月別アーカイブ: 2015年2月

エッ ! いまごろお正月 ?!! 恭賀新年 中国/台湾/香港/韓国のみなさまへ

恭賀新年

祝羊年大吉、身体健康、万事如意、闔家安康 !

《 旧暦で正月を祝う東アジアの国と地域-中国 ・ 香港 ・ 台湾 ・ 韓国 》
朗文堂アダナ ・ プレス倶楽部、朗文堂ブックコスミイクには、アジアの国国からの@メールやご訪問がすくなからぬ数にのぼります。 それが混乱するのが、いわゆる旧正月であり、春節の時期です。

北京の印刷界の友人、朱 有福さんからいただいた、
中国式のはなやかな <年賀状> をご紹介しましょう。
朱さんは、広島大学工学部大学院を修了され、工学博士号を有するかたですが、とてもおおらかで、よいかたです。

朱有福さん春節DSCN0471修復なった紫禁城(故宮)武英殿前で。 写真左から : 邢 立(Xing Li)氏、紫禁城内紫禁城図書館長 : 翁 連渓氏、やつがれ、朱 有福氏 (2013年11月)
【 関連情報 : 宋朝体活字の源流/聚珍倣宋版と倣宋体-03 倣宋体活字書風に拘泥した毛沢東

旧正月とは、旧暦のお正月のことです。
旧暦元日(旧暦01月01日。 ことしは新暦02月19日)当日を指すこともありますが、その前後から数日間の連休全体を正月と表すことも多く、それを<春節>と呼んで、にぎやかに祝います。 つまりこの前後一ヶ月ほどは、物流や郵便物も滞りがちになりますので、注意が肝心な時期になります。

2015年は、大晦日オオミソカが02月18日、元日が02月19日になり、その前後から数日間を春節と呼んで、多くは帰郷して家族といっしょに新年を祝いますが、最近は日本各地などにも旅行でみえることが多くなったようです。

◯ 中国 : 2015年の春節
02月18日[水]-24日 [火]までの07連休
◯ 台湾 : 2015年の春節
02月18日[水]-23日[月]までの06連休
◯ 韓国 : 2015年の春節(ソルラル)
02月18日[水]-20日[金]までの03連休
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DSCN7860中国 ・ 北京の友人/清華大学 美術学院 副教授のおふたり(ご夫妻)と、そのご子息
前列右) 視覚伝達設計系学科 副教授  原 博 ( Yuan Bo ) 先生
前列左) 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 先生
2015年01月11日[日] 中国の清華大学キャンパス 陳 輝研究室にて。

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<原博先生からの@メール 2015年02月12日>

ご丁寧なメールをありがとうございます。
大石さんと話すことはとてもよい勉強のチャンスになります。
中国以外の、別の国の視点から、いろんなことを考えさせられて、
新しい角度からの視点、刺激をもらうことができます

大石さんが昨年末に航空郵便で送られた今年の年賀状は、まだ届いていません、
ふつう、郵便局からの手紙とか年賀状などは、まず清華大学の受付に届いて、
それから別々に各専門科の事務室へ配られます。
一月は冬休みのときでしたので、たぶん大石さんの年賀状は
まだ清華大学の受付の机に置かれているのかもしれません。
せっかくの年賀状ですが、わたしの新学期のプレゼントになるかもしれません。

心配してはいませんよ。

そろそろ春節になります。
中国のひとはほとんど故郷へ帰り、家族と一緒に節日を過ごします。
02月21日からの一週間、わたしも主人〈陳 輝先生〉の故郷の浙江省へ帰ります。
大石さんからのたくさんの祝福を持って帰れて、楽しい帰省になります。

ブログでご紹介いただくために、主人の作品の写真を送りました。
お幸せを祈ります。
原  博   2015.2.12

会員情報/中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました。

【会員からの情報】 英国 BBC News, テムズ川河床から<Doves Type>を発掘と報じた。

19世紀世紀末から20世紀の初頭、ロンドンテムズ河畔の
アッパーマル通りにあった、印刷と製本工房が Doves Press でした。
Doves Press は、Cobden – Sanderson と Emery Walker を中心に
Arts and Crafts movement の中核的な存在として知られ
多くの忘れられない図書をのこしています。

