【艸木風信帖】 02 長崎中島川と1982年長崎大水害の記憶 ときの助役として奮迅の活躍をされた宮川雅一氏

蝉が啼いていた。平野富二生誕170年とあって古谷昌二さん、平野正一さんと長崎訪問。1982年7月23日かつてない驟雨が長崎を襲いおおきな被害をもたらした。世にいう{長崎大水害}。当時長崎市の助役だったのが宮川雅一氏。現在は長崎都市経営研究所所長・長崎市史談会顧問{ 文字壹凜 Summary }。あれから35年、半壊状態となった眼鏡橋も再建されて、長崎は力づよく復興した。桃渓橋は「眼鏡橋」からすこし上流にある。川面をわたる涼風が心地良かった。

中島川桃渓橋から上流方向をのぞむ 長崎中島川桃渓橋 桃渓橋解説 宮川雅一氏と平野の会

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【会員情報】 横島大地さん、十?年におよぶ長期恋愛の末、やっと、遂に、到頭、結婚

サラマ・プレス倶楽部創立以来の有力名物会員、横島大地さんが結婚されました。そこで07月21日お祝いの会を開催。会場はダイエットに励まれた横島さんのリバウンド計測のため、新宿東口のステーキハウス。記念品は何故かダルマ。
長期恋愛を乗りきった横島さん、これからも七転び八起きで結婚生活をつづけて欲しいとの希望の意が込められているそう。そして仕事で参加できなかった日吉洋人さんには無念の右肩枠入り写真で、昭和のレトロ感いっぱいの記録を。

横ちゃんダルマ IMG_0097 横島大地さん結婚祝い

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【展覧会】 ジョアン・ミロ版画展/須坂版画美術館

ジョアン・ミロは生涯にわたって版画技法の実験と探求を続け、特に興味深い創造の分野として版画を位置づけていました。35歳のときに本格的に版画作品を手掛けて以来、発表されたその作品は二千点を超え、まさにミロのライフワークともいえるものでした。それぞれの版表現の領域で、独自の造形世界を繰り広げています。 本展ではミロの自由な画風と心躍る配色、ミロの版画世界をお楽しみください。{文字壹凜 まとめ
【 詳細 : 須坂版画美術館

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【展覧会】 カルロ・プロイエット 焼き絵展 GalleryBar Kajima  加島牧史

河口聖さんの紹介で、カルロ・プロイエット氏の焼き絵展を開くことになった。パイログラフィとは、はんだごてのような電気で熱せられたこてで、板を焼きながら絵を描く技法らしい。木材とこての先の金属の変化により、多様な表現が可能になる。今回ミラノのカルロ氏が来日することとなった。初日の8月1日カルロ氏と吉岡氏を紹介したくレセプションパーティを開くことになり皆様是非お出かけいただくようお願いします。(加島牧史){ 文字壹凜 Summary }

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【展覧会】 鞍掛純一 × 十日町の工芸作家  ある日の部屋 星と森の詩美術館

現代彫刻家で日本大学芸術学部美術学科教授でもある 鞍掛純一 の作品展。
鉄を素材とした有機的な表情を持つ家具のようなオブジェを中心に、展示室をモデルルームに見立てコーディネートする展示を予定。
十日町市内在住の工芸作家四名 ― すくい織の市村久子、ローケツ染めの庭野泰明、藍染めの徳永隆男、星名好男 ― の作品と展開する展示空間をお楽しみください。
【詳細:星と森の詩美術館

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【展覧会】 ggg ギャラリー企画展  Apeloiggg Tokyo フィリップ・アペロワ展

パリを拠点に活動を続けるフィリップ・アペロワ。オルセー美術館やルーヴル美術館をはじめとする数々の文化施設の仕事を手がけるほか、現代のフランスを代表するグラフィックデザイナーとして国際的に活動の場を拡げています。フィリップ・アペロワの作品を特徴づけるのが、リズミカルで大胆なタイポグラフィです。平面であるポスターの中で、立体的な文字が躍り、ストーリーが立ち上がり、情感豊かに訴えかけてきます。
【 詳細:ggg ギャラリー

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【艸木風信帖】 01 梅雨があけた 日本の夏がはじまる 暑さにまけずカラッと元気におすごしください

07月19日関東地方の梅雨明けが発表。ことしも各地で颱風なみの大荒れがあり九州での集中豪雨もあった。被災地の皆さまにお見舞い申しあげますとともに、皆〻様はご健勝にて梅雨を乗りきられましたでしょうか。吾が「空中庭園」では矮性の「百日紅 サルスベリ」が薄紫の花をつけ、日ごとに色を濃くしています。またうっかりすると見落としますが、観葉植物として知られる「ワイヤー・プランツ」もあえかな花をたくさんつけ蜜蜂のお気に入り。

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【展覧会報告】 小津和紙ギャラリー/手漉き紙四人展2017  新潟長岡の「紙漉サトウ工房」佐藤徹哉さん

