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【ワークショップ/パフォーマンス】東京都現代美術館| 「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム|筆談会 これより先、無言|’24年4月20日|終了

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東京都現代美術館
「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム
筆談会 これより先、無言
日  時  2024年4月20日[土] 13:00 - 17:00
      ※4時間ずっと参加することを求めるものではありません。この時間帯に実施して
       いますので、好きなタイミングでご参加ください。
      入退場自由
会  場  東京都現代美術館  企画展示室1F「翻訳できない わたしの言葉」展会場内ラウンジ
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
参加方法  当日、お好きなタイミングで参加してください。事前申込は不要です。
参  加  費  無 料
      * ただし、当日有効の本展チケット、またはMOTパスポート、身体障害者手帳等の
       ご提示が必要です。
アーティスト  住吉山 実里 (orangcosong)
        アシスタント:清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)
               松橋 萌(orangcosongアソシエイトメンバー)
関連展覧会 翻訳できない わたしの言葉
      2024年4月18日[木]- 7月7日[日]
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展覧会から感じたことや、ふと思い出した言葉にまつわる思い出などについて、アーティストの住吉山実里と共に筆談で対話を試みるワークショップ/パフォーマンスです。
展覧会の最後の部屋に大きな白い紙を用意して待っています。事前申込は必要ありません。ふらりと立ち寄って、言葉について話をします。

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「筆談会」をします。
大きな紙の上で、言葉を書いて会話します。声は使いません。
日本語や、英語、あなたの母語、そして絵や図を通して話をしましょう。
ルールはひとつ、同時に書けるのはひとりだけ。
誰かの言葉を読んだり、聞いたり、待ったりして、静かな時間を一緒にすごしましょう。
出入りは自由です。
好きなときに来て、好きなときにお帰りください。
住吉山実里

<アーティストプロフィール>
住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住。マルチメディア・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、ダンサーとしての活動を開始。コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010 年より自身の作品創作を始める。2017年、京都の自宅を住み開いて始めた『筆談会 これより先、無言』を、大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロスで展開。パフォーマンス作品では、空間と身体の関係に着目し、風船やカルタなど小道具を自作して観客との関係をつくるのが特徴。近年は、コミュニケーションを変容させることで起こる対話の可能性を探求している。2020年、オンラインでの国際プロジェクト『2×2 WindowS』をタム・ファムと共同創設する。

orangcosong(偶然空耸)
横浜を拠点に、世界各地で旅や滞在制作をしながら活動するアート・コレクティブ。藤原ちからと住吉山実里によって2019年に創設された。名称はインドネシア語の orang(人)と kosong(空っぽ)から。
舞台芸術での経験をベースにしつつも、ジャンルにこだわらず、主に劇場の外でアートプロジェクトを行ってきた。境界を越える人の移動や滞留によって生じる「モビリティ/グラヴィティ」、人々を分断して差別や偏見を生み出す「見えない壁」をテーマにしている。コロナ禍以後は特に、人々が集ってコミュニケーションを交わし合える場をオンサイト/オンラインで創出している。
2019年の「MOTサテライト2019 ひろがる地図」展では『演劇クエスト メトロポリスの秘宝』を発表。そのほか、映像作品『Stay Home Labyrinth』、テーブルパフォーマンス『IsLand Bar』など。2023年『町を旅する道具箱』を出版。月に一度オンラインワークショップ『町を旅する読書会』を開催している。2024年よりアソシエイトメンバー制を導入。
https://orangcosong.com/   https://www.facebook.com/orangcosong
https://www.instagram.com/orangcosong/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]

【上映】高知県立美術館|高知ライブエール・プロジェクト|爆音映画祭 IN 高知県立美術館|ARTIST FOCUS #04 甫木元 空展 関連イベント|’24年1月20日・21日|終了

01高知県美爆音 02高知県美爆音☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます☆

高知県立美術館
高知ライブエール・プロジェクト
爆音映画祭 IN 高知県立美術館
ARTIST FOCUS #04 甫木元 空展 関連イベント
日 時|2024年1月20日[土]・21日[日]
会 場|高知県立美術館ホール
    〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
入場料|[プログラム券(各プログラム入替制)] 1プログラム 1,000円
    *「マッドマックス 怒りのデスロード」のみ、単体500円でご覧いただけます。
    *当日券のみ *全席自由・税込 *未就学児のご入場はご遠慮ください
    *身体障害者手帳など所持者とその介護者(1名)は3割引です。
主 催|高知県立美術館 (公益財団法人高知県文化財団)、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
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爆音映画祭、再び。
樋口泰人のプロデュースのもと、音楽ライヴ用の音響設備をフルに使い、極上の音響と音量で映画を体験する「爆音映画祭」。今回は高知県立美術館で行う映画作家・甫木元空の個展の関連イベントとして、およそ10年ぶりに高知県立美術館ホールにて開催します。上映作は、爆音初上映のものから定番まで、甫木元が中心となって選出。今回だけの特別なラインナップをお楽しみください。

