月別アーカイブ: 2015年10月

ポストカード Postcard と クリスマス Christmas の欧文表記に関する注意点

DSCN2014DSCN2092郵便局から<郵便はがき>の年賀状が発売され、まちかどには<年賀状印刷たまわります>ののぼりがはためく候になりました。
この時期、活版造形者の皆さんは「ことしのクリスマスカード、年賀状はどんなアイデアと印刷にしよう」と、楽しくもあり、悩ましくもなる季節です。
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例年のことながら、そろそろクリスマスカードや年賀状の準備にとりかかっているかたも多いこのとき、フト ふるい記事をおもいだしました。
どういうわけか造形者の一部、なかんずくデザイナーと称するすひとは横文字(欧文表記)に親近感をもつようで、郵便局の<郵便はがき>ではなく、欧文表記による私製の<Card>を印刷されることが多くみられます。
そこでのご注意点を ソッと …… 。

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【再掲載】 ポストカード Postcard と クリスマス Christmas
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 本項の元記事の掲載は<2014年12月03日 花筏>であった。
テーマと問題点に進展があまりがみられないこともあり、ここに再掲載した。

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というわけで、カレンダーののこりが、もうすぐあと二枚だけになりそうなこのとき、本コーナーを訪問していただいたゲストの皆さまに、しばしばあやまって使われている英語表記をご紹介したい。
ひとつは 「 郵便はがき ポストカード 」 で、ひとつは 「 クリスマス 」 である。

使用する資料は、英和辞書としてたかい評価がある 『 研究社 新英和大辞典 』 で、これは画像紹介の許可をいただいてある。
もうひとつは、『 THE OXFORD DICTIONARY for WRITERS AND EDITORS 』 ( Oxford University Press, 1981,  p.318) である。
同書は、オックスフォード大学出版局の刊行書で、執筆者と編集者にむけ、あまりに日常化していて、ついうっかり、あぁ知らなかった、というたぐいの表記、間違えやすい英単語を中心に、簡潔に紹介したものである。同書には意外な記述がみられる。

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ここには 「 post  郵便 」 から派生した英単語を列挙して、「 abbr.  省略語、短縮語 」、「 しばしばスペースを入れて二単語にされていますが、一単語ですよ 」、「 語間にハイフンを入れて表記してください 」 などと説明されている。
すなわち 『 THE OXFORD DICTIONARY for WRITERS AND EDITORS 』 では、
「 郵便はがき ポストカードは  postcard  と一単語にしてください。 post card のように二単語では無いのでご注意を。 省略語は p.c. です 」
と、簡略かつ明確にしるされている。

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いっぽう 『 研究社 新英和大辞典 』 では、とても丁寧に 「 postcard 」 を説明している。
ここでの標題語 「 post ・ card 」 の中黒点は、音節 ( syllable ) をあらわすものであり、ここに中黒やダッシュやスペースは不要。
さらに 『 研究社 新英和大辞典 』 では、「 郵便はがき (含む : 年賀はがき)」 にたいする日英の比較とともに、わざわざ強調の裏罫をもちいて、「 SYN  synonym  同義語、類義語 」 として、「 絵はがき  と はがき 」、「 postal card,  postcard 」 の使いわけと、英国と米国での相違まで説いている。

ご参考になったであろうか。
この問題は、わが国でもふるくから一部の識者から指摘されており、朗文堂 WebSite では 〈  タイポグラフィ実践用語集 は行 葉書・端書・はがき・ハガキ 〉 で、ずいぶん以前 ( まだ郵政省があって、専用ワープロを使っていた時代 ) から触れられている。
ところが、いまだに展覧会シーズンともなると、各種の造形者、とりわけ印刷メディアに関わることがおおい 「 印刷設計士/グラフィックデザイナー 」 の皆さんから、「 Post  Card 」 と、堂堂と二単語で印刷された 「 Postcard 」 をたくさん頂戴しているかなしい状態が長らくつづいている。

