格 : 1部 2,500円(送料・税別)
・ 学生向け頒布価格  : 1部 1,500円(送料・税別)
                                     * 学生証明書の提示が必要です。

株式会社 朗 文 堂
162-0065 東京都新宿区住吉町8-13-204

E – mail : 朗文堂 ブック・コスミイク  typecosmique@robundo.com
Telephone : 03ー3352-5070    Facsimile : 03-3352-5160

【タイポグラフィ学会】第5回 平野富二賞 授賞式と記念講演|10月14日

第 5 回 平野富二賞 授賞式と記念講演

「平野富二の会」代表の古谷昌二氏が、「第5回 平野富二賞」をタイポグラフィ学会(会長:山本太郎)より授与されました。

授賞式と記念講演が下記の日程にて開催されました。

日 時 2019年10月14日[月曜・祝日]
場 所 NATULUCK(ナチュラック)四ツ谷駅前
    3 階 大会議室(セミナールーム)
内 容:15:40-17:30 頃   第 5 回「平野富二賞」授賞式 古谷昌二氏
    記念講演(古谷昌二氏)
    平野家所蔵品(新装「池原香穉書画軸」他)お披露目
    18:30-20:30頃 懇親会(近隣別会場にて)

[ 詳細: タイポグラフィ学会 ]

【タイポグラフィ学会】第 5 回 平野富二賞 授賞式と記念講演のご案内|10月14日


第 5 回 平野富二賞 授賞式と記念講演のご案内

タイポグラフィ学会(会長:山本太郎)は、平野富二の研究でご功績のある古谷昌二氏(「平野富二の会」代表)に、「第 5 回 平野富二賞」を授与することとなりました。
つきましては授賞式と記念講演を下記の日程にておこないます。

日 時:2019年10月14日[月曜・祝日] 15時40分より
    15時30分にはご参集ください
場 所:NATULUCK(ナチュラック)四ツ谷駅前 大会議室(セミナールーム)
    「日本調剤 四谷薬局」の看板のあるビルです
    新宿区四谷 1-2 三浜ビル 3 階
内 容:15:40-17:30 頃   第 5 回「平野富二賞」授賞式 古谷昌二氏
    記念講演(古谷昌二氏)
    平野家所蔵品(新装「池原香穉書画軸」他)お披露目

    18:30-20:30頃 懇親会(近隣別会場にて) 会費:3000円

[ 詳細: タイポグラフィ学会

【 AtypI 2019 Tokyo 】Associtation Typographique Internationale|日本科学未来館|9月4日-7日

Associtation Typographique Internationale

2019年9月4日[水]-7日[土]、日本科学未来館で開催された「AtypI 2019 Tokyo」。
AtypI カンファレンスは、タイプとタイポグラフィのあらたな可能性と普遍的な価値を、世界に向けて発信する場となることを期して開催されている。
ことしのテーマは「Rediscover ── 変化と伝統の都市、東京でタイポグラフィを再発見しよう!」であった。そのカンファレンスで、タイポグラフィ学会会員の山本太郎さん、春田ゆかりさんが登壇しました。

山本太郎  Taro Yamamoto

戦後日本の二人のタイポグラファとモダニズム
第二次世界大戦後の日本のタイポグラフィとブックデザインの領域で活躍した二人の傑出したタイポグラファ、清原悦志とヘルムート・シュミットによる作品を入念に吟味する。
そして西洋から導入したモダニズムの様式上の影響、彼らの独自の解釈、戦後とそれ以後の歴史的な状況について詳しく論じる。20世紀のモダニズムが日本でつくられたタイポグラフィの実作にいかに反映されたか、その重要な側面を明らかにする。

春田ゆかり  Yukari Haruta

明治初期に「活字の版下を書いた」人物、池原香穉について
明治初期より隆盛した近代活字については、それらを長崎で導入・実用化させた中心人物である本木昌造、事業として全国に広めた平野富二、また当時製造された活字そのものについても丹念な調査や研究が進められている。
しかし、本木昌造らによって製造されたその「活字の版下を書いた」人物、池原香穉(かわか)については、近代活字書体成立の源点ともなりうる人物であるにもかかわらず、タイポグラフィ史においてはまだ充分な周知がされていない。またその書体は、江戸時代末までに育まれた日本独自の書(和様)が、明治時代にはいって活字用書体へと転換していく、まさに「過渡期の姿」といえるものでもあり、文字史のうえでもより注目をされるべきであると考えている。
今回は、この池原香穉という人物とその活字について、日本語タイポグラフィ史における明確な位置づけとさらなる周知をおこないたいと思う。

[ 参考: タイポグラフィ学会