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【Viva la 活版-すばらしき活版】 Viva la 活版 Let’s 豪農の館 Ⅰ

豪農の館ハガキViva la 活版 Let’s 豪農の館

 【イベント名 】  Viva la 活版 Let’s 豪農の館
【 展示期間  】  2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00
【 会      場  】  「北方文化博物館 豪農の館」 内 「吉ヶ平古民家」(登録有形文化財)
           新潟県新潟市江南区沢海 2丁目15-25
【 主      催  】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

<Viva la 活版-すばらしき活版>第三弾となる今年は、豊作の秋をむかえる10月の3連休に、新潟市にある「北方文化博物館 豪農の館」(登録有形文化財)において<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>を開催いたします。 
越後平野・沢海地方、歴史の変遷のなか、時代をかさね豪農への道をあゆんでいった伊藤家七代「伊藤文吉/世襲名」の邸宅をいかし、その庭園・生活文化・美術工芸品・考古資料等を展示・保管するのが「北方文化博物館 豪農の館」です。
食と文化の地「新潟」のなかでも、屈指の場の力を有する同施設内での開催は、出展者・来場者双方の五感をおおいに刺激する機会となることが期待されます。
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豪農の館_ロゴ<北方文化博物館、展示会場/吉ヶ平ヨシガヒラ民家>
2015年の<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の会場は広大で、さまざまな施設・分館がありますが、新潟市中央部からタクシーで20分ほど、バスの便もありますが本数は少ないようです【 アクセス 】。

◎ 一般財団法人 登録有形文化財 北方文化博物館【 メーンホームページ
DSCN9108 豪農の館 庭園 初冬 DSCN4469 DSCN4221 DSCN4423 庭苔◎ 主会場:吉ヶ平ヨシガヒラ民家 【 施設紹介 吉ヶ平ヨシガヒラ民家
明治初期の建立(登録有形文化財)この民家は新潟県南蒲原郡下田村(現三条市)吉ヶ平という集落に建てられていた農家を昭和45年(1970年)の下田村閉村の際し、保存のために移築・復元したものです。

「吉ヶ平」という集落は、かつて越後と会津の「八十里越え」といわれた出発点であり、越後の塩、米などの生活物資を会津地方に輸送したり、農民の日光参詣や江戸へ至る重要な生活道路であり歴史の道でもありました。

<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>は、この明治初期の農家であった吉ヶ平民家を主会場として開催されます。
百数十年前、活版印刷の創始とほぼ同年代に建築されたこの民家は、板敷きの間に囲炉裏がきられていますが、エアコン、虫除けの網戸、展示用レール、展示用照明などはありません。ゆたかな自然と、本物の歴史にあふれています。 DSCN4205 吉ヶ平古民家 遠景 吉ヶ平古民家 解説 吉ヶ平古民家 吉ヶ平古民家 居間

◎ 宿泊先:大呂菴 ダイロアン【大呂菴
「大呂(だいろ)」とは「かたつむり」のことで、「大呂菴」は、北方文化博物館の敷地内にある旅館です。伊藤家八代当主伊藤文吉翁はいいます。「あわてず ゆっくり参りましょう。」
ここはテレビもラジオもない、まさに大正時代にタイムスリップするちいさな宿です。風の音、虫の調べ、花の香りを感ずる場所であり、清潔な檜風呂がもうけられています。

正門の格子をくぐり、小さな竹林を進むと、瀟洒な玄関が現われます。豪農の風格を漂わせる純和風の宿「大呂菴」は、部屋は勿論、廊下や階段のしつらえにいたるまで、できるだけ九十余年以前、大正時代の雰囲気を損なわないように、最大限の注意を払って改装されています。昔日の静寂の中、古いものたちとの新しい出会いがはじまる純和風の宿「大呂菴」は、大正浪漫の再現です。
大呂庵

◎ 新潟市中央部にはかつて會津八一が居住していた「北方文化博物館 新潟分館」がありますし、新潟分館の近隣には「坂口安吾 安吾 風の館」など、散策スポットも盛りだくさんです。【 北方文化博物館 新潟分館
すこし遠方ですが、新潟県内新発田シバタ市には、旧新発田藩下屋敷が「北方文化博物館 清水園」と名づけられて公開されています。清水園直前の新発田川をへだてた「足軽長屋」は重要文化財に指定されています。【 北方文化博物館 清水園

そしてなによりも見事なのが日本海に没するおおきな夕陽です。
2015年10月10日[土]-12日[月・祝] 09:00-17:00 、実りの秋のさなか、ことしの<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>で皆さまとお会いできたら嬉しく存じます。
日本海の夕日
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<活版凸凹フェスタ から Viva la 活版-すばらしき活版 へ イベントのあゆみ>
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、手動式小型活版印刷機 Adana-21J   および 手動式小型活版印刷機 Salama-21A を中核としながら、活版印刷の今日的な意義と、活字組版の実践を中心とした、その魅力の奥深さの普及を通じて、身体性をともなった造形活動を重視し、ものづくりの純粋な歓びの喚起を提唱しています。

その活動の第一段階として、「五月の連休は活版三昧」を合言葉に、2008-2012年の五年間、計四回(2011年は東日本大震災のため中止)にわたって<活版凸凹フェスタ>を開催し、毎回三-六千人の来場者をお迎えしてまいりました。
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活版印刷の今日的な意義と、その魅力の奥深さをより一層追求するためには、活字版印刷術の技術の研鑽と、知識の修得はもちろんのこと、「ものづくり」と真剣に向き合う姿勢と環境も重要です。
そのため2013年からは、活版関連イベントの開催が盛んになった首都圏をいったん離れ、多くのアダナ・プレス倶楽部会員が存在している、日本全国各地からの振興をめざす、あらたな段階として<Viva la 活版-すばらしき活版>の普及活動にはいりました。
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0713-2uu[1] 0713-3uu[1]その第一弾となった2013年は、7月の三連休に、北海道美唄(びばい)市にある「アルテピアッツァ美唄」において<Viva la 活版 Viva 美唄>を開催いたしました。
美唄出身の世界的な彫刻家「安田侃(やすだかん)」氏による彫刻と、北海道の豊かな自然が相響する環境での開催は、出展者・来場者双方が、自然と人と芸術の新しいあり方について考えさせられ、自分自身の心の奥深くや、こころ豊かな人生について、見つめなおすきっかけとなりました。
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昨年の2014年は、11月の三連休に、鹿児島市にある島津家の庭園「名勝 仙巌園(せんがんえん)」内の「尚古集成館」(重要文化財)において<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催いたしました。
雄大な桜島を背景に、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、活字版印刷術をはじめ、近代産業の揺籃の地としてのふるい歴史と文化を有する同地での開催は、造形者の創作意欲をおおいにかきたて、5,000名を優に上まわる来場者をお迎えしました。 

【会員情報】 真田幸文堂・真田幸治氏装本/『身体は幻』(渡辺 保著、幻戯書房刊)

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幻戯書房 ( げんき しょぼう ) は、歌人で作家の 辺見じゅん が、父であり、角川書店の創立者である 角川源義 の創業の精神を受け継いで設立した出版社です。
幻戯書房の 「 幻戯 」 は、角川源義が自宅を 「 幻戯山房 」 と称していたことに由来します。
幻戯書房刊行書の多くの装本を担当してきたのが、新宿私塾、活版カレッジ修了生であり、タイポグラフィ学会の会員でもある 「 真田幸文堂/真田幸治 」 さんです。