ふつうの生活人は、ほとんど 「官製はがき」 [このことばは、現代でも有効なのであろうか] をもちいるので、あまりこのミスは犯さなくて済む。
この 「活版造形者、 印刷設計士/グラフィックデザイナー 」 が犯しがちなミスは 意外とやっかいで、1883年(明治16)ごろから < 公文書では 「 葉書 」 としている > と 『広辞苑』 は説くが、その説明文をみると、すべて 「はがき」 としている。そして郵便局が販売しているカードには<郵便はがき>としるされている。

 いかがでしょう、  「 postcard , Postcard 」 。
「 過ちて改めざるを是を過ちと謂う 」、「 過ちては改むるに憚ることなかれ 」 という。
この名詞語は、名にし負う天下のオックスフォード大学の 執筆者や編集者でも 「 ついうっかり 」 なのであるから、なにも臆することはない。かくいうやつがれも、しばしばこうした誤用や誤謬をおかしては反省しきりの日日である。
そしてこの記事をみたあとは、「 そんなことは、昔から知ってたさ 」 、「 そんなの常識だろう 」 と、どっしり構えて欲しい。

それでもおひとりでも、正しく 「 postcard,  Postcard 」 をもちいれば、まずは大切な顧客(クライアント)に迷惑をかけることが無くなり、やがてちいさな波紋がどんどん拡大して、わが国の造形者が恥をかかなくなる日が近からんことを念願する。
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《 すこし気がはやいですか。 暮れになったら X’mas はやめ。そして口語の Xmas も慎重に 》
いっぽう 「 クリスマス 」 は少しやっかいである。
それは某国語辞書 『 広辞苑 』 が、どこか意地になって、クリスマスの項目で 「 Christmas,  Xmas 」 を説明しているからである。

それに牽かれたのであろうか、わが国の一部に 「 X’mas 」 と表記する向きがあるが、これは省略を重複したもので完全に間違いである。

『 THE OXFORD DICTIONARY for WRITERS AND EDITORS 』 では、「 Christmas  クリスマス 」 は執筆者や編集者にとってはあまりに平易であり、関心が乏しいようで、わずかに「 Cristmas (cap.)」 として、文頭を大文字にすること (p.70) 〈 参照/タイポグラフィ実践用語集 き行 キャピタライゼーション : capitalization 〉 として簡略に触れている。

またギリシャ語由来の 「 Xmas 」 には、キリスト教徒の一部に抵抗を感ずる向きがあって、やつがれも20年ほど前に来社したアメリカの知人から、
「 ここに来るまでに X’mas,  X’mas Sale のディスプレイがたくさんあった。 あれはクレイジーだ。  Xmas ( エクスマス ) にも、発音からわたしには抵抗がある。 それよりどうして日本では、11月のはじめから Christmas をはじめるのだ 」
と責められたことがあった。

宗教や宗派、そして発音までがからむと、やつがれの手にあまる。
まして某国語辞典の存在もあって困惑していたが、『 研究社 新英和大辞典 』 に、わかりやすく 「 クリスマス 」 の解説があった。長文にわたるので、その紹介にあたって、画像紹介の許可を研究社からいただくことができた。
そしてことしの暮れは、せめて 「 X’mas,  X’mas Sale 」 を見なくてすむように念願したい。 そしてあくまでも口語で、文章語ではない 「 Xmas,  Xmas Sale 」 を、大量配布される広告や印刷物などへの使用に際しては、おおいに慎重でありたいものである。
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NHK朝ドラ『あさが来た』に五代友厚(才助)登場。五代は大阪活版製造所を設け本木昌造一門に運営を委託した活版印刷開拓者のひとりで奇妙人

NHKstamp2NHK 朝ドラ <あさが来た>  壁紙より

NHK連続ドラマ『あさが来た』が、「白岡あさ」を演ずる波瑠の熱演もあって好評である。
またその姉にして、「眉山はつ」をダブル・ヒロインとして演ずる宮崎あおいの熱演も見逃せないようだ。宮崎あおいといえば、NHK 大河ドラマ『篤姫』での活躍がわすれられない。篤姫は幕末の薩摩島津候の子女であり、江戸徳川家に嫁したひとでもあった。

