‘NEWS’ カテゴリーのアーカイブ

処暑を迎えました。お元気ですか?

2010年8月26日 木曜日

ことしの8月23日は、二十四節季のひとつ「処暑」とされ、暑さがやわらぐころとされます。おおむね、甲子園の高校野球が準決勝戦から決勝戦のころ、TVのカメラが外野の芝生に飛び交う赤トンボを捉え、アナウンサーが、

「気がつけば、もう赤トンボが舞う季節になっています」

という「常套句」を聞くのをひそかな楽しみとしていました。

ところがことしは、太平洋高気圧とやらがやたら元気だそうで、暑かったですね。高校野球の決勝戦でも、赤トンボが飛翔する姿はとらえていませんでした。それでも昨夏は元気が無かったアブラ蝉が街路樹でうるさく鳴き、サルスベリが深紅の花をたくさんつけています。まだまだ夏、真っ盛りのこのごろです。

朗文堂の夏ですが、梅雨明けから一気に猛暑・酷暑となり、そんな中で《新宿私塾第16期》《活版カレッジ第6期》が夏休みもなく、熱く熱く繰り広げられていました。そして社員一同、書物づくりに、デジタルタイプの制作・監修に、Adana-21Jの出荷にと、慌ただしい日々をおくっております。

新町活版所/新街私塾跡の碑

諏訪公園にたつ本木昌造像

堂主、福地櫻痴誕生の地で錯乱 !?

その「アダナ・プレス倶楽部」ですが、倶楽部の有志が、この猛暑の最中に「長崎さるく――長崎方言でブラブラ歩き」にでかけました。大河ドラマが龍馬長崎編に突入した直後とあって、長崎は町をあげての龍馬ブームに沸きかえっていましたが、アダナ・プレス倶楽部はあくまでも《近代活字版印刷発祥の地を訪ねて》と大まじめでした。「長崎さるく」の報告は、『アダナ・プレス倶楽部会報誌 No.10』にありますのでご覧ください。

新宿私塾17期生 募集受付開始

2010年7月5日 月曜日

「新宿私塾」はタイポグラフィの知・技・美の領域をバランス良くまなぶためのちいさな教育機関です。書物と活字づくり、すなわち「タイポグラフィ」の 550 年におよぶ魅力的な歴史をまなび、本格的なタイポグラフィの教育と演習を通じて、あたらしい時代の要請に柔軟に対処する能力を身につけた、タイポグラフィの前衛を養成します。

詳細はこちら

「新宿私塾」は設立から8年余の歳月を有し、現在は第16期生が意欲的な学習を続けています。今回募集する第17期生は、2010年9月―11年3月までの、半年間、24回の講座が予定されております。

定員10名で、お申し込み順に受付させていただきます。
受講料30万円のうち、申込金3万円を指定口座に振り込んでいただき受付完了となります。

先ずはメールにてお問い合わせください。
件名/新宿私塾17期申し込み
お名前、住所、電話(携帯可)そして略歴をお書きください。
講義の際に参考とさせていただきます。

受信後必ず返信をさせていただきます。

詳しく知りたいというかたはどうぞ電話連絡をしてください。
担当根岸が対応させていただきます。

書道博物館「墓誌銘にみる楷書の美」

2010年7月5日 月曜日

書道博物館「墓誌銘にみる楷書の美」
観覧のお誘い

定員に達しましたので締め切らせていただきます。
申し込みありがとうございました。

ギャラリー・トーク「墓誌銘にみる楷書の美」

7月10日  午後1時20分 書道博物館ロビー集合
観覧料:500円(各自で受付にてお支払いください)
※定員はお申込み先着順で20名です。
人数確認のため片塩  jk@robundo.com  に「楷書の美参加」として
お名前をご送付ください。

