活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 08  創立10周年記念特別参加・タイポグラフィ学会の取り組みが本格化

長崎タイトルPrintDSCN9326活版礼讃イベント{Viva la 活版 ばってん 長崎}は、長崎県印刷工業組合会館を主会場として開催されます。
メーンの展示場は三階の会議室を使用します。ここは本来は会議室ですし、三方壁面にはガラスケースにはいった長崎の印刷関連資料が展示されています。また照明・空調・音響装置も良好とはいえません。
したがってふつうの「ギャラリー」「展示場」とされる施設とはことなり、必ずしもイベントスペースとしては快適とはいえません。

新潟01 新潟02ところが活版印刷関連のイベントが盛んになった首都圏をみずからの意志で一旦はなれ、地方からの振興の道を選択したアダナ・プレス倶楽部は、これまでの北海道・アルテピアッツァ美唄、鹿児島・尚古集成館、新潟・豪農の館などで開催してきた活版礼讃イベントでも、空調・照明・音響施設などが整備された「ギャラリー」のようなところでの開催ではなく、ゆたかな自然がいっぱいの環境のなかで、身体性を重視したものづくり、手づくり感にあふれたイベントを試みてまいりました。

DSCN6093 DSCN6100今回の展示の一部には、同館収蔵庫に収納されている明治期の手引き印刷機(アルビオン型。2台あり、1台の鳥居状天板の表裏には、東京築地活版製造所・大阪活版製造所のマークと欧文表記の社名がみられる)をご覧いただく予定です。
また可能であれば、状態のよい一台は実際に稼動させる試みが現地でなされます。
三谷幸吉『本邦活版開拓者の苦心』で報告されている、かつて新町活版所・境 賢治が使用していたと伝承される「天然ニカワによるインキローラー(肉棒)製造器」も展示の予定です。
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さらに意欲的な挑戦にいどむのは、創立10周年記念事業の一環として特別参加されているタイポグラフィ学会です。
タイポグラフィ学会の主展示場は「長崎県印刷会館」の一階。写真右手シャッターの奥となります。

同会場ではタイポグラフィの先鋭が10年のときを刻んできた歴史をふりかえり、あらたなタイポグラフィを俯瞰する意欲的な会場であり、展示となります。
ここはふだんは駐車場として使用されており、当然採光・照明などの設備におとります。
またここには談話室 兼 休憩コーナーも設けられる予定です。

DSCN6113 DSCN6109Print会場案内サインボード : 平面設計 日吉 洋人(タイポグラフィ学会会員・活版カレッジ修了)
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《活版印刷礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}5月7日{崎陽長崎探訪・活版さるく}訪問、コース順など紹介》
なんとも贅沢な企画が実現したものである。
{崎陽長崎・活版さるく}は本木昌造、平野富二をはじめ、日本近代産業発祥の地・長崎にある文明開化関連史蹟を、貸し切りバスと徒歩でめぐるツアーである。

半日の短い行程であるが、長崎と東京での研究の蓄積をあわせ、また新知見による平野富二(矢次富次郎)生誕地をはじめ、まったく未紹介の場所や、ふつうは非公開の場所を含めての得難い観覧となる。
ご予約のうえ積極的なご参加を待ちたい。

Viva la 活版 ばってん 長崎
『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』
活版さるく表紙 map-Nagasaki画像
『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』
基本データ製作 : 長崎県印刷工業組合、岩永 充、大石 薫、片塩二朗、平野正一、古谷昌二、宮田和夫、盛田隆行
冊子データ製作 : 日吉 洋人(タイポグラフィ学会 創立10周年記念事業特別協力)
地図データ製作 : 春田ゆかり(タイポグラフィ学会 創立10周年記念事業特別協力)
発行 : 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部


『崎陽探訪・活版さるく ガイドブック』は2016年5月7日に開催されるイベントにむけて限定製作されます。
このデータは一般公開され、江湖のご意見をあわせて遺漏なきを期し、将来の基礎データとなることを目的とします。

【 詳細 : アダナ・プレス倶楽部ニュース 】

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第32号(Spring) 完成 ・ 配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌32表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 32 』 (Spring  2016)
表紙使用活字 : 24pt. Franklin Gothic Condensed

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催特集!
・  崎陽探訪・活版さるく 探訪地詳細図および解説
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『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、「 登録会員登録 」と年間登録費の納入をお願いします。
なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

 

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎} 06 地震お見舞いと長崎県印刷会館の活字の状況

お見舞いこのたびの平成28年熊本地震により、被害を受けられました皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げると共に、被災された皆様の、一刻も早い復旧・復興を祈念いたします。
いまだに余震とはいえない規模の地震がつづいているようです。一刻もはやい収束を念願するとともに、皆皆さまのご息災を切望いたしております。

<Viva la 活版 ばってん 長崎>の主会場「長崎県印刷会館」からのご報告では、2016年04月14日[木]の「前震」ではなにも異常はなかったのですが、04月16日[土]未明の「本震」で、三階の活字ケースから若干の活字が崩落したとの連絡がございました。
下掲写真(本年01月撮影)の活字ケースには、三号明朝体、五号明朝体、9 pt. 明朝体などが設備されていましたが、馬棚上部の活字ケースが倒壊したとのことです。幸い被害はその程度の軽微なものであったとのお知らせをいただきました。
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そのため<Viva la 活版 ばってん 長崎>初日05月06日[金]に予定しておりました「活版印刷で名刺をつくろう」の一部を変更して、アルファベット活字を使用した内容に変更させていただきます。ご了解をたまわりますようお願いいたします。
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【新刊紹介】 江越弘人著 『長崎がうんだ奇妙人列伝』

プリント チラシ表 チラシ裏新江越_顔写真4c江越  弘人(えごし ひろと)

