月別アーカイブ: 2011年12月

近刊予告 『japan, japanese』

編集佳境 ナレド越年必至!
 ヘルムート シュミット著 ナラビニ デザイン
『japan, japanese』


『japan, japanese』 ジャケット仮デザイン

年末の繁忙期、皆さま元気にお仕事にお励みのことと存じます。
小社既刊書、ヘルムート シュミット著  『バーゼルへの道』に、しばしば皆さまから増刷発行(第3刷り)のご要望をいただいてまいりました。
こうしたご熱心な読者様のご要望に添えなかったおもな理由は、第3刷りともなると、デジタルタイプも旧世代のものとなって、相当の組み直しを予定していました。
ところが著者であり製作者のシュミット氏が、集中して次の著作の構想を練られており、そのために、精神をたかめ、意識を研ぎ澄ませ、そちらに全力を傾注しておられたために、遅滞を余儀なくされました。

既刊書『バーゼルへの道』は、オーストリアにうまれたひとりの少年(シュミット氏)が、なぜとおいスイスで働くにいたったのか、なぜ「学士」への道をすて、タイポグラファという「職人」への道を選択したのか。
そしてバーゼルの印刷工場でCompositor(活字植字工)として働きながら、尊敬おくあたわざるエミール ルーダーの私的な「タイポグラフィ実験室」への受講許可を待ちつづけたのかを『バーゼルへの道』として詳細につづったものでした。

いまやひろく知られるにいたったその「実験室」とは、ルーダーを中心とするタイポグラファが、ほぼボランティアで主宰した夜間の私塾で、定員は最大3名だったとされます。
講義のほとんどは、ルーダーが好んで「実験室」と呼んだ、活字版印刷の植字室でなされ、そこでの研究と創造のよろこび、濃厚なタイポグラフィ漬けの日日がテキストでつづられ、刮目すべきタイポグラフィの作品群の図版がならんでいます。

近刊書『japan, japanese』の原資料は、『ティポグラフィシェ モナーツ ブレッテル』(TM誌)に、1968年1月-1973年3月にかけて連載された記事をもとに、全面的に再構築したものです。
 スイスでまなび、タイポグラファとしておおきく成長したひとりの青年(シュミット氏)が、なぜ、とおい日本をその活動の本拠地としてえらび、なぜ、はるばると日本にやってきたのか。その日本で、なにを発見し、なにに惹かれ、そしてなぜ日本に定住する道を選択したのか……。

すなわち「日本を日本たらしめている、素晴らしいひとと造形の数数」を、繊細な視線と、すみきった明るい心境からときあかしています。
そこには、日本にうまれ、日本で育ったわたしたちが見落としがちな「すばらしい日本、すばらしい日本人」が、清明に、いきいきと描かれています。

本来、新刊書『japan, japanese』  は2011年のクリスマス・ブックとして、本年年末の刊行をめざしていました。
ですから今頃は、書店の店頭に『japan, japanese』 がならんでいるはずでした。
しかし……、どうやら版元スタッフ(小生)が余計なことをいった──写真は実に的確に「良き日本」をとらえているが、せっかくのシュミット氏の肉声が、独語・英語がほとんどで、和訳が一部にとどまっているのはあまりに残念だ──ために、全面的に編集をみなおし、翻訳の原点にまで戻ったために、年内刊行を断念した次第です。

欧米の造形者とはなしをすると、しばしば〈日本の造形)をかたった書物として、岡倉覚三(天心とも、1862-1913)『茶の本』、谷崎潤一郎(1886-1965)『陰翳礼讃』を話題にします。いずれもふるい時代の書物ですが、内容はすばらしく、各国語に翻訳もされています。
それでも、そんな状況が、20年-30年もの長きにわたって続いていることに、ときおり臍ホゾをかむおもいをしてきました。

いずれにしても、来春には『japan, japanese』 の刊行をみます。これからは、名著として評価のたかい『茶の本』、『陰翳礼讃』とならんで、わが国はもとより、世界規模でのあらゆる造形者が、日本と日本人を語りあう際に、互いの共通基盤として『japan, japanese』が絶好の書物になることを夢見て、すべてのテキストの和訳をお願いしました。

もう少しで『nippon no nippon』が入った、正式デザインによるジャケット紹介もできそうです。それまでもうしばらくのお時間をいただきます。
2012年にむけて、期待に満ちた、嬉しい話題を皆さまにお届けいたします。