お返事が無い場合は受付完了とさせていただきます。

書道博物館

110―0003 台東区根岸2―10―4
開館時間:9:30―16:30
観 覧 料:500円

子規庵
110―0003 台東区根岸2-5-11
開館時間:10:30―12:00 13:00―16:00
入 庵 料:500円

根岸の里で著名な一画に、画家にして書芸家の中村不折が蒐集した膨大なコレクションを収蔵する「書道博物館」があります。不折は新聞『小日本』の挿絵を担当し、それを通じて正岡子規と親しく、その自邸も近接していました。また島崎藤村の『若菜集』『一葉集』『落梅集』の装本・挿絵を担当し、夏目漱石『吾輩は猫である』『漾虚集』、伊藤左千夫『野菊の花』などの挿絵を描き、ブック・デザイナーの先駆けとしても知られるひとです。また森鴎外は遺言で墓標の書家に不折を指名し、ただ「森林太郎」とだけしるさせています。

中村不折はパリに留学するなど、最初は洋画家をめざしましたが、明治28年に正岡子規とともに日清戦争の従軍記者として中国におもむき、中国各地や朝鮮半島を巡遊して『龍門二十品』『淳化法帖』などの拓本をはじめ、漢字成立の解明に寄与する考古資料の収集にめざめ、こうした書の古典から多くを学び、なかでも「北派」の書を根底とした、不折独自の、大胆で斬新な書風を展開して“不折流”と称されるまでになりました。

なかでも「龍眠帖」は書芸界に衝撃を与え、そのデザイン性の高さと親しみ易さから、店名や商品名の揮毫を依頼されることも多く、現在でも「新宿中村屋」の看板文字、清酒「真澄」や「日本盛」のラベル、「神州一味噌」「筆匠平安堂」のブランディングなどがあります。

書道博物館はそんな中村不折のコレクションをもとに開設され、現在は台東区が維持・管理にあたっています。その企画展「墓誌銘にみる楷書の美」のギャラリー・トークに申し込みましたが、最終回の7月4日に割り振られて出かけました。墓誌銘とは、中国の三国時代ころに厚葬を禁じて薄葬が求められ、建碑や巨大墓標の建立が困難となり、墓碑を小型化して地中に埋め込む形式が定着したものです。墓碑銘の大半は隷書か楷書によってしるされ、地中にあったために戦乱による破壊や風化が少なく、保存状態がよくて刻字も鮮明です。またほとんどの墓誌銘には年号がしるされ、書写・建碑の年代が確定できるのも大きな特徴です。

急なはなしで恐縮ですが、「墓誌銘にみる楷書の美」展は7月11日が最終日です。11日は参議院選挙の日ですし、企画展の常として、最終日の混雑は避けられません。またせっかく出かけても、適切な解説がなければ収穫は半減します。そこで学芸員の中村信宏様にお願いして、特別に朗文堂枠で7月10日にギャラリー・トークをお願いしました。同館には世界唯一本といわれる顔真卿の書をはじめ、重要文化財、重要美術品があふれています。ぜひこの機会にご観覧ください。

ついでながら……

書道博物館は、JR鶯谷駅から徒歩5分です。「活版凸凹フェスタ」のときの緑の階段をのぼらず、例の風俗街を5分ほど直進すると、左手に台東区立書道博物館、右手に子規庵があります。この間の移動は30秒。

ですから10:30に子規庵について、子規の朝顔や、お庭を楽しみ、12:00から書道博物館の本館(常設展示)をじっくり見ることをお勧めします。新館での展示・解説は拓本が主で、墓碑の実物は本館にありますので……。それらを見てからギャラリー・トークに参加がお勧めコース。近くに司馬遼太郎『坂の上の雲』で著名な「羽二重団子」や「ねぎし三平堂」もありますが……。高くて混雑しますので片塩は敬遠ですが「笹乃雪」もすぐそこ。

ギャラリー・トーク終了後、天気が良く、体力に自信のあるかたは、近在の真言宗円明山西蔵院(根岸3―12-38)へご案内。ここには秀英舎の創業者/佐久間貞一の墓と、榎本武揚による巨大な顕彰碑があります……。こういうのを、最近は「マイラー」と呼び、女性に多いのだそうです!!!