Doves Press の工房は、俗に Doves Type とされる
フィリップ ・ プリンスの活字父型彫刻による
独自のハウスフォントを所有していましたが、
1917年(大正06)に、両者のあいだのいさかいがもとで
工房裏のテムズ川にすべての活字と活字複製原型が
投げ捨てられたとされています。

それがこのたび、潜水作業をともなった涙ぐましい調査によって
活字の一部が発見されたことを
英国 BBC News が動画入りで報告しました。
[ 情報提供 : タイポグラフィ学会会員 K 氏 ]

【 元記事 英国BBC : Lost typeface printing blocks found in river Thames 】 動画あり 01:03
ピクチャ 1
Lost typeface printing blocks found in river Thames
7 February 2015 Last updated at 11:15 GMT

Printing blocks for a typeface called Doves Type have been discovered in the River Thames.
The font has not been used for nearly a century as the printing type blocks, used to print letters, were thrown into the river in 1917.

Nick Wilmshurst reports.

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参考引用資料 :『 THE DOVES BINDERY 』 ( Marianne Tidcombe,  The British Library, 1991 )

DOVES03Cobden – Sanderson と Emery Walker のふたり
DOVES02古写真から ―― テムズ川からアッパーマル通り方向をみる。 高木の左手 ボートハウスのうしろがダブス ・ プレス跡。 その左側 低木のうしろが、ウィリアム ・ モリスらによるケルムスコット ・ プレス跡。
DOVES04ダヴス ・ プレスの代表作のひとつ 『 Paradise Lost 』。印刷 : 1902年、製本 : 1907年
DOVES05 『 Paradise Lost 』の本文ページ。 Doves Type は Arts and Crafts movement  の意を体して、ニコラ ・ ジェンソンによる ヴェネチアン ・ ローマンに範をもとめ、パイカ (12 pt. ) サイズだけが、フィリップ ・ プリンスの活字父型彫刻によって製造された。
このページのタイトルとイニシャルは、エドワード ・ ジョンストンによるカリグラフィである。 ジョンストンは、12冊のヴェラム特装本には金泥で書写した。 それを版下として凸版印刷した紙製の図書もつくられた。

アダナ・プレス倶楽部会報誌 第27号 完成・配布中です。

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 27』 ( Early Spring  2015 )を
刊行し、会員の皆さまへ配布中です。 会報誌27『 Adana Press Club NewsLetter  Vol. 27』 (Early Spring 2015)
表紙使用活字 : 30pt.  ギャラモン ・ イタリック
             24pt.  花形活字 各種

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容(目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報   第18回活版ルネサンスフェア 開催のお知らせ
・ 研究報告     『 タイポグラフィ学会誌  07 』
                             江川次之進の事績と江川活版製造所の変遷
・ 豆知識27       活版印刷 人物伝 ③ 《 15世紀 》
・ 活版まんが19  活版第一たいそうの巻
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、
会員登録 と年間登録費の納入をお願いします。

なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、
会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

【朗文堂ブックコスミイク】 出版記念講演会 髙野 彰 『洋書の話』を語る

【 出版記念講演会 】
髙 野  彰 『 洋書の話 』 を語る
◯ 日   時 : 2015年03月14日[土]  14:00 - 16:00  *13:30より受けつけ
◯ 会   場 : 東洋美術学校 D 棟 学生ホール
      161-0067 東京都新宿区富久町2-6
      地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
◯ 聴講料:2,000円
◯ 主   催 : 朗 文 堂
◯ 後   援 : 学校法人 専門学校 東洋美術学校 産学連携事務局
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* 要申し込み登録 : 03月02日[月]  申し込み締め切り
会場 ・ 資料準備の都合上 < 朗文堂 E-mail > robundo@ops.dti.ne.jp  宛に、「 件名 : 洋書の話講演会 」 としてお申し込みください。 03営業日以内にお断りの返信が無い場合は受けつけ完了とさせていただきます。 会場定員は40名です