── 『japan, japanese』 装本仕様(すべて予定) ──
菊判12ページ折り(重箱本)、108ページ
かがりとじ、上製本、ジャケット付
オフセット平版印刷、スミ1色
定価は未定です。

もう少しお待ちください『japan japanese』



シュミット家の皆さん。左より スミ夫人 ヘルムート氏 ニコールさん

《ギリギリ頑張っています! もうしばらくお時間をいただきます》
本日3月21日は『japan japanese』の発売予定日でした。たくさんのお電話や、たくさんの@メールを頂戴しました。少し遅れています。申しわけございません!
いまは3月末、また年度末ということで、ここのところ製本所、とりわけ折り屋さんが爆発状態です。リーマン・ショック、東日本大地震の影響と続いた製本業界の不況が、まるでウソのような活況を呈しています。

そこで最終打ち合わせのために、3月17日に大阪のシュミット家を訪問しました。もちろん手づくり・手製本の見本誌を携えて……。残念ながら販売用書籍は間に合いませんでした。シュミット家の皆さまをはじめ、発売をお待ちいただいている読者の皆さまには、深くお詫び申しあげます。

おもえばシュミット一家とのお付き合いも長くなりました。ヘルムート氏、スミさんのご夫妻とは、右端の愛娘、ニコールさんが誕生する前からのお付き合いです。ですからシュミット氏も小生も、ニコールさんの成長の分だけ、それぞれ年を重ねたことになりました。
シュミット氏とそのご家族は、この写真のように、とてもこころの暖かい、すてきなご家族です。そしてタイポグラフィにはきわめて厳格で、一点の妥協もゆるさない厳格さを失わないのも魅力です。

《本書の魅力の一端をご紹介》
書物とは、その内容で評価されるべきものです。本書の内容のすばらしさはいうをまちません。それは本書をみていただくしかありませんが……。
ところがタイポグラフィに厳格なシュミット氏のことです。本書にも微に入り細をうがつ配慮がこらされています。遅延のお詫びに、プロのノウハウを冒さない程度に、本サイトをご覧の皆さまにだけ、ソッとほんの一端をご紹介。

『japan japanese』 の基本設計は、ドイツ語・英語・日本語が組み込まれています。基本書体は Universe 55 Roman, 中ゴシックBBBです。
うっかりすると見逃しがちですが、このみっつの言語表記は、それぞれ根拠をもって、無理なく、微妙に、ポイント・サイズや字間・行間のスペースが異なっています。
この手法は、皆さんの日常デザイン業務における、バイリンガル、トリプルリンガル表記の実施に際して、きわめておおきな手がかりと、示唆をあたえてくれるはずです。
こうしたこまやかな配慮を尽くしながらも、それをそれと気づかせないさりげなさ、こうした書物が『japan  japanese』です。

《もうしばらく、ほんとうにもうしばらくお待ちください!》
年度末に教科書対応がかさなって、小社の製本所のラインは混雑をきわめています。その間隙を縫うのではなく、ゆっくり、じっくり書物づくりに取り組んでいます。
本書には製本にも微細な工夫がこらされています。
上製本においては、表紙が本文用紙の天・地・小口の三方からはみだしている部分の幅を「ちり・散り」と製本用語では呼びます〔広辞苑〕。この「ちり」を極力少なくするようにと製本所に依頼しています。ふつうの「表紙巻き」とは違う作業になりますので、製本所も意欲的に取り組んでくれていますが、何分時期がまずかっった……。

そんなわけで、言い訳じみて恐縮ですが、4月中旬にあらたな発売日を設定いたしました。もうしばらくのお時間を頂戴いたします。

『japan japanese』 刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の 講演会+展覧会のお知らせⅠ