宮崎あおいは、薩摩鹿児島となにかのえにしがあったのかもしれない。
『あさが来た』で、ディーン・フジオカが演ずるのが五代友厚(通称:才助 1836-85)である。五代は元薩摩藩士、近代大阪経済の父として評価される。そのいっぽう、薩長閥を背景とした政商とされるなど、とかく毀誉褒貶の多い人物でもある。
DSCN0368 DSCN0377朗文堂ちいさな勉強会<平野富二の会>で、五代友厚にあてた東京築地活版製造所・平野富二自筆書簡を読みくだす「お稽古」。講師:古谷昌二さん

この五代友厚のことは 朗文堂ニュース  花筏 などでは再再とりあげてきた。また鹿児島の五代の生誕地で採取したサイスケ艸も育ててきた。
「大阪活版製造所碑文-明治三年三月 五代友厚の懇望を受けた本木昌造の設計によりこの地に活版所が創設された 大阪の近代印刷はここに始まり文化の向上に大きな役割を果たした」

ニュースとスポーツ中継をのぞき、すっかりテレビばなれしてしまったやつがれではあるが、ディーン・フジオカが演ずる 五代友厚 の登場日だけ(ノー学部が教えてくれるので、再放送)は、テレビにかじりついて見入っている昨今である。

【講演会】 漢字文化圏タイポグラフィの変遷-日中韓共同研究/武蔵野美術大学造形研究センター

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 【プリント用 PDF  musabi-lecture 3.30MB 】

武蔵野美術大学 造形研究センター 研究プロジェクト「日本近世における文字印刷文化の総合的研究」においては、中国北京の清華大学から趙健教授、そして韓国東大邱の慶北大学から南権煕教授をお迎えし、日中韓の漢字文化圏におけるタイポグラフィデザインの問題、および、印刷技術や造本の歴史に関して比較考察をおこない、それぞれの国の特質や差異について講演をしていただきます。

本公演会は一般公開されており、またここには<水曜会 平野富二研究>の会員として、ともに研究をつづけている仲間でもあるで朴志勲さんも講師として参画されています。
皆さまのご参加をおすすめいたします。

【 詳細情報 : 武蔵野美術大学 美術館 図書館

【タイポグラフィ学会】 『タイポグラフィ学会誌 08』を刊行。朗文堂にて販売開始

R0046680-2-teiDSCN2275uuDSCN2277uuDSCN2282uu20151020153401629_0005dl『  タイポグラフィ学会誌 08 』
<主要内容>

◯ 論文 : 「「雪岱文字」の誕生 春陽堂版『鏡花全集』のタイポグラフィ」 真田幸治
論文の概要 
真田幸治 「 「雪岱 セッタイ 文字」の誕生 — 春陽堂版『鏡花全集』のタイポグラフィ」
装幀家、挿絵画家などとして再評価が著しい小村雪岱セッタイであるが、その評価は主に泉鏡花の著書の意匠によるものだ。
しかしながら「雪岱文字」が大きな役割を担っていたという事実は知られていない。それは資生堂のロゴにおいても大きく寄与している。
そして春陽堂版『鏡花全集』の装幀において「雪岱文字」はひとつの完成を見る。
本論では「雪岱文字」が、どのように誕生し展開されていったのかを考察する。

◯ 研究ノート : 「ドイツ工作連盟の一九一四年ケルン会議での「定型化・標準化」の論争に関する疑問点」 山本太郎

◯ 研究ノート : 「大正・昭和期の築地系本文活字書体」 内田 明

◯ その他 : 執筆者紹介/第三回 本木昌造賞受賞者 阿津坂實氏紹介 など
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『  タイポグラフィ学会誌 08 』
A4判 80ページ かがり綴じ 並製本
ISSN 1882–2339
編集 ・ 発行 : タイポグラフィ学会
発行日 : 2015年09月30日
発 売(特別委託直販) : 朗 文 堂
定価 : 3,000円 (送料 ・ 税別)
発行部数 : 非会員向けには僅少部数のみの頒布となります。
学生向け特別頒布価格 : 2,000円 ( 学生証明書の提示が必要です。 送料 ・ 税別 )
【 詳細情報 : 朗文堂ブックコスミイク タイポグラフィ学会誌