真田幸文堂/真田幸治さんは、今回の『 身体は幻 』 の装本にあたって、前見返しにつづいて、共紙をもう一丁つけて、そこに同書の内容に即したイメージを盛りこむことによって、図書の導入部に、ゆとりとふくよかさをもたらすことに成功しています。

書体選択にも厳格な視点をもち、書名 『 身体は幻 』 のデジタルタイプは < 正調明朝体 あおい 金陵 > をもちいています。 正調明朝体【 参考資料 : 朗文堂タイプコスミイク 正調明朝体 金陵

ニューメディアとしての電子書籍が、さまざまな工夫をこらしてシェアアップをはかっています。
いまは一種の混乱期ともいえる状況にありますが、やがて製作 ・ 流通 ・ 販売経路を含め、印刷書籍と電子書籍とが、よき棲み分けが可能な時代の到来が予想されます。
こんな時代、従来型の印刷書籍も、慣行や束縛に甘んじることなく、創意と工夫、切磋琢磨が必要な時代かも知れません。

20141209170732488_0004 20141209170732488_0005【 URL : 真田幸文堂日録

幻戯書房
東京都千代田区神田小川町3-12 岩崎ビル 2 階
tel.  03-5283-3934
fax. 03-5283-3935 
【 詳細情報 : 幻戯書房 NEWS 】 

【朗文堂ブックコスミイク】 『欧文書体百花事典』その後 普及版刊行記念連続講演会 第6回 『 刻まれた文字を訪ねて 』 木村雅彦氏

DSC05634担当講師 : 木村雅彦氏

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『 欧文書体百花事典 』 普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
      第 6 回  『 刻まれた文字を訪ねて 』
講   師 : 木村 雅彦
日 時 : 2014年12月07日[日] 午後 1 時より 3 時間程度 (ワークショップを含む)
会 場 : 東洋美術学校 D 棟 1 階 階段教室
      161-0067 東京都新宿区富久町2-6
      地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
主  催 : 株式会社 朗 文 堂
後  援 : タイポグラフィ学会
        学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
木村雅彦氏自宅付近の秋
◯ 全06回、10ヶ月間という長期間にわたりご聴講ありがとうございました。
◯ 引きつづき、『 欧文書体百花事典 』 普及版 のご愛読をお願いいたします。
◯ 今回の詳細報告は、画像がスライドショウでご覧いただける < 活版 à la carte > にあります。

欧文書体その後チラシ W欧文書体百花事典その後VIちらしDSC05764 DSC05634 DSC05657 DSC05649KIMURA01 KIMURA02 KIMURA03 KIMURA04 KIMURA05 KIMURA06 KIMURA09 KIMURA10 KIMURA11 KIMURA12 KIMURA13DSC05550 DSC05519 DSC05537 DSC05556 DSC05562DSC05764 DSC05755[ 写真提供 : 春田ゆかりさん/中村将大さん/松尾篤史さん 画像提供 : 木村雅彦さん ]

Viva la 活版ーすばらしき活版 2014年 <Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>-Report 01 開催のお知らせ

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Viva la 活版 ―― すばらしき活版
いよいよ 開催が迫りました ― 2014年11月1日[土], 2日[日], 3日[月・祝] 3日間
重要記念物 木村嘉平活字 特別展示 ・ 講演会 ・ ギャラリートークをはじめ
見逃せない大型企画がどんどん進行中です。
詳細情報は <朗文堂 アダナ ・ プレス倶楽部 ニュース> にてご紹介します。
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【 名 称 】 Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO
【 会 期 】 2014年11月1日[土], 2日[日], 3日[月・祝] 3日間
【 時  間 】   開場 8 : 30 ― 閉場 17 : 30
【 会 場 】 仙巌園〔磯庭園〕  尚古集成館本館 展示室
鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【 主  催 】  朗文堂  アダナ・プレス倶楽部

尚古集成館 http://www.shuseikan.jp/  仙巌園  http://www.senganen.jp/
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部  http://robundo.com/adana-press-club/       

※ 会期中は同敷地内の「尚古集成館別館 展示室」においても、重要文化財「木村嘉平による鋳造活字と関連資料」の特別企画展示をご覧になれます。
※ 入館には隣接している仙巌園 センガンエン/尚古集成館 ショウコシュウセイカン との共通入館料(大人1,000円、小・中学生500円)が必要となります。

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<GOANDO ごあんど-は、薩摩ことばで「ございます」、「ございますぞ」の意です>

写真 : アダナ・プレス倶楽部 鹿児島支部広報部長/六花窯 横山 博
タイトルデザイン : アダナ・プレス倶楽部会員/バッカス 松尾

【Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO-開催にあたって】

朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、手動式小型活版印刷機 Adana-21J  および 手動式小型活版印刷機 Salama-21A を中核としながら、活版印刷の今日的な意義と、活字組版の実践を中心とした、その魅力の奥深さの普及をつうじて、身体性をともなった造形活動を重視し、ものづくりの純粋な歓びの喚起を提唱してまいりました。

活版印刷の今日的な意義と、その魅力の奥深さを追求するためには、活版印刷術の技術の獲得と、知識の修得はもちろんのこと、「ものづくり」と真剣に向き合う姿勢と環境も重要です。
その活動の第一段階として2008-2012年の五年間、例年五月の連休に、都合四回にわたって< 活版凸凹フェスタ >を開催してまいりました(2011年は東日本大震災のため中止)。

また昨年からは、活版関連イベント開催が盛んになった首都圏をいったんはなれ、多くのアダナ・プレス倶楽部会員が存在している地方からの振興をめざすあらたな段階として、<Viva la 活版-すばらしき活版>の普及活動にはいりました。
その第一弾として、昨2013年は07月の三連休に、北海道の美唄ビバイ市にある野外彫刻庭園「アルテ ピアッツァ 美唄」において、< Viva la 活版 Viva 美唄 >を開催いたしました。
【Youtube : Viva la 活版  Viva 美唄

 ことしは、重要文化財「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、活版印刷術をはじめ、近代産業の揺らんの地となり、ふるい歴史と文化を有する、鹿児島市 「尚古集成館本館(重要文化財)展示室」において、11月の三連休に< Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO >を開催いたします。
イベント名称の一部となった「GOANDO -ごあんど」は、薩摩ことばで「ございます」、「ございますぞ」という意味です。
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「尚古集成館 しょうこしゅうせいかん」は、ふるくは歴代の鹿児島薩摩藩主:島津家の別邸であった景勝地「仙巌園 せんがんえん」に隣接して、幕末の薩摩藩主・島津斉彬ナリアキラによって一連の近代工場群のひとつの「機械工場」として建造されました。
島津斉彬は西欧諸国のアジア進出に対応して近代産業の育成を進め、富国強兵を真っ先に実践しました。それらの事業の中心となったのが、磯(錦江湾の海岸べり)に建てられた反射炉、機械工場などの工場群です。
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 「尚古集成館」外観(2013年06月早朝 大石 薫撮影)
隣接の仙巌園と、桜島、錦江湾の景観は、下記の画像集でお楽しみください。

