カテゴリー別アーカイブ: 展覧会

【会員情報:展覧会】 大平高之 ドローイング展

img_6ae721af5811c1a23a1a1a6fa1022cc4[1] 大平高之お知らせです。
東京 ・ 西荻窪の JUHA coffee さんで、
ドローイングの展示をいたします。
JUHA ユハ さんの珈琲やお茶と一緒に
お楽しみいただけたら幸いです。

——————————————
大平高之 
ドローイング展
2015年04月14日[火]-26日[日]

JUHA coffee  ( Click ! ) 
火-土 13 :00-23 :30
日        13 :00-22 :00
*月 休み
*平日の18-19 時は 休憩時間をいただいています。
〒167-0053 東京都杉並区西荻窪2-25-4
tel.  03-5344-9701
☆JR 西荻窪駅から 徒歩およそ05分

【 企画詳細 : o h i r a t a k a y u k i URL 】

【展覧会】 金継ぎ 樋口明美さん-こまや道楽 みちをたのしむ

水野絵柄 水野宛名面

<プロフィール 樋口明美>
金継ぎ職人。
不幸な事故にあってしまった愛用の器を助けるべく、金継ぎ修行に専念。
食器が生まれ変わって新たに愛用できるのはいいけれど、
新しい器にうふうふと微笑みかけられれば 「 はいはい、うふふ 」 と
仲良くなって・・・・・
これ以上増えるとダイニングボードに収まりきらなくなる、
ダイニングボードを広げるとリビングに収まりきらなくなる、
のが、現在悩みの種。  

【 企画詳細 : うつわ つくろい こまや  樋口明美

【上海会員情報】 成果のおおかった2014年、そして …… 畠中 結さん/楊 黙さん

気のせいでしょうか。 なにやら覇気のない昨今のわが国のアートシーンであり、造形界です。
そこで、中国 ・ 上海で元気いっぱいに活躍する、畠 中 結 ・ 楊  黙 [ Yui HATAKENAKA ,  Mo YANG ]ご夫妻からの情報をご紹介いたします。

畠中さんは上海ですき焼き ( 畠中式吉祥字表記 : 寿喜鍋   日本漢字 : 鋤焼き ) をつくり、友人にはレシピを公開されたようです。 ワンちゃんもよろこんでいたようですが、上海でのすき焼きのお味はどうだったのでしょうか。
そして04月には出産のため、一時日本に帰国されるとのことです。
ここのところ、アダナ ・ プレス倶楽部会員の皆さんの出産がつづき、嬉しいニュースがどんどん飛び込むこの頃です ( かわいい赤ちゃんの写真を紹介できないのがすこし残念です )。

DSCN3097 E_14_hero[1] E_14[1] DSCF2818-640x424[1] DSCF2813-640x424[1]

<上海 畠中 結さん 2015年02月17日>
先日御社から送っていただいた年賀状がようやく上海のわが家に届きました!
消印を見るとかなり郵送時間がかかったようですが、今は私の手元にあります。 ありがとうございました! 刷りがとってもきれいでおしゃれですね^^家に飾ります。

昨年は下半期から夫の 楊 黙 も忙しくなって、展覧会に参加したり、リトグラフ作成のイベントを開催したりしておりました。
上海のローカルテレビなどにも取材されていましたが、その中でも良く撮れていた物がありますので、もしお時間ありましたらご覧下さい( 全部中国語ですが、怪しいサイトはありません。 写真だけでもご覧下さい )。

◯ 【 一条 】 ⇒ 動画サイトでいろいろ取材したものを紹介している企業です。 夫が取材された時のURLはこちらです。
http://v.youku.com/v_show/id_XODc0OTM2MTg0.html  
( 広告はスキップ。 動画サイトに飛びます。 音が出ますのでご注意を 03 : 30 )

◯ 印物所のブログ(?)のようなものです。 最近は更新が無いようですが・・・
http://site.douban.com/238010/

◯ 昨年の夏に展覧会をした時に、友達がサイトで紹介してくれました。
アルファベットのカードは 活版印刷機 Adana-21J を使用して印刷しました。
http://www.voicer.me/archives/19446