【印刷用 PDF】
東洋美術学校アクセスマップ http://www.to-bi.ac.jp/access/

────────
【タイポグラフィ トーク 講演会】
講師 : ヘルムート・シュミット氏(通訳 : スミ・シュミット氏)
このタイポグラフィ トークでは、ヘルムート・シュミット氏が
メイド および ナチュラルメイド タイポグラフィについてかたります。

made and natural made

メイド およびナチュラルメイド

タイポグラフィ トーク
3 月20日[水・祝] 14:00-(13 :30  受付開始)
要 予約、聴講料 1,000 円

会場 : 東洋美術学校 C 棟 C-1 教室
161-0067 東京都新宿区富久町2-6

◉  この講演会のお申込みは、
会場のキャパシティを越えました。
恐縮ですが03月20日の講演会へのお申込みは
締め切りとさせていただきます(03月01日)。
◉ 展覧会は下記の日程・時間で
無料でご観覧いただけます。 
────────
【オープニング レセプション】
新刊書『japan japanese』 著者サイン会
17:00-18:30
会場 : 東洋美術学校 D 棟 1F 教室
会場でも『japan japanese』(3,800円 税込)
がお求めできます。
────────
【タイポグラフィ トーク 講演会  申込先】
株式会社 朗文堂
@ mail  :  robundo@ops.dti.ne.jp
件名【タイポグラフィ トーク 申込】として、
お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して
2013 年 3 月15 日までにご送信ください。
3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は
受付完了とさせていただきます。
Facsimile : 03-3352-5160
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/
────────
【懇親会】
講演会終了後 19 : 00 より、会場から
至近の会場で、シュミット・ファミリーを囲んでの
懇親会(要参加費)を予定しています。
この懇親会に参加をご希望のかたは
講演会のお申込み時に[懇親会参加希望]と
お書きください。
のちほど担当より@メールで、会場・予算など
詳細をお送りいたします。
◉  懇親会のお申込みは、会場のキャパシティを
 すでに越えました。恐縮ですが懇親会への
 お申込みは
締め切りとさせていただきます。
 (02月07日)

────────
【東洋美術学校  ギャラリー館における展覧会】
すでに忘れられかけている 2011 年 03 月11 日の
災害に注意を喚起し、マンメイドおよび
ネイチャーメイドについて考えたい。
あわせて、タイポグラフィック  リフレクション全号
ヘルムート・シュミット氏による企画・デザイン書
のうち、朗文堂刊行のスクエアサイズの書物
『かさこじぞう』英語版、『バーゼルへの道』、
『ジャパン ジャパニーズ 』などを展示する。
────────
【gallery de tobi  展覧会】

man made  nature made

マンメイド ネイチャーメイド

展覧会 東洋美術学校 ギャラリー館
3 月20日[水・祝] 16 : 30-19 : 00
3 月21日[木]-24日[日] 12 : 00-19  : 00
最終日 17 : 00 まで

────
主催 : 株式会社 朗  文  堂
     160-0022  東京都新宿区新宿 2-4-9
後援 : 学校法人専門学校 東洋美術学校
     産学連携事務局  デザイン研究会アクティ

『japan japanese』刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせ Ⅲ


印刷用PDF
東洋美術学校アクセスマップ http://www.to-bi.ac.jp/access/

◉ 本講演会は予約制で、去る03月01日をもって
定員となりました。
たくさんの皆さまからご参加のお申込みをいただきました。
ありがとうございました。
◉ 株式会社イワタ、株式会社タイプバンク、株式会社モリサワの
各社よりご協賛をいただき、最新版電子活字見本帳を
ご提供いただきました。各社120部ほどと数量に限りが
ありますので、受付先着順に、ご自由におもちいただきます。
◉ 受付開始は13:30からです。当日は受付の混雑が
予想されますので、お早めにご来場ください。 
 ◉ なお東美ギャラリーにおける展覧会は、下記の日程で
ご自由にご観覧いただけますので、どうぞ
ふるってご観覧ください。

────────
【タイポグラフィ トーク 講演会】
講師 : ヘルムート・シュミット氏(通訳 : スミ・シュミット氏)
このタイポグラフィ トークでは、ヘルムート・シュミット氏が
メイド および ナチュラルメイド タイポグラフィについてかたります。

made and natural made

メイド およびナチュラルメイド

タイポグラフィ トーク
3 月20日[水・祝] 14:00-(13 :30  受付開始)

会場 : 東洋美術学校 C 棟 C-1 教室
161-0067 東京都新宿区富久町2-6

◉ 講演会は定員に達しました。
◉ 展覧会は下記の日程・時間で
予約無し、無料でご観覧いただけます。
────────
【オープニング レセプション】
新刊書『japan japanese』 著者サイン会
17:00-18:30

会場 : 東洋美術学校 D 棟 1F 教室

◉ 会場でも『japan japanese』(3,800円 税込)
がお求めできます。
────────
【懇親会】
講演会終了後 19 : 00 より、会場から
至近の会場で、シュミット・ファミリーを囲んでの
懇親会を開催します。