<関係者コメント>
樋口 泰人 ひぐち・やすひと
映画批評家、boid主宰、爆音映画祭プロデューサー。1998年に「boid」設立。04年から吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」は全国的に展開中。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)、『恐怖の映画史』(黒沢清、篠崎誠著/青土社)など。
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デジタル上映システムの普及と洗練により、映像や音響における製作者たちの製作意図がその意図通りに反映されやすくなった今、しかしそれでもなお紛れ込んでしまう偶然や意図的に隠された背景にある幽かなものたちの気配を、爆音上映は浮かび上がらせる。たとえば『マッドマックス 怒りのデスロード』ではエンジン音や爆発音、砂嵐の轟音の中に潜んだ美しく切ない響きを。それは虐げられた女性たちや死んでいった者たちの存在証明でもあるかもしれない。また『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』では怒涛の波や響き渡るノイズを覆う静寂を。誰もがそこで生まれそこに戻っていく場所の「サウンド・オブ・サイレンス」である。そして『ユリイカ』においては主人公たちの何気ない日常に貼りついた幽かなノイズを。われわれがわれわれだけで生きているわけではなく、映画もその1本だけで成立しているわけではない、そのことの果てしない広がりと意味を、われわれはそこで実感することになるはずだ。

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甫木元 空  ほきもと・そら

映画作家、音楽家、小説家。1992年、埼玉県出身、高知県四万十町在住。多摩美術大学映像演劇学科在学中に青山真治の指導を受け、卒業後青山真治、仙頭武則共同プロデュースにより、自身が監督、脚本、音楽をつとめた『はるねこ』で長編映画デビュー。2019年にBialystocksを結成、22年にメジャーデビュー作『Quicksand』を発表。本作が収録する「はだかのゆめ」を主題歌とする長編第2作『はだかのゆめ』が同年に公開。23年には同名の小説で小説家としてもデビューした。
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青山真治、堀禎一、山本政志、レオス・カラックス、ビクトル・エリセ……。
学生時代青山真治監督に映画を学びながら、撮影現場や劇場で映画がいかに自由か教えてもらったいくつかの作品を今回爆音映画祭で上映します。爆音といってもただ音が大きくなるわけではありません。上映のために通常の映画用ではなく音楽ライヴ用の音響設備を使い、大音響の中で映画を体験する試みです。
その映画が持っている「声」に合わせて、会場でどう響くのかも含めて音を調整していく。
映画を見ようとしてる自分を一回壊して、細胞一つ一つに音を染み込ませるように、二度と再現する事のできない体験を伴って映画が立ち上がっていく様を一緒に体験していただけたら。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 高知県立美術館パフォーマンス
[ 関 連 : 高知県立美術館|ARTIST FOCUS # 04|甫木元 空 窓外 1991-2021|’23年12月16日-2024年2月18日 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

【イベント】慶應義塾大学アート・センター|没後38年 土方巽を語ること XⅢ|’24年1月21日 開催|終了

慶應義塾大学アートセンターひじかた01 慶應義塾大学アートセンターひじかた02☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
イベント 没後38年 土方 巽を語ること XⅢ
日  時  2024年1月21日[日] 14:00 開会(13:00 開場)
場  所  慶応義塾大学 三田キャンパス 東館 6 F G-lab
      * 日曜日のため東門は閉鎖されています。正門より入構をお願いします。  
問い合せ  慶應義塾大学アート・センター 土方 巽アーカイヴ 担当:石本
      Tel: 03-5427-1621  Email: ishimoto☆art-c.keio.ac.jp
      108-8345 東京都港区三田2-15-45
対  象  どなたでもご覧頂けます
費  用  入場無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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土方 巽(ひじかた たつみ 1928-1986)没後38年を迎えて、例年のように2024年1月の命日に「土方 巽を語ることXⅢ」を開催します。
2023年はまた土方 巽アーカイヴがお世話になった人たちが鬼籍に入られました。秋田時代の土方巽を知る棚谷文雄さん、そして東京を浮浪していた1950年代の土方巽を知る小島政治さんとヨネヤマ・ママコさんです。舞踏以前の土方 巽、そして舞踏の原点となる時期の土方 巽について、これまでお三方から貴重な証言をいただくことができました。
土方 巽は1973年9月に西武劇場での舞踏公演〈静かな家〉での舞台に立ち、ついで10月には日本青年館での大駱駝艦・天賦典式〈陽物神譚〉に客演しました。土方巽はこの二つの舞台での踊りをもって、二度と舞踏の舞台に上がることはありませんでした。
2023年には黒田康夫の写真展 “TATSUMI HIJIKATA THE LAST BUTOH” がロサンゼルスのギャラリー Nonaka Hill で開催されました。この「最後の舞踏」は土方 巽の新しい舞踏の始まりでもあったのです。「一歩、また一歩と生命が歩き、その生命に肉体が引きずられる」舞踏でした。決して舞台を降りるべき舞踏家の踊りではありませんでした。
自ら舞台を降りた土方巽は、1974年には舞踏の新たな活動を展開します。新宿アート・ビレッジ、ついでシアター・アスベスト館での連続公演の驚くべき舞踏活動でした。2024年は、50年前に土方巽がなぜ舞台に立つことを辞めたのかをあらためて問いかけます。