昭和10(1935)年、長崎市(旧高浜村)生まれ。
昭和34(1959)年、長崎大学学芸学部卒業。
 長崎県公立学校教員(小学校)を歴任。  平成8(1996)年、定年退職(最終勤務校、長崎市立鳴見台小学校)。
現在、長崎の歴史と史跡について講演やガイドを精力的に行なっている。

著書に 『白帆注進』(共著、長崎新聞社)。『幕末の外交官森山栄之助』(弦書房)。『〈トピックスで読む〉長崎の歴史』(弦書房)。『逃げる男 活版印刷の祖・本木昌造』(長崎新聞社)など。
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刊行にあたって 

「生きる」。それだけで面白い。
「無名」。それがなんだ。無名だからこそ、面白い。
人は、さまざまな人生を歩む。一人として同じ生きざまはない。
ただ一つ、人は「生まれ」、そして「死んで」いく。
ただ、人々は、生と死の間を、さまざまなシュチュエーションで繋げていく。この生と死の間の出来事は、他者からのさまざまな毀誉褒貶に覆われる。叩き抜かれ、笑い抜かれ、イジメ抜かれ、そうして、思いがけなく称賛の嵐を浴びた時にも、人間は、自分としての道を歩むほかに方法がない。

人生は思うようにならないものである。また、思った以上に大成功を収めることがある。
最も悪いのは、自分の人生を投げることである。
他人の人生も、滑稽であろうと笑うことはできない。人を笑い、貶めることは、自分を貶めていることである。
 人生は、自分の信じることを、己の個性・能力で生き抜き、生と死の間を繋いでいかねばならない。その「繋ぎ」は、人みな違っている。
つまり、人類はすべて「奇妙人」である。そこには、何ら価値の差はない。お金が入ってきても、来なくても、一生懸命に自分に課せられた環境・時代・能力などに従って生きていくことは、とてもたっといことである。
私は、この書を読んで、一地方に生きた奇妙人を知り、共感し、さらに、己の中の奇妙人を発見してくれたら、何よりもうれしいことだと思っている。他人の奇妙を知り、自分の奇妙を自覚することが、人を優しくするのである。
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◯ 書 名   長崎がうんだ奇妙人列伝

◯ 著 者   江越 弘人
◯ 装 本   四六判 上製本 148ページ
◯ 発 売   朗 文 堂    2016年4月27日
◯ 定 価   本体1,600円+税 ISBN978-4-947613-93-6 C0021

【 詳細 : 朗文堂 ブック・コスミイク

【朗文堂タイプコスミイク】 お待たせしました。元朝体 志安 Combination 3 新発売

元朝体パッケ表1元朝体は、中国・元代の福建地方の民間出版社からつくりだされた書体です。
中国・元代(1271—1368)は、漢民族圧迫政策により書物の出版にきびしい制限が加えられましたが、それでも福建地方の民間出版社では多くの書物を刊行しています。その刊本字様は趙子昂(チョウ-スゴウ 趙孟頫・趙松雪とも 1254—1322)の書風によるとされる脈絡を残した書体です。

宋代の福建地方の出版社では余 仁仲の「万巻堂」が知られていますが、元代になると余 志安の「勤有書堂」が有名になりました。この勤有書堂の刊本字様こそが典型的な元朝体です。勤有書堂の『分類補註李太白詩』(1310年)は趙子昂の書風である「松雪体」でかかれ、元時代の建安刊本の特徴がよくあらわれています。
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元朝体ロゴげんろく志安 ばてれん志安 ひさなが志安

◎OpenType
◎対応機種 : Macintosh、Windows
◎販売価格 : 本体 ¥35,000 + 税
                      ※梱包・送料別途請求
◎パッケージ内容 : CD-ROM 1 枚、ソフトウェア製品使用許諾書
◎ 原字設計 : 欣 喜 堂   パッケージ設計 : 白井敬尚形成事務所

◎特約販売店 : 朗文堂タイプ・コスミイク

【 詳細 : 朗文堂タイプ・コスミイク

活版礼讃{Viva la 活版 ばってん 長崎}05 5月8日「ふたつのハンドモールドで活字鋳造・印刷体験会」 テキスト二冊と動画紹介

伊藤伸一表紙 名称未設定-1.indd{Viva la 活版 ばってん 長崎}05月08日[日]、10時・11時から、主会場・長崎県印刷会館三階において、初期鋳型研究家・伊藤伸一氏、タイポグラフィ学会会員・渡辺 優氏による復元された二種類の手込み活字鋳造機(ハンドモールド・かつては割り鋳型)をもちいての活字鋳造(流し込み活字とも)と、その試作活字による印刷体験会を開催いたします。

各回とも先着10名様、見学はご自由ですが、参加費3,000円(テキスト、活字付き)。
初期活字版印刷者の苦心と工夫を知る得がたい機会です。ふるってのご参加を。
ハンドモールド1 ハンドモールド2 ハンドモールド3 渡辺ハンド1 渡辺ハンド2

活版印刷礼讃<Viva la 活版 ばってん 長崎>04 5月7日{崎陽長崎探訪・活版さるく}訪問予定地、巡回コースなど詳細紹介

長崎タイトル map-Nagasaki画像 <Viva la 活版 ばってん 長崎 崎陽探訪 活版さるく PDF: map-Nagasaki > 

 <Viva la 活版 ばってん 長崎 崎陽長崎探訪・活版さるく>
2016年05月07日[土] 13:00-  長崎市内一円

{崎陽探訪・活版さるく}は、わが国の近代印刷術の導入と普及に尽力した、長崎出身の本木昌造、平野富二をはじめ、おおくの近代産業開拓者のゆかりの地を、貸し切りバスと徒歩で巡るツアーです。
本企画は参加費 6,000円で予約制です。参加ご希望のかたは、朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のメールアドレス:adana@robundo.com までお申し込みください。
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12:30 受付開始

13:00 【長崎県印刷会館】出発
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【長崎製鉄所跡】(飽の浦門)
【長崎造船所史料館】 銕橋擬宝珠
【立神ドック】 立神ドック建碑由来