その地に1865年(慶応元)に竣工した石造りの「機械工場」は、その後重要文化財に指定され、現在内部は島津家の歴史・文化と、集成館事業を語り継ぐ博物館「尚古集成館」として親しまれています。
その「尚古集成館」の一隅の展示室を<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の会場とします。
また同館に隣接する「尚古集成館別館」は、これも重要文化財である「木村嘉平の活字関連資料」を所蔵し、近代活字版印刷術をはじめとする近代産業の揺らんの地でもありました。
このような歴史と文化を有する、鹿児島県都、鹿児島市にある「名勝 仙巌園 尚古集成館本館」において、11月初旬の三連休に<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>を開催いたします。

会場の前面におおきくひろがる紺碧の海/錦江湾と、火の精霊サラマンダーさながら、天たかく火焔を噴きあげる活火山「桜島」の雄大な景観に見守られての<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の開催は、造形者の皆さまの創作意欲をかきたて、さらなる創作活動のための活力をあたえてくれることでしょう。

会場の<仙巌園/尚古集成館>は、鹿児島市中央部からは車で15-20分ほどですし、鹿児島市内各所からのバスが頻繁に運行されています。
鹿児島空港からは高速道利用の車か、市内までのバスで40分ほどです。
アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまには、アダナ・プレス倶楽部の会報誌「夏号」にて詳細をお知らせの予定です。その後も、アダナ・プレス倶楽部、朗文堂双方のWebSiteでも、随時情報を公開してまいります。

<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の開催期間の、11月1日[土], 2日[日], 3日[月・祝]は、爽秋のもっともよい行楽のときでもあります。
おりしも仙巌園では「菊まつり」が予定され、また鹿児島市内では南九州最大の祭とされる「おはら祭」の開催時期とも重なっています。
アダナ・プレス倶楽部の会員の皆さま、ならびに全国の活版印刷愛好家の皆さま、ことしの秋は、歴史と情熱の地、薩摩に大集合でごあんど ! !
【リンク : 名勝 仙巌園(磯庭園) 】 【リンク : 尚古集成館 】 【リンク : 仙巌園と桜島 画像集 】

<参考資料:前回の Viva la 活版 Viva 美唄の映像記録> ────────────
◎ Viva la 活版 Viva 美唄  14:40

Viva la 活版-すばらしき活版。5 年間 4 回にわたり開催された <活版凸凹フェスタ> にかえて、2013年07月北海道美唄市 アルテ ・ ピアッツア美唄で開催された活版イベントの記録。
【関連URL : 活版アラカルト  Viva la 活版 Viva 美唄 レポート01-12

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部提供の動画 YouTube ご紹介

──────────── <新公開>
タイポグラフィ講演会 『中国の古典書物』増刷版 刊行記念講演会
講  師 : 林 昆 範 リン・クンファン
日  時 : 2014年07月02日[水]
『中国の古典書物』刊行記念講演会の筆書実演編をご紹介いたします。16:25

「東洋」を篆書・隷書・楷書・草書で書き分けています。また右起こし縦組みの中国古典­書物の基本原型となった竹簡による「簡冊」に、著名な唐詩「人面桃花」を隷書で書き上­げました。
【関連URL : http://www.robundo.com/robundo/blog/

◎ Viva la 活版 Viva 美唄  新編集 14:39

Viva la 活版-すばらしき活版。5年間4回にわたり開催された<活版凸凹フェスタ>にかえて、2013年07月北海道美唄市アルテ・ピアッツア美唄で開催された活版イベントの記録。
【関連URL : Viva la 活版 Viva 美唄 レポート01-12 活版アラカルト

◎ 卓上式小型活版印刷機 Adana-21J  の基本操作   3 : 41

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の企画・設計・製造・販売による、卓上式小型活版印刷機 Adana-21J は2008年-2014年03月まで販売され現在は後継機 Salama-21A となった。
【関連URL :  新機種登場 !!  アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A 】

◎ 理想社 四六全判大型活版印刷機の稼働の勇姿 2 : 52

創業大正10年。本格書籍印刷をもっぱらとする理想社。その歴史の大半は活版印刷によって刻まれた。残念ながらこの大型機は2009年に稼動をとめ、オフセット印刷に移行した。
【関連URL : タイポグラフィ あのねのね*020 花筏 】

◎ 長瀬欄罫製作所 日本語モノタイプ & インテル鋳造機の稼動の記録 3 : 41

 小池製作所製造/ KMT自動活字鋳植機、金属インテル鋳造機などの記録。現在ではなかなか見ることができない。長瀬欄罫製作所は2011年12月30日をもって廃業した。
【関連URL : タイポグラファ群像*005 長瀬欄罫製作所/小池製作所を記録する 花筏 】

◎ 活字自家鋳造+書籍印刷所 豊文社の記録  7 : 31

東京都内で現在も稼動している数少ない書籍活版印刷所。同社は KMT自動活字鋳植機による活字のほかに、元社員が号数活字系を自家鋳造している。現状は定期印刷物で工場は手いっぱいだとされる。
【関連URL : 活版凸凹フェスタ*レポート13 アダナ・プレス倶楽部ニュース】

◎ Étude pour un caractère : Le Grandjean  3 : 52
http://youtu.be/N34ykGGIf3I
フランス国王ルイ14世の命により製作された「王のローマン体  Romain du Roi 」の銅版彫刻図版のリプリント。フィリップ・グランジャン(Philip­pe Grandjean)が活字父型を彫刻した。 寸法:46.5cm X 57.5cm 手すき紙に銅版印刷、活字版印刷 フランス国立印刷局刊行

【関連URL : フランス国立印刷所 王のローマン体 ローマン・ドゥ・ロワ アダナ・プレス倶楽部ニュース】

『 欧文書体百花事典 』普及版 刊行記念特別連続講演会 第3回 『Robert Granjon』 河野三男 終了いたしました。

欧文書体百花その後3F-o

たくさんのご来場者をお迎えして 本講演会は終了いたしました。
ご来場ありがとうございました。
次回 第 4 回は 2014年08月24日[日]
「装飾は罪悪か ?   花形装飾活字クロニクル」
講師は 白井敬尚さんの担当です。

 関連情報は随時このコーナーにてご紹介いたします。

新緑が目にあざやかな毎日です。皆さまお元気でご活躍のこととぞんじます。
『 欧文書体百花事典 』が刊行されて10年が過ぎました。 この10年間の欧文書体研究は? 関連する研究の進展は……。
『 欧文書体百花事典 』 普及版の刊行に際して 10年前からの「その後」を、各講師に 6 回にわたってお話しいただきます。
下記のご案内をご覧いただき、友人・知人をお誘いのうえ、ふるってご参加ください。
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『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
第 3 回  『 Robert Granjon 』
講   師 :  河野 三男
日  時 :  2014年06月22日[日] 午後1時より約3時間程度(ワークショップを含む)
会  場 : 東洋美術学校 本部棟302教室(前02回までの会場とは異なります)
              161-0067 東京都新宿区富久町2-6
               地図  http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 : 各回1,000円(要申込登録)
主  催 : 株式会社 朗 文 堂
後  援 : タイポグラフィ学会
              学校法人専門学校 東洋美術学校  産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
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[講演会申込先]
株式会社 朗文堂@メールまで  robundo@ops.dti.ne.jp
件名 「欧文書体百花事典その後 第3回講演会」
お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して、06月18日[水]までにご送信ください。
3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は受付完了とさせていただきます(今回の会場は狭隘です)。 なお、第3回から第6回までの複数回を受講ご希望の方はその回数をご記入ください。
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株式会社 朗 文 堂   鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電 話 03–3352-5070
伝真  03-3352-5160
email robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo
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欧文書体その後チラシ・上掲図版、A4判 Z折り 4色/0色のフライヤーを用意しております[デザイン : 杉下城司]。 ご希望のかた、教育機関などで配布をご希望の皆さまは、ご遠慮無くお申し付けください。
・会場は30-40名のキャパシティです。お申し込み先着順にてご聴講できます。
・東洋美術学校には、森澤 茂氏、故小池光三氏の寄贈による貴重な小型活版印刷機がありますので、講演内容とリンクした、活版印刷のワークショップを会場内において併催いたします(アダナ・プレス倶楽部担当)。
・当日配付資料、活版ワークショップの準備などがありますので、確実に受講するためには@メールでのお申込みをお急ぎください(今回の会場は狭隘です)。
・本講演会の次回以降に関する詳細情報は、順次この <朗文堂NEWS ブログロール> のコーナーに掲載いたしますので、ご確認をお願いいたします。