タイポグラフィ学会 は、タイポグラフィという技芸に学問的な基盤を与え、その成果を実技 ・ 実践を通して社会に貢献することを目的に、2005年8月に設立されました。
『 タイポグラフィ学会誌 』 は2007年に創刊、今回が08号となります。
これらの研究成果が、日本国内のみならず各国の研究者によって広く参照されて、タイポグラフィ研究の発展に寄与することを希望するとともに、『 タイポグラフィ学会誌 』 が今後さらに、タイポグラフィの研究における特色ある媒体として成長していければと考えております

― タイポグラフィ学会
【 詳細情報 : タイポグラフィ学会

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* 本書はタイポグラフィ学会から朗文堂が特別委託を受けて販売するものです。
*本書のお申し込みは朗文堂宛てに直接お願いします。
* 学生向け特別頒布価格での購入の際は、学生証明書の提示が必要となります。
* 「書籍名 ・ 冊数 ・ 申込者氏名 ・ 郵便番号 ・ 送付先住所 ・ 電話番号 」 を明記の上、小社宛てに ファクシミリ または Eメール でご注文ください。
* 『 タイポグラフィ学会誌 01-08 』 バックナンバーでのご発注も可能です(在庫僅少)。
* 恐縮ながら送料 ・ 振込料はお客さまのご負担となります。
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お申込 ・ お問い合せ
株式会社 朗  文 堂
Telephone : 03-3352-5070
Facsimile : 03-3352-5160
E-mail : robundo@ops.dti.ne.jp

【 詳細情報 : 朗文堂ブックコスミイク タイポグラフィ学会誌

活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館> Ⅶ ご来場、ご支援ありがとうございました。おおきな成果をもって終了しました

おおくのご来場者、新潟のアダナ・プレス倶楽部会員、北方文化博物館のスタッフの皆さま、そして各地から参集された、おおくの活版印刷実践者の皆さまからのご支援をいただき、毎年恒例の活版印刷讃歌イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、全日程を盛況裡に終了いたしました。
ご来場・ご支援ありがとうございました。
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Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館

【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部
Web02豪農の館越後平野を貫流するふたつの大河、信濃川と阿賀野川にはさまれた、北方文化博物館のなか、ふるい民家を移築した「吉ヶ平古民家」での開催でした。ここにはふしぎな場のちから、エトスがあって、造形者の創作意欲をおおいに刺激してくれました。
そしてものなりの穣かな越後のことゆえ、各地からの参加者の皆さんは、地元会員との交流と合わせて、食の文化も、お酒もおおいに満喫されていました。
その報告は引きつづき本欄でもいたしますが、別に<活版 à la carte>のコーナーでは、降順に並べかえて順次ご報告いたしますのでご期待ください。

【 関連情報 : 北方文化博物館 博物館日記 10月10日 】

【展覧会】 ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット-京都dddギャラリー

京都dddギャラリー第205回企画展
2015年11月09日[月]-12月22日[火]
ニッポンのニッポン ヘルムート・シュミット
20151022181732461_0001 20151022181732461_0002【プリント用 PDF  kyouto-ddd02 】

まちが もみじに染まり、そして、比叡おろしの寒風が吹きつのるまでのあいだ。
京都の魅力が もっとも輝く、このよいときに、京都 ddd ギャラリーで
ヘルムート・シュミット <ニッポンのニッポン> 展が開催されます。
皆さまのご参観をおすすめいたします。