活版凸凹フェスタ2010盛況裡に終了

2010年5月7日 金曜日

沢山の皆さまのご来場ありがとうございました!
出展者の皆さま、ご苦労様でした!
また来年も《五月の連休は活版三昧!》をめざし
身体性をともなった造形活動にいそしみます。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

五月の連休はカッパン三昧

2010年4月30日 金曜日

「五月の連休はカッパン三昧
活版凸凹フェスタ」
ご来場をお待ちしております!

「活版凸凹フェスタ」は、活字版印刷術(以下カッパン・活版ともします)にまつわるさまざまを集めた楽しいお祭りです。

本展は今年で3回目を迎えますが、わが国に確実に活版ルネサンスの息吹が根づいたことを象徴するかのように、出展者が増加いたしました。そのため、会場も心機一転して、上野の森「日展会館」での開催となります。

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)

10:00―17:00(最終日は16:00まで)

【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

【出展作家】
青葉 瀧/アダナ・プレス倶楽部(大石 薫)/アダナランド(Hedgehog Press, Alan Brignull)/ananas press(都筑晶絵+山元伸子)/阿部真弓/石神嘉兼/印刷の余白Lab.+あちらべ/smbetsmb/おいかわみちよし/凹凸舎(大沼ショージ)/尾田美樹/小畑裕子/海岸印刷/亀井純子/九ポ堂/真田幸文堂(真田幸治)/しまりすデザインセンター(石松あや)+まさなりみゆき/たなか鮎子/田中裕子/ツバメ活版堂+knoten+山本裕子/つるぎ堂/Tokyo Pear(スミスダレン・恵梨子)/はな工房(田中智子)/ハナブサ・プレス/ヒロイヨミ社(山元伸子)/史緒/文香(栃木香織)/megropress/山﨑祐三子/山崎洋介/山田理加/山猫や(木月禎子)/ユニバーサル・レタープレスと溝川なつ美/横島大地/羅久井ハナ/Raku Design Studio(渡邉正央)/riviera press(浅井陽子)/龍骨堂/リュース オ ボウ(佐藤礼子)/Lingua Florens(桐島カヲル)

【学校法人】
女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース/多摩美術大学造形表現学部デザイン学科/常葉学園大学造形学部杉田研究室/日本大学藝術学部美術学科/武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科

【出展企業】
アワガミファクトリー/印刷工房 河内や/活版工房(弘陽、中村活字、東條メリー、金子瞳美、斉藤隆夫、赤井 都、内田由紀子)/KK印刷株式会社/真映社/通称 活版印刷屋(株式会社大伸)/築地活字/デザインのひきだし(グラフィック社)/Puli Paper Company Limited+廣興紙寮+紙匠工房

【協  力】
アイコー印刷/株式会社 イオキ洋紙店/研究社印刷 株式会社/有限会社 佐々木活字店/松岳社 株式会社 青木製本所/株式会社 廣田鉄工所/株式会社 フカミヤ/長瀬欄罫製作所/有限会社 濱野製作所/株式会社 豊文社印刷所/松尾篤史/ミキ アラタ/muccu/本木昌造顕彰会/株式会社 モトヤ/株式会社 モリサワ/八木孝枝/株式会社 理想社/株式会社リョービイマジクス

ワークショップ

会期中は連日、小型卓上活字版印刷機Adana-21Jと、活字版や各種の凸版を用いた、楽しいワークショップを開催いたします。予約制のワークショップはすべて受付を終了しておりますが、掃苔会をのぞいて参観はご自由にできます。

【昔なつかしい厚手のきっぷを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月2日(日)11:00 ― 12:00、13:00 ― 16:00内随時
活字版印刷機Adana-21Jを使って、昔なつかしい厚手のきっぷの印刷を体験していただきます。

【印刷人掃苔会(そうたいかい)ツアー】
予約制 受付終了「掃苔会の栞」付 雨天決行
5月3日(月・祝)
13:00 ― 15:00(終了予定)

