第一ラウンド プール A 最終成績 日本代表4戦全勝 勝ち点19のトップで決勝トーナメント進出 プール B 第二位の南アフリカと準々決勝で対戦
რაგბის მსოფლიო თასი 2019 ტოკიოს რაუნდი, იაპონიის ეროვნული ნაკრები გამარჯვება და საქართველოს ნაკრები წააგო|ラグビー W杯2019 東京 第四戦 日本代表 勝利 & ジョージア代表 敗退
わが輩はこの試合をスコットランドの主将・スクラムハーフ:グレイグ・レイドロー No 9、スタンドオフ:フィン・ラッセル No 10、フルバック:スチュアート・ホッグス No 15 にフォーカスしてテレビ桟敷に座った。
コットランドは前回のロシア戦から中 3 日の日程だったが、第三戦のサモア戦では主力を温存するターン・オーバー策をとっており、15人中12人を主力選手に入れ替えたチームは休養十分で、立ち上がりから出足が鋭い。
やはりきた! 開始直後 No 8 レイドローからの右奥タッチ付近へのキック。いきなりの奇襲攻撃に、No 15 ホッグスが飛びこんでキャッチしたが、No 10 田村優が鬼の形相で飛びこんでボールを奪取、フォローもよく、なんとか危機を脱した。
わが輩はこの田村優を明治の学生のころからみていた。当時から才能は十分に発揮していたが、アタリにいくのは嫌いなようで、アタックもブロックも「ダンディ」なのが物足りなかったが、ここでの田村の形相は凄まじく、これはいけるとおもわせた。
続いて開始06:20 日本のゴール前で第6波の攻撃(Phase)を重ね、No 9 レイドローの素早い球出しをキャッチして、 No 10 ラッセルの大きな展開でチャンスを作り、最後はラッセル自身が右中間にトライ。カバーは田村優と No 9 流 大だったがおよばなかった。
レイドローによるコンバージョンも決まり 、スコットランドが 7 点を先行する。ビール片手でほろ酔いの日本のファンで埋まった観衆が静まり返った。
15分には No 10 田村優がPGを狙うがこれは決められない。
ところがその直後、No 11 福岡堅樹からのオフロードパスを受けた No 14 松島幸太朗が、中央に今大会自身 5 つ目となるトライ。田村がしっかりとコンバージョンを決めて、7-7と追いついた。
21分にはプロップ No 3 具 智元(拓殖大卒、本田所属、韓国籍)が右脇腹付近を痛め、急遽ヴァルアサエリ愛(トンガ出身。埼玉工業大、パナソニック所属、日本国籍)に交代するアクシデントもあった。
それでも25分に No 11 松島幸太朗が相手のタックルをものともしない突破から、細かくオフロードパスをつなぎ、最後は No 15 ウィリアム・トゥポウ(ニュージーランド出身、コカコーラ)からのパスを受けた No 1 プロップ:稲垣啓太が代表七年にして初トライ。
ベンチの控え選手は、やはりプロップの中島レイシルはピョピョン跳びはねて歓んだが、ほかの選手は「アレって本当に稲垣か?」と歓ぶより驚き。なによりも「笑わない男」として一躍人気者となった稲垣が「エッ、エッ、オレなの」とパスをつないで驚いた表情だった、田村もゴールを決めて 14 - 7 と逆にリードを奪う。
同じくプール戦で敗退したスコットランドの主将・スクラムハーフ:グレイグ・レイドロー No 9 と同様、マムカ・ゴルゴゼも、今大会を最後にフル代表からの辞退をもらしている。
ラグビーとは厳しいもので、ほとんど報酬はなく、ただ名誉をかけてプール戦を闘い、敗者はひっそりと帰国の路につくことになる。プール戦を終えいま、日本代表の準決勝進出を歓ぶとともに、ジョージアの敗退には幾分さびしいおもいもある昨今である。
【 YouTube Extended Highlights : Australia v Georgia 23:12 】
ラグビー W杯2019 東京 第三戦 日本代表 勝利 & ジョージア代表 敗戦 რაგბის მსოფლიო თასი 2019 ტოკიოს განყოფილება 3 იაპონიის ნაკრები და საქართველოს ეროვნული გუნდი-გამარჯვება ერთად !
第三戦までを終了した プール D の状況(10月9日 17:00 N H K 情報) プール D は南米のウルグアイがフィジーに勝ってW杯初勝利をあげた。ジョージアとフィジーは人口が少なく、国内でのリーグ戦が組めなくて、ふつうはジョージアチームは「フランストップ14」などの国外リーグのメンバーとして活動している。
今大会はジョージアには無念な結果に終わりそうである。プールDはやはり「ティア1」のウェールズとオーストラリアがそれぞれ残り一試合をのこしてベストエイト進出を決定した。 【YouTube ロングハイライト/ジョージア代表 v フィジー代表 ラグビーW杯 東京2019 08:42】
ラグビー W杯2019 東京 第二戦 日本代表 & ジョージア代表-ともに勝利! რაგბის მსოფლიო თასი 2019 ტოკიოს განყოფილება 2 იაპონიის ნაკრები და საქართველოს ეროვნული გუნდი-გამარჯვება ერთად !