◯ 昨年夏に取材された時のネットニュースです。 活版印刷機も活用しています!
http://www.why.com.cn/qnzhg/HTML/shzk/shzk_jj/Info/Detail_94594.htm

◯ 私と夫と友人達で02年ほど不定期で料理紹介ブログをやっています。 宣伝ばかりになって申し訳ありませんが、もしお時間あればご覧下さい。
「 うまみ食堂 」、全編中国語ですが、料理+手書き文字+イラストは私、写真は夫、編集レイアウトなどは友人がやっています。
http://www.voicer.me/archives/category/umami

◯ そして、このサイトの派生企画として、今年は手のひらサイズのカレンダーを作ってみました。 実はお二人にもお送りしたかったんですが・・・まだ03月分までしかできていなくて・・・。
2015年もすでにはじまって数ヶ月経っていますが、完成したらお二人に必ずお送りします!
(そもそも実用性があまり高くないので、カードとして楽しんでいただけたら幸いです^^;)
http://www.voicer.me/archives/20696

畠 中  結 ・ 楊  黙 [ Yui HATAKENAKA ,  Mo YANG ]
──────────
<上海 畠中 結さん 2015年03月08日>
今回ご連絡さし上げたのは、ちょっとしたお知らせがあったからなんですが……。
上海の友人のひとり、Ling Meng ( リン ・ メン ) が、現在東京渋谷の DIESEL ART GALLERY において個展を開いています。

Ling Meng ( リン ・ メン ) は夫の親友で、夫の工房とも、とても関わりが多い人物です。 彼のタイポグラフィデザインのカードや作品は、夫の工房で印刷しています。
Ling Meng の、独特で繊細な世界観をぜひとも見て頂きたいと思いご連絡させて頂きました。 私は本当に残念ながら展覧会に行くことができませんが、彼の作品の完成度は高いです!  
ではまたご連絡いたします!

畠 中 結 ・ 楊  黙 [ Yui HATAKENAKA ,  Mo YANG ]
──────────

DIESEL ART GALLERY  EXHIBITION
Ling Meng 01 Ling Meng 02 Ling Meng 03 Ling Meng 04

SPECIMENS OF TIME – 時間の標本 -
LING MENG
2015.3.06 (FRI) – 5.22 (FRI)

【 企画詳細 : DIESEL ART GALLERY  EXHIBITION

【 関連記事 】
★ YANG MO  楊 黙
★  エッ、いまごろお正月 !? 上海在住の会員がご来社に。そして「老北京のご紹介」 2014年02月10日
★  <在時間的某処>, Somewhere in time, ある日どこかで。 2014年05月21日
★ 中国 上海の活字製造と活版印刷関連情報 ── 畠中結さんからのご報告

【WebSiteギャラリー】 北京清華大学 陳 輝先生  彫塑作品紹介

20150216223959256_0001北京清華大学美術学院 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 作品

◯ 作品 / 凝聚の風景
凝聚の風景
◯ 作品 / 行  進

行進
◯ 作品 / 高山流水

高山流水
◯ 作品 / 石

石
◯ 作品 / 低い雲、銅 80×60×35 cm

低い雲、銅80x60x35cm
◯ 作品 / 風 1

風1
◯ 作品 / 風 2

風2
◯ 作品 /  風  韻
風韻──────────
DSCN7860中国 ・ 北京の友人/清華大学 美術学院 副教授のおふたり(ご夫妻)と、そのご子息
前列右) 視覚伝達設計系学科 副教授  原 博 ( Yuan Bo ) 先生
前列左) 彫塑系学科 副教授  陳 輝 ( Chen Hui ) 先生
2015年01月11日[日] 中国の清華大学キャンパス 陳 輝 研究室にて。