【そろばんドック(小菅修船場跡)】
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【長崎運上所跡】 ※車中より見学
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【諏訪神社・諏訪公園(長崎公園)】
 安中半三郎 歌碑、池原香穉 歌碑、郷土先賢紀功碑、本木昌造 立像、松田源五郎 像、
 杉亨二 像、中村六三郎 碑、上野彦馬 像、ほか
【長崎歴史文化博物館】(本木昌造種字所蔵)脇経由
 ※長崎歴史文化博物館には入館しません
 ※諏訪神社の階段が無理な方は【博物館】見学に変更可(要入館料)
【缶詰の碑(本木昌造弟:松田雅典)】
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【龍馬のぶーつ像】より下山開始
 ※下山が無理な方は【亀山社中記念館】見学に変更可(要入館料)
【禅林寺(飛び地)】 矢次家墓地跡、平野富二碑旧所在地(矢次み弥建立)
【禅林寺】 池原家墓、吉雄家墓、品川家墓、柴田昌吉墓(本木昌造弟)
【光源寺(別所)】 松田源五郎墓

【大光寺(本木家墓所)】
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【福地櫻痴(源一郎)生誕の碑】【思案橋跡】 ※車中より見学
 ↓
【平野富二生誕の地(町司長屋跡)】【地獄川】
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【新町活版所跡】【活字の碑】【吉村塾跡】【巌流坂】
 ↓
【活版伝習所跡】【唐通事会所跡】
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【小曽根邸の跡】
 ↓
【平野富二が矢次家から独立して買い求めた家の場所】
【本木昌造宅跡、医学伝習所跡 碑文は撤去中】
 ↓
【長崎海軍伝習所跡】【長崎活字判摺立所跡】
 ↓
【銕橋(くろがねばし)跡】【土佐商会跡】
 ↓
【国立第十八銀行】
 ↓
【長崎新地中華街】【薩摩藩蔵屋敷跡】【銅座跡】
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{崎陽長崎・活版さるく}には、長崎県印刷工業組合をはじめ、三菱重工業株式会社 長崎造船所、同史料館、長崎・東京など多くのアダナ・プレス倶楽部会員の皆さまのご協力をいただき、通常は見学が困難な場所をふくめての訪問が実現した画期的な企画です。

ガイドマップの製作は創立10周年事業の一環として特別参画いただいているタイポグラフィ学会(担当:春田ゆかり氏)によるものです。
当日の天候・道路事情などにより若干のスケジュール変更の可能性がございます。
また長崎は坂の多い町です。急勾配の場所もございますので、履き慣れた歩きやすい靴でのご参加をお勧めいたします。
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<Viva la 活版 ばってん 長崎 懇親会>
05月07日{崎陽長崎・活版さるく}終了後19:00より、長崎印刷工業組合様のご手配により、主会場至近、長崎新地入口角「京華園」で懇親会(予約制 adana@robundo.com 参加費:食事・飲み物代込み・椅子席 5,000円)を予定しております。
皆さまのふるってのご参加をお待ち申しあげます。

活版印刷礼讃<Viva la 活版 ばってん 長崎>01 ここに伝えられた、ここから飛翔した

長崎タイトル mainimage_nagasaki ばってん長崎_表 プリント 長崎タイトル朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、手動式小型活版印刷機 Adana-21J   および その後継機であるSalamaシリーズを中核としながら、活版印刷の今日的な意義と、活字組版の実践を中心に、活版印刷魅力の奥深さの普及を通じて、身体性をともなった造形活動を重視し、ものづくりの純粋な歓びの喚起を提唱しています。

その活動の第一段階として、2007年06月11日-07月02日、青山ブックセンターで開催されたのが活版印刷の祭典<ABC タイポグラフィ>でした。 ABCdeTypography 凸凹フェスタ2012
ついで、「五月の連休は活版三昧」を合言葉に、2008-2012年の五年間、計四回(2011年は東日本大震災のため中止)にわたって『活版凸凹フェスタ』を開催しました。
このイベントには例年、全国から2-5,000人余の活版実践者と愛好家が来場し、特に都市部を中心とした活版印刷の普及に一定の成果をあげました。

2013年からは、活版関連イベントの開催が盛んになった首都圏をいったん離れ、多くのアダナ・プレス倶楽部会員が存在している、日本全国各地からの振興をめざす、あらたな段階として<Viva la 活版-すばらしき活版>の普及活動にはいりました。

◎<Viva la 活版  Viva 美唄> 2013年7月
北海道美唄市、同市出身の世界的な彫刻家「安田 侃(やすだ かん)」氏による彫刻と、北海道の豊かな自然とが相響する「アルテピアッツァ 美唄」にて<Viva la 活版 Viva 美唄>を開催。
同展では出展者・来場者双方が、自然と人と芸術の新しいあり方について考えさせられ、自分自身の心の奥深くや、心豊かな人生について、見つめなおすきっかけとなりました。

◎<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO> 2014年11月
鹿児島市島津家の庭園「名勝 仙巌園(せんがんえん)」内の「尚古集成館」(重要文化財、現在は世界遺産)にて<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催。
雄大な桜島を背景に、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、近代活字版印刷術をはじめ、近代産業の揺籃の地としての歴史と文化を有する同地での開催は、造形者の創作意欲をおおいにかきたてるイベントとなりました。

◎<Viva la 活版 Let‘s 豪農の館> 2015年10月
新潟市「北方文化博物館 豪農の館」(登録有形文化財)にて<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>を開催。
米どころ新潟有数の大地主「伊藤家」の邸宅と庭園・生活文化・美術工芸品・考古資料等を展示・保管し、食と文化の地「新潟」のなかでも屈指の場の力を有する同施設での開催は、造形者の五感をおおいに刺激し、文化と知性が積み重ねられた豪壮ながらも繊細なこころくばりに触れて、ほんとうの心の豊かさと、その奥ゆきとはなにかを体感する機会となりました。

