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【展覧会】奈良国立博物館|特別展 毘沙門天 ── 北方鎮護のカミ ──|令和2年2月4日-3月22日

奈良国立博物館
特別展 毘沙門天 ── 北方鎮護のカミ ────
会  期  令和2年2月4日[火]-3月22日[日]
会  場  奈良国立博物館 東新館・西新館
休  館  日  毎週月曜日、2月25日[火] * ただし2月24日[月・振休]は開館
開館時間  午前9時30分-午後5時
      * 毎週金・土曜日は午後7時まで     * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  一般 1,500円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円
      * 前売り・団体など各種割引制度があります。
主  催  奈良国立博物館、朝日新聞社、NHK奈良放送局、NHKプラネット近畿、
      文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
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四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、須弥山-しゅみせん-世界の四方にいて、仏教世界や仏法を守るカミです。このうち北方を守護する多聞天は、「毘沙門天」の名で単独の像としても造像、信仰され、四天王のなかでも特別の存在でした。

近年、毘沙門天像の優品が相ついで発見されています。奈良時代、8世紀制作と考えられる木心乾漆造-もくしんかんしつづくり-の像(愛媛・如法寺)や、絵の中から抜け出てきたかのような激しい運動感を示す作例(京都・弘源寺)、保安5年(1124)の年紀銘が確認された平安彫刻の貴重な基準作例(個人蔵、米国・ロサンゼルス・カウンティ美術館保管)、また仏師運慶の流れをくむ作者の手になると見られる彩色の美しい鎌倉時代の作品(当館蔵)、あるいは密教修法における調伏法-ちょうぶくほう-に用いられた珍しい双身-そうしん-(二体合体)の像(奈良・東大寺蔵)など、いずれも斯界(しかい)の研究進展に資する重要作例です。

本展は、従来知られている毘沙門天彫像のなかから、とくに優れた作品を厳選し、それらを一堂に会することで、毘沙門天彫像の魅力を存分に味わうことのできる展覧会となります。

[ 詳細: 奈良国立博物館 ]

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 重要文化財|─ 文化財写真の軌跡 ─ 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板|’19年12月7日-’20年1月13日

奈良国立博物館 特別陳列
重要文化財 ── 文化財写真の軌跡 ──
法隆寺金堂壁画写真ガラス原板
会  期  令和元年12月7日[土]-1月13日[月・祝]
会  場  奈良国立博物館 西新館
休  館  日  毎週月曜日、1月1日 * ただし12月30日、1月13日は開館
開館時間  午前9時30分-午後5時
      * 毎週金・土曜日は午後8時まで(12月28日は除く)
      * 12月17日(春日若宮おん祭お渡り式)は午後7時まで
      * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  一般 520円、大学生 260円
主  催  奈良国立博物館、法隆寺、便利堂、朝日新聞社
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実用的な写真技術は、十九世紀前半にヨーロッパで発明されてからほどなくしてわが国にもたらされ、やがて日本人の写真師が誕生します。明治四年(一八七一)には蜷川式胤の発案により横山松三郎が旧江戸城を撮影し、翌年のいわゆる壬申検査(日本ではじめての本格的な文化財調査で)でも数多くの宝物や建物が写真におさめられました。以来、文化財は主要な被写体であり続けます。写真により記録に残すということは、経年や修理などによる変化を避けられない文化財にとってつねに重要な課題だったのです。また写真は、いまでは常識となっている文化財という概念を社会に定着させ得る契機ともなりました。

昭和十年(一九三五)には文部省の国宝保存事業の一環として、京都の美術印刷会社便利堂が法隆寺金堂壁画十二面を撮影し、巨大壁画の精緻な記録作成に成功しました。昭和二四年(一九四九)の火災により壁画は惜しくも損傷を免れませんでしたが、このときの写真は往時のかがやきを伝える存在として貴重です。平成二七年(二〇一五)にはこれらの写真の歴史的・学術的価値があらためて評価され、国の重要文化財に指定されました。
この展覧会では、法隆寺金堂壁画写真ガラス原板を中心に、近代以降に多くの人びとが文化財の写真撮影に精力を傾けた軌跡を振り返ります。

[ 詳細: 奈良国立博物館  ]