小社図書2冊、グーテンベルク博物館に長期保存!

『VIVA!! カッパン♥』 

『バーゼルへの道』

ドイツのグーテンベルク博物館が
パーマネント・コレクション

 ¶ 皆さまにご愛読いただいてまいりました、小社刊行書2冊が、このたび、ドイツのグーテンベルク博物館にパーマネント・コレクションされました。
   ◎『VIVA!! カッパン♥』 
         (大石 薫 朗文堂 2010年5月11日)
    ◎『バーゼルへの道』  
         (ヘルムート・シュミット 朗文堂 1997年6月3日)
 

¶『VIVA!! カッパン♥』は、写真図版が主体ですが、日本語だけの活字版印刷術入門書の性格をもった書物です。ですからドイツのタイポグラファにとっては即座に理解できる書物とはおもえませんでした。それでも同館の優秀な学芸員は、本書の狙いと意義を理解され、『VIVA!! カッパン♥』を、長期保存書(パーマネント・コレクション)として選定されました。
 

¶ 『バーゼルの道』の正式名称は『der Weg nach Basel, The road to Basel, Basel e no michi』であり、書名があらわすように独・英・日のトリプル・リンガル表記のタイポグラフィの書物です。『バーゼルへの道』は、初版・再版と販売し、引き続いて、再再増刷の承諾をもとめているのですが、著者が別の版元から新刊書を発行したこともあって、残念ながら目下のところ、品切れ書になっています。

 ¶ ですからいまは、素直に近代活字版印刷術発祥の地・マインツのグーテンベルク博物館に、『VIVA!! カッパン♥』、『バーゼルへの道』の2冊の書物が長期保存された事実を喜び、読者の皆さまに、深甚なる感謝のおもいを込めてご報告いたします。