【艸木風信帖】 06 新潟県長岡市の会員「紙漉 サトウ工房」さんからトロロアオイと吾亦紅の開花のお便りをいただきました

{サラマ・プレス倶楽部の皆さま} ごぶさたしております。『 Salama Press Club NewsLetter Vol. 35 』無事に到着しております。種を分けて頂いた背の高い方のトロロアオイ〔東京あきる野市五日市町由来〕と並んで吾亦紅が花を咲かせています。よかったです。この先が心配になるほど肌寒くなったと思ったら、明日はまた暑くなるとか。皆さまどうかお体に気をつけてお過ごし下さい。それではまた!
紙漉 サトウ工房  佐藤徹哉

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【艸木風信帖】 04 トロロアオイ 漢名/黄蜀葵 ゆく夏を惜しんで今を盛りと

吾が空中庭園の女王 : トロロアオイが次〻に大輪の花をつけている。ここにはトロロアオイを二鉢植えてあるが、ひとつは三年物、ひとつは二年物で、ときおりみる一年草という紹介はすこし違うようである。ただし連作をひどく嫌うようで鉢の土はあたらしいものにする必要がある。もうすこし秋がふかまると、蒴果(種子)は黒ずんで硬くなり、風に吹かれておもく揺れる。中にはごま粒ほどの種がみっしりと入っている。{関連/活版 à la carte}{ 文字壹凜Summary } 

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【艸木風信帖】 03 トロロアオイの開花報告をいただきました。残暑から晩夏へと移ろいのいま、大輪の花があでやかです

サラマ・プレス倶楽部会員/田中智子さんから、新潟紙漉サトウ工房からお分けいただいた矮性のトロロアオイの開花報告をいただきました。ことしの天候はどこか不安定でしたが、花のすくない晩夏の時期でも、つぎつぎと大輪の花をつける健気なトロロアオイです。
田中さんは五日市の軍道紙工房由来のトロロアオイの育成経験がおありですが、おなじ品種とはおもえない茎のながさにおどろかれていました。
夏、ほんとうに終わりですね。

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長岡市栃尾地区「紙漉 サトウ工房」佐藤徹哉さんからトロロアオイの種子をどっさり頂戴しました

二〇一五年{Viva la 活版 Let's 豪農の館}で大活躍された「紙漉 サトウ工房」佐藤徹哉夫妻から、根を手漉き紙のネリにもちいるトロロアオイの種子をたくさんいただきました。花は短命で一日で結実しますがアオイに似た大輪の花は見事です(まとめ)。地植えか大型の鉢が好適で春四月中旬が播き頃ですのでサラマ・プレス倶楽部会員のかたにおわけします。五日市町軍道紙由来のトロロアオイ情報はもうしばしのお時間を頂戴。
{写真協力:春田ゆかりさん}

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【花筏】 きょうは中秋の名月 なれど 迫りくる颱風が心配  トロロアオイが大輪の花をたくさんつけました

停滞する秋雨前線と連続して襲来する颱風。どこか妙な昨今の天候。だから中秋をわすれていた。それをグーグルに教えられるとはなさけない。吾が空中花壇は陽ざしが傾くとともに秋桜が咲き秋の気配が濃くなった。「トロロアオイ」は年越しの株と、ことし五月初旬に播種した二鉢ともにあわい黄色の大輪の花をつけはじめた。ノー学部はミニトマトの収穫が減り、早くも「かぼちゃ祭り」気分。昨夜も今夜も名月は望むべくもないが、せめて「月餅」でも愉しみたい気分。

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一週間の中国出張。すっかりよみがえったトロロアオイが大輪の花をつけて迎えてくれた

ここでの{トロロアオイ}の紹介は五回目。本来なら晩夏に淡紅色の大輪の花をつけるが花期をはずした迂闊なものばかり。とりわけ五月一日報告の年越しの古株に咲いたものはわくら葉で花もあはれだった。以来施肥と水やりにつとめ花芽をたくさんみた。ところが開花目前に折悪しく中国出張となり後ろ髪を引かれるおもいで出かけた。帰国後まっさきに花鉢をみた。みごとな開花であったしつぎ/\に開花がつづく、播種した新芽もおおきく成長。なにごとも丹精が肝要か。

2,016年5月1日開花情報 DSCN7955 DSCN8519 DSCN8511

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二〇〇九年五日市町からやってきた年越しの古株からトロロアオイの花が咲きました

トロロアオイは二〇〇九年五月、都下五日市町の軍道紙の工房からわけていただいた数株の苗がはじまり。例年三月下旬種を播き、その2―3本を定植して花を楽しんだ。昨年は開花時期に国外旅行で大輪の花をみずにおわる。ろくに肥料もやらず鉢をそのままにしておいたら四月下旬に花をつけた。例年に比ぶべくもない小ぶりな花だったがうれしかった。ほかにも花芽をつけていたのであわてて液肥を購入してつぎの開花をまっている。

トロロアオイの花。2013.10 とろろあおい播種 DSCN7232

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播種時を失しかわいそうなことをした/晩夏に咲くトロロアオイが初冬のいま、けなげに、可憐に、つぎ〴〵と開花中

咲きましたよ、ついに。空中花壇を改装工事で失ってからガーデニングの楽しみが半減。ことしは鉢から生えてきた有毒帰化植物イヌホウヅキトロロアオイと勘違いして八月上旬まで育てた。ノー学部に間違いを指摘され、お盆あけに取り置きの種子を密植状態で播いたが、いかんせん遅きに失した。それでも肥料・水遣りをかさねたら、蝶も蜂もこない一二月五日から花が咲きだした。仙台・埼玉・新潟・鹿児島にもトロロアオイ育成者が。これで皆さんに顔向けができる。

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【お知らせ】 5月29日[日]―6月3日[金] 北京清華大学からの招聘で出張。無事に帰国いたしました

文字壹凜 五月一日}に貧相な花をつけたトロロアオイ。あまりに貧弱なので施肥につとめ保存の種子も別の鉢に播いた。そのため国外出張一週間の留守中に次の開花を迎えそうなほどよみがえった。新芽の発芽も順調で本来ならこの鉢に一本。密植は害になるとはいえせっかく生えてきたものを抜くのはかわいそう。殺風景だったベランダも生きかえっておそい春の気配。雀は餌をついばみにくるし鳩まで遊んでいる。北京への旅立ちを前に、あわただしく本稿をしるす。

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【新潟会員情報】 絵と版画製作 sketch & note 松尾和夏さん、紙漉サトウ工房 佐藤徹哉さん。開花報告に憐憫の情を

松尾和夏さんは { sketch & note }の活動と、子育てとアトリエ新築に挑まれるパワフル造形者。そのURLに{ 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 }の必見大量画像がある。おふたりには{Viva la 活版 Let's 豪農の館}でお世話になった。佐藤さんは楮・トロロアオイなどを自家栽培される本格紙漉士。寒風下の開花報告に哀れをおぼしめされ激励を。まもなく深い雪にうもれる長岡市郊外栃尾の写真を送付。新潟イベント写真三千枚に手をこまねくやつがれが此処にいる。

1c451c_36d32d1a8103478caf0e36a94631017f.jpg_srb_p_653_490_75_22_0.50_1.20_0[1] 2013年空中庭園在りし時のトロロアオイ 2015年12月05日鉢植えのトロロアオイ トロロアオイの根を叩いて潰す トロロアオイの寝。ネリと呼ばれる紙漉きにつかう粘液を採る 松尾佐藤01 松尾佐藤02

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