◎<Viva la 活版 ばってん 長崎> 2016年05月
<Viva la 活版-すばらしき活版>第四弾となることしは、長崎県長崎市にある「長崎県印刷会館」にて<Viva la 活版 ばってん 長崎>を開催予定。
わが国の近代活版印刷術導入の地であり、本木昌造や平野富二をはじめ、多くの印刷人ゆかりの地である「長崎」においての開催は、活版印刷の「知と技と美」を研鑽されてきた造形者の皆さまにとって、集大成の、そしてまた、あらたなる進化・発展の第一歩となることでしょう。

【アダナ・プレス倶楽部 活版カレッジ】 2016年冬期昼間部講座 全課程を終了

活版カレッジ

DSCN6513 DSCN6516<活版カレッジ>は、身体性がもたらす造形精神とそのよろこびをおもくみています。
そのために、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Adana-21J ,  Salama-21A によるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
DSCN6267 DSCN6271 <活版カレッジ>は、ともかく少数の学習機関ですし、造形によろこびをみいだす仲間が中心となりますので、講座は和気藹藹としたなかにも、技芸者をめざすものとしての緊張がみなぎっていました。
早春のおとづれとともに、03月17日[木]に全課程を修了して<活版カレッジ2016年冬期講座>が終了いたしましたDSCN6448 DSCN6440<活版カレッジ 冬期講座>は昼間部の講座で、天候不順なときもありましたが、神戸から通われた受講生をふくめ、全員無事に修了となりました。
いつもこの梅がおわり、早咲きの桜が花をつけるころ、<活版カレッジ 冬期講座>と、<新宿私塾 奇数期>が終了します。ですからいつのまにか、老梅と早春の桜花に寂寥感をもつようになりました。

このときから<活版カレッジ 修了生>となられたみなさんは、これからは<活版カレッジ アッパークラス>のメンバーとして、あたらしいおつきあいがはじまります。
いつでも、どこでも、お会いできますね。
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<活版カレッジ>は、基本的に春季・夏季・秋季・冬季と、一年に四回開講されますが、ここ数回にわたって事前ご予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。
すでに、次回の春期講座、夏期講座にも相当数のご予約をいただいているようです。
ともかく受講のご意思のあるかたは、まずご一報をいただき、ご予約をお願いいたします。

詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。 

 

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第31号(Early Spring) 完成・配布中

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌31号表紙
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 31』 (Early Spring  2016)
表紙使用活字 :24pt. 花型活字   欧文書体は18pt. バスカヴィルです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  『Viva la 活版 ばってん 長崎 』 開催決定!
・  参加者募集  『 Viva la 活版 ばってん 長崎 』 出展者募集要項
・  新製品情報   アダナ・プレス倶楽部 Salama シリーズ/比較検討資料
・  アダナ・プレス倶楽部会員便り チェコのタイポグラファあれこれ
山崎洋介(活版カレッジ第四期 在プラハ)
・  連載 活版印刷豆知識31 活字は小粒でピリリと重い
印刷時のちょっとした裏技やコツ

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名称未設定-4名称未設定-4名称未設定-4【 小型活版印刷機 Salama シリーズ 比較検討資料 PDF SalmaSeriesComparison

『 Adana Press Club NewsLetter 』 の定期購読をご希望の方は、「 登録会員登録 」と年間登録費の納入をお願いします。
なお、毎号バックナンバーの在庫がございませんため、 会報誌の配布はお申込みの次号からとなります。ご了承ください。

アダナ・プレス倶楽部 活版カレッジ 2016年冬期昼間部講座順調に進行中

活版カレッジ<活版カレッジ>は、身体性がもたらす造形精神とそのよろこびをおもくみています。
そのために、科学と、学術的根拠にもとづいた実技と実践を基盤とし、小型活版印刷機 Salama-21A を中心として、Salama シリーズによるケーススタディ ・ メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
DSCN1165DSCN1110

DSCN6267 DSCN6271 DSCN6274<活版カレッジ>は、ともかく少数の学習機関ですし、造形によろこびをみいだす仲間が中心となりますので、講座は和気藹藹としたなかにも、技芸者をめざす緊張がみなぎっています。
<活版カレッジ>は、基本的に春季・夏季・秋季・冬季と、一年に四回(うち一回は昼間部)開講されますが、
ここ数回にわたって事前予約者が多く、ほとんど一般公募ができない状態がつづいています。
すでに次回春期講座(夜間部開講)にも相当数のご予約をいただいております。

ともかく受講のご意思のあるかたは、まずご一報をいただき、ご予約をお願いいたします。
詳細は <アダナ ・ プレス倶楽部 教室のご案内 Salama-21A 操作指導教室 >をご覧ください。

韓国全羅道光州市に<国立アジア文化殿堂>完成。その一画にアダナ・プレス倶楽部がご依頼をいただき「活版工房」が設置・開設されました

IMG_1117 IMG_1123 協力 ・ 写真提供 : 朴志勲さん

韓国・光州市に「国立アジア文化殿堂」が誕生

朴志勲さんの協力をいただき、アダナ・プレス倶楽部が活版設備一切を担当

韓国光州の複合文化施設「国立アジア文化殿堂」が、2015年11月25日に全館オープンを迎えました。「国立アジア文化殿堂」は五つの主要施設からなる建物群からなり、延べ16万平方メートルに達するおおきな施設です。

同館の「アジアのデザイン」をテーマに企画展示を開催している「文化情報館」に、「活版工房」を開設したいとのご要望があり、<水曜会 ちいさな勉強会>の会員として、ともに研究をつづけている仲間、「朴志勲 Park Ji Hoon 」さんの協力をいただきながら、小型活版印刷機 Salama-21A をはじめ、活版木工品、欧文活字、和文活字、込め物、活版インキなど、ハングル活字をのぞくすべての設備を、新製品で、アダナ・プレス倶楽部が納入させていただきました。