【終了いたしました!たくさんのご来場ありがとうございました。 4月29,30日】活版ルネサンスフェア。話題の新機種 Salama-21A もご紹介。

活版ルネサンスWeb初日は曇天、二日目はあいにくの天候となりましたが、両日ともたくさんのご来場者をお迎えして、《第16回活版ルネサンスフェア》は盛況裡に終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
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今回は新機種 Salama-21A の初登場もあって、いっときは狭い会場が大混雑の様相を呈しました。
また昨年から、アダナ・プレス倶楽部は東京でのイベント《活版凸凹フェスタ》を中断して、全国縦断イベント《Viva la 活版》シリーズを展開中のため、久しぶりに拝見する懐かしいお顔もおおく、両日とも展示・販売会というより、さながら、活版造形者の皆さまとの心弾む交流会の様相を呈しておりました。
活版ルネサンスの歩みの、たしかな手応えを感じさせていただいた二日間でした。
簡略紹介はすこしお時間をいただいて、おもに アダナ・プレス倶楽部ニュース欄 でご報告いたしますが、「交流会」のたのしい様子は、〈 活版アラカルト 〉コーナーで紹介いたします。

活版ルネサンスWeb
第16回 活版ルネサンスフェア
と き * 2014年04月29日[火・祝]-30日[水] 13:30―19:00

ところ * 朗 文 堂 4 F-B
160-0022  新宿区新宿2-4-9 中江ビル4F
Telephone : 03-3352-5070
[ 来場ご案内マップ ]

春うらら、櫻前線が北上中です。いよいよ創作の春がはじまりました。
皆さまお元気にてご活躍のことと存じます。
《活版ルネサンスフェア》 は、通常春と秋の 2 回にわたって開催され
アダナ・プレス倶楽部会員、活版造形者、活版ファンの皆さまを対象に
活版印刷関連の新製機器と、資材、そして一部は中古品の
活版印刷関連機材・資材の展示即売会です。
手狭な会場ながら、貴重アイテム、マニアックな商品が溢れています!
春の創作シーズンに、このチャンスをぜひともお役立てください。
[東京都公安委員会許可 第304380708865号]

話題沸騰 !!
新登場 アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A
ぜひとも会場で実機をご覧ください。

Salama 4cWebsala22630 sala22657 sala22663 sala22651Salama図面 寸法/天地 475mm, 左右 376mm, 奥行最大 563mm  重量/19.3kg

新登場の 〈 アダナ式小型活版印刷機  Salama-21A 〉 はもとより、新品の活版印刷関連機器、独自企画開発商品とともに、活版印刷所で長年の使用に耐えてきた、優秀な中古品もドッサリ用意いたしました。

これらは現在では生産中止となった活版関連機器や、個人では入手しにくい、
◎ 適度な乾燥速度、印刷に気品を「青口アオクチ墨活版インキ」(見本展示・受注製造)
◎ インキ・ローラーの清拭と、長期使用にむけた「ゴム・ローラー・メンテナンス剤」
◎ 印刷作業が本格化したかたに好適な、おおきなメタルベース代用の「アルミ作業台」(リユース)
◎ 〈活字はいっさい使わない。すべて樹脂凸版でいく!〉、超割り切り型のユーザーのご希望で開発した新製品「メタルベース一体型チェース」(見本展示・受注製造)
◎ 新開発 圧盤用ラバー・クッション胴張りセット
などの器材や資材を含みます。
すべて実物をご覧いただき、その特徴をご理解のうえご採用いただけます。

活版印刷(Type printing, Letter press)のサポーターとして、アダナ・プレス倶楽部ならではの、懇切丁寧な使用方法の解説もいたしますので、狭い会場ながら魅力溢れる展示販売会となります。
春の創作シーズン、展覧会シーズンの到来に合わせて、創作に活用できそうな機材の補充、実制作での疑問の解決、技術の向上に、どうぞこの 《活版ルネサンス フェア》 をご利用ください。

《第13回 活版ルネサンスフェア》の会場の模様

《今回の主なご紹介アイテム  順不同 》
── 商品の一部に、現品限りのものがございます。売り切れの際はご容赦ください。

新開発 アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A/新開発 圧盤用ラバー・クッション胴張りセット/活版専用ピンセット新旧/ジャッキとジャッキハンドル新旧/KMT全自動活字組版機(日本語モノタイプ)活字母型庫8pt, 9pt, 10pt明朝体/罫線 各種/くじら尺/特製組みつけ台/金属インテル各種/活版用強力磁石/特製組版ステッキ、中古組版ステッキ/ファニチュア各種/工具類(ブレース鋏・鳥居鋏・罫切り鋏)/罫切り器/各サイズ込め物セット/活字倍数尺/特製ムラ取りハンマー&ならし木セット/ブロッキング防止パウダー/特白ウェス/無臭洗い油/インキ・ハンド・ローラー/インキべら/インキ・パッド/ゴム・ローラー・メンテナンス剤/オイルベース活版用インキ各色(1キロ缶、特製200グラム缶)/活版用墨青口インキ/ラバー・ベース・レタープレス用インキ/版画用メタルベース(19.68ミリ、19.70ミリ)/樹脂版用メタルベース(21.89ミリ、23.39ミリ)/特製五号サイズメタルベース箱入りセット/特製カタ仮名活字アラタ1209/輸入欧文活字スキームセット/輸入オーナメント活字各種/凸版用スプレーボンド/特製文選箱/中古文選箱新旧各種/文選箱ストッパー/セッテン/特製文選箱立て/特製ミニ組みゲラ/中古組みゲラ/特製ミニ置きゲラ/中古置きゲラ/特製ミニスダレケース棚/活字サイズ照合キット

────  その他掘り出しもの、在庫限りの貴重アイテムがどっさり。
皆さま、友人・知人と誘いあわせてのご来場をお待ちしております。

【アダナ・プレス倶楽部】 新機種登場 !! アダナ式小型活版印刷機 Salama-21A

Salama 4cWeb活版印刷のさらなる普及をめざして
────────
モノみな値上がりするこの時代
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では
活版印刷のさらなる普及をめざして
Adana-21J の設計・製造での
創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら
アダナ式小型卓上活版印刷機 Salama-21A の
お求め易い、大胆な低価格を実現しました。