24歳ではじめて大阪の地を踏んで間もないころ、スイスのティポグラフィシェ・モナーツブレッテル(TM)誌の編集長から手紙を受け取った。タイポグラファの目を通して見た日本のフォルムや、暮らしの中の道具といったものを、紹介する記事を毎月TM誌に連載してみないかという誘いであった。
記事を書くということは、道具にふれるだけでなく、道具の作り手に会う機会も与えてくれた。このシリーズを私は 「Japan japanisch」(ニッポンのニッポン) と呼ぶことにした。
というのは、私自身が理解している日本、すなわち、かつて存在した、そして今も存在している日本、さらにこれから発見されるべき日本を伝えたいと思ったからだ。
この記事で使ったモノクロ写真は、わずかな例外をのぞいて、カメラマンの友人たちと撮影したものだ。

1969年、エミール・ルーダーから手紙を受け取った。
「TM誌の記事はすばらしい。日本滞在で貴君はなんと洗練されたことか、私にはよくわかります」
40年以上の時を経て、記事は新しい命を授かった。「 Japan japanisch 」 は 2012年に朗文堂より独・英・日本語で出版された。
京都 ddd ギャラリー での展示 「ニッポンのニッポン」 は、この本をきっかけに企画された。
展示に関わってくださったすべての人と、とりわけ日本 ―― 変わることなく刺激を与え続けてくれる国 ―― に感謝を捧げたい。 [ヘルムート・シュミット]

◯ 会場・会期
京都 ddd ギャラリー
2015年11月9日[月]-12月22日[火]
11:00-19:00(土曜は18:00まで)
日・祝日休館 入場無料
〒616‒8533 京都府京都市右京区太秦上刑部町10
TEL: 075-871-1480   FAX: 075-871-1267
地下鉄東西線 太秦天神川駅1番出口 徒歩3分
嵐電嵐山本線 嵐電天神川駅 徒歩5分

市バス・京都バス 太秦天神川駅前下車、駐車場無

◯ ギャラリートーク
日 時 : 2015年11月9日[月] 16:00 – 17:30
講 師 : ヘルムート・シュミット
会  場 : 京都 ddd ギャラリー 会議室
通訳付、入場無料、要予約、定員40名
※参加ご希望の方は、10月21日[水]以降にお申し込みください。

◯ オープニングパーティ
2015年11月09日[月] 17:30-19:00
会場 : 京都 ddd ギャラリー

◯ 作家略歴
ヘルムート・シュミット
1942年オーストリアうまれ。
西ドイツで植字工従弟期間を終了後、1960年代、スイスのバーゼルスクールで、モダンタイポグラファのエミール・ルーダーのもとで学ぶ。
1970年代中頃、西ドイツで社会民主党のウィリー・ブラント、ヘルムート・シュミット両首相のための制作活動に携わる。
1980年、大塚製薬の医家向け医薬品のパッケージや、ポカリスエットのアイデンティティの確立。
ヘルムート・シュミットは、現在大阪を本拠に、商業デザインの仕事と並行して、自主制作に携わっている。1992年以来、自主制作シリーズ「タイポグラフィック・リフレクション」を発行し、現在11号にいたる。また、専門誌「ベースライン」「アイデア」「TM」などへの寄稿者である。
著書 : 『タイポグラフィ・トゥデイ』(1980/2015年)誠文堂新光社発行、『バーゼルへの道』 (1997年) 朗文堂発行、『 japan japanese 』(2012年)朗文堂発行。フィヨルド・ゲイコの編集、デザインによる『 helmut schmid:design is attitude 』 が2006年ビルクホイザー社より発行。
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京都造形芸術大学 情報デザイン学科特別講義
タイポグラフィとタイポグラフィ

日  時 : 2015年11月26日[木] 17:00-18:30
講  師 : ヘルムート・シュミット
会  場 : 京都造形芸術大学 望天館1F B11ホール
共  催 : 京都造形芸術大学
      通訳付、入場無料、予約不要、定員100名、当日先着順

【展覧会】 東京国立博物館 特別展「始皇帝と大兵馬俑」

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特別展「始皇帝と大兵馬俑」
東京国立博物館 平成館 特別展示室  
2015年10月27日[火]- 2016年2月21日[日]