【 関連情報 : 会員情報/中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお会いしました

【展覧会】 佐野研二郎展 「黒に白 MR_BLACK & WHITE」

20150218162402260_0002 20150218162402260_0003
第17回亀倉雄策賞受賞記念 

佐野研二郎展  「黒に白 MR_BLACK & WHITE」

◯ 期  日 : 2015年03月03日[火]-04月02日[木]
11:00 am-7:00pm 日曜 ・ 祝日休館 入場無料
◯ 主  催 : クリエイションギャラリーG8
◯ 共  催 : 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会 亀倉雄策賞事務局
──────────
受賞のことば ―― 佐野 研二郎


いいたいことはたくさんあるが、

それはデザインで還す。

亀倉雄策の仕事で一番好きなのは1964年の東京オリンピックのエンブレムだ。 シンプルで力強く、唯一無二のデザイン。 いつの日かこのようなシンプルで骨太な仕事がしてみてみたい、と思うようになった。

ニッポンを、世界を、あっといわせる仕事。 一生に一度でいいからそういうデザインをしてみたい。 シンプルであること。 明快であること。 太くあること。 Simple. Clear. Bold.  ある日から僕のデザインの指針となった。
デザインとはなんだ。 デザインにはなにができる。 そういう自問自答を繰り返した。

去年、あるきっかけがあり、亀倉雄策の本を読み漁った。 そしてその本にあったポートレイトを見るとちょっと怒っているような、( まだだめだ ) といわれているような気がしたのでまた長いデザインの旅にでた。 それがあるとき再びそのポートレイトを見ると すこし微笑んでくれた気がした。 その後まもなく、まさかの受賞の電話がかかってきた。

忙しいなんて絶対に口にしない。 言い訳はいわない。 目の前の画面は世界に確実につながっている。
デザインはシンプルで深い。 考え、それを超えるべく手を動かし、また考え、また手を動かす。 邪念はいらない。 デザインは思想だ。 簡単に。 深く。 明快に。 太く。
でも簡単に。 ストレスはある。 でもいつも朗らかである。 そういうデザイナーでありたい。 デザインの道はまだまだ続くのだ。 負けない。
僕には亀がついている。 亀はゆっくり、確実にやってくる。

【 詳細情報 : クリエイションギャラリーG8 】

【展覧会】 ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ-印刷博物館

20150218173631647_0001 20150218173631647_0002
ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ
書物がひらくルネサンス

会      期 : 2015年04月25日[土]―07月12日[日]
休  館  日 : 毎週月曜日( ただし05月04日[月 ・ 祝]は開館 )、05月07日[木] 
開館時間 : 10 : 00 - 18 : 00 ( 入場は 17 : 30まで )
入  場 料  : 一般 800円、学生 500円、中高生 300円、小学生以下無料
──────────
「 ヴァチカン教皇庁図書館展 ― 書物の誕生 」 (2002年) 開催から13年目となる2015年。
〈 書物 〉 と 〈 ルネサンス 〉 をテーマに 第 2 回展を開催します。

 
ヴァチカン教皇庁図書館が誕生した時代、書物の再生がルネサンスとともに到来しました。旧来の手写本や、新たに登場した活字本、そして書物を飾ろうという要望にこたえて生まれた木版 ・ 銅版画は、書物の輝きを推進する役割を果たします。

本展では、ヴァチカン教皇庁図書館所蔵の中世写本、初期刊本、地図、書簡類計21点を中心に、印刷博物館および国内諸機関所蔵の書物を加えた計69点を展示、ルネサンス精神の比類なき生き証人である書物の魅力に迫ります。

【 詳細情報 : 凸版印刷 印刷博物館

【展覧会】 ggg APPLE+ 三木 健|学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事

MIKIKEN OMOTE MIKIKEN URA

第343回企画展
APPLE+  三木 健|学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事

◯ 日   時
2015年03月05日[木]-03月31日[火]
◯ 会   場
ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー ( ggg )

