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活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 08  創立10周年記念特別参加・タイポグラフィ学会の取り組みが本格化

長崎タイトルPrintDSCN9326活版礼讃イベント{Viva la 活版 ばってん 長崎}は、長崎県印刷工業組合会館を主会場として開催されます。
メーンの展示場は三階の会議室を使用します。ここは本来は会議室ですし、三方壁面にはガラスケースにはいった長崎の印刷関連資料が展示されています。また照明・空調・音響装置も良好とはいえません。
したがってふつうの「ギャラリー」「展示場」とされる施設とはことなり、必ずしもイベントスペースとしては快適とはいえません。

新潟01 新潟02ところが活版印刷関連のイベントが盛んになった首都圏をみずからの意志で一旦はなれ、地方からの振興の道を選択したアダナ・プレス倶楽部は、これまでの北海道・アルテピアッツァ美唄、鹿児島・尚古集成館、新潟・豪農の館などで開催してきた活版礼讃イベントでも、空調・照明・音響施設などが整備された「ギャラリー」のようなところでの開催ではなく、ゆたかな自然がいっぱいの環境のなかで、身体性を重視したものづくり、手づくり感にあふれたイベントを試みてまいりました。

DSCN6093 DSCN6100今回の展示の一部には、同館収蔵庫に収納されている明治期の手引き印刷機(アルビオン型。2台あり、1台の鳥居状天板の表裏には、東京築地活版製造所・大阪活版製造所のマークと欧文表記の社名がみられる)をご覧いただく予定です。
また可能であれば、状態のよい一台は実際に稼動させる試みが現地でなされます。
三谷幸吉『本邦活版開拓者の苦心』で報告されている、かつて新町活版所・境 賢治が使用していたと伝承される「天然ニカワによるインキローラー(肉棒)製造器」も展示の予定です。
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さらに意欲的な挑戦にいどむのは、創立10周年記念事業の一環として特別参加されているタイポグラフィ学会です。
タイポグラフィ学会の主展示場は「長崎県印刷会館」の一階。写真右手シャッターの奥となります。

同会場ではタイポグラフィの先鋭が10年のときを刻んできた歴史をふりかえり、あらたなタイポグラフィを俯瞰する意欲的な会場であり、展示となります。
ここはふだんは駐車場として使用されており、当然採光・照明などの設備におとります。
またここには談話室 兼 休憩コーナーも設けられる予定です。

DSCN6113 DSCN6109Print会場案内サインボード : 平面設計 日吉 洋人(タイポグラフィ学会会員・活版カレッジ修了)
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《活版印刷礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}5月7日{崎陽長崎探訪・活版さるく}訪問、コース順など紹介》
なんとも贅沢な企画が実現したものである。
{崎陽長崎・活版さるく}は本木昌造、平野富二をはじめ、日本近代産業発祥の地・長崎にある文明開化関連史蹟を、貸し切りバスと徒歩でめぐるツアーである。

半日の短い行程であるが、長崎と東京での研究の蓄積をあわせ、また新知見による平野富二(矢次富次郎)生誕地をはじめ、まったく未紹介の場所や、ふつうは非公開の場所を含めての得難い観覧となる。
ご予約のうえ積極的なご参加を待ちたい。

Viva la 活版 ばってん 長崎
『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』
活版さるく表紙 map-Nagasaki画像
『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』
基本データ製作 : 長崎県印刷工業組合、岩永 充、大石 薫、片塩二朗、平野正一、古谷昌二、宮田和夫、盛田隆行
冊子データ製作 : 日吉 洋人(タイポグラフィ学会 創立10周年記念事業特別協力)
地図データ製作 : 春田ゆかり(タイポグラフィ学会 創立10周年記念事業特別協力)
発行 : 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部


『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』は2016年5月7日に開催されるイベントにむけて限定製作されます。
このデータは一般公開され、江湖のご意見をあわせて遺漏なきを期し、将来の基礎データとなることを目的とします。

【 詳細 : アダナ・プレス倶楽部ニュース 】

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第32号(Spring) 完成 ・ 配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌32表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)
表紙使用活字 : 24pt. Franklin Gothic Condensed

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催特集!
・  崎陽探訪・活版さるく 探訪地詳細図および解説
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『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、「 登録会員登録 」と年間登録費の納入をお願いします。
なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

 

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 06 地震お見舞いと長崎県印刷会館の活字の状況

お見舞いこのたびの平成28年熊本地震により、被害を受けられました皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げると共に、被災された皆様の、一刻も早い復旧・復興を祈念いたします。
いまだに余震とはいえない規模の地震がつづいているようです。一刻もはやい収束を念願するとともに、皆皆さまのご息災を切望いたしております。

