月別アーカイブ: 2016年5月

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 小型活版印刷機 Salama シリーズのご紹介

朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部では2016年を期して、小型活版印刷機 Salama シリーズを拡張し、Salama シリーズの中核機 Salama-21A 、髙印圧手動式卓上小型凸版印刷機  Salama-LP、手フート(Hand Operated Foot Press Machine)型手動式卓上小型活版印刷機  Salama-Antiqua の三機種の発売を開始いたしました。
上掲三機種とも、アダナ・プレス倶楽部ならではの、アンダーバー、サイドゲージなどを設置し、利便性を向上させております。

これらの小型印刷機情報と、関連機器・周辺資材情報の常設コーナーは、
製品のご紹介>、<製品のご紹介 キットのご紹介> コーナーにございます。
ご関心がおありの方は、小社宛にご一報いただき、カタログ・見積のご請求、ご内見のお申し込み、Salamaシリーズ操作指導教室、活版カレッジなどにお申し込みください。
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Salama シリーズの中核機、Salama-21A

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【 上記フライヤー PDF  new Salama-21A_01  new Salama-21A_02 】

2016年01月新発売
手動式卓上小型凸版印刷機  Salama-LP

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2016年01月新発売

手動式卓上小型活版印刷機  Salama-Antiqua

名称未設定-4 名称未設定-4sarama_0318sarama_0336sarama_0327sarama_0115新サラマ

【お知らせ】 5月29日[日]-6月3日[金] 中国の大学からの招聘で出張。無事帰国いたしました。詳細報告は近日中に

皆さま 五月晴れの続くきょうこのごろご壮健でご活躍のことと存じます。
北京清華大学からの招聘をうけ、5月29日[日]-6月3日[金]の間
片塩・大石が国外出張となります。
日常業務は平常どおりですが、なにかとご不便をおかけするかも知れません。
ご理解、ご海容のほどお願いいたします。
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{ 新 宿 餘 談 } DSCN7927 DSCN7955 DSCN7956 DSCN7961 DSCN7969 DSCN7960文字壹凜 05月01日>に貧相な花をつけたトロロアオイの開花を報告した。
あまりに貧弱だったのであわてて施肥につとめ、保存してあった種子も別の鉢に播いた。

そのため一週間の留守中に次の開花を迎えそうなほどトロロアオイがよみがえってきた。
新芽の発芽も順調で、本来ならこの鉢に一本をのこして抜きとらなければならない。
密植はかえって害になるとはいえ、せっかく生えてきたものを抜くのはかわいそう。
殺風景だったベランダも生きかえってきて、雀は餌をついばみにくるし鳩まで遊んでいる。
昨年の11月、某国からやってきた種子も元気いっぱいの新芽をだしている。
月はおぼろに霞んで春宵に風情のあるいま
北京への旅立ちを前に、あわただしく本稿をしるす。

{Viva la 活版 ばってん 長崎}11 五月連休後半の長崎があつかった。出島主会場で展示/WS、市内一円で「崎陽長崎活版さるく」展開 ご参加ご協力ありがとうございました

長崎タイトル1030963{Viva la 活版 ばってん 長崎}は、近代機械産業発祥の地、それも140年余の歴史を刻んだ活版印刷にはじまる印刷産業の中核地・長崎県印刷会館を主会場として開催されました。
そのため地元長崎の印刷人だけでなく、ひろく全国から長崎に結集した活版印刷実践者・研究者とのよき交流の場となりました。
イベントには老若男女が多数参加。今後とも長崎の知見と全国の研究が両両あいまって、おおきくひろまるきっかけとなっていけたらなによりのよろこびです。
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これから数回にわたって{Viva la 活版 ばってん 長崎}の記録を紹介します。掲載コーナーは<アダナ・プレス倶楽部 活版 à la carte>、<朗文堂 文字壹凜><花筏>を予定しております。
ところが昨年の{Viva la 活版 Let’s 豪農の館}と同様、主催者カメラがほとんど機能していないため、写真記録は参加者有志(到着順:宮田和夫氏、吉澤雅博氏、半田淳也氏、松尾愛子氏、横島大地氏、真田幸治氏、日吉洋人、春田ゆかり氏)の皆さまのご提供によります。
ご協力ありがとうございました。Viva la 活版  ばってん 長崎WS 吉澤雅博氏撮影 活字高さ見 吉澤雅博カメラ さるく半田カメラ さるく半田02 平野富二生家跡にて矢次家旧在地 半田カメラ

