月別アーカイブ: 2015年11月

<第17回 活版ルネサンスフェア> 画像記録のご紹介

活版ルネサンスWeb* * *
とき * 20115年11月27日[金] ・ 28日[土] 13 : 30 ― 19 : 00
ところ * 朗文堂 4 F-B 160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ご案内マップ]

* * *
<活版ルネサンスフェア>は、アダナ・プレス倶楽部の会員と、

活版印刷実践者、活版ファン、すべての造形者の皆さまを対象とした
新品・中古品の活版関連機材・資材の展示即売会です。
手狭な会場ながら、貴重アイテムから、マニアックな商品までが溢れています!

秋の創作シーズンに、このチャンスをぜひともお役立てください。
[東京都公安委員会許可 第304380708865号]

<第17回 活版ルネサンスフェア>の報告はこのページとあわせて
画像スライドショーでおたのしみいただける<活版 à la carte>

縦書き式短文ブログ 朗文堂<文字壹凜>でいたします。
【 新機種詳細情報 : アダナ・プレス倶楽部 新製品のご紹介

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<活版ルネサンスフェア>は13:30からのスタート。 定刻よりだいぶ前に登場されたのがベテランの斉藤ご夫妻。斉藤さんとはながいおつき合いになりますから、つもる話をふくめ、新機種のあれこれを紹介するうちに定刻の13:30に。

定刻きっかり、フレッシュなカップル登場。ずいぶん熱心に印刷機をみているし、マシンのメカニズムが気になるようなので、話しかけて名刺をお渡しした。コノムラとだけ名乗られた。
「二朗さん、ツィッターにアップしたいので、写真撮影は構いませんか」
「どうぞ、どうぞ・・・・・・ (二朗さん?)」
息子というより、孫にちかい年齢のコノムラさんに、ファーストネームで呼ばれたがふしぎに嫌みはなかった。以下七葉の写真は{ 此村(このむら) (@konomuraZ) | Twitter }より。

このひと、よほどシャイな性格とみえて、ツイッターなどにはコラージュ写真をアップしているが、 航空宇宙工学 の分野では期待の星らしい。 それでも<活字ペタンプ>を組みあげて誇らしげに報告している。こういう童心を失わない青年は、やつがれ嫌いでない(リンク先にコノムラさんの実像写真有り)。 CU5mzBkUcAAagqS[1] CUyzYm5UkAAHHb_[1] CUyzayfWcAEBC6h[1] CUyzdVaWUAAcVj0[1] CUyzf8FW4AAU_Ft[1] CUy-jF2UAAEZ1ga[1] CU5mQodVAAA3_F4[1]《以下、いつもの主催者カメラより――接客が一段落したときにしか撮れないカメラ》
<第17回 活版ルネサンスフェア>では、「Salama-21A」の改良機、新機種「Salama-LP」、新機種「Salama-Antiqua」といったそれぞれ個性と独自の使用目的がある、
三台の小型活版印刷機が陳列・実演された。
近近のご購入予定のお客さまには情報を前もって提供していたが、三機種が併置されると、それこそ、それぞれの機種の特徴を再確認し、あらためて把握するのに懸命。

こうしたお客さまは、比較的早い時間におみえであるが、このときばかりは本当に立て込み撮影どころではなくなる。

アダナ・プレス倶楽部会員の皆さんが集中するのは夕刻。ようやくホッとしてカメラカメラとなる。壁面上部を飾るのは、メキシコ土産の紙飾り。
以下順不同でお楽しみいただきたい。
DSCN5489 DSCN5490 DSCN5510 DSCN5513 DSCN5488 DSCN5513 DSCN5509 DSCN5480 DSCN5482 DSCN5478 DSCN5479 DSCN5520DSCN5525

ご来場ありがとうございました。! 第17回 活版ルネサンスフェア 新企画商品を初展示し、250名余のご参加をいただきました。

活版ルネサンスWeb* * *
とき * 20115年11月27日[金] ・ 28日[土] 13 : 30 ― 19 : 00
ところ * 朗文堂 4 F-B
160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ご案内マップ]
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<活版ルネサンスフェア>は、アダナ・プレス倶楽部の会員と、

活版印刷実践者、活版ファン、すべての造形者の皆さまを対象とした
新品・中古品の活版関連機材・資材の展示即売会です。
手狭な会場ながら、貴重アイテムから、マニアックな商品までが溢れています!
秋の創作シーズンに、このチャンスをぜひともお役立てください。
[東京都公安委員会許可 第304380708865号]

報告は画像スライドショーでおたのしみいただける<活版 à la carte>
縦書き式短文ブログ<文字壹凜>でいたします。

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アダナ・プレス倶楽部が製造・販売している、新品の活版印刷関連機器、独自企画開発商品はもとより、活版印刷所で長年の使用に耐えてきた優秀な中古品もドッサリ用意いたしました。
これらは現在では生産中止となった活版関連機器や、個人では入手しにくい活版専用インキなどの器材・資材を含みます。
活版印刷のサポーターとして、アダナ・プレス倶楽部ならではの、懇切丁寧な使用方法の解説もいたしますので、狭い会場ながらも魅力溢れる展示販売会となります。