<Viva la 活版 ばってん 長崎>の主会場「長崎県印刷会館」からのご報告では、2016年04月14日[木]の「前震」ではなにも異常はなかったのですが、04月16日[土]未明の「本震」で、三階の活字ケースから若干の活字が崩落したとの連絡がございました。
下掲写真(本年01月撮影)の活字ケースには、三号明朝体、五号明朝体、9 pt. 明朝体などが設備されていましたが、馬棚上部の活字ケースが倒壊したとのことです。幸い被害はその程度の軽微なものであったとのお知らせをいただきました。
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そのため<Viva la 活版 ばってん 長崎>初日05月06日[金]に予定しておりました「活版印刷で名刺をつくろう」の一部を変更して、アルファベット活字を使用した内容に変更させていただきます。ご了解をたまわりますようお願いいたします。
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【新刊紹介】 江越弘人著 『長崎がうんだ奇妙人列伝』

プリント チラシ表 チラシ裏新江越_顔写真4c江越  弘人(えごし ひろと)

昭和10(1935)年、長崎市(旧高浜村)生まれ。
昭和34(1959)年、長崎大学学芸学部卒業。
 長崎県公立学校教員(小学校)を歴任。  平成8(1996)年、定年退職(最終勤務校、長崎市立鳴見台小学校)。
現在、長崎の歴史と史跡について講演やガイドを精力的に行なっている。

著書に 『白帆注進』(共著、長崎新聞社)。『幕末の外交官森山栄之助』(弦書房)。『〈トピックスで読む〉長崎の歴史』(弦書房)。『逃げる男 活版印刷の祖・本木昌造』(長崎新聞社)など。
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刊行にあたって 

「生きる」。それだけで面白い。
「無名」。それがなんだ。無名だからこそ、面白い。
人は、さまざまな人生を歩む。一人として同じ生きざまはない。
ただ一つ、人は「生まれ」、そして「死んで」いく。
ただ、人々は、生と死の間を、さまざまなシュチュエーションで繋げていく。この生と死の間の出来事は、他者からのさまざまな毀誉褒貶に覆われる。叩き抜かれ、笑い抜かれ、イジメ抜かれ、そうして、思いがけなく称賛の嵐を浴びた時にも、人間は、自分としての道を歩むほかに方法がない。

人生は思うようにならないものである。また、思った以上に大成功を収めることがある。
最も悪いのは、自分の人生を投げることである。
他人の人生も、滑稽であろうと笑うことはできない。人を笑い、貶めることは、自分を貶めていることである。
 人生は、自分の信じることを、己の個性・能力で生き抜き、生と死の間を繋いでいかねばならない。その「繋ぎ」は、人みな違っている。
つまり、人類はすべて「奇妙人」である。そこには、何ら価値の差はない。お金が入ってきても、来なくても、一生懸命に自分に課せられた環境・時代・能力などに従って生きていくことは、とてもたっといことである。
私は、この書を読んで、一地方に生きた奇妙人を知り、共感し、さらに、己の中の奇妙人を発見してくれたら、何よりもうれしいことだと思っている。他人の奇妙を知り、自分の奇妙を自覚することが、人を優しくするのである。
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◯ 書 名   長崎がうんだ奇妙人列伝

◯ 著 者   江越 弘人
◯ 装 本   四六判 上製本 148ページ
◯ 発 売   朗 文 堂    2016年4月27日
◯ 定 価   本体1,600円+税 ISBN978-4-947613-93-6 C0021

【 詳細 : 朗文堂 ブック・コスミイク

【朗文堂タイプコスミイク】 お待たせしました。元朝体 志安 Combination 3 新発売

元朝体パッケ表1元朝体は、中国・元代の福建地方の民間出版社からつくりだされた書体です。
中国・元代(1271—1368)は、漢民族圧迫政策により書物の出版にきびしい制限が加えられましたが、それでも福建地方の民間出版社では多くの書物を刊行しています。その刊本字様は趙子昂(チョウ-スゴウ 趙孟頫・趙松雪とも 1254—1322)の書風によるとされる脈絡を残した書体です。

宋代の福建地方の出版社では余 仁仲の「万巻堂」が知られていますが、元代になると余 志安の「勤有書堂」が有名になりました。この勤有書堂の刊本字様こそが典型的な元朝体です。勤有書堂の『分類補註李太白詩』(1310年)は趙子昂の書風である「松雪体」でかかれ、元時代の建安刊本の特徴がよくあらわれています。
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元朝体ロゴげんろく志安 ばてれん志安 ひさなが志安

