月別アーカイブ: 2022年10月

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 中島 敦『和歌でない歌』

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

今回の「活版小本」は小説ではありません。
中島敦の『和歌(うた)でない歌』から34人を選び、
見開き1ページにその人の言葉とシルエット、かんたんな解説を加えたもので、
何と呼んでいいのかわからない代物です。
内容がこんなものなので、体裁が決められず、
ぐずぐずしていたら時間がたって、今になってしまいました。

版代の節約のため、しかたなく本文を2つ折りにしましたが、
紙が厚くなり、これは失敗でした。
何も決められないまま、タイトルに引かれて簡易な装丁にしましたが、
これも適正かどうか判りません。
というところで、作る時間より迷っている時間のほうがはるかに多かった
厄介な作品でした。まちがいなく消化不良の一冊です。
2、3ページ眺めて頂けたら幸いです。

【 詳細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】紙の博物館|企画展 抄紙会社開業|’22年9月17日-12月18日

紙の博物館 
企画展 抄紙会社開業
会  期  2022年9月17日[土]-12月18日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館16:30)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日が休館日
入  館  料  大 人:400円、小中高生:200円
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明治8年(1875)12月16日、近代日本経済の父として知られる渋沢栄一の主導によって、東京・王子に大規模な西洋式製紙工場、抄紙会社(しょうしがいしゃ)が開業しました。
抄紙会社は、現在の王子ホールディングス株式会社、日本製紙株式会社のルーツであり、日本の製紙業界だけでなく、王子地域の発展にも大きな影響を与えました。
本展では、来年2023年に抄紙会社が設立されてから150年となるのを前に、抄紙会社設立から開業式前後の時期を取り上げ、王子に近代製紙業が花開いた背景を、当時の史料と共にご紹介します。

「飛鳥山3つの博物館」(紙の博物館・北区飛鳥山博物館・渋沢史料館)が見学できる3館共通券〔大人 800円・小中高生 320円〕(有効期限3ヶ月)も販売しております。

*「抄紙会社ってなあに」(小学生向け)  ※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 紙の博物館 ]

展覧会】お札と切手の博物館|令和4年度 第2回特別展|加藤倉吉 ─ 飽くなき版画表現の追求|’ 22年10月12日-12月4日

令和4年度 第2回特別展
加藤倉吉 ── 飽くなき版画表現の追求
開  催  日  令和4年(2022年)10月12日[水]-12月4日[日]
開催時間  9:30-17:00
休  館  日  月曜日
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
      114-0002  東京都北区王子1-6-1  Tel : 03-5390-5194  Fax : 03-3911-8905114-0002
入  場  料  無 料
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加藤倉吉 -かとう くらきち- は、大正から昭和にかけて、お札や切手の原版彫刻に腕を振るった印刷局の工芸官(専門職員)です。
倉吉は、戦時中の印刷局が製造を担った膨大な数のお札、切手、証券類の原版彫刻のほとんどに携わりました。多忙を極めた厳しい時代に、彫刻部門のトップとして気概をもって業務に臨み、時代の要請に応えたのです。
また、こうした製品類とともに、在職中から退職後にわたって、いち凹版彫刻者として数々の肖像画や風景画も彫り上げています。その彫刻に当たっては、飽くなき探求心から、さまざまな製版技法や表現方法を研究、模索し続けました。

本展は、令和2年度 第2回特別展「加藤倉吉 最も多くの「顔」を彫り上げた男」の第2弾として、加藤倉吉の人となりと技を改めてご紹介するものです。今回特にご注目いただきたいのは、加藤倉吉を軸とした歴代の工芸官による様々な肖像画を比較しながらご鑑賞いただけるコーナーです。また、前回はご紹介しきれなかった数々の風景画についても、今回新たに展示します。
伝統の技を駆使したお札や切手、師弟による肖像画及び退職後の倉吉がより自由に彫り上げた風景画等の作品との対比も併せてお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中です。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館 ]