今から約2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝。
その陵墓のほど近くに埋められた「兵馬俑 ヘイバヨウ」は、20世紀の考古学における最大の発見のひとつと謳われ、出土以来、新しい知見と驚きをもたらし続けています。
本展では、バリエーション豊かな兵馬俑と、始皇帝にまつわる貴重な文物を一堂に紹介し、始皇帝が空前の規模で築き上げた「永遠の世界」の実像に迫ります。
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<開催概要>
◎ 会    期   2015年10月27日[火]-2016年2月21日[日]
◎ 会    場   東京国立博物館 平成館(上野公園)
◎ 開館時間   9:30-17:00(入館は閉館の30分前まで)
           特別開催日、休館日があります。詳細は下記参照。
◎ 観覧料金   一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料

◎ 主    催   東京国立博物館、陝西省文物局、陝西省文物交流中心、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
◎ 後    援   中国大使館

【 詳細情報 : 東京国立博物館  トーハク特別展「始皇帝と大兵馬俑」専用ページ

【展覧会】 笹井祐子展 ー 日々の彩り -

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笹 井 祐 子 展
「 日 々 の 彩 り 」
Gallery  A R K

<開催期間> 2015年10月15日[木]-10月24日[土]
<開廊時間> 11:00-18:00 ( Last day  17:00 まで)
          会期中無休
<詳細情報> Gallery  A R K 

【展覧会】 奥村浩之彫刻展「大地の詩」+WebSiteギャラリー メキシコの石に刻す彫刻作品 Okumura Hiroyuki

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奥 村  浩 之 彫刻展
「 大 地 の 詩 」
ギャラリー f 分の1

<開催期間> 2015年10月14日[水]-10月24日[土]
<開廊時間> 11:00-18:30 (初日は13:00から/日曜・祝日・最終日は17: 00まで)
10月19日 月曜は休廊
<詳細情報> ギャラリー f 分の1
http://galleryf-1.net/exhibit/2015/151014okumura/1014okumura.html ,  http://galleryf-1.net/index.html

◆    ◆    ◆

【 WebSite ギャラリー 】
奥村 浩之 Okumura Hiroyuki
メキシコの石に刻す彫刻作品

本稿の初出は2015年06月16日であったが、そのままここに転載した。

okumura04k[1]okumura01k[1]奥 村  浩 之  Okumura Hiroyuki
<略 歴>
1963年    石川県に生まれる。
1986年     金沢美術工芸大学美術学部彫刻科卒業
1988年     金沢美術工芸大学大学院修士課程修了
1989年-   メキシコに渡る
現在、メキシコを本拠地に、彫刻制作に没頭
【 YouTube 2:42  奥村浩之 彫刻を語る  https://youtu.be/US5XMIHnT5I

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<“ FSPONTÁNEIDAD ” わ が 宝  奥 村 浩 之>
日本での石との対話から、さらに大きな石との格闘を求めて渡ったメキシコでは、石のほかに、メキシコ時間との出会いがあり、ESPONTÁNEIDAD (のびのびとした) ということばが、何をすべきか、僕を大きく成長させ変貌させた。
メキシコの豊かな大地と歴史、メキシコの人々の心が育て上げたメキシコ時間の精髄で、その真意を知ったとき、僕は真に自由になり、メキシコと同化したことを自覚した。

ESPONTÁNEIDAD は僕を僕たらしめ、僕の宝となった。 そしてそれは彫刻表現の方向をも導いてくれ、さらにもうひとつのことば 「GOZOSO」 (楽しい) も連れてきてくれた。
DSCN9656左) 奥村浩之  Hiroyuki Okumura さん。右) 笹井(奥村)祐子 Yuko Okumura-Sasai さん

彫刻家/奥村浩之、版画家/笹井祐子。
このおふたりとすごした初夏の日日、そのわずかで永かった時間は、どこか模糊としてとらえどころがなく、それでいて充実し、こころをなごませるひとときとだった。
奥村浩之の彫刻作品は、すべての作品にギャラリーがつき、勝手に紹介することはできなかった。それよりも、どの作品も巨大で、WebSiteのちいさな画面ではとうてい紹介できる造形物ではなかった。
それでも秋の個展まで待てないからと、無理を承知で、朗文堂の周囲に紹介する写真を依頼した。