秋から冬の創作シーズン、展覧会シーズンの到来に合わせて、創作に活用できそうな機材の補充、実制作での疑問解決・技術の向上に、どうぞこの「活版ルネサンス フェア」をご利用ください。
DSCN4077今回の<活版ルネサンスフェア>では、「Salama-21A」の改良機、新機種「Salama-LP」、新機種「Salama-Antiqua」を一挙にご紹介いたします。

すでにアダナ・プレス倶楽部会員の皆さまには、会報誌『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 30 』 (Winter  2015)でお知らせしておりますが、「Salama-21A」の改良機は2015年秋から発売を開始しております。
新機種「Salama-LP」、新機種「Salama-Antiqua」は、今回のお披露目をへて、さらなる改良をくわえ、またカタログやマニュアルの完成をまって、2016年早早よりの発売を予定しております。

まずはぜひとも会場に足をお運びいただき、実機をご覧たまわりたく存じます。
Salama3種01 Salama3種02 Salama3種03【 関連詳細情報 : アダナ・プレス倶楽部 新製品のご紹介

《 そのほかの おもなご紹介アイテム  順不同 》
小型活版印刷機  Salama-21A /圧盤用ラバー ・ クッション胴張りセット/活版専用ピンセット新旧/ジャッキとジャッキハンドル新旧/KMT 全自動活字組版機 (日本語モノタイプ) 活字母型庫 8pt, 9pt, 10pt 明朝体/罫線各種/特製組みつけ台/金属インテル各種/活版用強力磁石/特製組版ステッキ、中古組版ステッキ/ファニチュア各種/工具類 (ブレース鋏 ・ 鳥居鋏 ・ 罫切り鋏)/罫切り器/各サイズ込め物セット/活字倍数尺/特製ムラ取りハンマー&ならし木セット/ブロッキング防止パウダー/特白ウェス/無臭洗い油/インキ ・ ハンド ・ ローラー/インキべら/ゴム ・ ローラー ・ メンテナンス剤/オイルベース活版用インキ各色(1キロ缶、特製200グラム缶)/活版用墨青口インキ/ラバー ・ ベース ・ レタープレス用インキ/版画用メタルベース(19.68ミリ、19.70ミリ)/樹脂版用メタルベース(21.89ミリ、22.39ミリ)/特製五号サイズメタルベース箱入りセット/特製カタ仮名活字アラタ1209/輸入欧文活字スキームセット/輸入オーナメント活字各種/凸版用スプレーボンド/特製文選箱/中古文選箱新旧各種/文選箱ストッパー/セッテン/特製文選箱立て/特製ミニ組みゲラ/中古組みゲラ/特製ミニ置きゲラ/中古置きゲラ/特製ミニスダレケース棚/活字サイズ照合キット/【新入荷】乾燥用カード ・ スタンド

新宿私塾第27期 意欲満満、順調に講座が進行中です

27期順調
《 新宿私塾第27期は、爽秋の風のなか、意欲満満で9月末にスタートしました 》

新宿御苑の遊歩道に金木犀のかおりがかすかにただよい、さまざまな秋の艸花が咲きそろった2015年09月29日[火]、新宿私塾 第27期が開塾いたしました。
爾来ほぼ二ヶ月が経過し、講座は第09回までを順調に消化してきました。
新宿私塾第27期は、めずらしく男性が多い塾生で構成されました。それでもはじめのころのかたさは消えて、休憩時間や終了後は和気藹藹としたふんいきに教場は包まれるようになりました。

27期カリキュラム部分 WEB第27期入塾
《新宿私塾第27期第07回特別講座 フィールドワーク 理想社》
11月14日[土]、特別講座で理想社でフィールドワーク。田中宏明氏の一時間にわたる講義ののち、二班にわかれての工場見学にのぞみました。
理想社の印刷機器は大型で、商業印刷というより、図書印刷が大半を占めます。大手出版社との長年の取引をつうじて醸成された、独自の組版術、ハウスルールなどの紹介で、塾生諸君は熱心にメモをとっていました。

DSCN5420 DSCN5425 DSCN5422 DSCN5421 DSCN5419
《新宿私塾第27期第08回講座 名刺のデザインとその製作実務》
11月17日[土] 通常講座。永野有紀さんによる「名刺デザインとその制作実務」。
まず名刺の歴史と役割、基本構成などの講義があり、そのあとはふたりずつにわかれての、名刺製作の交流がはじまります。
この講座のあとは、たがいにその趣味やデザイン嗜好までを知りますので、塾生同士の親密度はぐっと増します。まして講師の永野さんご自身が、新宿私塾第二期生とあって、教場はいっきになごやかなふんいきに変わります。

DSCN5429 DSCN5430 DSCN5431DSCN1556新宿私塾では、タイポグラフィにおける 「 知 ・ 技 ・ 美 」 のみっつの領域で、バランスのよい学習をモットーとしています。 それはまた 「 知に溺れず、技を傲らず、美に耽らず 」 という、つよい自戒をともないます。
この半年のあいだ、塾生の皆さんがおおきな収穫が得られるように、講師陣はもとより、200名を優にをこえた 「新宿私塾修了生」 の皆さんも、精一杯の努力と応援をいたします。