【 プリント用 PDF  lecture_takano

講演会web

──────────── <参考資料>

【 朗文堂 ブックコスミイク  新刊紹介】  洋 書 の 話  髙 野 彰 著

カバー表1

洋 書 の 話

◯ 著  者 : 髙  野   彰
◯ 発行日 : 2014年11月13日(初刷り)
◯ 発  行 : 朗  文  堂
◯ 定   価 : 本体3,700円+税

2015年02月12日より 第二刷り発行
A5判 並製本 ジャケット付 263 ページ
ISBN978-4-947613-91-2
22-23 112-113 120-121上掲画像はクリックすると拡大画像でご覧いただけます。
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< 著者あとがきより >
バウアーズが Principles of bibliographical description を出したのは1949年のことである。年代的には古いが、記述書誌学を扱った著作で、バウアーズを越える著作は現在も出ていない。  この著作は現在も記述書誌学の重要な基本書であることにかわりはない。

その後、1969年にはパドウィック (E. W. Padwick) が Bibliographical method を出した。1970年にはピアス (M. J. Pearce) が A workbook of ana-lytical & descriptive bibliography を出している。

そしてギャスケルは1972年に A new introduction to bibliography を出した。
しかしいずれもバウアーズの解説書に近い。 ピアスなどはバウアーズ本を章ごとに取り上げて解説しているほどである。 バウアーズ本が難解なため、解説書や入門書が必要なのである。

『 洋書の話 』 の初版が出たのは1991年のことである。 1995年には増補版を出したが、その後、絶版となってしまった。 そしてこの度、第2版を出す機会を得た。 初版そして増補版で扱っている時代は16–18世紀が中心であったが、今回もその範囲を越えていない。

『 洋書の話 』 も記述書誌学の概説書であるが、洋書がどんな姿をしているか、その姿はどのようにして作られたのかを示そうとしている。 その意味では、本書は、書名に示したように、洋書に関する本と見ていただいても良い。

そのためにも、これまで以上に図を多く取り入れ、目で見てわかるようにつとめた。 これまで何気なく見てきたことにも意味があることを知り、それらがどんな目的で用いられ、どんな姿で本に現れているかを理解できるはずである。

記述書誌学は完成した学問ではない。 現在も模索し、発展を続けている学問である。 未解決の問題も多い。 しかしこの知識を通して得られる情報は計り知れない。 記述書誌学を目指す人や洋書に興味を抱いている人にとってお役に立てば幸いである。
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< 主な内容 > 目次より
1 章 4°:A‒P4 とは何か
2 章 本の隠れた特徴
3 章 折丁式の作り方
4 章 扉の転写
5  章 扉以外の部分の転写
6  章 記述の単位
7 章 記述書誌学とは
8 章 記述書誌と目録の違い
9 章 準ファクシミリ転写法小史
参考図書/用語集/あとがき/索  引
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< 著者紹介 >
髙 野  彰 (たかの あきら)
1941年 生まれ
1964年 東京大学総合図書館 勤務
2001年 跡見学園女子大学文学部教授
2012年 跡見学園女子大学文学部特任教授
2013年 退官
博 士(日本文化)
◯ 主要著書
『 洋書の話 』 増補版(丸善、1995年)
『 帝国大学図書館成立の研究 』(ゆまに書房、2004年)
『 英語本の扉 』 (朗文堂、2012年)
 
【 関連 URL : 出版記念講演会 / 髙野 彰 『洋書の話』を語る

──────────── <参考資料 ② >

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英語本の扉 その歴史と役割 』

◯ 著   者 : 髙 野 彰
◯ 装   本 : A5判 並製本 ジャケット付 176ページ
◯ 発行日: 2012年8月28日
◯ 定  価 : 本体1,900円+税
ISBN978-4-947613-86-8 C3000 

本書は「扉」の役割とその歴史を解き明かした書物です。
書物に関心のある人にとって、刺激的な内容になっています。

1500年頃の英語本の扉には、木版の書名、木版の絵を併用した書名、扉全体を囲んだ装飾の枠内に示された書名、コップや逆三角形やワイングラスの形をした書名など、興味深い工夫が目に付きます。
こんな工夫をしたのは、扉ページを本文ページとみなしていたからです。
そのおかげで、扉は本の品質を保証するページになれるのです。

【関連 URL : [ブックコスミイク]新刊書籍 髙野 彰著 『 英語本の扉 』 のご案内

新機種登場 !! アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A

プリント活版印刷のさらなる普及をめざして
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モノみな値上がりするこの時代
朗文堂/アダナ ・ プレス倶楽部では
活版印刷のさらなる普及をめざして