Salama-21Aチラシ表Salama-21Aチラシ裏《 水の精霊・サラマンダーと、新機種 Salama-21A の命名の由来》 
グーテンベルクが西洋式活版印刷術を開発した中世ヨーロッパのひとびとは、のちに社会を揺るがすことになるその偉大な印刷術を、畏怖の念をいだいて「Black Art (黒い魔術)」と呼んでいました。
その西洋式活版印刷術が大成されるためには、加圧式印刷機の製造とともに、活字合金の配合と、活字鋳造技術の確立が不可欠でした。そしてそれは、永いあいだ培われてきた錬金術の賜物でもありました。

錬金術士や金属精錬所では、「火」の精霊であり、「不屈の精神」や「再生」の象徴である「サラマンダー・Salamander ・火喰い蜥蜴」を畏怖し、あがめていました。
「活字鋳造」や「再生」の象徴でもある「サラマンダー」は、「活版印刷ルネサンス」をスローガンに活動をつづけてきたアダナ・プレス倶楽部にもふさわしいモチーフです。

黒いボディのアダナ式小型活版印刷機「Salama-21A」では、その「ブラック・サラマンダー」のような容貌から、サラマンダーの耐火伝説の由来となった、ぬめり気のある表皮を有する山椒魚のなかでも、「メキシコサラマンダー」の異名をもつ、愛らしいアホロートル(通称ウーパールーパー)をイメージ・キャラクターに採用しました。
また、「水のなかで棲息するサラマンダー」にちなんで、「火の精霊」と対をなす「水の精霊・オンディーヌ」の名を冠した、欧文活字書体「Ondine」(Doberny & Peignot,  Adrian Furutiger,  1954)をタイトルデザインに採用しました。
Salama 4cWeb sala22630 sala22657 sala22663 sala22651
Salama図面            寸法/天地 475mm, 左右 376mm, 奥行最大 563mm  重量/19.3kg

2006年にアダナ・プレス倶楽部が発足したころは、インターネットで「活版印刷」と検索しても、検索できる情報はきわめて些細な状況でした。しかし、いまや「活版」「活版印刷」「活版印刷機」での検索結果は、膨大な数にのぼります。
これはアダナ・プレス倶楽部の活版印刷普及活動と、アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまの地道な活動が、わずかながらもその一端を担い、功を奏した結果であるともいささか自負しております。

アダナ・プレス倶楽部発足時の段階では、おもに欧米で活版印刷が見直される傾向はあったものの、活版印刷機そのものの新規製造は、世界中どこでもおこなわれていない状態でした。
そのため、アダナ・プレス倶楽部では「21世紀に入って唯一の、新規製造の活版印刷機」である、国産の「Adana-21J」の設計・製造・販売をおこなってまいりました。うれしいことにこの7年の間に、世界的にも活版印刷がさらに見直され、ようやく海外工場での OEM 生産方式による製造体制が整いました。

そこで、アダナ・プレス倶楽部では、さらなる活版印刷の普及をめざして、しばらくのあいだ、国産の活版印刷機「Adana-21J」は、なによりも大切な設計図と鋳型を保存しつつ、製造・販売は中断して、よりお求め易い価格でのご提供が可能な、新機種「Salama-21A」の製造・販売を開始することとなりました。

「Adana-21J」の創意と工夫、精度と耐久性を維持しながら、アダナ式小型卓上活版印刷機のさらなる高性能化と低価格化を実現した「Salama-21A」を、皆さまどうぞご愛顧たまわりますようお願いもうしあげます。

 活版印刷はもはや、アンティークではありません。
これからも、活字よ、活版印刷よ、
サラマンダーのごとく
永遠に――  
────────────
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部

活版カレッジ 2014年春期講座 スタートしています!

 

活版カレッジ朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の 知・技・美の三領域を
バランス良く学べます。

活版カレッジでは、科学と学術的根拠にもとづいた実践を基盤としながら、活版印刷機 Adana-21J,  Salama-21A によるケーススタディ・メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。

なにしろ定員四名という徹底した少人数の講座が〈活版カレッジ〉ですから、開講後まもなくから、活版造形に挑む仲間としての連帯意識が芽生えるのでしょうか。打ち解けて、和気藹藹とした、にぎやかきわまりないお仲間になります。
DSCN3834 DSCN3833 DSCN3831「活字版印刷術 Typographic Printing」は、印刷による視覚伝達技術のなかでも、文字情報の主要な複製・伝達の手段として、ひろく「活版印刷・活版・カッパン」などと呼ばれて親しまれてきました。
そして今、印刷複製技術の原点として560年余におよぶ長い歴史を有し、メディアの変遷とともにさまざまな浮沈を経た「活版」が、ふたたび熱く注目され、関心をあつめています。
活版カレッジは、あたらしい活版ユーザーに向けた活字版印刷機 Salama-21A  の製造・発売をおこなっているアダナ・プレス倶楽部が開講する活版講座です。

活版カレッジ  2014年次期講座
◎ 3 ヶ月 木曜日 全9回(毎月3回) 19:00-22:00

※各コース定員4名(お申込先着順)
※ 毎月第1-3週木曜日の開講。 第4-5週は基本的にお休みです。
※ GW・夏期休暇などに際して若干の変動があります。
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、アダナ・プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《活版カレッジ》受講ご希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ・プレス倶楽部の @メール まで受講希望の意向をご連絡ください。
一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。 積極的なご参加をお待ちしております。

  • 活版カレッジ
    【講座教室】 東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル   4FB 朗文堂内(通学制)
    【講   師】 朗文堂 アダナ・プレス倶楽部

アダナ・プレス倶楽部,新機種Salama-21A発売にあわせてWebSiteを更新。

《新コーナー、【活版アラカルト】ができました》
アダナ・プレス倶楽部のWebSiteに、ブログロール【 活版アラカルト à la carte 】が誕生いたしました。
「活版印刷と タイポグラフィの 気軽なひとしな」を記録いたします。
また、アダナ・プレス倶楽部会員の良き交流の場として、会員からご提供の情報を中心に、展覧会、イベント情報なども 【 活版アラカルト 】 コーナーでご紹介いたします。
タイポグラフィ・ブログロール 【 花筏 】 ともどもご愛読ください。
アダナ新コラムhanaikada_color《アダナ・プレス倶楽部,新機種Salama-21A発売にあわせてWebSiteを更新しました》
朗文堂 アダナ・プレス倶楽部では、2014年04月01日より、新機種、アダナ式小型活版印刷機Salama-21Aの発売を開始いたしました。

それにあわせまして、活版印刷関連の諸機材、諸資材のライン・アップをいっそう充実させて、価格も一部を変更いたしました。

今回の改変の最大の特徴は、
「モノ皆値上がりするこの時代、活版印刷機が購入しやすくなるってホント !?」
のスローガンのとおり、むしろお求めやすい価格への変更が中心です。
【製品のご紹介】ページ、「Salama-21Aのご紹介」、「キットのご紹介」をぜひご覧ください。
ブックマークやお気に入りにご登録されている皆さんは、更新ボタンをクリックされて、アダナ・プレス倶楽部の新布陣をぜひともご確認ください。