◎OpenType
◎対応機種 : Macintosh、Windows
◎販売価格 : 本体 ¥35,000 + 税
                      ※梱包・送料別途請求
◎パッケージ内容 : CD-ROM 1 枚、ソフトウェア製品使用許諾書
◎ 原字設計 : 欣 喜 堂   パッケージ設計 : 白井敬尚形成事務所

◎特約販売店 : 朗文堂タイプ・コスミイク

【 詳細 : 朗文堂タイプ・コスミイク

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}05 5月8日「ふたつのハンドモールドで活字鋳造・印刷体験会」 テキスト二冊と動画紹介

伊藤伸一表紙 名称未設定-1.indd{Viva la 活版 ばってん 長崎}05月08日[日]、10時・11時から、主会場・長崎県印刷会館三階において、初期鋳型研究家・伊藤伸一氏、タイポグラフィ学会会員・渡辺 優氏による復元された二種類の手込み活字鋳造機(ハンドモールド・かつては割り鋳型)をもちいての活字鋳造(流し込み活字とも)と、その試作活字による印刷体験会を開催いたします。

各回とも先着10名様、見学はご自由ですが、参加費3,000円(テキスト、活字付き)。
初期活字版印刷者の苦心と工夫を知る得がたい機会です。ふるってのご参加を。
ハンドモールド1 ハンドモールド2 ハンドモールド3 渡辺ハンド1 渡辺ハンド2

活版印刷礼讃<Viva la 活版 ばってん 長崎>04 5月7日{崎陽長崎探訪・活版さるく}訪問予定地、巡回コースなど詳細紹介

長崎タイトル map-Nagasaki画像 <Viva la 活版 ばってん 長崎 崎陽探訪 活版さるく PDF: map-Nagasaki > 

 <Viva la 活版 ばってん 長崎 崎陽長崎探訪・活版さるく>
2016年05月07日[土] 13:00-  長崎市内一円

{崎陽探訪・活版さるく}は、わが国の近代印刷術の導入と普及に尽力した、長崎出身の本木昌造、平野富二をはじめ、おおくの近代産業開拓者のゆかりの地を、貸し切りバスと徒歩で巡るツアーです。
本企画は参加費 6,000円で予約制です。参加ご希望のかたは、朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のメールアドレス:adana@robundo.com までお申し込みください。
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12:30 受付開始

13:00 【長崎県印刷会館】出発
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【長崎製鉄所跡】(飽の浦門)
【長崎造船所史料館】 銕橋擬宝珠
【立神ドック】 立神ドック建碑由来

【そろばんドック(小菅修船場跡)】
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【長崎運上所跡】 ※車中より見学
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【諏訪神社・諏訪公園(長崎公園)】
 安中半三郎 歌碑、池原香穉 歌碑、郷土先賢紀功碑、本木昌造 立像、松田源五郎 像、
 杉亨二 像、中村六三郎 碑、上野彦馬 像、ほか
【長崎歴史文化博物館】(本木昌造種字所蔵)脇経由
 ※長崎歴史文化博物館には入館しません
 ※諏訪神社の階段が無理な方は【博物館】見学に変更可(要入館料)
【缶詰の碑(本木昌造弟:松田雅典)】
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【龍馬のぶーつ像】より下山開始
 ※下山が無理な方は【亀山社中記念館】見学に変更可(要入館料)
【禅林寺(飛び地)】 矢次家墓地跡、平野富二碑旧所在地(矢次み弥建立)
【禅林寺】 池原家墓、吉雄家墓、品川家墓、柴田昌吉墓(本木昌造弟)
【光源寺(別所)】 松田源五郎墓

【大光寺(本木家墓所)】
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【福地櫻痴(源一郎)生誕の碑】【思案橋跡】 ※車中より見学
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【平野富二生誕の地(町司長屋跡)】【地獄川】
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【新町活版所跡】【活字の碑】【吉村塾跡】【巌流坂】
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【活版伝習所跡】【唐通事会所跡】
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【小曽根邸の跡】
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【平野富二が矢次家から独立して買い求めた家の場所】
【本木昌造宅跡、医学伝習所跡 碑文は撤去中】
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【長崎海軍伝習所跡】【長崎活字判摺立所跡】
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【銕橋(くろがねばし)跡】【土佐商会跡】
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【国立第十八銀行】
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【長崎新地中華街】【薩摩藩蔵屋敷跡】【銅座跡】
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{崎陽長崎・活版さるく}には、長崎県印刷工業組合をはじめ、三菱重工業株式会社 長崎造船所、同史料館、長崎・東京など多くのアダナ・プレス倶楽部会員の皆さまのご協力をいただき、通常は見学が困難な場所をふくめての訪問が実現した画期的な企画です。