◉ 懇親会は定員に達しました。

────────
【東洋美術学校  ギャラリー館における展覧会】
すでに忘れられかけている 2011 年 03 月11 日の
災害に注意を喚起し、マンメイドおよび
ネイチャーメイドについて考えたい。
あわせて、タイポグラフィック  リフレクション全号
ヘルムート・シュミット氏による企画・デザイン書
のうち、朗文堂刊行のスクエアサイズの書物
『かさこじぞう』英語版、『バーゼルへの道』、
『ジャパン ジャパニーズ 』などを展示する。
────────
【gallery de tobi  展覧会】


man made  nature made

マンメイド ネイチャーメイド

展覧会 東洋美術学校 ギャラリー館
3 月20日[水・祝] 16 : 30-19 : 00
3 月21日[木]-24日[日] 12 : 00-19  : 00
最終日 17 : 00 まで
◉ 上記日時に、自由にご観覧いただけます。
ご友人をおさそいいただき、ご観覧ください。

────
主催 : 株式会社 朗  文  堂
160-0022  東京都新宿区新宿 2-4-9
後援 : 学校法人専門学校 東洋美術学校
産学連携事務局  デザイン研究会アクティ

『japan japanese』 刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の 講演会+展覧会のお知らせⅡ

────────
タイポグラフィ トーク
ヘルムート・シュミット
メイド および
ナチュラルメイド

3月20日[水・祝]
14:00- (受付開始:13:30)

東洋美術学校 C棟C-1教室

◉  この講演会のお申込みは、
会場のキャパシティを越えました。
恐縮ですが03月20日の講演会へのお申込みは
締め切りとさせていただきます(03月01日)。
◉ 展覧会は下記の日程・時間で
無料でご観覧いただけます。 
◉ 当日は受付の混雑が予想されますので
 お早めにお越しください。

────────────────
展 覧 会
ヘルムート・シュミット
マンメイド
ネイチャーメイド

3月20日[水・祝]16:30-19:00
3月21-23日 12:00-19:00
3月24日 12:00-17:00

東洋美術学校 ギャラリー館

◉ タイポグラフィ トーク終了後の
休憩時間には展覧会をご観覧
いただけます。 
◉ 3月21-24日もギャラリー館は
開場していますので
ご友人とお誘い合わせのうえ
ご観覧ください。

────────────────
オープニング レセプション
『japan japanese』 著者サイン会
17:00-18:30
東洋美術学校 D棟1F

◉ タイポグラフィ トーク終了後には
近隣のギャラリー館で展覧会を
ぜひともご覧ください。
◉ 講演会終了後、D棟1F教室でも
 『japan japanese』(定価 3,800円 税込)
 をお買い求めいただけます。 
◉  レセプション会場は手狭で、混雑が
予想されます。その間トークショーの
会場でもお仲間・ご友人とご歓談できます。

────────────────
懇 親 会

◉  懇親会のお申込みは、
会場のキャパシティを
すでに越えました。
恐縮ですが懇親会へのお申込みは
締め切りとさせていただきます。

 ────
主催 : 株式会社 朗  文  堂
160-0022  東京都新宿区新宿 2-4-9
後援 : 学校法人専門学校 東洋美術学校
産学連携事務局  デザイン研究会アクティ

『japan japanese』刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせⅥ

helmut schmid  typography talk ── made and natural made
helmut schmid  typography exhibition ──man made and nature made
終了いたしました。
ご来場いただきました、たくさんの皆さま
ご支援、ご協力いただきました、たくさんの皆さま
ありがとうございました。


櫻花爛漫、春たけなわの候となりました。
ヘルムート・シュミット氏を迎えての
講演会『made and natural made』
展覧会『man made nature made』は、たくさんの
お客さまにご来場いただき、無事終了いたしました。
ご来場、ご観覧ありがとうございました。


講演会当日にも、ギャラリー館における展示を
ご覧いただきましたが、どうしてもこういう慌ただしい
日には、ゆっくり作品と対話することはむずかしい
ものがあります。

講演会の翌日、03月21日には、20数名の観覧者の
皆さまが、展覧会場にお見えになられました。
そのうちのおひとりは、
「きのうも講演会にきて、展示もみましたが、
もう一度展示を、ゆっくりみたくて……」
というかたもいらっしゃいました。