掃苔とは墓石の苔@こけ@を掃@は@く、すなわち墓参りを意味します。活版凸凹フェスタ2010の会場「日展会館」のまわりには、印刷人が多く眠る「谷中霊園」やお寺、印刷関連の石碑も豊富な「上野公園」などがあります。「日展会館」周辺の印刷人ゆかりの地をめぐる、マニアックなツアーです。皆さんもいっしょに、わが国の印刷の発展に尽力した先達を偲び、石碑に刻まれた書体の秘密を解明しませんか。Adana-21Jを使って、参加証の発行もおこないます。

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

山猫や+活版印刷
【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】 予約制 受付完了
5月3日(月・祝) 13:30―16:30

「山猫や」の木月禎子さん指導のもとでゴム版画を制作し、欧文活字をつかってメッセージを組んで、Adana-21Jでオリジナルの二つ折りカードを印刷するワークショップです。ゴム版画は、下絵をお持ちいただいて会場で彫っていただくか、こちらでご用意したモチーフを切ったり貼ったりしても製作できますので、絵を描いたり版画を彫るのが苦手な方でも、楽しくご参加いただけます。

【ハンドモールドで活字をつくろう!】
予約制 受付終了

5月4日(火・祝) ①13:00―14:30 ②15:00―16:30

初期の活字鋳型の研究をされている元三省堂印刷の伊藤伸一さん指導のもと、ハンドモールド(手鋳込み式の活字鋳造器。古くは割り型、割り鋳型とも。できた活字を流しこみ活字と称していました)を用いて活字鋳造の体験をするワークショップです。今回使用する伊藤さん所有の鋳造器は、「活版凸凹フェスタ2008」のワークショップで使用したグーテンベルク式の手鋳込み鋳造器とはまた別種のもので、スミソニアン・国立アメリカ歴史博物館の学芸員で、初期鋳型の世界的な研究者であるスタン・ネルソンさんによって復元された貴重な鋳造器です。できあがった活字を使ってAdana-21Jで記念カードの印刷もおこないます。

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

【『VIVA!! カッパン♥』発売記念カードを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料

同時開催
【リノ・カットをAdana-21Jで印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月5日(水・祝)11:00―12:00、13:00―15:00内随時

活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷を体験していただきます。
活字版とリノリウム版の表現の違いをお楽しみください。

《活版凸凹フェスタ2010》は、出展作家は意欲的に作品を制作していますし、企業出展社からの貴重な情報も見逃せません。ともかく新企画をどっさり盛り込み、「ファイン・プレスの祭典」とするべく、スタッフ一同最後の追い込みに入っております。

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新刊『VIVA!! カッパン』は「朗文堂愛読者カード」にご登録いただいている皆さまからは、事前予約をいただいております。うれしいことにたくさんのお申込みをいただきました。事前予約の皆さまには書店出荷に先立ち、真っ先にお送りいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。 また《活版凸凹フェスタ》の会場では、『VIVA!! カッパン』収録機器の一部を、書物に沿ったかたちで展示します。また、会場内にて『VIVA!! カッパン』の見本本を展示いたしますので、ぜひとも上野「日展会館」までご来場ください。

ワークショップのお申込み

2010年4月21日 水曜日

ワークショップのお申込み状況
5月3日【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】
活版印刷機が版画プレス機に大変身! 未開拓技術のご紹介となる興味深いワークショップです。活字と版画のコラボレーションが、さまざまな創作領域を大きく広げます。「山猫や・木月禎子」さんの楽しいトークも交えて、収穫の多い企画です。
定員に達しましたので、応募は締め切りとさせていただきます。

5月3日【印刷人掃苔会ツアー】
あまりにマニアックな企画なので、応募もほとんど無いと予想し、格別には定員も決めていなかったのですが、適正規模のお申込みがありましたので、応募は締め切りとさせていただきます。

5月4日【ハンドモールドで活字をつくろう!】
明治2年長崎活版製造会社・本木昌造が上海からブルース型活字鋳造機を導入。
幕末からはじまったわが国の活字開発は、ここに「道具から機械へ → 産業革命の成果の導入 → 殖産興国」への道をひたはしることになりました。印刷史のミッシング・リンク、近代金属活字の創始から活字をつくりつづけた「ハンドモールド」の忠実な復元版を用いて活字をつくり、印刷までするという、わが国の近代タイポグラフィのあけぼのの時代を追体験するという意欲的企画です。
定員に達しましたので、応募は締め切りとさせていただきます。