〒104-0061  中央区銀座7-7-2  DNP銀座ビル
Tel.  03-3571-5206
11 : 00 am- 7 : 00 pm ( 土曜日は 6 : 00 pmまで )
日曜 ・ 祝日   休 館  入場無料
──────────
2015年03月のギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリーの企画展は、独創的なデザイン教育で注目される、三木健の 『 学び方のデザイン 「 りんご 」 と日常の仕事 』 を展示する 『 APPLE+』 です。
「 りんご 」 という 世界中の誰もが知っている果物を通して デザインの楽しさや奥深さに気づく。 この教育メソッドは、AGI ( 国際グラフィック連盟 ) の講演で世界を代表するデザイナー達に高い評価を得て、スイスのラース ・ ミュラー ・ パブリッシャーズより国際出版されました。
「 デザインは単に見える化することじゃない。 何かが見えてくる化すること 」 という 三木 健 の授業そのものをデザインする 「新 しい授業のカタチ 」 にご期待ください。
──────────
三 木  健 ( みき  けん )

グラフィックデザイナー 1955年神戸生まれ。 1982年三木健デザイン事務所設立。
話すようにデザインを進める 「 話すデザイン 」 と、モノやコトの根源を探る 「 聞くデザイン 」 で物語性のあるデザインを展開。 「 気づきに気づく 」 をテーマに静かな表現の中にエモーショナルなコミュニケーションを潜ませる。
主な仕事に世界グラフィックデザイン会議コングレスキット、日本アイ ・ ビー ・ エム ThinkPad プロモーション、ベルメゾン、大阪薬科大学、京急百貨店のシンボルマークなど。
近年、学びをデザインするプロジェクト APPLE がスイスより国際出版。 著書にAPPLE ( ラース ・ ミュラー ・ パブリッシャーズ )、Ken Miki Selected Works 1994-2002 ( アムズ ・ アーツ ・ プレス ) など。 JAGDA、東京TDC、AGI会員。 大阪芸術大学教授。

http://ken-miki.net

【 関連情報 : ggg スケジュール APPLE+ 三木 健|学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事

【特別展】 紙幣と官報 2 つの書体とその世界/お札と切手の博物館

お札と切手_hyou お札と切手_うら


特別展示

平成26年度 第 2 回特別展
紙幣と官報 2 つの書体とその世界

書体とは文字の姿のことです。
活字印刷技術の誕生以来、これまでに多くの書体が生み出されてきました。
印刷局でも、独自の書体をつくっています。
印刷局の独自書体
は 2 種類あり、ひとつはかつて活版印刷物用として開発され、官報に用いられたもの、もうひとつはお札などの偽造防止対策が必要な印刷物用につくられたものです。
本展は、これらの書体が、官報が法令を伝えるために、あるいは、お札がお金としての信頼を得るためにどのような役割を担ったのか、その誕生背景などから探ります。

◯ 開 催  日
平成26年12月16日[火]-平成27年03月08日[日]
◯ 
開催時間
09 : 30 -17 : 00
◯ 
休 館  日
月曜日 ( 祝日の場合は翌平日 )
◯ 
開催場所
お札と切手の博物館 2 階展示室
◯ 
入 場  料
無  料

【 展示詳細 : お札と切手の博物館 特別展示
【 展示詳細 : お札と切手の博物館 特別展示 見どころ解説

【アダナ ・ プレス倶楽部 会員情報】 活版印刷と手製本でつづる Bonami の絵本展

 Bonami_01 Bonami_02

Bonami
< ボナミ について >
杉山聡 三木葉苗 三木咲良さん のトリオ。
神奈川県の小さな港町、真鶴のアトリエで
手製本、活版印刷などを用いた本や紙のものを制作しています。
Bon ami ( ボナミ ) はフランス語で 「 なかよし ・ 良き友だち 」 の意味。
私たち 3 人は、はじめて出会ったその瞬間から仲良しになりました。
そのことが、私たちの人生でいちばんの彩りです。
浮き沈む日々も、ただ、こう言います。 「 私たちは Bonami ( なかよし ) です。」
──────────
いつも、どこか、なにか、いい感じの Bonami のトリオです。
2015年02月02日[月]-03月31日[火]のあいだの水曜日だけ、
NPO 法人 地域作業所 ピープル ・ ファクトリーにおいて
『 活版印刷と手製本でつづる Bonami の絵本展 』 が開催されます。
開廊日と在廊日に注意して、藤沢までお出かけになりませんか。