ガイドマップの製作は創立10周年事業の一環として特別参画いただいているタイポグラフィ学会(担当:春田ゆかり氏)によるものです。
当日の天候・道路事情などにより若干のスケジュール変更の可能性がございます。
また長崎は坂の多い町です。急勾配の場所もございますので、履き慣れた歩きやすい靴でのご参加をお勧めいたします。
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<Viva la 活版 ばってん 長崎 懇親会>
05月07日{崎陽長崎・活版さるく}終了後19:00より、長崎印刷工業組合様のご手配により、主会場至近、長崎新地入口角「京華園」で懇親会(予約制 adana@robundo.com 参加費:食事・飲み物代込み・椅子席 5,000円)を予定しております。
皆さまのふるってのご参加をお待ち申しあげます。

活版印刷礼讃<Viva la 活版 ばってん 長崎>01 ここに伝えられた、ここから飛翔した

長崎タイトル mainimage_nagasaki ばってん長崎_表 プリント 長崎タイトル朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、手動式小型活版印刷機 Adana-21J   および その後継機であるSalamaシリーズを中核としながら、活版印刷の今日的な意義と、活字組版の実践を中心に、活版印刷魅力の奥深さの普及を通じて、身体性をともなった造形活動を重視し、ものづくりの純粋な歓びの喚起を提唱しています。

その活動の第一段階として、2007年06月11日-07月02日、青山ブックセンターで開催されたのが活版印刷の祭典<ABC タイポグラフィ>でした。 ABCdeTypography 凸凹フェスタ2012
ついで、「五月の連休は活版三昧」を合言葉に、2008-2012年の五年間、計四回(2011年は東日本大震災のため中止)にわたって『活版凸凹フェスタ』を開催しました。
このイベントには例年、全国から2-5,000人余の活版実践者と愛好家が来場し、特に都市部を中心とした活版印刷の普及に一定の成果をあげました。

2013年からは、活版関連イベントの開催が盛んになった首都圏をいったん離れ、多くのアダナ・プレス倶楽部会員が存在している、日本全国各地からの振興をめざす、あらたな段階として<Viva la 活版-すばらしき活版>の普及活動にはいりました。

◎<Viva la 活版  Viva 美唄> 2013年7月
北海道美唄市、同市出身の世界的な彫刻家「安田 侃(やすだ かん)」氏による彫刻と、北海道の豊かな自然とが相響する「アルテピアッツァ 美唄」にて<Viva la 活版 Viva 美唄>を開催。
同展では出展者・来場者双方が、自然と人と芸術の新しいあり方について考えさせられ、自分自身の心の奥深くや、心豊かな人生について、見つめなおすきっかけとなりました。

◎<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> 2014年11月
鹿児島市島津家の庭園「名勝 仙巌園(せんがんえん)」内の「尚古集成館」(重要文化財、現在は世界遺産)にて<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催。
雄大な桜島を背景に、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、近代活字版印刷術をはじめ、近代産業の揺籃の地としての歴史と文化を有する同地での開催は、造形者の創作意欲をおおいにかきたてるイベントとなりました。

◎<Viva la 活版 Let‘s 豪農の館> 2015年10月
新潟市「北方文化博物館 豪農の館」(登録有形文化財)にて<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>を開催。
米どころ新潟有数の大地主「伊藤家」の邸宅と庭園・生活文化・美術工芸品・考古資料等を展示・保管し、食と文化の地「新潟」のなかでも屈指の場の力を有する同施設での開催は、造形者の五感をおおいに刺激し、文化と知性が積み重ねられた豪壮ながらも繊細なこころくばりに触れて、ほんとうの心の豊かさと、その奥ゆきとはなにかを体感する機会となりました。

◎<Viva la 活版 ばってん 長崎> 2016年05月
<Viva la 活版-すばらしき活版>第四弾となることしは、長崎県長崎市にある「長崎県印刷会館」にて<Viva la 活版 ばってん 長崎>を開催予定。
わが国の近代活版印刷術導入の地であり、本木昌造や平野富二をはじめ、多くの印刷人ゆかりの地である「長崎」においての開催は、活版印刷の「知と技と美」を研鑽されてきた造形者の皆さまにとって、集大成の、そしてまた、あらたなる進化・発展の第一歩となることでしょう。