すこしく苦労があったのは木工製品でした。
活版印刷にもちいる文選箱をはじめとする木工製品は「活版木工」とされ、大工・建具の工匠とはことなった特殊な専門技芸者の手によっていました。ところが数年前に「活版木工所」はすべて閉鎖され、管見ながら東アジアのどこの国でも活版木工製品が製造できなくなっていました。

アダナ・プレス倶楽部では、最末期の活版木工士からの伝承をつたえ、木工製品の供給を途絶することなく、意欲のある木工所で継続製造の道を徐徐に拡張してきました。
そのため「韓国国立文化殿堂 情報文化館」からご発注があった、文選箱・ゲラ・ゲラ棚・活字ケース・込め物ケース・活字馬棚・組版台などのすべてを、活版印刷全盛期の1970年代とほぼ同等の、五号活字 10.5 pt をすべての寸法基準とする新製品で納入ができました。

「韓国国立文化殿堂 情報文化館」への納入に際しては、同館担当者はもとより、友人でもある朴志勲さんの仲介の労があずかって大なるものがありました。
ここに篤くお礼を申しあげますとともに、活版印刷機の製造とともに、「活版木工」の伝統の継続のためにも、わが国の大型施設などからも、こういう新設工房の本格的なご発注をお待ちしているところでございます。

──────────   朴志勲さんからのおたより
m_paku
韓国の「光州(クァンジュ)広域市」は韓国南西部、全羅道にある代表的な都市です。

光州では二年に一度、芸術祭<光州ビエンナーレ>が催されるいっぽう、過去には「光州学生独立運動」や、軍事政権に抵抗した「光州事件」の地としても知られています。

光州を含む全羅道全体は、食事がおいしく、おかずもたくさん出されることから、光州は「芸術の都、義の都、味の都」とも呼ばれています。
この光州に2004年の事業開始からおよそ10年をへて、アジアの歴史、文化、芸術、教育、展示を共有する複合文化施設「国立アジア文化殿堂」が、2015年11月25日に全館オープンを迎えました。「国立アジア文化殿堂」は五つの主要施設からなる建物群からなり、延べ16万平方メートルに達するおおきな施設です。

その中でもアダナ・プレス倶楽部の皆さんにご紹介したいのは、「アジアのデザイン」をテーマに企画展示を開催している「文化情報館」です。
アジアのデザインといえば、やはり漢字文化圏特有の文字づかいが象徴的におもい浮かびます。このブースでは西洋から受け入れた活版印刷術が、漢字文化圏に定着されていった様子を知ってもらうために、近代印刷物の展示および活版印刷の体験工房を設けて、一般人に向けたワークショップを展開する計画をたてています(ちなみに、この工房施設の設備に関しては、朗文堂 アダナ・プレス倶楽部のご協力とアドバイスを受けました)。

実際に「国立アジア文化殿堂 文化情報館」の最初のプログラムとして、「誰かにあげたいカードをつくろう」というテーマで、本格オープンに先立って2015年10月16-17日に簡単なワークショップを実施しました。
出版関連の人から、幼稚園の先生、大学生、主婦、子供 …… まで、さまざまな分野の人が、2 時間かけて自分オリジナルのカードを制作しました。
18ポイント活字/1 色のみのシンプルな印刷物ですが、はじめて体験する人にとってはかなり集中力を要する2 時間でした。それでも自分でハンドルを操作、プレスして、活版印刷物ができたときは大声を出して喜びました。 

民間人向けの体験施設とはいっても、安全性を含め、細やかな管理が必要な空間です。まだまだ課題の多いプロジェクトではありますが、韓国でもこのような風景が見られるようになったことだけで嬉しい気分になります。

活版礼讃<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>全12回にわたる報告終了。ことしのイベントに向けた態勢に

縺薙°繧吶・濶イ_雎ェ霎イ縺ョ鬢ィ

record豪農02朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の活版礼讃イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の記録は、本欄と{ 活版 à la carte }に、都合12回にわたって報告してまいりました。
会員の皆さま、ご来場者、そして出展者の皆さまにあらためまして御礼申しあげます。──────────
Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

報告の第08-12回は{ 活版 à la carte }において<Record of Excellent Memory>として掲載してまいりました。
しばらくの間は掲載順のままになりますが、{ 活版 à la carte }欄においてはのちの検索に便利なように、開催時の2015年10月のアーカイブに昇順に並べかえて全12回を収録いたします。
本欄ともども{活版 à la carte}での情報をご利用たまわりますようお願いいたします。

◯ 活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅷ 活版印刷展示作品を紹介
◯ 活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅸ 豪農の館・大呂菴を紹介
◯ 活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅹ 搬入設営から梱包撤収までを紹介
◯ 活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅺ エピローグ 来年のイベントに向けて
◯ 活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅻ エンディングロール 『場の力 ひとの力』

ご報告が遅延しました。活版讃歌<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>Ⅷ 展示作品をご紹介

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おおくのご来場者、新潟のアダナ・プレス倶楽部会員、北方文化博物館のスタッフの皆さま、そして各地から参集された、おおくの活版印刷実践者の皆さまからのご支援をいただき、毎年恒例の活版讃歌イベント<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、全日程を盛況裡に終了いたしました。
ご来場・ご支援ありがとうございました。
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Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示 期間 】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会       場 】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主       催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

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本項写真協力 : 栃木香織(文香―Fumikou―)

────────── 松尾和夏 sketch & note

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【作品名】 tea & books / 恵文社のフランス紅茶展オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷:松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0023 20151011viva_0026 20151011viva_0027【作品名】 PHILOSOPHY CARD / 誠光社オリジナルポストカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
テキストセレクト : 堀部篤史(誠光社)、手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

DSCN1656【作品名】 five words /sketch & note オリジナルカード
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : 紙漉サトウ工房
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