Adana-21J の設計 ・ 製造での
創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら

アダナ式小型卓上活版印刷機 Salama-21A の
お求め易い、大胆な低価格を実現しました。
名称未設定-4 名称未設定-4【 プリント用 PDF new Salama-21A_01 new Salama-21A_02 】
上掲フライヤー A4判 4/4色を進呈いたします。ご遠慮なくおもうしでください。

プリント《 水の精霊 ・ サラマンダーと、新機種 Salama-21A の命名の由来 》
グーテンベルクが西洋式活版印刷術を開発した中世ヨーロッパのひとびとは、のちに社会を揺るがすことになるその偉大な印刷術を、畏怖の念をいだいて 「 Black  Art (黒い魔術)」と呼んでいました。
その西洋式活版印刷術が大成されるためには、加圧式印刷機の製造とともに、活字合金の配合と、活字鋳造技術の確立が不可欠でした。 そしてそれは、永いあいだ培われてきた錬金術の賜物でもありました。

錬金術士や金属精錬所では、「 火 」 の精霊であり、「 不屈の精神 」 や 「 再生 」の象徴である 「 サラマンダー ・ Salamander  ・ 火喰い蜥蜴 トカゲ」 を畏怖し、あがめていました。
また、「 活字鋳造 」 や、「 再生 」 の象徴でもある 「 サラマンダー 」 は、「 活版印刷ルネサンス 」 をスローガンに活動をつづけてきたアダナ ・ プレス倶楽部にとっては、もっともふさわしいモチーフでした。

sala22630 sala22657 sala22663 sala22651Salama図面      寸法 / 天地 475mm,  左右 376mm,  奥行最大 563mm  重量 /19.3kg

黒いボディのアダナ式 ( 蝶つがい式プラテン型 ) 小型活版印刷機 < Salama-21A > では、その 「 ブラック ・ サラマンダー」 のような容貌から、サラマンダーの耐火伝説の由来となった 「 メキシコサラマンダー 」 の異名をもつ、愛らしい 通称 ウーパールーパーをイメージ ・ キャラクターに採用しました。
また、「 水のなかで棲息する 火の精霊 サラマンダー」 にちなんで、それと対をなす 「 水の精霊 ・ オンディーヌ 」 の名を冠した、欧文活字書体 「 Ondine 」 ( Doberny & Peignot, Paris, Adrian Furutiger, 1954  ) をタイトルデザイン活字書体に採用しました。

《 小型活版印刷機 Salama-21A の製造 ・ 販売を開始いたします 》
「 Adana-
21J 」 の開発 ・ 設計 ・ 製造販売から 8 年余が経過しました。 アダナ ・ プレス倶楽部ではその間、わが国の活版印刷関連機器製造ラインの存続 ・ 継続のために、できるかぎり国産での活版印刷機器の製造にこだわってまいりました。

2006年にアダナ ・ プレス倶楽部が発足したころは、インターネットで 「 活版印刷 」 と検索しても、検索できる情報はきわめて些細な状況でした。 しかしいまや 「 活版 」 「 活版印刷 」 「 活版印刷機 」 での検索結果は、膨大な数にのぼります。
これはアダナ ・ プレス倶楽部の活版印刷普及活動と、アダナ ・ プレス倶楽部会員の皆さまの地道な活動が、わずかながらもその一端を担い、功を奏した結果であるともいささか自負しております。

ところが資材のいちじるしい高騰とあわせて、印刷関連器機の製造現場がおおきく変貌し、大量一括生産、あるいは豪華一点生産への二極化がめだち、細部にわたって分業が主流となったわが国の 「 ものづくりの現場 」 では、高精度で、小ロットの小型活版印刷機を、現在の価格で供給することが難しくなってまいりました。
アダナ新コラムhanaikada_color
《 豊富で多様な情報をご提供。新コーナー 【 活版アラカルト 】 のコーナーもございます 》 
アダナ ・ プレス倶楽部の WebSite には、ブログロール 【 活版 à la carte 活版アラカルト 】 がございます。
このコーナーは、これまでは 「 コラム 」 と題して、文章を中心に記録してまいりましたが、画像を増やし、「 活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな 」 を記録しております。 またこのコーナーは写真をクリックすると 「 スライド ・ ショー 」 が楽しめます。