手回し式活字鋳造機(ブルース型)

五月の連休はカッパン三昧

2010年4月16日 金曜日

花冷えでしょうか? 肌寒い毎日がつづきますね。それでも艸花は妍を競って鮮やかな花をつけています。小雨に濡れながら、そんなけなげな艸花を見るのが楽しみです。皆さまお元気でご活躍のことと存じます。

「五月の連休はカッパン三昧–活版凸凹フェスタ」
ぜひともご来場ください。

《活版凸凹フェスタ2010》は、出展作家は意欲的に作品を制作していますし、企業出展社からの貴重な情報も見逃せません。ともかく新企画をどっさり盛り込み、「ファイン・プレスの祭典」とするべく、スタッフ一同最後の追い込みに入っております。

ワークショップは連日開催されますが、中には事前申込みが必要な企画もございます。どのワークショップも少人数ですので、締め切りが迫っている企画もございます。参加ご希望の皆さまは、下記のワークショップ案内をご覧の上、お申込みをお急ぎください。

新刊『VIVA!! カッパン』は出稿を終え、現在印刷製本作業が進行中です。営業部では目下、束見本を携えて書店回りの最中ですが、書店仕入れ担当者様の反応はとてもよく、「そうだよね、こんな楽しいカッパンの本が欲しかったんだよね」と激励されています。そんな毎日の報告を聞くたびに、とても嬉しく、ワクワクしますが、書物づくりは最後まで気が抜けません。気を引き締めて、最後のチェックに余念のない毎日です。 新刊『VIVA!! カッパン』は「朗文堂愛読者カード」にご登録いただいている皆さまからは、事前予約をいただいております。こちらもうれしいことにたくさんのお申込みをいただきました。事前予約の皆さまには、書店出荷に先立ち、真っ先にお送りいたしますので、ぜひお楽しみにお待ちください。 また《活版凸凹フェスタ》の会場では、『VIVA!! カッパン』収録機器の一部を、書物に沿ったかたちで展示します。また、会場内では『VIVA!! カッパン』のプレ販売を実施しますので、ぜひとも上野「日展会館」までご来場ください。

ここに同書の目次をご紹介いたします。

活版印刷の楽しくてカワイイ入門書誕生!!
{懐かしいのに新しい}魅惑の印刷、カッパン♡
見て美しい! 知って楽しい!
自分でやるともっと楽しい!!! カッパン♥
を愛する アナタの必携書です。

【VIVA!! カッパン 目次】
懐かしいのに、あたらしい、
魅力の活字版印刷術 ——– カッパン♥
活字のおはなし
文選箱ギャラリー

文 選
組版(植字)
組みつけ
印 刷
活字鋳造
Adana-21Jの使い方
muccu が行く!

活字鋳造所探訪(築地活字編)
活字版書籍印刷所探訪 (長瀬欄罫製作所編+豊文社印刷所編)
あとがきにかえて
こんな時代だから…………

祝! 中村活字100周年

2010年4月15日 木曜日

1910年、明治43年に東京中央区銀座2丁目に創業された活字商が「中村活字」の歴史のはじまりです。このあたりは、いまは東銀座などと呼ばれますが、かつての木挽町で、築地川の水運を利用して、木材を運送したり、大きなノコギリで材木に断裁する職人が居住していた町でした。

明治最初期に築地川の対岸に「東京築地活版製造所」が創業し、数寄屋橋近辺に「秀英舎」が創業されると、木挽町にはこれらの企業を相手とした活字母型を製造する業者がたくさん誕生しました。堀母型が最大手で、そこから岩田母型が派生していきました。母型業者があれば、そこには活字商も誕生します。すなわち晴海通りにそった数寄屋橋から築地界隈は、活字商、印刷会社、出版社、新聞社などが軒を連ねることになりました。晴海通りはメディアの町でした。