20151011viva_0020 20151011viva_0019【作品名】 樹脂凸版のはしっこコラージュ
【作者名】 絵と印刷 : 松尾和夏(sketch & note)
手漉き和紙 : ヨシあし和紙の会
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
樹脂凸版を製版する際にできた、廃棄する樹脂のはしっこの部分をコラージュして、福島潟で越冬する天然記念物のオオヒシクイのような形を作りました。

────────── しおた まこ

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20151011viva_0049【作品名】 Xmas card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷
20151011viva_0051【作品名】 message card
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0058 20151011viva_0059【作品名】 calendar 1
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0061【作品名】 calendar 2
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

20151011viva_0052【作品名】 calendar 3
【作者名】 しおた まこ
【版式・技法】 凸版印刷

────────── 山下 良子 FAGICA. LLC

20151011viva_0274 20151011viva_0277 20151011viva_0279【作品名】 『ごあいさつ』
【作者名】 印刷 : 山下 良子(新潟やまやま)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
写真 : 和紙にオンデマンド印刷

──────────  吉沢加也  FAGICA. LLC

20151011viva_0283 20151011viva_0282【作品名】 『送り』
【作者名】 吉沢加也
【版式・技法】 図版 : 凸版(亜鉛凸版)

────────── 関 宙明 ユニバーサル・レタープレス

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ここにご紹介した一連の書籍のアートディレクション・デザインを担当した関 宙明さんは、Adana-21J をもちいた活版印刷部門 ユニバーサル・レタープレス でのみずからの活版印刷実践を、本職であるグラフィック・デザインにも活かし、活版印刷所とのコラボレーションによる書籍づくりを展開しています。

【作品名】 『わが友ユダ』
【作者名】 詩 : 新井延男
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『草地の時間』

【作者名】 詩 : 村野美優
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『鈴を産むひばり』

【作者名】 歌 : 光森裕樹
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
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【作品名】 『夜の甘み』

【作者名】 詩 : 伊藤啓子
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明
——
【作品名】 『詩への途中で』

【作者名】 詩・エッセイ : 高橋 馨
版元 : 港の人
本文活字組版・印刷 : 内外文字印刷
表紙箔押し : 真美堂手塚箔押所
デザイン : 関 宙明

──────────  Bonami

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【作品名】 かみきりサックル
【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
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【作品名】 さくらとカトリ

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】文字 : 凸版(活字版印刷)、絵 : 凸版(樹脂凸版)
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【作品名】 日々への手紙

【作者名】 作者 : 三木葉苗
デザイン・印刷・手製本 : Bonami
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)

──────────  足立涼子

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DSCN1701【作品名】 タイトル : とりのうた (2014年/5部限定版)
【作者名】 企画制作 : 足立涼子
【版式・技法】 枝文字 : 平版/リトグラフ(版画工房カワラボ!)
奥付 : 凸版/樹脂凸版(ada-library)
用紙 : 備中とりのこ紙

──────────  龍骨堂

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【作品名】 『無 題』
【作者名】 龍骨堂
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)

────────── すぎもとあきお(ぢゃむ)

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【作品名】 活版小本シリーズ

『芥川龍之介の遺書』 芥川龍之介
『マーク・トウェインの箴言集』 マーク・トウェイン
『菊池寛』 菊池寛
『實語敎』
『盈満の咎』
『黒猫・餅饅頭』 薄田泣菫
『漢詩抄』
『子規随筆』 正岡子規
『死生に関するいくつかの断想』 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
『狂訳 小倉百人一首』
『盈満の咎 弐』
『獨樂吟』 橘曙覧
『Greise  老人』 リルケ・森鴎外訳
『冬日の窓』 永井荷風
『老嬢物語』 ギ・ド・モーパッサン
『舞鶴心中の事実』 高浜虚子
『我が子の死』 西田幾多郎
『電車の窓』 森鴎外
『尾生の信』 芥川龍之介
『夢十夜より  ─第三夜─』 夏目漱石
『てがみ・二十一のことば』 チェーホフ
『蜜柑』 芥川龍之介
『老人の死』 シャルル・ルイ・フィリップ

【作者名】 印刷・製本 : すぎもとあきお(ぢゃむ)
【版式・技法】 文字 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 加久本真美
20151011viva_0079 20151011viva_0075 20151011viva_0077【作品名】 『活字見本帳2015』
【作者名】 加久本真美(東洋美術学校 タイポグラフィ・サークル QP 卒業生)
【版式・技法】 凸版(活字版印刷)
昨年から学校に残る金属活字の整理を開始。
掃除→分類(書体・活字サイズ別)→印刷の手順で、活字の状態と種類を調査している。
昨年に引き続き活字見本帳を制作。

────────── 田中智子(はな工房)
20151011viva_0121【作品名】 『MY TYPE』
【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)
20151011viva_0119 20151011viva_0116 20151011viva_0115 20151011viva_0118【作品名】 『ざしき童子(ぼっこ)のはなし』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)
―――
【作品名】 『風景』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 ・ 他 : 凸版(活字版印刷)
―――
【作品名】 『かごっまことば』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字・他 : 凸版(活字版印刷)
―――
【作品名】 『風のうた』

【作者名】 印刷・製本 : 田中智子(はな工房)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(ゴム版印刷)

────────── タイポグラフィ学会
05-6-46908【作品名】 タイポグラフィ学会「本木昌造賞表彰状」
【作者名】 紙面設計 : タイポグラフィ学会
        活字組版・印刷 : 大石 薫(タイポグラフィ学会会員)
【版式・技法】 文字 :凸版(活字版印刷)
オーナメント、プリンターズ・マーク : 凸版(銅凸版)
オーナメントは『BOOK OF SPECIMENS』活版製造所 平野富二(明治10年)より採録

────────── 栃木香織(文香―Fumikou―)
20151011viva_0237 20151011viva_0245 20151011viva_0241 20151011viva_0246【作品名】 『photo book』
【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
写真 : 上野隆文(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)、写真 : デジタル印刷―――
【作品名】 『モンヨウ誕生記念』