勝因はやはり F W の頑張りであった。スクラム、ラインアウトのモールディフェンス、タックルのすべてに、畏れずひるまず果敢に挑み、全てのプレーを徹底してやっていた。
ゲーム開始早〻から、アイルランドはキックパス(わが輩の時代は チョン蹴り といった)でトライをとったり、流れは悪くなかった。ところが前半35分、自慢のスクラム、それもアイルランドボールで日本に押し負けてペナルティを取られた。自分たちが強いと思っていたはずのところでやられ、そこから歯車が狂っていった。あのスクラムで一気に日本代表に風向きが変わっていった。
ラグビーには魔物が棲むという格言を彷彿とさせた大きなプレーであった。
前半40分はハラハラさせられたが、後半になるとロシアチームのタックルは強烈でも、ラックへの集散が遅れ、またラックからの起き上がりが遅く、あきらかに疲労がみられ、膝に手を置く選手が目立った。 フォワードのNo 2 フッカー:堀江翔太は前半から右足を引きずっていたが、それでもフォワード第一列のNo. 1プロップ:稲垣啓太とともに鬼の形相になって、ここぞとばかりスクラムを押し込み、 No 8 の姫野和樹が予想外に踏んばっていた。
バックスではウイングの No 14 松島幸太朗の獅子奮迅の活躍が目立って、ピッチの右端で難しいパスをキャッチして、センターポール付近まで回りこんでのトライ3連発。まさに殊勲金なり。
吾輩はこれを「上越新幹線 → 長野廻り金澤ゆき」と名づけて嬉しくみた。ただし映像時代の現代では、右からだけの(松島)の攻撃は、すぐさま相手チームの映像解析チームによって対策がとられる厄介な時代でもある。三つのトライはほぼ同じコースに軌跡を刻んだが、次戦の強敵:アイルランド戦以降は対策がとられることは必至である。
故障あがりながら、おもに左から攻めるNo 11 ウイング:福岡堅樹は次戦は温存?
No 13 センターのピーター・ラズスカフが、混戦状態(アンストラクチャー)のなかで、ロシアチーム選手の手からボールをむしりとり、そのままゴールまで激走、これで日本は都合 4 トライを奪って、予想外のボーナス・ポイントまで獲得できた。 後半に投入されたスクラムハーフ のオッサン田中史朗、センターのスコット・ルークの両ベテランも踏んばり、少少苦い初戦ロシア戦での勝利となった。
それでもおなじプール A で、ティア1(伝統的強豪国)同士の闘いとなった強豪のスコットランドが、アイルランドに27対03とノートライのままに粉砕され、中核選手が二名故障してすでに帰国をやむなくされた。
いっぽう西の横綱ともいうべきアイルランドは、早〻と4トライをあげてボーナスポイントを獲得。勝利を確信すると、中五日とスケジュールがタイトな次の対日本戦に向けて、主力選手を前半から次〻と交代させていた。長丁場のプール戦ではベンチワークも需要で、ピッチ外でも熾烈な駆け引きが繰りひろげられていた。
「プールD」は強豪がひしめき「死の組」とも評される。グループ五ヵ国のうちジョージアは世界ランクでは最下位をあらそう。フィージーとウルグアイには勝利の可能性はあるとはいえ、そこは魔物が棲むとされるラグビー、全敗の危機も抱えている。 今回の初戦の相手は「ティア 1」のウェールズだった。2007年から指揮を執り続ける名将ガットランド H C のもと、今年のヨーロッパ最強を決める「シックス・ネーションズ」で全勝優勝し、一躍 W 杯の優勝候補に名乗りをあげた。ボールを動かす巧みなランニングラグビーが持ち味で、熱狂的なファンが多く、本拠地の試合では観客が一体となって「アンセム」を歌い上げる。
ジョージアは前半はウェールズにやりたい放題やられていたが、あきらめることなく、終盤にモールを押し込んで 1トライ、最終盤に自慢のスクラムからの展開で 1トライをあげた。 ジョージアのひとは、髪は黒く、胴長短足で、瞳も黒いひとが多いようで親近感を持っている。
吾輩の勝手な想像では、ふるく中国北西部にいて「匈奴」とひとくくりにされていた遊牧民の一部族か、蒙古族の一部が西進して、この地に定住した可能性はないかとおもっている。だから新生児の臀部に「蒙古斑」があってもふしぎでは無さそうである。 ラグビー W杯2019 東京 では、プール A の日本と並んで、プール D のジョージアを応援している。
【 YouTube ジョージア国歌 「日本語訳」- Anthem of Georgia (Japanese) 01:30 】