【朗文堂 アダナ・プレス倶楽部】 新活動予告 そのⅥ 完結編(Ⅰ-Ⅶ)

web salama_1Ⅰ 春 うらら。なにかがはじまる、そんな予感。
web salama_2Ⅱ ワタクシも、アダナ・プレス倶楽部の仲間に入れてください。web salama_3Ⅲ Salama サラマです。 はじめまして。web salama_4Ⅳ Q:サラマって 誰?  A:火の精霊です。お友達は、オンディーヌ、ノーム、シルフ です。
web salama_4-2Ⅴ ワタクシ サラマは 火の精霊。 再生、錬金術、鋳造の象徴です。もちろん活版印刷も。
web salama_5Ⅵ じゃ~ん、サラマ-21Aです。
基本 CMYK
Ⅶ じゃじゃじゃ~ん、サラマ-21A 新登場! カタログ進呈いたします。

【新宿私塾】新宿私塾第23期 無事に終了いたしました。

私塾23期修了私塾朗文堂最後01

新宿私塾23期生

新宿私塾第23期(2013年09月17日-2014年03月11日)が無事に終了しました。
この半年間、前半はきびしい残暑の毎日で、みじかい秋のあと、すぐに繰りかえし寒波がおそい、最後はかなりな規模の降雪までみるという、天候不順な日日がつづきました。
それにも負けず、塾生の皆さんは熱心な学習をつづけ、2014年3月11日の最終講座をもって、無事新宿私塾第23期の全講座を終了されました。

新宿私塾は、そんな塾生の皆さんの熱意と、たくさんの講師の努力で支えられています。
上掲写真は、いずれも教場での撮影で、
上) 第24回講座(2014年03月04日)、下) 開塾式・第01回講座(2013年09月17日)のものです。
塾生の皆さんは、新宿私塾での半年間で、造形とコミュニケーションを担うタイポグラファとしておおきく成長され、最上部の写真では自信に満ちた表情が印象的です。

イムさん02 イムさん01イムさん03最終回の第25回講座(2014年03月11日)は、講師の イム・ジョンホ さん(マウント主宰/新宿私塾修了)が、長期取材出張のために講座順の組みかえがあって、渋谷のマウントスタジオで、大型ディスプレイをもちいての出張講座となりました。
イム・ジョンホさんは、もともと新宿私塾の修了生であり、いわば同窓・同門の仲間ですから、講座はなごやかに、笑いの絶えない、そして最終講座にふさわしい充実した講座となりました。

最終講座の修了後、今北さん(maima)  が幹事となり、渋谷の和食のお店で「お別れ会」。お料理は比内鶏ときりたんぽ鍋。やつがれもお相伴しましたが、幹事の努力で美味しく、楽しい会でした。
どうやら新宿私塾第23期も、女性陣のほうが活発だったような……。

出会いはうれしく、別れはさびしいものです。長かったようで短かった半年でした。下記にこの関連サイトのアーカイブをまとめておきました。また、いつでも、どこでも、皆さんとお会いできますね。
新宿私塾第23期生の皆さんは、おおきく造形界に羽ばたいていきました。

◎ 2013年11月24日 新宿私塾第23期 スタートしました。
◎ 2014年02月06日 新宿私塾第23期 順調に進行中です。
◎ 2014年02月25日 如月二月、二週連続の降雪であわただしかったですね。
◎ 2014年03月04日 新宿私塾第23期 寸描紹介。熱い最終盤にさしかかっています。
◎ 2014年03月04日 新宿私塾第24期 募集終了のお知らせ
◎ 2014年03月15日 新宿私塾第23期 無事に終了いたしました。

私塾24期生募集終了

新宿私塾第24期は、一般公募の機会がなく、「募集終了」のお知らせも、この〈朗文堂ニュース〉欄に、一回だけの掲載でしたので、いまでも入塾ご依頼・ご相談のお電話、@メールを頂戴しております。

まことに恐縮ですが、新宿私塾には予約申込み者が多く、ここのところ一般公募は困難という状況になっております。

次期の「新宿私塾24期」(2014年04月01日開講)にも定員を上まわるご予約をいただきましたので、「一般公募」を経ずに、お申込み先着順に入塾していただきました。また現状では数名のかたが次次期講座(25期・2014年09月開講予定)の開講をお待ちの状況にございます。
詳細は 「 新宿私塾 第24期生 募集終了」 のお知らせをご覧いただき、できるだけ早めに事前予約をいただくと、確実に入塾することができるかと存じます。よろしくお願いいたします。

【活版カレッジ】 2014年春期 応募締めきりました。

活版カレッジ朗文堂 アダナ・プレス倶楽部の直接指導により
本格的な活字版印刷術の
知・技・美の三領域をバランス良く学べます。

活版カレッジでは、科学と学術的根拠にもとづいた実践を基盤としながら、活版印刷機 Adana-21J によるケーススタディ・メソッドをふんだんに駆使し、あたらしい時代の活版印刷の現場での、現実的な課題の解決方法を学ぶことを目的とします。
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「活字版印刷術 Typographic Printing」は、印刷による視覚伝達技術のなかでも、文字情報の主要な複製・伝達の手段として、ひろく「活版印刷・活版・カッパン」などと呼ばれて親しまれてきました。
そして今、印刷複製技術の原点として560年余におよぶ長い歴史を有し、メディアの変遷とともにさまざまな浮沈を経た「活版」が、ふたたび熱く注目され、関心をあつめています。
活版カレッジは、あたらしい活版ユーザーに向けた活字版印刷機 Adana-21J の製造・発売をおこなっているアダナ・プレス倶楽部が開講する活版講座です。
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活版カレッジ  2014年春期講座

◎ 3 ヶ月 木曜日 全 9 回(毎月 3 回) 19:00-22:00
  ※ 各定員4名(お申込先着順)
◎ 徹底した少人数講座のため、お申込先着順とさせていただきます。
◎ 受講希望者多数の場合には、次期講座への予約をお勧めする場合がございますのでご了承ください。
◎ 次期の開催日時と募集の開始は、この アダナ・プレス倶楽部ニュース にて随時お知らせいたします。
◎ 《活版カレッジ》受講をご希望の方は、お気軽に、できるだけ事前に、アダナ・プレス倶楽部の@メールまで受講希望の意向をご連絡ください。一般公募に先だって、あらためてご案内をさしあげます。

  • 木曜日コース(夜間部)19:00 ─ 22:00
    2014年 春

    04月10日(木) 活字版印刷概論
    04月17日(木) 和文端物組版
    04月24日(木) 文選
    05月08日(木) 和文ページ物組版
    05月15日(木) 和文と欧文の違い
    05月22日(木) 欧文書体の歴史
    06月05日(木) 欧文スペーシング
    06月12日(木) 多色刷り1
    06月19日(木) 多色刷り2

【講座教室】  東京都新宿区新宿 2-4-9 中江ビル
                      4FB 朗文堂内(通学制)
【講   師】  朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
【受  講  料】  66,000円(税込・教材費込)
【支払い期日】 開講2週間前まで
          (中途退講の場合でも受講料の返却はいたしません)
次期講座にもご参加お待ちしております。

【講演会】欧文書体百花事典 その後 Ⅰ 終了。ご来場ありがとうございました。

欧文書体その後ポスター

あいにくの小雨交じりの肌さむい日曜日でした。
それでもたくさんの皆さんがご来場され
熱い講演会でした。本当にありがとうございました。
この【欧文書体百花事典 その後】 講演会は 6 回12月まで
連続開催されます。今後とも、ご支援、ご来場と、
『普及版 欧文書体百花事典』 のご愛読をお願いいたします。