【作者名】 印刷・製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、ゴム版画)

────────── 日本大学藝術学部 美術学科 

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【作品名】 『THE LOVE OF BOOKS ― Old English Song』
【作者名】 版画 : 日本大学藝術学部 美術学科
高浜利也、菊池史子、笹井祐子、宮澤真徳、山﨑香菜、大槻孝之、日比野絵美、宮澤英理子
活字組版 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
製本 : 栃木香織(文香―Fumikou―)
【版式・技法】 版画 : 凸版(リノカット、木版)、凹版(銅板)、平版(リトグラフ)、モノタイプ(モノプリント)など。
文字:凸版(活字版印刷)
本書は、第35回全国大学版画展(主催:大学版画学会/町田版画美術館)において、日本大学藝術学部 美術学科 笹井祐子准教授(当時)と、大学版画学会所属のアダナ・プレス倶楽部 大石薫による公開セミナー「版画と活字」のための参考展示作品として制作されたものである。
活字版印刷を導入した授業展開の一例として、同じ詩をテーマに、各々でイメージをふくらませながら、それぞれのイメージに合った技法で版画を制作し、一冊の折本のかたちにまとめた試みである。手製本はアダナ・プレス倶楽部会員 栃木香織の協力による。

────────── 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)

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【作品名】 良寛と貞心尼 『蓮の露』によせて
【作者名】 活字組版・印刷 : 大石 薫(アダナ・プレス倶楽部)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

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【作品名】 アダナ・プレス倶楽部「会報誌」表紙
【作者名】 活字組版・印刷 : アダナ・プレス倶楽部
        2015年秋号版画:笹井(奥村)祐子
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版、リノカット、ゴムカット、木版、その他)

────────── 桐島カヲル(Lingua Florens)

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【作品名】 連作『秋』より ―吾亦紅―
【作者名】 桐島カヲル(Lingua Florens)
【版式・技法】 文字 : 凸版(活字版印刷)、図版 : 凸版(樹脂凸版)

────────── 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉
20151011viva_0068 20151011viva_0065 20151011viva_0063 20151011viva_0064【紙漉サトウ工房 】
本格紙漉き士:サトウ工房:佐藤徹哉さんのご出展。佐藤さんには搬入から搬出まで終始ご助力いただいた。デジタル環境を苦手とされるので、 { sketch & note }松尾和夏さんのご協力を得ての出展。
詳細は松尾和歌さんのURL { 紙漉サトウ工房 佐藤徹哉 } に、大量の画像での紹介がある。手漉き紙の工程をわかりやすく、丁寧に紹介したものなのでぜひともリンク先でご覧いただきたい。

アダナ・プレス倶楽部歳末恒例 手づくり<餅と餃子の忘年会>開催

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【 詳細はスライドショーで画像がたのしめる 活版 à la carte でご覧ください 】

ここ数年、アダナ・プレス倶楽部、活版カレッジ修了生を中心として、小社の限られたスペース内でこじんまりと続けていた「餅と餃子の忘年会」。
それが年年メンバーも増えて、小社内のスペースでは納まりきれなくなってきた。

なにも手づくりにこだわらず、どこか庶民的な飲食店での開催も可能とおもえるが
そこは身体性のある物づくりをおもくみるアダナ・プレス倶楽部のことゆえ
活版印刷も調理もともに造形活動のひとつと見ているから騒ぎになる。
そんな折、小社からほど近い四谷駅前に、手頃なレンタルキッチンスペースがオープンしたので、今年はそのひとつ  < レンタルキッチンスペース Patia >を借りて
恒例の「餅と餃子の忘年会」が開催された。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 手づくり<餅 と 餃子 の 忘年会>
[日  時]  2015年12月12日(土) 18:00―23:00
[会  場]  レンタルキッチンスペース Patia (パティア)

活版印刷愛好者の皆さま、アダナ・プレス倶楽部会員の皆さま、新コーナー<新製品のご紹介>が誕生しました

 

アダナ・プレス倶楽部会員の皆さま
活版印刷愛好者の皆さま

いつも<アダナ・プレス倶楽部ニュース>をご覧いただきありがとうございます。
活版印刷機とその周辺機器・設備状況につきましては
これからは、ブログ型の<新製品のご紹介>コーナーに
重点的に配置することにいたしました。

ページ入り口は、アダナ・プレス倶楽部ホームページ 
<製品のご紹介 prodact  →  新製品のご紹介 >にございます。
新製品のご紹介>には、実践的かつ実戦的な情報を掲載の予定です。
コーナーが分散して恐縮ですが、お客さまのご要望が多様化してまいりましたので
しばらくのあいだ重複期間をもうけながら、このような対応といたしました。

なにとぞ事情ご賢察たまわり、
スライドショーで画像がたのしめる<活版アラカルト>、
縦書き式短文ブログ<文字壹凜>と同様に
活版周辺情報を中心に構成される
新製品の情報>にも、ときおりご訪問たまわりたくお願いいたします。

【Salama シリーズ開発報告】 嗚呼技術者! 円盤形インキディスクは背面主軸のため熱変形 ヒケ オチョコ との苦闘が。研磨まで終えた技術者の笑顔

IMG_0589アダナ・プレス倶楽部の企画・製造による小型活版印刷機 Salama シリーズは精密機械。
すべての Salama シリーズのインキの着肉は、レバーの上げ下げごとに、円形インキディスクがひと刻みずつ回転するセルフインキング方式です。