どなたも、ゆっくり時間をとって、掲示作品をていねいに
ご覧になり、そして『typographic reflections』を
熟読されているお姿がとても印象的でした。
────
展示には、ひとの手による工作物-ベルリンの壁の
崩壊のありさま、チェルノブイリの癒えることのない惨事、
そしてもともと「幸福の島」であったはずの福島を襲った
大事故などがつづられています。
そして最後にシュミット氏は「deeds. -not words 」と
おだやかながら、力づよくかたりかけます。
────
自主制作シリーズ『 typographic reflections 』の
一冊一冊も、ふかい洞察と、丹念にかさねられた思考が
ていねいに記録されています。
────
こうした来場者の足は、週末になるとますますふえて
最終日の03月24日まで途絶えることなく続きました。
おりしも東京では、例年よりはやく櫻が満開のときを
むかえていました。
それでもこの会場だけは、落ちついて作品と対話を
かわす来場者が切れめなくつづいていました。

これらの記録は、ここ《朗文堂 NEWS》のアーカイブに
『japan japanese』刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の
講演会+展覧会のお知らせ Ⅰ-Ⅵ── としてのこします。

man made  nature made
マンメイド ネイチャーメイド

展覧会 東洋美術学校 ギャラリー館
3 月20日[水・祝] 16 : 30-19 : 00
3 月21日[木]-24日[日] 12 : 00-19  : 00

『japan japanese』刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせⅤ

helmut schmid  typography talk ── made and naturalmade
helmut schmid  typography exhibition ── made and naturalmade
終了いたしました。
ご来場いただきました、たくさんの皆さま
ご支援いただきました、たくさんの皆さま
ありがとうございました。


櫻花爛漫、春たけなわの候となりました。
ヘルムート・シュミット氏を迎えての講演会
『made and natural made』はたくさんの
お客さまにご来場いただき、無事終了いたしました。
ご来場ありがとうございました。


講演会当日にも、ギャラリー館における展示を
ご覧いただきましたが、どうしてもこういう慌ただしい
日には、ゆっくり作品と対話することはむずかしい
ものがあります。

講演会の翌日、03月21日には、20数名の観覧者の
皆さまが、展覧会場にお見えになられました。
そのうちのおひとりは、
「きのうも講演会にきましたが、もう一度展示を
ゆっくりみたくて……」
というかたもいらっしゃいました。

どなたも、ゆっくり時間をとって、掲示作品をていねいに
ご覧になり、そして『typographic reflections』を
熟読されているお姿がとても印象的でした。
────
展示には、ひとの手による工作物-ベルリンの壁の
崩壊のありさま、チェルノブイリの癒えることのない惨事、
そしてもともと「幸福の島」であったはずの福島を襲った
大事故などがつづられています。
そして最後にシュミット氏は「deeds. -not words 」と
おだやかながら、力づよくかたりかけます。
────
自主制作シリーズ『 typographic reflections 』の
一冊一冊も、ふかい洞察と、丹念にかさねられた思考が
ていねいに記録されています。
週末の2日間、ぜひとも展覧会場にお出かけいただき
ゆっくりと作品との対話をおたのしみください。







man made  nature made
マンメイド ネイチャーメイド

展覧会 東洋美術学校 ギャラリー館
3 月20日[水・祝] 16 : 30-19 : 00
3 月21日[木]-24日[日] 12 : 00-19  : 00
最終日 17 : 00 まで
◉ 上記日時に、自由にご観覧いただけます。
ご友人をおさそいいただき、ご観覧ください。

『japan japanese』刊行記念 ヘルムート・シュミット氏の講演会+展覧会のお知らせⅣ

《講演会  made and Natural made 盛況裡に終了》
2013年03月20日[水・祝]、東洋美術学校講義室にヘルムート・シュミット氏をむかえて、盛況裡に終了いたしました。
ご来場の皆さま、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。


 man made  nature made
マンメイド ネイチャーメイド

展覧会 東洋美術学校 ギャラリー館
3 月20日[水・祝] 16 : 30-19 : 00
3 月21日[木]-24日[日] 12 : 00-19  : 00
最終日 17 : 00 まで
◉ 上記日時に、自由にご観覧いただけます。
ご友人をおさそいいただき、ご観覧ください。