【 企画詳細 : アトリエ ボナミ 】 

【展覧会】 ggg 第342回企画展 Line in the sand : Paul Davis

20150127131058005_0003 20150127131058005_0004

第342回企画展
Line in the sand : Paul Davis

2015年02月06日[金]-02月28日[土]

ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー ( ggg ) の2015年02月は、ロンドンよりアーティスト、イラストレーターの ポール ・ デイヴィス氏をお招きし、「 Line in the sand :Paul Davis 」 を開催いたします。
アートとイラストレーションの世界に飛び込んでから30年。 ポール ・ デイヴィスはその知的で洗練されたドローイングを武器に、著名な雑誌やクライアントの仕事をこなすかたわら、各国で展覧会を開催し、世界中に熱狂的なファンを増やしてきました。

本展では、デイヴィス自身が心から満足できる作品のみを、膨大なアーカイブの中から厳選してご紹介します。 そのほとんどが、過去印刷されたことがない貴重なものばかりです。「 Line in the sand 」 とは、ポール ・ デイヴィスが敢えて自ら引いた終わりと始まりの境界線。 それはまた、デイヴィスが尊敬してやなまい作家、ソウル ・ スタインバーグがしばしば踏み込んだ、アートとイラストレーションの境界線でもあります。 その線を越えて次のフェーズへと旅立つ前の、ポール ・ デイヴィスの創造物がここに集結します。
また展覧会に併せ、図録 『 Line in the sand : Paul Davis ( ライン ・ イン ・ ザ ・ サンド : ポール ・ デイヴィス )』 の刊行も予定しています。


Drawing by Paul Davis / Design by Stephen Coates

 ◯ 会 場

ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー ( ggg )    
104-0061  中央区銀座7-7-2  DNP 銀座ビル 
Tel. 03-3571-5206
11:00 am - 07:00 pm ( 土曜日は 06:00 pm まで ) 
日曜 ・ 祝日休館
入場無料

【 企画詳細 : ggg ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー スケジュール

【展覧会】 宇都宮美術館 薄久保友司展<光 風 人々 私>

20150115164115325_0001 20150115164115325_0002

薄久保友司展
光 風 人々 私
Tomoji Usukubo Exhibition
Light, Wind, Human Being and Myself 

2015年02月08日[日]-03月22日[日]

宇都宮市に生まれ、 新制作協会で活躍する画家、薄久保友司。
森羅万象に主題を求め、 生きとし生けるものに深い愛情を注ぐその画業を、 初期から現在にいたるまで紹介する。
また、彼のもうひとつのライフワークである 絵本、 教科書の仕事も同時に展示する。

【 企画詳細 : 宇都宮美術館  企画展年間スケジュール
──────────
ここのところ意欲的な展覧会がつづく宇都宮美術館である。
同館は、年末 ・ 年始およびメンテナンスのためにしばらく休館しているが、はやくも次回展のポスターとフライヤーが送られてきた。

本欄でも紹介したが、昨年の掉尾をかざった 『 月映  TSUKUHAÈ 1914-1915 』(終了) は、現在ではたった一部しか残されていない 「 私輯 『 月映 』」 と呼ばれる私家版や、油彩画、ペン画などの貴重な関連作品も多数展示したすばらしい企画で、多くの来館者をよんでいた。
すこし遠いが、新宿から宇都宮までの直通電車もあり、訪館はさほど困難ではない。 宇都宮名物<餃子>もたのしめる。 ぜひともご覧いただきたい企画である。

『 月映 』 1914-1915
TSUKUHAÈ 1914-1915
2014年11月16日[日]-12月28日[日]-終了企画

命を削りながら作品を創り続けた田中恭吉。
死の淵からの希望を掲げた藤森静雄の版画。
抽象的な表現を開拓していく恩地孝四郎。
二十代の若者たちによる詩と版画の雑誌 『 月映 』 は、 近代日本美術史の中で鮮烈な輝きを放っている。 版画を中心に、貴重な油彩画、ペン画などから、刊行100年を迎える 『 月映 』 の世界に迫る。

