新宿私塾第20期スタート

《爆弾低気圧襲来! 新宿私塾第1回目講座を2回にわたり開講》
4月3日[火]に、日本海で急速に発達した颱風なみの低気圧、称して「爆弾低気圧」が日本列島を駈けぬけていきました。あいにくその日に《新宿私塾第20期 開塾式》が予定されていました。
午前中はまだ風雨は穏やかでしたが、帰途の交通機関の乱れが心配されるにおよび、急遽講座の中止・延期と、その振り替え講座を、4月4日[水]、4月6日[金]からの自主選択ということで、@メールで連絡しました。

新宿私塾第20期塾生の皆さん(2012.04.10)

結果は4日と6日にきれいに半半ずつにわかれて、第1回目の講座(担当講師:鈴木孝、片塩二朗)を無事終了。
ところが2回とも塾生諸君がとても熱心で、初回からほとんどの塾生が、ほぼ終電帰宅となりました。これは、これは、第20期にはなんとも意欲的で、活発なメンバーが集まったものだと感心しました。


新宿私塾第20期スケジュール表
 エリック・ギルの試作スケッチをカスタマイズ。
杉下城司氏デザイン

4月10日[火]新宿私塾第20期第2回目講座。担当講師は杉下城司さんで、いきなり実技・実習、スペーシング講座でした。
ほとんどの皆さんが、三角定規、カーッターナイフ、ピンセットなどははじめてというデジタル世代でしたが、手を動かすことによる造形のおもしろさと、その魅力にいたく驚嘆されていました。
講師:杉下さんは定刻終了時間を守っていただきましたが、終了後も、スペーシングの復習をするもの、図書の借り出しに夢中になるもの、すでに打ち解けて友人となった塾生相互の談笑と、結局杉下さんをふくめて、深夜までの開講とあいなりました。

これから半年間、もしかすると、また先の爆弾低気圧のような天候急変もあるかもしれませんが、有意義なタイポグラフィの講座をじっくりと受講され、終了時には自信にあふれた、タイポグラファの顔立ちに変貌していただきたいものです。