《 アダナ ・ プレス倶楽部会員の皆さまの 情報 をご紹介いたします 》
 うれしいことに、アダナ ・ プレス倶楽部の会員の皆さま、活版実践者の数はどんどん増加しています。
新コーナー 【 活版アラカルト à la carte 】 では、 「 活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな 」 として、アダナ ・ プレス倶楽部会員の皆さまの活動、新製品紹介、イベント紹介などもご紹介させていただきます。
もちろんこの【 活版アラカルト 】 コーナーは、会員の皆さまにはひろく開放されており、展覧会案内、イベント告知、新作紹介の場として、積極的なご利用をお待ちしております。

ご覧いただいておわかりのように、軽便なブログロールですし、製作管理者も IT 関連にはつよくありません。 したがって情報の提供はできるかぎり デジタル ・ データとし、画像は JPG データでいただけると幸いです。
タイポグラフィ ・ ブログロール 【 朗文堂  花筏 】 ともども、【 活版アラカルト à la carte 】 での「 活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな 」 のご愛読と、積極的なご参加をお待ち申しあげます。

活版カレッジDSCN1834uuDSCN3831DSCN7297
活版ルネサンスWeb
DSCN4062DSCN4048DSCN8591 DSCN8584 DSCN8604アダナ ・ プレス倶楽部発足時の段階では、おもに欧米で活版印刷が見直される傾向はあったものの、活版印刷機そのものの新規製造は、世界中どこでもおこなわれていない状態でした。

そのため、アダナ ・ プレス倶楽部では 「 21世紀に入って 唯一の、新規設計 ・ 製造の活版印刷機 」 である、国産の 「 Adana-21J 」 を開発し、設計 ・ 製造 ・ 販売をおこなってまいりました。
うれしいことにこの 8 年の間に、世界的にも活版印刷がさらに見直され、ようやく海外工場での OEM 生産方式による製造体制が整いました。

そこで、アダナ・プレス倶楽部では、さらなる活版印刷の普及をめざして、しばらくのあいだ、国産活版印刷機 「 Adana-21J 」 は、なによりも大切な 設計図と鋳型 を保存しつつ、製造 ・ 販売は中断して、よりお求め易い価格でのご提供が可能な、新機種 <Salama-21A>  の製造 ・ 販売を 2014年04月 より開始することになりました。

新機種 < Salama-21A > は、「 Adana-21J 」 の開発における、サイドゲージ、アンダーバー、無給油ブッシュ、レインボー印刷機能 の採用をはじめとする、さまざまな創意と工夫、精度と耐久性を維持しております。
アダナ式小型卓上活版印刷機のさらなる高性能と低価格を実現した < Salama-21A >を、皆さまどうぞご愛顧たまわりますようお願いもうしあげます。
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《 Adana-21J  ユーザーの皆さまへ》
「 Adna-21J 」 新規製造 ・ 販売は一旦お休みとさせていただきますが、ひきつづきサポートは行なってまいりますので、どうかご安心ください。
また < Salama-21A > の、インキ ディスク、チェース、インキ ローラー、コロ、アンダーバー、紙押さえなどの主要部品は 「 Adana-21J 」 の設計を継承しており、当然互換性がございます。

またこれらの主要部品も、以前よりお求め安い価格でのご提供が可能となりましたので、「 Adana-21J 」 ユーザーの皆さまも、作業性の一層の向上にむけて、これを機会にぜひとも部品の補充をご検討ください。

プリント活版印刷はもはや、アンティークではありません。
これからも、活字よ、活版印刷よ、

サラマンダーのごとく
永遠に――  
────────────
朗文堂 / アダナ・プレス倶楽部

【会員情報】 中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました。

中国 ・ 北京の友人/清華大学 美術学院 視覚伝達設計系学科 副教授  原 博 ( Yuán Bó ) 先生と、そのご主人であり、同大学 美術学院彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) の両先生と、2015年01月11日[日]に中国の清華大学のキャンパスでお会いした。
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  北京市内中央部の古書籍と、北京淸華大学キャンパスをあるく 原 博先生の写真から。

まだ正月気分ののこる東京をあとにして、01月09日[金]早朝のフライトで北京にでかけた。
金曜 ・ 土曜と北京郊外を駆けまわり、夜遅くまで商談をかさねた。
01月11日[日]は北京もさすがに休日。