ところが……、このあたりは関東大地震(1923年・大正12年)による罹災がもっとも激甚を極めた町でしたし、太平洋戦争による激しい空爆にさらされた町でもありました。

「中村活字」の100年とは、そんな歴史の重みを背景として、代々の家業として継承されてきたことになります。当代のご当主・中村昭久さんは「活字も好きだけど、人も好き」というかたです。もしかすると、「活字よりも人が好きかな……」とおもえるときもあります。

そんな中村社長の人柄を慕って、多くの若者が「木挽町」に足を運んでいます。朗文堂と中村活字とは「活版ルネサンス」にかけるおもいを共有していますし、毎年「活版凸凹フェスタ」に出展いただいています。ですから「中村活字100周年」を心からお祝いするとともに、さらなる100年に向けて、あらたなスタートを切った中村昭久さん、「いっしょに頑張りましょう」とエール!(龍爪窟)

活版凸凹フェスタ2010

2010年4月7日 水曜日

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)  10:00―17:00(最終日は16:00まで)
【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/

【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

ワークショップ

会期中は連日、小型卓上活字版印刷機Adana-21Jと活字を用いた、楽しいワークショップを開催いたします。

【昔なつかしい厚手のきっぷを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月2日(日)11:00―12:00、13:00―16:00内随時
活字版印刷機Adana-21Jを使って、昔なつかしい厚手のきっぷの印刷を体験していただきます。

【印刷人掃苔会(そうたいかい)ツアー】
予約制 参加費:1,500円(税込)「掃苔会の栞」付 雨天決行
5月3日(月・祝)
13:00(展示会場に5分前集合のこと)―15:00(終了予定)

掃苔とは墓石の苔@こけ@を掃@は@く、墓参りを意味します。活版凸凹フェスタ2010の会場「日展会館」のまわりには、印刷人が多く眠る「谷中霊園」やお寺、印刷関連の石碑も豊富な「上野公園」などがあります。日夜わが国の印刷の歴史を研究している朗文堂代表の片塩二朗と、タイポグラフィ学会事務局長の松尾篤史の解説とともに、「日展会館」周辺の印刷人ゆかりの地をめぐる、マニアックなツアーです。みなさんもいっしょに、わが国の印刷の発展に尽力した先達を偲び、石碑に刻まれた書体の秘密を解明してみませんか。Adana-21Jを使って、参加証の発行もおこないます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)

*参加ご希望の方は、e-mail もしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 掃苔会(そうたいかい)参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

山猫や+活版印刷
【活字と凸版画 メッセージカードをつくろう!】 予約制 参加費:3,000円(税込)
5月3日(月・祝) 13:30―16:30 定員6名

「山猫や」の木月禎子さん指導のもとでゴム版画を制作し、欧文活字をつかってメッセージを組んで、Adana-21Jでオリジナルの二つ折りカードを印刷するワークショップです。ゴム版画は、下絵をお持ちいただいて会場で彫っていただくか、こちらでご用意したモチーフを切ったり貼ったりしても製作できますので、絵を描いたり版画を彫るのが苦手な方でも、楽しくご参加いただけます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)
〈ただし、先着順受付により定員に達ししだい、しめきりとさせていただきます〉

*参加ご希望の方は、e-mail:もしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 活字と凸版画ワークショップ 参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

【ハンドモールドで活字をつくろう!】
予約制 参加費:3,000円(税込)テキスト付
5月4日(火・祝) ①13:00―14:30 ②15:00―16:30 各回定員6名

初期の活字鋳型の研究をされている元三省堂印刷の伊藤伸一さん指導のもとで、ハンドモールド(手鋳込みの鋳造器)を用いた活字鋳造の体験をするワークショップです。今回使用する伊藤さん所有の鋳造器は、「活版凸凹フェスタ2008」のワークショップで使用したグーテンベルク式の手鋳込み鋳造器とはまた別のもので、スミソニアン・国立アメリカ歴史博物館の学芸員で初期鋳型の世界的な研究者であるスタン・ネルソンさんにより復元された貴重な鋳造器です。できあがった活字を使ってAdana-21Jで記念カードの印刷もおこないます。

