【会員情報】 ぢやむ杉本昭生氏、夏目漱石『変な音』異装本製作にとり組む

いま気まぐれで夏目漱石『変な音』の本文用紙を変えて、別の体裁で五冊だけ作りはじめています。印刷が下手でうんざりしていますが。同じ内容で違った体裁のものを作れるのは、仕上がりの如何は別として手作りならではのメリットかもしれません。桜が咲いた、咲いたと中々賑やかなこの頃です。まあ、悲惨な報道を見聞きするよりましなのでしょうか。{活版小本 ぢやむ杉本昭生

世は広し  花の外ふけ  春の風    常縁

杉本昭生氏と 京都太秦広隆寺門前 IMG_2387[1]

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【会員情報】 『名家遺詠集』 京都活版小本、ぢやむ杉本昭生氏が新作発表

「人の将に死なんとする其の言や善し」といわれ、死を前にしたひとのことばはおろそかにできないものです(中略)。これはまったく自分のためにつくった本で、なるべく簡単に仕上げようとおもいました。そんなとき和とじは勝手のいい製本方法だとおもいました。みなさまもいよいよというときには、ぜひ本書を参考に末代まで語り継がれる、とっておきの辞世をおつくりください。合掌 [杉本昭生]
【詳細:ぢやむ 杉本昭生 活版小本

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仮名垣魯文遺言S
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【会員情報】 フランツ・カフカ 『道理の前で』 (別題 『掟の門前』)京都活版小本 ぢやむ 杉本昭生氏が新作発表

[杉本昭生]チェコ プラハ花筏]のひとフランツ・カフカ は『審判』『変身』など一度読んだら忘れられない、独自の小説世界をつくりあげた、二〇世紀を代表する作家です。
ところでこの本は失敗です。マッチ箱に入れることを前提につくりましたが、途中で気持ちが離れてしまいました。このサイズは自分のつくりたい本の大きさではないことを確認しました。悪しき作例となりました。[詳細:活版 à la carte
ぢやむ 杉本昭生 活版小本

プラハ絵はがき01 プラハ絵はがき02 プラハ絵はがき03

プラハ絵はがき04

プラハ市販の長尺絵はがきより。下から二段目、プラハ城脇、かつて錬金術士が居住したことから「黄金の小径」と呼ばれる長屋街。左手青い22番の建物はカフカがここで執筆していたとされる。

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【会員情報】 ぢやむ 活版小本の製作者/団塊世代真っ盛り杉本昭生さんと京都太秦広隆寺に弥勒菩薩像をたずねた

ひとり活版小本の製作を続けられている杉本昭生さん。やつがれとは久しぶり、大石ははじめてお会いした。燈台もと暗し、土地っ子でも太秦 うずまさ 広隆寺にいかれたことがないとのことで付近を散歩。とおつ國の、ふしぎな佛像にであったというのが実感。拝観はほどほどにして、近くの喫茶店で造形談義。団塊世代の杉本さん、いつの間にか小型本も三〇冊ちかくになり創作意欲益〻旺盛。新潟での{Viva la 活版 Let's 豪農の館}での人気作品であった。

活版小本
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ぢやむ 杉本昭生氏と京都でうれしい再会。寡黙ながら飄逸な人柄にあらためて敬服。文字あそびかさねて引用紹介

活版小本の製作者{ぢやむ 杉本昭生}氏のことはしばしば紹介してきた。
かつて文字あそびのひとつ「ヘマムショ入道」を紹介した。今回は判じ物。

酒屋の前にこんな看板があったらしい

杉本流なら以下図版紹介でおわり。
最初の「大」は天地逆なので「酒代」と読んでほしい。以下は頓智で読み解けるはず。
どうしてもすぐ知りたいかたはリンク先で。めずらしく解説がある。
ぢやむ 杉本昭生 活版小本より

ぢやむ杉本昭生02

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【会員情報】 陶淵明『挽歌詩三首』 京都活版小本、ぢやむ杉本昭生氏が新作発表

中国魏晋南北朝の田園詩人とされる陶淵明(三六五―四二七)『挽歌詩三首』。
「挽歌」とは葬送のとき唄う歌。
本来挽歌とは家族や友人などの他人が故人を偲んで唄うもの。
ところが陶淵明は、現代の生前葬のように、挽歌をみずからつくり、
当時としては長命で六三歳でなくなりました。
[杉本昭生]

【詳細:ぢやむ 杉本昭生 活版小本

 

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