市内中央部にある古書籍で、原 博先生と待ちあわせ。 そこに友人の邢 立シンーリ 老師が飄飄と登場して、 < 毛 沢 東 > のシグネチュアの初号角電鋳法活字母型をカバンからとりだし、ここで採寸と撮影。
自慢ばなしは聞いていたし、<毛沢東特別版図書>の紙型と図書の撮影はすでにおわっていた。 活字母型はやはり初号角サイズの活字母型であった。
DSCN7655DSCN7656DSCN7678DSCN7680DSCN7760DSCN7771
────────────
DSCN7804そののち、故宮博物院脇の<沢園酒家>まで車で送っていただいた。 ここで邢 立 老師は、「 きょうは家庭サービス 」 ということで華麗に退去。
< 沢園酒家 > で晩年の毛沢東の読書風景を描いた具象絵画を撮影した。  ここまではすでにお知らせした。
【 アダナ・プレス倶楽部ニュース : 北京の友人 邢  立 さんの愛蔵品紹介 <毛主席特別版図書><毛 沢 東 初号角活字母型>
 

《 北京の友人-原 博先生 》
DSCN07842013年12月、北京王府井 ワンフーチン の茶館にて。中央小柄なかたが原 博先生。

【 活版アラカルト :
中国の友人/年賀状の交換を巡って 原 博 さんの〈夢〉&北京点描 

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朗文堂を訪問された 清華大学 美術学院の副教授 原 博 先生(ショートヘアのかた)
上) 原 博先生のデジカメ(セルフタイマー)で撮影。 下) やつがれ撮影(めずらしく撮れた)。

このように、原 博先生とは、2013年12月、翌年01月と北京でお会いした。
その後2014年08月08日、朗文堂をご訪問されて、旧懐をあたためた。
【 アダナ ・ プレス倶楽部ニュース : 会員情報  中国の友人、原 博さんがご来社に!

《 原 博先生、陳 輝先生のご案内で 淸華大学キャンパスを探索 》
2015年01月11日[日]、北京市西郊、海淀区にある 北京淸華大学 美術学院棟 を訪問した。
ちょうど日曜日とあって、遊びにきていたご子息ともども、陳 輝先生の個人研究所で、まずは昨今の中国式に記念写真。
お若くみえた原 博先生に、こんなおおきなご子息がいらしたことに驚いた。 ちなみに中国では古来、夫婦別姓で、子供は男女ともに父方の姓を継承することがおおい。

ついで原 博先生の個人研究所を経て、同先生が整備しつつある、仮称 <活版印刷実験室> を、天井がたかく、きわめてひろい現場で、はじめでみることになった。
教育施設などへのこうした大量な機器の供給は、アダナ ・ プレス倶楽部の得意とするところであり、原先生と大石は、ときのたつのも忘れて意見交換を重ねていた。

DSCN7860 DSCN7861ひといき入れたあと、北京淸華大学の宏大なキャンパスの各所にある、陳 輝先生の彫刻作品をみる目的で、美術学院棟を 15 : 30 に出発。【 陳 輝先生 作品画像集

あまりに宏大なキャンパスで、やつがれすっかりグロッキー。 いつも肩にしているショルダー ・ バックは、いつの間にか大石が担っていた。
「 まだキャンパスの半分もみていませんよ 」  ということだったが、美術学院棟に戻ったときは、すでに冬の陽はどっぷりくれて 18 : 00 を過ぎていた。
DSCN7866
DSCN7869 DSCN7868 DSCN7871 DSCN7874 DSCN7872 DSCN7877 DSCN7882 DSCN7886 DSCN7908 DSCN7909 DSCN7903 DSCN7904 DSCN7925 DSCN7921 DSCN7922 DSCN7931もともと、この  淸華大学 の宏大な地域は、清王朝代の皇族の舘跡だったものを、1911年(明治44年)に設立された清華学堂を起源とするらしい。
わが国では、総合大学ほど、キャンパスがあちこちに分散していることが多いが、淸華大学はほぼこの宏大なキャンパスに集中展開していた。
学内は循環バスがはしりまわり、学生は日曜日だというのに、「自習」のために、淸華大学では必須とされる自転車で、あちこちの研究棟にたくさん詰めかけていた。
DSCN7870 DSCN7880上掲写真上は、淸華園の旧正門で、下は淸華大学大礼堂(ホール)である。
このあたり一帯は、オールドキャンパスとして保存の対象となっており、風情のあるたたずまいであった。
DSCN7897キャンパス巡りの中途で、奇妙な枝ぶりの樹木をみつけた。 原 博先生書きしるして いわく、
「 その樹は、龍の爪のエンジュで、中国ではこう書きます 」。

―― < 龍爪槐 > !