────────
2014年03月02日[日]、東洋美術学校において、講演会【欧文書体百花事典 その後Ⅰ】が開催されました。
ご来場いただきました皆さま、長時間のご聴講お疲れになりませんでしたか。
また後援をいただきました東洋美術学校、産学連携事務局 デザイン研究会アクティ、タイポグラフィ学会の皆さまにも篤く御礼を申しあげます。

あらためてご案内いたしますが、次回の【欧文書体百花事典 その後Ⅱ】は、
2014年04月20日[日]、「サンセリフの次なる模索 ローマン・サンセリフ」と題して、杉下城司さんのご担当です。ご期待ください。
東美Ⅰ-1 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01429 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01307 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01318 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01472 20140302-谺ァ譁・嶌菴・迚・。ゥ縺輔s騾∽サ禄DSC01138-2

如月二月、二週連続の降雪・都知事選・オリンピック観戦と、なにかとあわただしかったですね。

欧文書体その後チラシ DSCN3250 DSCN3257

如月キサラギ二月、月はじめの02月08日[土]、南岸低気圧の襲来で関東地方も時ならぬ降雪をみました。つづいて翌週の14日[金]-15日[土]にも、さらに激しい降雪が太平洋岸一帯をおそいました。
皆さま、被害やお怪我などは無かったでしょうか。お見舞いもうしあげます。
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まもなく月が変わって弥生三月、朗文堂もあわただしい年度末を迎えています。
新宿私塾第23期は最終盤をむかえて、熱い講座がつづいていますし、まもなく新宿私塾第24期の塾生のみなさんを迎える準備も整いました。
DSCN2583 DSCN3030 DSCN3227[活版ルネサンス]を目標として活動をつづけてきたアダナ・プレス倶楽部は、04月10日から恒例の[活版カレッジ 春期講座]を開講いたします。
またアダナ・プレス倶楽部は設立から7年、第一段階のステージから、あらたなステージへの展開を計画してまいりました。ようやく近近、新機軸を発表できるところまできました。ご期待ください。

日陰にはまだなごり雪がのこりますが、朗文堂は弥生三月を迎えて一斉に展開する態勢を整えております。
────────
弥生三月〇二日[日]、下掲詳細記事にてご案内のとおり、まず[欧文書体百花事典 その後]連続講演会の第一弾が開催されます。
同書は刊行以来10年、四版を重ね、わが国の欧文活字研究の定番書としてのご評価をいただいて発行してまいりました。
この間の10年間、読者の皆さまともども、執筆者も研究の深化をはかってまいりました。そんな成果の一端をご披露し、基礎資料の現物をご覧いただく講演会を六回にわたって開催いたします。
お申込みが多数となり、ご後援の東洋美術専門学校と急遽相談して、会場をおおきめの講義室に変更いたしました。もしご参加ご希望のかたは残席ができましたので、至急お申込みたまわり、ご参加ください。
欧文書体その後ポスター

《明治産業近代化のパイオニア『平野富二伝』 好評理に販売継続中です》

平野表紙uu 東京築地活版製造所の創設者であり、石川島造船所をはじめとする様様な事業を興し、明治産業の近代化に貢献した平野富二。このひとに関する資料はこれまであまりに少なかったという事実があり、近代産業史、明治文化史、近代造形史、タイポグラファなど、様様な分野の教育・研究機関や図書館からのご注文がつづいています。
『普及版 欧文書体百花事典』、『平野富二伝』は、朗文堂の基礎図書と位置づけ、間断のない刊行をつづけてまいります。ご購読ご希望のかたは、最寄り書店にご注文いただくか、小社営業部までご発注ください。
【リンク:朗文堂ブックコスミイク 新刊書ご案内
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《勝井三雄さん、新刊『勝井三雄 1954-2013』を刊行されました》
勝井先生図書
勝井三雄(1931年東京うまれ)さんが、意欲的に新刊を刊行されました。
勝井三雄さん(ふだんは勝井先生とお呼びしています)は、東京教育大学(現筑波大学)を卒業後、味の素株式会社式をへて、1961年に勝井デザイン事務所を設立されました。その精力的な造形活動は1954年(昭和29)からこんにちまでの長きにわたります。

この間、造形はもとより、造形教育にも熱心にかかわり、関係諸団体の役職もはたしてこられました。

先般《勝井三雄展 兆しのデザイン》(ggg 第329回企画展 2014年01月09日-31日)の開催にあたり、新企画をもってまとめられたのが新刊『勝井三雄 1954-2013』です。
勝井三雄さんとはながらく親しくお付きあいいただいてまいりました。先生がますますご壮健で、「比類なきデザイン宇宙」を飛翔されますよう祈念しております。
皆さまのご購読をお勧めいたします。
【詳細:公益財団法人 DNP文化振興財団
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《台湾で活躍する 林昆範さんが、ドイツ iF 賞 二部門を受賞されました》
iF 傳達設計獎 iF 包裝設計獎林昆範さん(台湾中原大学助教授、タイポグラフィ学会会員)は、精力的に中国との関わりをもって造形活動を展開されています。
春節の休暇あけにも、すでに中国桂林、陽朔などを訪問されています。
そんな林昆範さんが、ドイツ iF 賞として、「iF communication design award 2014」、「iF packaging design award 2014」の二部門を受賞されました。いただいた写真をご紹介いたします。

【朗文堂ブックコスミイク】 『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会 第1回

欧文書体その後チラシ梅だよりもチラホラ聞かれる昨今です。皆さまお元気でご活躍のこととぞんじます。
『欧文書体百花事典』が刊行されて10年が過ぎました。
この10年間の欧文書体研究は? 関連する研究の進展は……。
これからの『欧文書体百花事典』普及版の刊行に際して
10年前の「その後」を、各講師に6回にわたってお話しいただきます。
下記のご案内をご覧いただき、友人・知人をお誘いのうえ、ふるってご参加ください。
なお、詳細は朗文堂NEWSブログをご覧ください。
http://www.robundo.com/robundo/blog/
──────────
『欧文書体百花事典』普及版 刊行記念特別連続講演会(全 6 回)
      第 1 回  『ボドニローマンからの変遷  Giovanni Mardersteig』
      講   師 : 片塩二朗
日 時 : 2014年3月2日(日)
      午後1時より約3時間程度(ワークショップ含む)
会 場 : 東洋美術学校 D棟1階 学生ホール
      161-0067 東京都新宿区富久町2-6
      地図は http://www.to-bi.ac.jp/access/
聴講料 :各回1,000円(要申込登録)
主  催 : 株式会社 朗文堂
後  援 : タイポグラフィ学会
        学校法人専門学校 東洋美術学校
        産学連携事務局 デザイン研究会アクティ
──────────
[講演会申込先]
株式会社 朗文堂@メールまで  robundo@ops.dti.ne.jp
件名 「欧文書体百花事典その後 第1回講演会」
お名前・人数・返信用メールアドレスを明記して、2月27日までにご送信ください。
 3 営業日以内にお断りの返信が無い場合は受付完了とさせていただきます。
なお、第2回から第6回までの複数回を受講ご希望の方はその回数をご記入ください。
****************************************************
株式会社 朗 文 堂
鈴木 孝
160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9
電 話 03–3352-5070
FAX 03-3352-5160
email robundo@ops.dti.ne.jp
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo
*****************************************************欧文書体その後チラシ