佐藤徹哉さんとは、2015年活版礼讃イベント新潟北方文化博物館{Viva la 活版 Let's 豪農の館}ではじめてお会いした。以来サラマ・プレス倶楽部の皆さんと親しくされている。小津和紙ギャラリーには横島大地さん、藤現代版画研究所の楚山さんがおみえだった。
「紙漉 サトウ工房」佐藤徹哉
9400243 新潟県長岡市軽井沢1192
電話:0258515134
小津和紙】{文字壹凜まとめ

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【新宿私塾】 第31期新宿私塾 入塾生 最終 募集中

新宿私塾」は実技・実践を基礎としたタイポグラフィをまなぶためのちいさな教育機関です。書物と活字づくりの560年におよぶ魅力的な歴史をまなび、本格的なタイポグラフィの教育と演習を通じてあたらしい時代の要請に対処する能力を身につけたタイポグラフィの前衛を養成します。入塾ご希望の方はメールにご連絡をお願いいた します。
◯ 朗文堂 新宿私塾  担当:鈴 木  孝
robundo@ops.dti.ne.jp   » send email

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【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第56号発刊 特集{雲をつかむ}

◎ミツカン 水の文化センター 機関誌『水の文化』は年三回無償で発行。
空を見上げるとそこにある「雲」。雲とは、大気中に固まって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶)のこと。いつもそこにある身近な存在である雲。その実体はどのくらい知られているだろうか。刻一刻と姿を変え二度と同じ形にならない雲は、人間にとってどのような存在なのか。心理的・文化的な側面にも光をあてながら雲の魅力に迫る。{文字壹凜まとめ
ミツカン 水の文化センター 】

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【会員情報】 長野県小諸市に{暮らしのモノ・コト 一二三舎}七月八日オープンしました

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ

緑なすはこべは萌えず
若草も藉くによしなし

しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る―藤村『落梅集』

浅間山山麓、ながい伝統のある小諸市に{暮らしのモノ・コト 一二三舎}がオープン。
近近サラマ・プレス倶楽部から活版印刷器機も納入予定。お近くにお出かけの皆さまはぜひご訪問を。
一二三舎 HIFUMISHA

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【会員情報】 装本設計士・戸田勝久さん 『丹波布復興の父 金子貫道』滝川秀行著 神戸新聞総合出版センター刊 「正調明朝体 金陵」で製作

正調明朝体の書物の完成のお知らせ――
神戸の戸田 勝久です。ページナンバーと連載ナンバーのみは違いますが、本文のすべてに「正調明朝体 金陵」を使った初めての書物『丹波布復興の父 金子貫道』滝川秀行著 神戸新聞総合出版センター刊ができあがりました。
品のある仕上がりになりました。これからも多用しそうです。画像を添付しますのでご覧ください。― 戸田 勝久
【タイプコスミイク正調明朝体金陵
[PDF]  type cosmique 見本帳 

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【展覧会】 京都 ddd ギャラリー 平野甲賀と晶文社展

平野甲賀と晶文社展 
09月04日[月]10月24日[火]
平野甲賀は196392年にわたるおよそ30年間晶文社の本の装丁を一手に担ってきました。そして当時のカウンター・カルチャーの旗手でもあった晶文社のスタイルを作り上げ、出版界に旋風を巻き起こしてきました。本展では平野甲賀が手がけた装丁作品の中から晶文社の装丁本を中心に約600冊を展示します。
京都 ddd ギャラリー
{ 文字壹凜  まとめ }

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【展覧会】 町田市立国際版画美術館企画展 紙の上のいきものたち

町田市立国際版画美術館 企画展
紙の上のいきものたち!
7月29日[土]9月24日[日]
本展では身近なものから遠い異国のものまで、多種多様ないきものが息づく約120点の版画を展示。植物から作られた町田産の色材を用いた若手作家の版画も紹介します。いきものの様々なすがた・かたちを通じて、自然がもたらす楽しみと恵みをご堪能ください。

【 詳細 : 町田市立国際版画美術館
{ 文字壹凜 まとめ

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【新書体誕生】 タイプクリエーション 米田 隆 Digital Typefaces InterActive Calligraphic Font Series 百人百書 たかゆきPen

いぶし銀の活字書体製作者 米田隆
{米田 隆 略歴紹介}

1955年生まれ。東京都出身。
「欧文活字の晃文堂」の系譜を継承したリョービ印刷機販売株式会社デザイン室/リョービイマジクス株式会社を経て、1988年有限会社タイプクリエーションを設立。この間終始「本明朝体」製作者の故杉本幸治氏に師事。
◎リョービ、リコー、NEC、大日本印刷を中心に写真植字書体・デジタルタイプの公的大型書体開発チームに携わる。

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【新書体誕生】 タイプクリエーション 米田 隆 Digital Typefaces InterActive Calligraphic Font Series 百人百書 たかゆきPen

{米田 隆 主要関与書体}
◎かな書体ぽぽる・クリアレター(NEC)◎本明朝Bookデザイン製作(リョービ・現モリサワ取扱)◎平成明朝体の製作に参加(リョービ)◎MSゴシック体、WindowsXP表示用かなデザイン製作(リコー)◎「秀英体平成の大改刻」プロジェクト参加、秀英角ゴシック体デザイン製作(大日本印刷)など
【 新設URL/Type Creation
{URL管理者・日吉洋人/図版協力/木村雅彦・白井敬尚・組版工学研究会}