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}10  <アダナ・プレス倶楽部会員活版印刷作品展示> 連日、<来場記念カードを印刷しよう:無料>連日、<復元活字で印刷しよう:参加費500円>、一階会場:タイポグラフィ学会創立10周年特別展示

長崎タイトル

mainimage_nagasaki◎ 「来場記念カードを印刷しよう」 受付随時、参加費無料
     5月6日[金]  10:00-12:00
     5月7日[土]  10:00-12:00、 13:00-17:00
     5月8日[日]  13:00-17:00
小型活版印刷機を使って「来場記念カード」を印刷します。

平野富二自作短歌UU[1]
◎ 「復元活字で印刷しよう」    受付随時、参加費500円

     5月6日[金]  10:00-12:00
     5月7日[土]  10:00-12:00
     5月8日[日]  13:00-17:00
わが国の近代活版印刷の父とされる長崎出身の本木昌造。その明治時代の活字を復元した「本木昌造 活字復元プロジェクト」(2003年)の成果品でる貴重な復元活字(いわゆる三号和様かな活字)をもちいて、来場記念カードにご自分の名前を組版・印刷します。

◎ 「活版印刷で名刺をつくろう」  受付随時、参加費3,000円
     5月6日[金]  13:00-17:00
ご自身で活字を組んで、手動式の小型活版印刷機で名刺を10枚印刷していただきます。
(受付は随時行いますが、希望者多数の場合はお待ちいただいたり、受付を閉め切らせていただく場合もございます。)
使用活字は 12 pt. 欧文活字を予定。詳細は会場でおたずねください。

◎ アダナ・プレス倶楽部会員作品展
全国のアダナ・プレス倶楽部会員の活版作品を展示いたします。一部は販売品もございます。活版印刷の魅力をご堪能ください。

◎ 長崎県印刷会館所蔵品のご紹介
DSCN6093DSCN6100VIVAアルビオンBmotoInk31[1]印刷の先駆地長崎です。壁面にそったガラスケースに常設展示されている長崎県印刷会館所蔵の貴重な品品をはじめ、収蔵庫に収納されている「アルビオン型印刷機」(国産)、インキローラー(肉棒)まき直し器」などの貴重な資料をご覧いただきます。
また平野富二旧蔵の本木昌造・池原香穉など「長崎歌壇」のひとびとの短冊も、平野ホールのご好意で特別展示の予定です。
見応えのある展示となることが予想されますのでご期待ください。

◎ 長崎県印刷工業組合・元専務理事/阿津坂 實氏の一周忌にあたり、万感のおもいをこめて、友人・桜井孝三氏が『印刷雑誌』掲載抜刷集で参加
atusaka minoru櫻井_抜刷集{Viva la 活版 ばってん 長崎}の会期中、05月07日は、故阿津坂 實氏の一周忌にあたります。東信堂印刷所代表:桜井孝三氏は、阿津坂氏とともに八丈島まででかけ、本木昌造らヴィクトリア号が漂着した場所が、それまでの通説となっていた「相川浦」ではなく、「藍ヶ江」であることをあきらかにしました。

一階のタイポグラフィ学会の「本木昌造賞」の記録とあわせてご覧ください。

◎ タイポグラフィ学会創立10周年特別展示
PrintDSCN9326タイポグラフィ学会展示01意欲的な展示にいどむのは、創立10周年記念事業の一環として特別参加されているタイポグラフィ学会です。タイポグラフィ学会の主展示場は「長崎県印刷会館」の一階。写真右手シャッターの奥となります。
同会場では、タイポグラフィ学会が設けている「本木昌造賞」「平野富二賞」の紹介をはじめ、タイポグラフィの先鋭が10年のときを刻んできた歴史をふりかえり、あらたなタイポグラフィを俯瞰する意欲的な会場であり、展示となります。
ここはふだんは駐車場として使用されており、当然採光・照明などの設備におとります。それでもここに、創意と工夫をこらしたタイポグラフィの展示がおこなわれます。
またここには、談話室 兼 休憩コーナーもあわせて設けられる予定です。
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すでに大小さまざまな段ボール箱に詰められた資料が長崎に向けて発送された。
やれることはやったとおもう。それでもいつもイベントが開始されると、あぁ、あれを持ってくればよかった、こうすればもっとわかりやすかったという後悔がある。