◎ 上掲図版の、A4判 Z折り 4色/0色のフライヤーを用意しております。ご希望のかた、教育機関などで配布をご希望の皆さまは、ご遠慮無くお申し付けください。
◎ 会場は30-40名のキャパシティです。また東洋美術学校には、森澤茂氏、故小池光三氏の寄贈による貴重な小型活版印刷機がありますので、講演内容とリンクした活版印刷ワークショップも併催いたします。
◎ 当日配付資料の準備、活版ワークショップの準備などがありますので、確実に受講するためには@メールでのお申込みをお急ぎください。
◎ 本講演会に関する詳細情報は、順次本コーナーに掲載いたしますので、ご確認ください。

春の嵐の豪雪でした。お見舞いもうしあげます。

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《02月08日[土]、02月14日[金]、二週つづけての春雪でした》
本来あまり雪が降らない太平洋岸の各地に、大雪が降りつもりました。被害にあわれた皆さまにお見舞い申しあげます。
とりわけ14日[金]は出勤日でしたし、せっかくのバレンタインデーでもありました。
まだ名残の雪がのこっていますし、今週もまた南岸低気圧の襲来も予報されています。
この時期は大学の入試だけでなく、様様なイベントも企画されています。

皆さま天候にご留意されて、花咲きそろう、よき春をお迎えください。
【関連記事:朗文堂アダナ・プレス倶楽部コラム/南岸低気圧大暴れ。ドカ雪2連発で降参です

エッ、いまごろお正月 !? 上海在住の会員が「春節休暇」でご来社に。そして「老北京のご紹介」

恭賀新年 《 2014年01月31日、上海在住のアダナ ・ プレス倶楽部会員がご来社に 》
もうすっかりお正月気分の消えた01月31日[金]、上海在住のアダナ ・ プレス倶楽部会員で、Adana-21J のユーザーでもある、畠中 結(はたけなか ゆい)さん ・ 揚 黙 (Yang Mo  1980-)さんご夫妻が来社され、「 Adana-21J 操作指導教室 」 を受講されました【リンク : YANG MO 】。

おふたりは留学先のドイツで知り合われて結婚されましたが、中国では夫婦別姓なのでそれぞれの姓をもちいておられます。 上海では畠中さんは商事会社に勤務、揚さんは版画家として活躍されています。


アトリエで作業中の揚 黙さん 同氏のWebsiteより

畠中 ・ 揚ご夫妻は、小型活版印刷機 Adana-21J を一昨年暮れにご購入されましたが、これまで来日の機会がなく、操作指導教室の受講が延び延びになっていました。
それでもこれまでにたくさんの@メールのやりとりがあり、はじめてお会いしたとはおもえないほど会話がはずみました。

また今回は、中国では入手難な活版印刷関連資材や機器もたくさんご購入。 幸い畠中さんのご実家が京都にあるため、これまでの Adana-21J などの輸送と同様に、ご実家に送付して、ほかの荷物といっしょに船便輸送となるようです。
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《 中国のお正月 ・ 春節は前年の12月中旬に政府が発表し、毎年時期がすこしずつかわります 》
畠中 ・ 揚ご夫妻が来日されたのは 「 春節休暇/旧暦のお正月休暇 」 を利用してのことでした。
詳細はわかりませんが、中国では翌年の祝日を12月中旬に法定祝日として政府が発表するそうです 【 リンク : 中国の祝日 2013年/2014年 カレンダー 】。

中国には 元旦 ・ 春節 ・ 清明節 ・ 労働節 ・ 端午節 ・ 中秋節 ・ 国慶節などの祝日があり、それぞれ 3-7 連休となることがおおいようです。
ちなみに新暦のお正月(元旦)は、中国でもやはり法定祝日は01月01日ですが、休日期間は2013年は12月30日[日]-01月01日[火]の3連休で、2014年は01月01日[水]だけが休日でした。

また国民がもっとも重要視して、郷里で家族 ・ 親戚とにぎやかにすごすことが多い 「 春節 ・ 旧暦のお正月と連休 」 は、2013年の法定祝日は02月10日[日]で、休日期間は02月09日[土]-15日[金]の7連休でした。 ところが2014年の法定祝日は01月31日[金]で、休日は01月31日[金]-02月06日[木]の7連休です。

これではカレンダーやダイアリーの製造者はたまったものではありませんね。 しかもことしは大晦日にあたる01月30日が祝日ではないために、春節元旦までの帰省を楽しみにしていたおおくの民衆から不評をかったようです 【 リンク : 上海 ロイター2013年12月記事 】。
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《 変貌著しい中国ですが、アダナ ・ プレス倶楽部コラム欄にて 「 老北京-ふるき よき 北京 」 をご紹介 》
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北京オリンピック、上海万博と、おおきなイベントが相次いで開催され、そしてついでに、勢いあまって都市公害なども話題となる昨今の中国です。
それはちょうど1960-70年代のわが国のように、活気に満ちあふれ、変化の激しい世相を現出しています。

それでも数千年の歴史を刻んできた中国では、春節を祝い、古き良きものへの関心を失っていません。

最近、中国の友人に 「 紫金城 ・ 故宮 」 内の、三層におよぶ京劇の舞台 —— かつては同時にみっつの京劇が上演され、それを皇帝をはじめ廷臣が観劇する御殿も併設されています —— をご案内いただきました。
そんなこともあって、これから数回にわたってアダナ ・ プレス倶楽部コラム欄において、「 老北京——ふるき よき 北京 」 をご紹介いたします。お楽しみください。
【 リンク : はじめての京劇鑑賞 そのⅠ 湖廣會館——アダナ・プレス倶楽部コラム 】

新宿私塾第23期寸描紹介。熱い最終盤にさしかかっています。

私塾《若手からの支持が、有馬智之さんの熱い講義 ── 新宿私塾23期 01月14日》
有馬さんは日本デザインセンターなどで活躍する若手のホープです。ところで有馬さんは新宿私塾の修了生でもあります。ですから講座の修了後は、現役の塾生諸君と和気藹藹の仲間です。
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DSCN2583 DSCN2571《開塾当時からのベテラン講師:板東孝明さん──新宿私塾23期 01月21日》
たくさんの作品事例をもとに、造形の背後にひそむ理念に焦点をあててわかりやすく製作ステップが説かれます。講座の終了後は、希望者の塾生の皆さんと、ファミレスで楽しく談笑することも定例化しています。
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《身体性をともなった造形の魅力 講師:大石薫さん ── 新宿私塾23期 02月04日》
実際に活版印刷機と、金属活字をもちいて、微細なスペーシングの技を体験します。タイポグラフィの知・技・美のすべてがギッシリと。アナログからデジタルへ、インターアクティブで実践的な手法をまなぶ講座です。
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DSCN3231 DSCN3229《新宿私塾第23期は終盤にさしかかり、熱い講座が連続しています》
昨年の秋は残暑が厳しく、年初からは寒波がくりかえし襲来する東京です。新宿私塾塾生の皆さんは、職場や学校のほかに、新宿私塾にあつまり、半年間、集中的にタイポグラフィをまなんでいます。
いよいよ最終盤です。次の第24期受講希望者のご見学も増えてきました。梅だよりもチラホラきかれるきょうですが、梅が散り、櫻の開花がまたれる03月17日まで、新宿私塾第23期は熱い毎日がつづきます。