没後38年の「土方 巽を語ること」はゲストスピーカーとして吉増剛造さんを招いてお話をしていただきます。詩人としての吉増剛造さんについて紹介するまでもありませんが、近年、吉増さんは次々とドキュメント映像に出演されて、まさに静かに生命の火を燃やしつづけられています。
吉増さんは、1968年の土方 巽のソロ公演《土方巽と日本人 ── 肉体の叛乱》で土方 巽の舞踏に初めて立ち会い、それ以降も土方 巽の舞台に接しています。そして50年を超えて、土方 巽の踊りについて語り、街角での歩行について語り、さらには土方巽の言葉の声に耳を傾けてこられました。

2024年1月21日は、吉増剛造さんと語り合う場にぜひご参集ください。
                                      (森下隆記)
* 諸般の事情により、開催形態や内容に変更が生じる可能性がございます。必ず直前にアート・センターHPをご確認の上、お越しくださいませ。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター  本イベント特設コーナー
[ 関 連 : 活版アラカルト 〔講演会〕慶應義塾大学アート・センター|アムバルワリア祭XⅢ|西脇順三郎と「何でも諧謔」の世界─えっ、芭蕉?ボードレールも?|’24年1月20日開催]

【パフォーマンス】高知県立美術館|高知ライブエール・プロジェクト|きむらとしろうじんじん|焼立器飲茶美味窯付移動車・野点2023 [土佐市]|’23年12月10日|終了

☆ アレです、アレ。ノリだしたらどうにもとまらない高知県立美術館です。本稿の読者はご寛恕を ☆
高知県立美術館焼き物01

高知県立美術館
高知ライブエール・プロジェクト
きむらとしろうじんじん|パフォーマンス 【土佐市】2023年12月10日[日]
焼立器飲茶美味窯付移動車・野点2023
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パフォーマンス
お茶碗をつくりに、お抹茶を飲みに、ぜひお立ち寄りください ── きむら としろう じんじん
日 程|2023(令和5)年12月10日(日)昼ごろ〜日暮れ
会 場|土佐市[高岡蚤の市]・高岡商店街大久保家のしだれ桜下
料 金|お茶碗作り 1個2,500円 …… 所要時間1時間
    お抹茶1杯             300円(いずれも税込)

*お茶碗の数には限りがあります。売り切れの際はご容赦を。
 (予約はできません、ご了承ください)
*小雨決行。天候がどんどん悪くなりそうな時、大雨や大風の時はやむをえず場所を移動したり
 中止にすることがあります。詳しくはお問い合わせください。
*11月5日[日]高知県立美術館・隣接の緑地でも開催します〔終了〕。

お問合せ|高知県立美術館 088-866-8000(9:00-17:00)
協 力|セブンデイズホテル、特定非営利活動法人トサシカケNITARI、高岡商店街蚤の市
助 成|文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業
    (アートキャラバン2)|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名|JAPAN LIVE YELL project
主 催|高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
────────────────────── 高知県立美術館焼き物02高知県立美術館焼き物03インパクトのある姿で行うアーティスト・きむらとしろうじんじんの野点(のだて)は、参加者が絵付けしたお茶碗をその場で「楽焼」という方法で焼き上げ、焼き立てのお茶碗でお茶を飲む陶芸お抹茶屋台です。
高知県立美術館では、2003年に開館10周年記念プロジェクトとして、高知市内6か所で野点を行いました。その日、その時の風景の中で、その場に居合わせた誰もが楽しいひとときを過ごした野点を記憶する人は多く、リクエストの多いプロジェクトのひとつです。
今回は開館30周年を記念して、高知では14年ぶりに野点を行います。お抹茶を飲んだり、焼きあがるお茶碗を眺めたり、おしゃべりしたり……気軽にお立ち寄りください。お待ちしています。

① 11月5日(日)高知市
会場=高知県立美術館・隣接の緑地〔好評裡にて終了〕
開店5周年の記念イベントとして野点を行ったアジア食堂・歩屋。「皆さんの楽しむ姿を隣でほくそ笑みたい」という歩屋さんをはじめ、軽食の出店も予定しています。ほっこりと一日お過ごしください。
② 12月10日(日)土佐市
会場=高岡商店街大久保家のしだれ桜下
いつもはシャッターが降りた元商店や空き地、軒先などで毎月第2日曜日に開催される高岡蚤の市に出店します。古き良きものが眠る商店街めぐりとともにお楽しみください。

< プロフィール >
きむらとしろうじんじん|1967年新潟生まれ、京都在住。京都市立芸術大学大学院美術研究科で陶芸を学ぶ。1995年より「焼立器飲茶美味窯付移動車・野点」をスタート。素焼きのお茶碗と陶芸窯・お茶道具一式を積んだリヤカーを携え、国内外各地のサポーターとともに野点を行う。

※ 本稿編者としてはなにもいうことはありません。ただ読者の皆さまのご寛恕にすがるだけです。※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
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