いまはアトリエに戻り、なにごとも悠然とながれる「メキシコ時間」のなかにいる奥村浩之である。したがって写真の到着までにはだいぶ時間がかかるであろうと予測していた。ところがナント、おそらく汗を拭き拭き写真を選択したものとおもえたが、小品ながらも力作ばかり、五点の写真データを送付してくれた。
奥村浩之はことしの秋に東京での個展を予定している。それに際しては令室の笹井祐子をわずらわせてデータをいただき、あらためてここにご紹介したいが…… 。

地球の向こう側で、硬くて、堅い、メキシコの岩や石と格闘している彫刻家/奥村浩之のこころは、きわめてのびやかで、やさしかった。そしてその躰をながれる血液は、まぎれもない日本男子のそれである。

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1 NIDO DE VIENTO(ニィード デ ベィエント)― 風の巣 ―
  火山岩 48 x 37 x 30 cm    2012年
ニードデビィエント

2    CONTRA VIENTO(コントラ ベィエント)―風に向かって ―
   オニックス  56 x 30 x 33 cm    2012年
コントラビィエント

3    LA CASA DEL NORTE(ラ カサ デル ノルテ)― 北の家 ―
   火山岩  48 x 79 x 14 cm    2012年
ラカサデノルテ
4  VIENTO VERDE(ベィエント ベルデ) ― 緑の風 ―
   大理石  53 x 20 x 14 cm   2012年
ビィエントベルデ

5  VIENTO ROJO(ベィエント ロホ) ― 赤い風 ―
   火山岩   45 x 52 x 21 cm  2011年
ビィエントロホ

【 詳細情報 : 奥村浩之 HP  Curriculum vitae Hiroyuki OKUMURA

2016 羽原肅郎 カレンダー展 白:白の無地=原点をめざした茶碗たち

羽原_01 羽原_02東塔堂|Totodo  WebSiteよりご紹介いたします。

2016年版カレンダーでは羽原肅郎氏のコレクションより 「 白 : 白の無地 = 原点をめざした茶碗たち 」 をご紹介します。
カレンダー掲載の羽原コレクション展示にあわせ、関連書籍の販売を行ないます。 是非ご覧ください。

EVENT
10月16日[金]  18:00 - 20:00
カレンダー掲載の「 茶碗 」 を使用して 羽原肅郎による 「 お茶会 」 を行います。
参加無料、お越し下さい!


会 場 : 東塔堂|Totodo
会 期 : 2015年10月12日[月]-10月31日[土]
時 間 : 12:00-20:00[日曜休み]
協 力 : 加藤勝也
入 場 : 無料


羽原肅郎
1935年、 広島県に生まれる
桑沢デザイン研究所リビング・デザイン科研究クラス卒業
建築写真家 : 二川幸夫に師事
美術出版社・月刊 『デザイン』 誌編集責任者、 東京造形大学助教授、二玄社出版部部長として 『CG』 誌等の編集に参加
鹿島出版会『SD』誌デザインエディター、 JIDA事務局長を歴任.
明星大学 造形芸術学部 造形芸術科 教授.
武蔵野美術大学、筑波大学、 東京YMCAデザイン研究所、 多摩美術大学等の非常勤講師を務めた
著書に 『 構造の芸術 』 『 本へ!』 などがある
『 世界デザイン史 』 などにも執筆
コンクリート・ポエトリーの制作も行っている

【 詳細情報 : 東塔堂|2016 羽原肅郎 カレンダー展 白:白の無地=原点をめざした茶碗たち 】

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん、ブログ<活版小本>に新作発表

活版小本京都の吉田山のほとり、ちいさな活版印刷機で小型本の製作をつづけておられる
ぢゃむ 杉本昭生さんは、製作のピッチも順調ですし、そのブログ<活版小本 コホン>
意欲的な更新が継続しています。
とても瀟洒で、すっきりとした画面構成ですし、テキストも丁寧に書きこまれています。
皆さまのご愛読と、ブログへのご訪問をおすすめいたします。     やつがれ wrote