【展覧会】 ggg ついに五筆和尚に変貌か? ー 浅葉克己のタイポグラフィ展「ASABA’S TYPOGRAPHY.」

 

20141224183633666_0001 20141224183633666_0002第341回企画展
浅葉克己のタイポグラフィ展 「ASABA’S TYPOGRAPHY. 」

◯ 日 時
2015年01月09日[金]-01月31日[土]
11 : 00 am- 7 : 00 pm [ 土曜日は6 : 00pmまで ]
日曜 ・ 祝日休館
◯ 会 場
ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー ( ggg )    

104-0061  中央区銀座7-7-2  DNP 銀座ビル 
Tel. 03-3571-5206
入場無料
──────────
ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリーの2015年は、アートディレクター、浅葉克己氏の「ASABA’S TYPOGRAPHY.」で幕開けです。

さまざまな事物や人物に対する並々ならぬ好奇心と、一度決めたら文字通りとことんやり続ける執念で、多領域にわたる表現活動を繰り広げる浅葉氏。
本展では、その活動の根幹を支えるタイポグラフィを主軸に、コラージュや掛け軸などの新作をはじめ、ポスターはもちろん、2008年21_21 Design Sight 「 祈りの痕跡。」 展で大々的に発表された日記のその後、などを紹介します。

長いデザイン人生を経てもなお、次から次へと湧き起こる、尽きることを知らない創作への探求心。 そして新たな表現への挑戦。
ggg という限られた空間では、数え切れないほどの作品の中から 浅葉デザインのほんの断片しかお見せすることはできませんが、2015年現在の浅葉克己の居るところが見えてくる展覧会、 それが「ASABA’S TYPOGRAPHY.」です。

浅 葉  克 己

アートディレクター
1940年神奈川県生まれ。 桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、75年浅葉克己デザイン室を設立。 以後アートディレクターとして、日本の広告デザインの歴史に残る数多くの作品を制作。
代表的な仕事に、西武百貨店 「 おいしい生活 」、サントリー 「 夢街道 」、武田薬品 「 肉体疲労に A じゃないか 」、キリンビバレッジ 「 日本玄米茶 」 パッケージデザインなど。 中国に伝わる生きている象形文字 「 トンパ文字 」 に造詣が深い。
日宣美特選、東京TDC賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞 ・ 山名賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、紫綬褒章、東京ADCグランプリ、旭日小綬章など受賞歴多数。
東京 TDC 理事長、東京 ADC 委員、JAGDA 会長、AGI ( 国際グラフィック連盟 ) 日本代表、桑沢デザイン研究所10代目所長、東京造形大学 ・ 京都精華大学客員教授。 卓球6段。

【 企画詳細 : ギンザ・グラフィック ・ ギャラリー   浅葉克己のタイポグラフィ展

【展覧会情報】 ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー 荒井良二だもん

20141203192506896_0001 20141203185154668_0002

ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー 第340回企画展
荒井良二だもん

ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー(ggg)の 2014年12月は、絵本を中心に、イラストレーション ・ 小説の装画 ・ 挿絵 ・ 広告 ・ 舞台美術 ・ アニメーションなど、幅広い分野で活躍中の荒井良二さんの登場です。
子どもから大人まで魅了する、力強さと希望や祈りに満ちたことば、豊かな色彩とシンプルで繊細な画風から創出される荒井さんの世界。
荒井さん曰く、「一冊の絵本の結末は何かのはじまり」。
この展覧会が、何かを 「さあはじめよう」 というきっかけになれば幸いです。

◯ 期  間
2014年12月03日[水]-2014年12月25日[木]
◯ 会  場
ギンザ ・ グラフィック ・ ギャラリー(ggg) 入場無料 
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP 銀座ビル 
tel. 03.3571.5206
11 : 00 a.m.- 07 :00 p.m. (土曜日は06 : 00 p.m.まで) 日曜 ・ 祝日休館