インキディスクは精度のたかい鋳型でつくられますが、中央部の背面に太い主軸があるために、熱変形( ヒケ・オチョコ )に悩まされます。
ついで研磨。工場用語では鏡面研磨ですが、ここでも設計図どおりの寸法確保がもとめられます。
これらの作業がうまくいったとき、技術者は鏡面にみずからの顔を写し、安堵と満足のとてもよい笑顔をみせます。カメラを向けたら渋面をつくっていましたが・・・・・・。
ところがインキディスクの仕上げはこれで終わりではなく、ナント残酷なことに、インキの着肉を安定させるために、特殊なヤスリで、角度を切りながら、軽く粗め立ての作業がなされ、マット調の金属円盤となって完成品となります。

ご愛読ありがとうございました。『 VIVA !! カッパン 』 が流通在庫をもちましてしばらくのあいだ品切れとなります

ヴィバ活版uu
書 名  VIVA !!  カッパン

編 集  アダナ・プレス倶楽部
装 本     B5判 オールカラー 136ページ 並製本 ジャケット付
定 価    2,800円+税
──────────
ほんとうの実践に役立つ活版印刷入門書としてご愛読いただきました
『 VIVA !!  カッパン 』ですが、現在の流通在庫をもちまして品切れとなります。
ここにご報告申しあげますとともに、多くの皆さまのご愛読にふかく感謝いたします。
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部では、新機種が加わった Salama シリーズを加えて
引きつづき改定増補版の刊行を予定しておりますが、それまでの間
委託倉庫会社によって販売不適本として保管されていた、一部に欠損のある
数十部の本書を、特売価格で限定直販いたします。
緊急に『 VIVA !!  カッパン 』をご希望の方は、小社担当 まで直接お申し込みください。

<活版ルネサンスフェア 11月27-28日>を終了し、Salama-21A, Salama-LP, Salama-Antiqua 撮影を実施

たくさんのご来場者をむかえて<活版ルネサンスフェア>が11月27-28日に終了した。
そこでのご要望の一部も取り入れて、翌週週末、12月03-04日、小型活版印刷機 Salama シリーズ三機種の撮影が実施された。DSCN5541 DSCN5542 DSCN5546 DSCN5549撮影は<Fumikou  Photographer : 上野隆文、Designer : 栃木香織>のユニット。
おふたりはご夫婦でもあり、アダナ・プレス倶楽部のアイドル:文暢クンの両親。
そしてふたりとも新宿私塾修了生で、栃木香織さんは活版カレッジも修了された、いわば肝胆相照らす間柄でした。
それでも本番の撮影は蛍光灯は落とし、真剣かつ長時間におよび、その整理をまってカタログづくり、マニュアルづくりと作業が進行します。

うれしいことに小型活版印刷機 Salama シリーズ三機種へのお問い合わせが激増しています。最終価格の発表をふくめ、もうしばしのお時間をいただきます。

<第17回 活版ルネサンスフェア> 画像記録のご紹介

活版ルネサンスWeb* * *
とき * 20115年11月27日[金] ・ 28日[土] 13 : 30 ― 19 : 00
ところ * 朗文堂 4 F-B 160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ご案内マップ]
* * *
<活版ルネサンスフェア>は、アダナ・プレス倶楽部の会員と、

活版印刷実践者、活版ファン、すべての造形者の皆さまを対象とした
新品・中古品の活版関連機材・資材の展示即売会です。
手狭な会場ながら、貴重アイテムから、マニアックな商品までが溢れています!
秋の創作シーズンに、このチャンスをぜひともお役立てください。
[東京都公安委員会許可 第304380708865号]

<第17回 活版ルネサンスフェア>の報告はこのページとあわせて
画像スライドショーでおたのしみいただける<活版 à la carte>

縦書き式短文ブログ 朗文堂<文字壹凜>でいたします。
【 新機種詳細情報 : アダナ・プレス倶楽部 新製品のご紹介

──────────
<活版ルネサンスフェア>は13:30からのスタート。 定刻よりだいぶ前に登場されたのがベテランの斉藤ご夫妻。斉藤さんとはながいおつき合いになりますから、つもる話をふくめ、新機種のあれこれを紹介するうちに定刻の13:30に。

定刻きっかり、フレッシュなカップル登場。ずいぶん熱心に印刷機をみているし、マシンのメカニズムが気になるようなので、話しかけて名刺をお渡しした。コノムラとだけ名乗られた。
「二朗さん、ツィッターにアップしたいので、写真撮影は構いませんか」
「どうぞ、どうぞ・・・・・・ (二朗さん?)」
息子というより、孫にちかい年齢のコノムラさんに、ファーストネームで呼ばれたがふしぎに嫌みはなかった。以下七葉の写真は{ 此村(このむら) (@konomuraZ) | Twitter }より。

このひと、よほどシャイな性格とみえて、ツイッターなどにはコラージュ写真をアップしているが、 <活字ペタンプ>を組みあげて誇らしげに報告している。こういう童心を失わない青年は、やつがれ嫌いでない。 CU5mzBkUcAAagqS[1] CUyzYm5UkAAHHb_[1] CUyzayfWcAEBC6h[1] CUyzdVaWUAAcVj0[1] CUyzf8FW4AAU_Ft[1] CUy-jF2UAAEZ1ga[1] CU5mQodVAAA3_F4[1]《以下、いつもの主催者カメラより――接客が一段落したときにしか撮れないカメラ》 <第17回 活版ルネサンスフェア>では、「Salama-21A」の改良機、新機種「Salama-LP」、新機種「Salama-Antiqua」といったそれぞれ個性と独自の使用目的がある、
三台の小型活版印刷機が陳列・実演された。
近近のご購入予定のお客さまには情報を前もって提供していたが、三機種が併置されると、それこそそれぞれの機種の特徴を再確認し、あらためて把握するのに懸命。

こうしたお客さまは、比較的早い時間におみえであるが、このときばかりは本当に立て込み撮影どころではなくなる。 アダナ・プレス倶楽部会員の皆さんが集中するのは夕刻。ようやくホッとしてカメラカメラとなる。壁面上部を飾るのは、メキシコ土産の紙飾り。
以下順不同でお楽しみいただきたい。
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