今回の「活版礼讃、すばらしき活版 Viva la 活版」は、近代活版印刷揺籃の地・長崎での開催である。交流会もたのしみだ。地元長崎の熱気もひしひしと伝わってくるきょうである。
皆皆さまと長崎でお会いできることを楽しみにして、最後の手持ちの荷物をまとめつつあるいまである。

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}09 <崎陽探訪・活版さるく> 5月7日[土]開催。<活字ハンドモールド鋳造印刷体験会>5月8日[日]開催。

長崎タイトル

20160503155850029_0001活版さるく表紙map-Nagasaki画像《活版印刷礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}5月7日  {崎陽探訪・活版さるく}訪問、コース順などを紹介》
なんとも贅沢な企画が実現したものである。
{崎陽探訪・活版さるく}は、長崎での知見と、関東での研究をあわせ、本木昌造、平野富二をはじめ、日本近代産業発祥の地・長崎にある文明開化関連史蹟を、貸し切りバスと徒歩でめぐるツアーである。

半日の短い行程であるが、新知見による平野富二(矢次富次郎、東京築地活版製造所、石川島平野造船所・現 IHI 創業者)の生誕地探訪をはじめ、まったく未紹介の場所や、ふつうは非公開の場所を含めての得難い観覧となる。
小菅修船所resize[1]

◎ 訪問予定地 : 小菅修船所 [画像提供 : 宮田和夫氏 2016年04月01日
【 参考資料/『平野富二伝』 小菅修船所の経営と立神船渠の開鑿 古谷昌二  p.88 】
 明治2年(1869)3月、(矢次)富次郎24歳のとき、長崎の小菅浦に建設されていた曳揚船渠(パテント・スリップ)が、イギリス人グラバーから引渡を受け、長崎製鉄所の付属となった。その際、富次郎は、小菅修船所の技術担当責任者となった。
 小菅修船所では、常時イギリス人4名を使役して、船舶の修理と船渠の賃貸事業を行い、16ヶ月間で純益金1万8千円を得た。

同年9月、長崎製鉄所は本木昌造の頭取辞任に伴う人事異動で、富次郎は機関方から元締役助に昇格した。その時、小菅修船所での経験を元にして、長崎の立神浦に大型ドライドック(乾式船渠)の開鑿を、長崎県知事を経由して民部省に建議した。
すなわち、大々的に造船事業を起こし、日本と中国間を航海する権利と、諸船舶を修理する権利とを掌握し、それによって沈滞気味の長崎港の繁栄を維持しようとするものであった。

「崎陽探訪・活版さるく ガイドブック」、「崎陽探訪・活版さるく ガイドマップ」は、2016年5月7日に開催されるイベント参加者にむけて限定製作される。
このデータは一般にも公開され、今後とも江湖のご意見をあわせて遺漏なきを期し、将来の基礎データとなることを目的とする。

ご予約のうえ積極的なご参加を待ちたい。
【 詳細 : アダナ・プレス倶楽部ニュース 】
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《活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 5月8日[日]三階会場
「ふたつのハンドモールドで活字鋳造・印刷体験会」 テキスト二冊と貴重動画上映紹介》
伊藤伸一表紙名称未設定-1.indd
{Viva la 活版 ばってん 長崎}05月08日[日]、10時・11時から、主会場・長崎県印刷会館三階において、復元された二種類の手鋳込み活字鋳造機(ハンドモールド・かつては割り鋳型とも記録)をもちいての活字鋳造(かつては流し込み活字とも記録)と、その試作活字による印刷体験会を開催いたします。

初期鋳型研究家・伊藤伸一氏は、米国スミソニアン博物館による復元鋳型をもちいての活字鋳造・印刷をおこないます。
タイポグラフィ学会会員・渡辺 優氏には、グーテンベルクの使用したと想定されている復元鋳型を製作し、実証的に活字鋳造・印刷ができることを証明しました。

各回とも先着10名様、活字鋳造・印刷体験の参加費3,000円(テキスト、活字付き)。見学は自由ですが、テキストをご希望のかたは各500円(税込)。

このとき会場で上映される映像は、1925年(大正14)英国産業連盟(略称 FBI )が製作した貴重な映像で、活字パンチ(活字父型)・活字マトリクス(活字母型)、ハンドモールド操作の実際、明治初期に長崎に伝来したとされるポンプ式ハンドモールドなどの活字鋳造関連資料と、印刷・製本までを紹介する動画です。
初期活字版印刷者の苦心と工夫を知る得がたい機会です。ふるってのご参加を。
ハンドモールド1ハンドモールド2ハンドモールド3渡辺ハンド1渡辺ハンド2