お申し込みしめきり日:4月25日(日)
〈ただし、先着順受付により定員に達ししだい、しめきりとさせていただきます〉

*参加ご希望の方は、e-mailもしくは、ファクシミリ03-3352-5859で、「活版凸凹フェスタ 活字をつくろう 参加希望」と明記の上、住所・氏名・年齢・電話番号・e-mailアドレスもしくはファクシミリ番号をご連絡ください。(お教えいただいた個人情報は朗文堂/アダナ・プレス倶楽部のみの使用といたします)

〈特別企画展示 関連ワークショップ〉

【『VIVA!! カッパン♥』発売記念カードを印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料

同時開催
【リノ・カットをAdana-21Jで印刷しよう!】
事前予約不要 参加費:無料
5月5日(水・祝)11:00―12:00、13:00―15:00内随時

活字版印刷機Adana-21Jを使って記念カードの印刷を体験していただきます。
活字版とリノリウム版の表現の違いをお楽しみください。


活版凸凹フェスタ2010

2010年4月7日 水曜日

【会 期】2010年5月2日(日)―5日(水・祝)  10:00―17:00

(最終日は16:00まで)
【会 場】日展会館 2F イベントスペース
東京都台東区上野桜木2-4-1
http://www.nitten.or.jp/
【主 催】朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

「活版凸凹フェスタ」は、活字版印刷術(以下カッパン・活版ともします)にまつわるさまざまを集めた楽しいお祭りです。

本展は今年で3回目をむかえますが、わが国に確実に活版再興の息吹が根づいてきたことを象徴するかのように、出展者が増加いたしました。そのため、会場も心機一転、上野の森「日展会館」での開催となります。

【出展作家】
青葉 瀧/アダナ・プレス倶楽部(大石 薫)/アダナランド(Hedgehog Press, Alan Brignull)/ananas press(都筑晶絵+山元伸子)/阿部真弓/石神嘉兼/印刷の余白Lab.+あちらべ/smbetsmb/おいかわみちよし/凹凸舎(大沼ショージ)/尾田美樹/小畑裕子/海岸印刷/亀井純子/九ポ堂/真田幸文堂(真田幸治)/しまりすデザインセンター(石松あや)+まさなりみゆき/たなか鮎子/田中裕子/ツバメ活版堂+knoten+山本裕子/つるぎ堂/Tokyo Pear(スミスダレン・恵梨子)/はな工房(田中智子)/ハナブサ・プレス/ヒロイヨミ社(山元伸子)/史緒/文香(栃木香織)/megropress/山﨑祐三子/山崎洋介/山田理加/山猫や(木月禎子)/ユニバーサル・レタープレスと溝川なつ美/横島大地/羅久井ハナ/Raku Design Studio(渡邉正央)/riviera press(浅井陽子)/龍骨堂/リュース オ ボウ(佐藤礼子)/Lingua Florens(桐島カヲル)

【学校法人】
女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース/多摩美術大学造形表現学部デザイン学科/常葉学園大学造形学部杉田研究室/日本大学藝術学部美術学科/武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科

【出展企業】
アワガミファクトリー/印刷工房 河内や/活版工房(弘陽、中村活字、東條メリー、金子瞳美、斉藤隆夫、赤井 都、内田由紀子)/KK印刷株式会社/真映社/通称 活版印刷屋(株式会社大伸)/築地活字/デザインのひきだし(グラフィック社)/Puli Paper Company Limited+廣興紙寮+紙匠工房

【協  力】
アイコー印刷/株式会社 イオキ洋紙店/研究社印刷 株式会社/有限会社 佐々木活字店/松岳社 株式会社 青木製本所/株式会社 廣田鉄工所/株式会社 フカミヤ/長瀬欄罫製作所/有限会社 濱野製作所/株式会社 豊文社印刷所/松尾篤史/ミキ アラタ/muccu/本木昌造顕彰会/株式会社 モトヤ/株式会社 モリサワ/八木孝枝/株式会社 理想社/リョービイマジクス 株式会社