新宿私塾では次期以降の入塾申込を随時受けつけております。2016年04月開講予定の<新宿私塾>第28期にも相当の人数のご予約お申し込みをいただいているようです。
ともあれ<新宿私塾>への入塾ご希望のご意向のあるかたは、下記詳細情報をご覧いただき、朗文堂までご一報ください。

【 詳細 : 朗文堂 タイポグラフィ・スクール 新宿私塾

【見逃せない展覧会】 書道博物館、東京国立博物館 東洋館八室 連携企画/『顔 真卿と唐時代の書』12 月1日両館同時開始

中国唐朝の「顔 真卿没後1230年」を期して開催される書芸展。本展は書道博物館と、東京国立博物館の連携企画であり、また同時期に開催される、三井記念美術館『三井家伝世の至宝』に展示される、虞世南筆「孔子廟堂碑」(唐拓孤本)、欧陽詢筆「宮成宮醴泉銘」(海内第一本)とも共鳴するものである。

世界史でも有数の国威を誇った唐時代の書は、王羲之らの東晋の書とは異なった美しさが追求された。
唐の四代書家とされる、欧陽 詢・虞世南・褚遂良・顔 真卿(709-85)は、王羲之の書法に基づきながら洗練された気風を盛りこんだ。
唐の時代に完成された最終書体である楷書がいかに完然であったのかは、その後あらたな書体が出現しなかったことからも容易に理解される。 [書道博物館]
20151117114437805_0001 20151117114437805_0002【 詳細 : 台東区立書道博物館 】
【 詳細 : 東京国立博物館 東洋館八室 】

【展覧会】 三井家伝世の至宝 展-三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年 記念特別展Ⅱ

三井家伝世の至宝展 三井記念美術館は平成17年10月8日に開館し、今年度開館10周年を迎えます。
これを記念して、記念特別展IIでは館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。

>> 出品目録はこちら(PDF)

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平成27年度は、公益財団法人三井文庫が、昭和40年5月14日に財団法人として東京都中野区上高田に開設してから50周年の年に当たります。
また、同財団の博物館類似施設であった三井文庫別館が、平成17年10月8日に中央区日本橋室町の三井本館7階に移転し、三井記念美術館として開館してから10周年の年でもあります。

この記念すべき年度として、当美術館では春季と年末年始の2回にわけて記念特別展を開催する運びとなりました。 春季の記念特別展Ⅰでは、「三井の文化と歴史」と題し、前期に「茶の湯の名品」、後期に「日本屈指の経営史料が語る 三井の350年」を開催し、それぞれ1万人を超える来館者があり、好評の内に終了することができました。

これに引き続き記念特別展Ⅱでは、「三井家伝世の至宝」を開催します。この展覧会では、館蔵の国宝・重要文化財を中心に、現在は三井から離れ、他の美術館・博物館・個人等の所蔵となっている名品・優品もあわせて展示し、かつて三井家に伝世した至宝の数々を一堂のもとに鑑賞していただきます。

【 詳細情報 : 三井記念美術館

【会報誌】 アダナ・プレス倶楽部会報誌 第30号 完成・配布中/活版ルネサンスフェア情報満載

アダナ ・ プレス倶楽部の会報誌
『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 30 』 ( Winter  2015 )を刊行し
会員の皆さまへ配布中です。
会報誌30『 Adana Press Club NewsLetter   Vol. 30 』 ( Winter  2015 )

表紙使用活字 :  12pt.  教科書体

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主な内容 (目次) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ イベント情報  アダナ・プレス倶楽部忘年会 餅と餃子の会
・ イベント情報   第19回 活版ルネサンスフェア開催のお知らせ
小型活版印刷機 新機種「Salama-LP」、「Salama-Antiqua」  2 機種同時初お披露目

・  豆知識30         活版印刷 人物伝 ⑥ 《15世紀 欧州 活版揺籃期を支えたひとびと》
・  会員だより   韓国光州市に「アジア文化殿堂」が誕生 !!
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【会員情報】 台湾・日星鋳字行 <活字ペタンプ>を開発・発表

DSCN2258 DSCN2261 DSCN2266台湾の活字鋳造と活字組版所――日星鋳字行が、またまた意欲的に新アイテムを開発。
東アジアの国国の活字、基本サイズ五号 10.5pt を基準とした軽便な活字スタンプです。
名づけて<活字ペタンプ>としました。
本体はプラスチック、インキは事務用スタンプインキをもちいますので
あくまでも活版入門・学習用の器具ですが
初号活字なら 1 本、二号活字 4 本、五号活字 16 本、七号活字 64 本を収納します。

見本は五号活字で、クワタとインテルがはいっています。
このように活字の倍数関係を習得し、その組み合わせを考えるのにはぴったり。
あるいはおもいがけない用途もあるかもしれません。
実物は<11月27-28日 活版ルネサンスフェア>にて、展示・実演いたします。
日本の活字サイズの基本