【展覧会】山梨県立考古博物館|開館40周年記念特別展|星降る中部高地の縄文世界 ─ 黒曜石ネットワークによる物流と人流 ─|’23年7月8日-9月3日|終了

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山梨県立考古博物館
開館40周年記念特別展 星降る中部高地の縄文世界
─ 黒曜石ネットワークによる物流と人流 ─
会  期  令和5年(2023年)7月8日[土]- 9月3日[日]
会  場  山梨県立考古博物館
      400-1508 山梨県甲府市下曽根町923 電話:055-266-3881
観  覧  料  一 般 600円、常設展セット観覧券 650円
      * 未就学児、小・中・高校生、山梨県内在住の65歳以上の方は無料
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山梨県立考古博物館では開館40周年記念特別展「星降る中部高地の縄文世界 ─ 黒曜石ネットワークによる物流と人流 ─」を開催いたします。
平成30年度に「星降る中部高地の縄文世界 ─ 数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅 ─」(長野県と共同申請)が日本遺産に認定され、山梨・長野両県における、黒曜石を通した物流と交流によって培われた、我が国の縄文文化を代表する遺跡や土器・土偶といった文化財が評価されてきました。
長野県では黒曜石の鉱山(八ヶ岳)を背景にムラが造られ、交流を通した造形美な土器や土偶が造られてきました。一方、山梨県では、採掘された黒曜石をブランド化し、物流の拠点として大きなムラが造られ、周辺地域の影響を受けながら独自に発達した優美な土器などが造られてきました。道具の材料としては、列島内で最大かつ良質な石材であり、黒曜石の交易ルートの発達と共に約五千年前に列島内で最も先進地域となりました。

本展では、山梨と長野県各地の日本遺産の構成文化財を比較しながら、「中部高地の縄文世界」の原像を探るとともに、物流による交流の歴史的背景について考えます。
また、会期中は特別展記念講演会をはじめ、縄文時代にちなんだものづくり体験などの関連イベントを開催いたします。ぜひ本展のご観覧と併せてご参加ください。皆様のご来館をお待ちしております。

※ 山梨県立考古博物館は、考古学の調査成果から山梨の歴史を学ぶ場として、親しまれる博物館を目指しています。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山梨県立考古博物館