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【展覧会】 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄25周年 安田侃ブロンズ展 時をつなぐ

安田侃ブロンズ展 ―― 時をつなぐ
8月23日[水]10月6日[金]
開館時間:午前9時-午後5時
休館日:毎週火曜日

会場:安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
本展では、既設の彫刻空間に加え、木造校舎二階のギャラリーや屋外に新たにブロンズ作品を展示します。本展では、既設の彫刻空間に加え、木造校舎二階のギャラリーや屋外に新たにブロンズ作品を展示します。{イベントアーカイブ

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【新WebSite紹介】 明治産業近代化のパイオニア 平野富二 矢次家の始祖関右衛門 平野富二がその別姓を継いだ人

  平野富二  http://hirano-tomiji.jp/ } では、同会代表/古谷昌二氏が近代活版印刷術発祥の地長崎と、産業人としての人生を駈けぬけた平野富二関連の情報を意欲的に記述しています。
古谷昌二ブログ/① 探索:平野富二の生まれた場所 ② 町司長屋の前にあった桜町牢屋 ③ 町司長屋に隣接した「三ノ堀」跡 ④ 町司長屋の背後を流れる地獄川 ⑤ 矢次事歴・平野富二祖先の記録 ⑥ 矢次家の始祖関右衛門 平野富二がその別姓を継いだ人

 

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明治産業近代化のパイオニア  平野富二生誕170年
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【展覧会】 櫻木綾子 磁器展 6月26日[月]7月15日[土]  GalleryBar Kajima

時折見かける櫻木さんの作品に思いがけない表情を見る。あまり見かけることのない表現なので、ふと見逃したりする。造形に関する感覚がちょっと普通の思考からずれているように思え、ようやくこんな一風変わった才能があるのだなと思えるようになった。
どうしてこう、ずれて、そして成立しているのか、この不思議な感覚のその先を見てみたいと思った。(加島牧史)
GalleryBar Kajima
文字壹凜 まとめ

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【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん 活版小本新作 寺田寅彦『どんぐり』 紹介

ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋
寺田寅彦の『どんぐり』です。
物理学者の寺田寅彦は随筆家としてその名を知られています。
この作品は漱石の推薦により明治三十八年四月の「ホトトギス」に掲載されました。随筆などという筆にまかせて書いたものとは違う、いい作品だと思います。
※二色印刷は手間がかかります。でもなんかこれでないと駄目な気がして。

ぢゃむ 杉本昭生 活版小本】 
文字壹凜 まとめ

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【作品展】 山崎 曜 作品展 みなも・あわい・うた ギャラリーおかりや

山崎曜作品展
みなも・あわい・うた
7月12日[水]17日[月]
11:00 am 7:00 pm
*最終日5:00 pm

山崎 曜
1962年東京生まれ製本アーティスト
東京藝術大学デザイン科卒業 手で作る本の教室を主宰。著書「手で作る本」「もっと自由に!手で作る本と箱」など
【 詳細 : ギャラリー おかりや

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【朗文堂良書紹介】 都議選が終わった こんなときだからこそお読みいただいたい 『わたくしは日本国憲法です。』(鈴木 篤 著)

日本国憲法は一九四六年(昭和二一)「一一月三日」に公布され、一九四七年(昭和二二)の「五月三日」に施行されました。
『わたくしは日本国憲法です。』(朗文堂)の著者/鈴木 篤氏は、日本国憲法とおなじ一九四六年のうまれ。憲法の周辺が騒がしいいま、この憲法を誇るべきものとし、それ守るための活動を粘りづよくつづけている。ブログも必見です。
弁護士 鈴木 篤 の つれづれ語り

プリント顔写真鈴木篤氏 小憲法チラシ表面uu 憲法チラシ裏面uu 【フライヤー PDF

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【会員情報】 活版印刷展示会 活版 TOKYO 2017 開催のお知らせ

{活版TOKYO}は、東京は神保町で開催される活版印刷のイベントです。
2017年7月14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間開催され、サラマ・プレス倶楽部会員の皆さんも出展されています。

詳細情報は随時更新されています。
最新情報を FacebookTwitter にてご確認のうえご観覧ください。

主催者URL

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【展覧会】 根津美術館企画展 〔やきもの勉強会 食を彩った大皿と小皿〕 7月13日9月3日

根津美術館「やきもの勉強会」では、毎日の生活の中で使っている「皿」に焦点を当て、大きな皿や小さな皿が食卓で使われる文化とその時代を考えてみました。14世紀頃の中近東の国〻では大きな皿が必要とされ、中国から運ばれて行きました。一方で日本では、懐石膳のような小さな食卓を使った生活文化の中で、花鳥風月を写した様〻な小さな皿が目を引きます。大皿と小皿が紡いできた食卓の物語に思いをはせお楽しみください。
根津美術館 】{文字壹凜まとめ

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