ブログ<活版小本 コホン>のアドレスはこちらです。
杉 本   昭 生
【 ぢゃむ 杉本昭生  活版小本 http://kappan-kohon.blogspot.jp/ 】
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シャルル・ルイ・フィリップ『老人の死』

シャルル・ルイ・フィリップの短編「老人の死」(小牧近江訳)をつくりました。
フィリップは1874年生まれのフランスの作家です。
35歳という若さで亡くなった彼は、生前パリの新聞「ル・マタン」に
計49編のコント(短編小説)を書き、『小さな町で』と『朝のコント』の
2冊の短篇集を出版しました。

「老人の死」はその中の一篇で、邦訳は大正時代に出版されています。
最近知ったのですが、短篇集『小さな町で』は、2003年に山田稔さんの訳で
みすず書房から出ていました。
この本の書評で作家の川上弘美さんが「老人の死」について書いています。
興味があればご覧ください。

体裁はご覧の通り、背幅 3 mm の薄っぺらな本になりました[杉本昭生]。

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第29号 完成・配布中+Viva la 活版 Let’s 豪農の館Ⅵ

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 29』 (Autumn 2015)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。

20151001165127518_0001『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 29』 (Autumn  2015 )
表紙使用活字 :  36pt.  ロックウェル
版画製作協力 : 笹井(奥村)祐子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『第19回 活版ルネサンスフェア』
・ イベント情報   『 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 』 開催のお知らせ

・  豆知識29        活版印刷 人物伝 ⑤ 《15世紀 スウァインハイムとパナルツ》
・  アクセス情報  豪農の館「北方博物館」マップ(加久本真美)+アクセス情報
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『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、 会員登録 と年間登録費の納入をお願いします。 なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。
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《直近に迫った Viva la 活版 Let’s 豪農の館 大特集。サイトマップ+見どころ食べどころ満載》
Web02豪農の館20151001183042926_0001 新潟マップところで・・・・・・、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>新潟マップの製作担当は会員:加久本真美さん。加久本さんといえば、昨年鹿児島での<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>でも大活躍をされました。会場では獅子奮迅の大活躍でしたが、いっぽ町にでれば、「西郷ドン」や、「白くまくん」や、なにやら怪しげなキャラクターに興味津津。そんな写真がのこっています。

ですから今回も加久本・大石のコンビは、またまたなにかしでかす ?! のではないかとひそかに心配しておりましたが、やはりやってくれました。北方文化博物館分館:清水園のちかく、新発田シバタ市にあるという<ニコタン・モモタン>に大注目!

新発田シバタ市の清水園は下見をかねて昨年秋にもおとずれました。このまちは高田馬場の決闘で名を馳せ、のちには播州赤穂藩につかえて、赤穂浪士四十七士随一の剣客であった、堀部 武庸(たけつね 通称:堀部安兵衛 1670-1703) の生誕地であり、清水園にはその記念館もあります。 ところが<ニコタン・モモタン>の存在はまったく知りませんでした。
これはなんとしても行かずばなるまいて…… 。

「ニコタン」って何?

引用 : 「ニコタン」って何? http://www.nikotan.com/?page_id=4
グーグル : ニコタン 画像集

「ニコタン」は、平成元年に新発田ガスのイメージ・キャラクタとして誕生しました。そのコンセプトやネーミングの由来についてご紹介いたします。世間一般でガス会社とは、「顔の見えないガス事業」などと言われていましたが、当社、佐藤哲也社長のアイディアで「我々の笑顔を大勢の皆さんに見てもらえたら」と、この巨大なニコニコ・ホルダー(貯蔵タンク)が出現しました。
DSCN782420141106162032434_0006 DSCN7855ニコタンというわけで、朗文堂 アダナ・プレス倶楽部には、続続と力作の出展製作品が到着し、お盆の休暇もどこかに消しとんで、あわただしく準備の日日がつづいております。
皆さんも、ぜひともアダナ・プレス倶楽部の会員として登録をたまわり、<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>にご参加くださいますようお願いいたします。