ここから、頭はいっぱいになって、ただでさえおそい歩みが、凍りついたようにこわばり、すべてが疲労となっておそってきた。
ふるく、中国周王朝(前1100ころ-前256)の時代、三公の位をあらわす高貴な樹木とされたのが < 龍爪槐 > である。  その紹介には別項を得たい。

活版カレッジ、Salama-21A 操作指導教室 & 新宿私塾 いつものとおり、熱く、堅実に、淡淡と開講中です。―― +次期講座応募状況

活版カレッジ04月開講予定の〈活版カレッジ〉は事前予約で満員となりました。

朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の < 活版カレッジ春期講座 > は、昨秋の講座を、活版礼讃イベント <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> 開催のために休講として、2015年01月08日[木]から開講いたしました。
久しぶりの昼間部での開講でしたが、公募のいとまもなく定員となりました。

また<Salama-21A操作指導教室>は、お客さまのご都合と、こちらのスケジュールを調整しながら間断なく開催され、新春早早から開催が連続しております。

< 活版カレッジ 冬期講座 > は、01月08日から開始され、03ヶ月間、全09回の講座がつづきます。
ここのところ、< 新宿私塾 > の修了生が < 活版カレッジ > へ、その逆に、< 活版カレッジ > の修了生が < 新宿私塾 > へと、両講座の交流もめだったきました。
ともかく < 活版カレッジ > は04名という徹底した少人数の講座ですので、第一回目の講座終了時点で、すでに造形者としての連帯感がめばえるようです。

【2015年01月28日追記】
<活版カレッジ> 2015年04月夜間部は、先行ご予約をもって定員満了となりました。
次次期の <活版カレッジ> は 2015年07月夜間部での開講予定です。
こちらも先行予約をたまわりますが、次次期からは受講料の若干の改定を予定しており、その改定の詳細は改めてご案内いたします。

【 詳細 : アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 活版カレッジ
DSCN7934DSCN7516DSCN7947<活版カレッジ>は、朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部の直接指導により、本格的な活字版印刷術の知 ・ 技 ・ 美 の 三領域を バランス良く学べます。
また、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J ,  Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。

次回講座の開講は、2015年04月夜間部での開講を予定しております。
なにしろ04名という少人数での講座です。 ご関心のあるかたは、できるだけ早めにご一報いただきますと、受講が確実となります。

25期進行中04月開講予定の〈新宿私塾第26期〉は事前予約で満員となりました。

<新宿私塾>第25期は、年末にわずかな休暇があっただけで、新年早早の01月06日[火]に第14回講座が開講され、つづいて01月13日[火]には第15回講座が開講されました。
<新宿私塾>第25期生はきわめて意欲的で、年末には懇親会 兼 忘年会を自主的に開催するなど、意欲的な姿勢がめだちます。

<新宿私塾>は毎回全25講座が開講されますが、折り返し点をすぎて、塾生同士の交流もさかんで、休憩時間は和気藹々としていますし、閉講後ともなると、担当講師をつかまえて、終電になることもしばしばです。
04月開講予定の<新宿私塾>第26期には、すでに定員いっぱいの予約がはいっているようです。これ以降のお申し込みはキャンセル待ちを条件として受けつけさせていただいております。

【2015年01月28日追記】
<新宿私塾> 2015年04月開講予定の第26期には、すでに定員いっぱいのご予約と、相当数のキャンセル待ちの受講予定者がおられるという状態となりました。
恐縮ながら、これ以降のお申し込みは、2015年09月開講予定の <新宿私塾 第27期> の先行お申し込みとさせていただきます。

【 詳細 : 朗文堂 タイポグラフィ・スクール 新宿私塾
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