月別アーカイブ: 2023年9月

【展覧会】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|須藤玲子:NUNOの布づくり|Sudo Reiko : Making NUNO Textiles|’23年10月8日-12月10日

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丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
須藤玲子:NUNOの布づくり
Sudo Reiko : Making NUNO Textiles
会  期  2023年10月8日[日]- 12月10日[日]
会  場  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
      763-0022 香川県丸亀市浜町80-1 
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日(10月9日は開館)、10月10日[火]
観  覧  料  一 般 950円、 大学生 650円
      * 同時開催常設展「猪熊弦一郎展 生活に美を」観覧料を含む
      * 前売り、各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、
      独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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テキスタイルデザイナーの須藤玲子(茨城県出身、1953 – )と、須藤が率いる「NUNO」の活動を紹介します。思いがけない素材を使用したり、伝統的な職人技と最新の工業技術を組み合わせたり、いち早くサスティナビリティに取り組むなど、従来の概念にとらわれないアイデアあふれる須藤とNUNOのデザインは、身近な「布」に新たな視点を次々に提示し、現代のテキスタイルデザインをリードし続けています。

本展は、2019年に香港のミュージアム、CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)で企画、開催されたもので、コロナ禍のヨーロッパを巡回後、待望の日本開催となります。日本各地の職人、工場との協働作業や、素材の可能性を広げる取り組みに注目し、普段は見ることのできないテキスタイルの制作過程を、音と映像を交えたインスタレーションで展観します。創作の現場に触れることで、生活必需品としてのテキスタイルをあらためて見返し、観る人の暮らしに新たな美を加える機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

【イベント】奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023|最涯の芸術祭、美術の最先端。|会 場 石川県珠洲市-すずし-全域(247.20 km²)|’23年9月23日-11月12日|奥村浩之彫刻作品|会期終了

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<イベント>
奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023
最涯の芸術祭、美術の最先端。
会  期  2023年9月23日[土]- 11月12日[日](木曜定休)
会  場  石川県珠洲市-すずし-全域(247.20 km²)
主  催  奥能登国際芸術祭実行委員会
      実行委員長 泉谷満寿裕(珠洲市長)
      総合ディレクター 北川フラム(アートディレクター)
特別協力  北國新聞社
後  援  金沢経済同友会/北陸放送/テレビ金沢/エフエム石川/ラジオかなざわ/
      ラジオこまつ/ラジオななお
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< 奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023 とは >
本州の中央から日本海に飛び出している能登半島。石川県珠洲市-すずし-はその先端に位置しています。三方を海に囲まれた「さいはて」の地。そんな珠洲には、かつて日本海に開かれた「先端」としての歴史があり、祭りや食をはじめとする豊かな文化が残されています。
現在は不便な「さいはて」でも、視点を変えれば未来を切り開く「先端」になる。この発想が本芸術祭の出発点です。 「奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023」は、国内外のアーティストが 珠洲 という場所に向き合い、土地に根差した作品表現をすることで支持を集めてきました。そして今秋、3回目となる『奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023』が開幕します。
アーティスト、市民、サポーターが協働してつくられる現代アートと奥能登の風土が響きあい、五感を揺さぶる時間と空間の体験が生まれます。


< 開催地は、石川県珠洲市 >

能登半島の先端に位置し、三方を海に囲まれた珠洲市。北からの寒流と南からの暖流が交わる場所。荒々しい岩礁海岸の外海と、波穏やかな砂浜の内海という2つの海をもつ、美しい自然景観が自慢のまちです。
黒瓦と板壁の家が軒を連ね、日本の原風景を感じさせる町並みが今も残っています。豊かな里山里海の中で育まれた固有の文化も多く、「奥能登珠洲の秋祭りとヨバレ」に象徴される「祭り」と、「食」の文化や農耕儀礼「あえのこと」などの伝統的な文化が受け継がれています。揚げ浜式製塩や炭焼き、珠洲焼、珪藻土などを使った七輪などの伝統的な生業も大切に受け継がれています。これらの伝統的な技術や農耕儀礼、豊かな「能登の里山里海」は平成23年に世界農業遺産に認定されました。

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『奥能登国際芸術祭2023 / Oku-Noto Triennale 2023』参加アーチスト
奥村浩之〈日本/メキシコ〉
Hiroyuki Okumura(Japan / Mexico)
Retrato1963年石川県金沢市に生まれる。1988年金沢美術工芸大学大学院修士課程修了。1989年にメキシコ古代文明とラテンアメリカ文化に興味を持ち渡墨し、現在に至る。メキシコを中心に作家活動を行い、メキシコ産石材、主に大理石を使って彫刻を制作する。建築家と組んでモニュメント制作も行う。代表的モニュメント作品にメキシコ国ベラクルス大学文化センター Tlaqná のコンサートホール壁面レリーフがある。

主な展覧会歴
-2005年 カサ・ディエゴ・リベラ美術館(メキシコ)にて個展
―第33回 セルバンティーノ国際フェスティバルにて、在住作家として招待される。―
-2016年 フェデリコ・シルバ現代彫刻美術館(メキシコ)にて個展
-2019年 マヌエル・フェルゲーレス抽象美術館(メキシコ)にて個展

<出展作品>
風 と 波 07
風と波 写真1 風と波 写真2作家:奥村浩之の石彫を特徴づける「割戻し」という技法でつくられた、うねる波のような造形。白く輝く石素材のテクスチャーは、陽光の当たり方によって異なる表情を見せ、時に優しく、時に荒々しい、珠洲 -すず- の波や風を思わせる。高い空と広い海という大自然に囲まれても、どっしりと安定した石彫は、圧倒的な存在感を感じさせる。(『奥能登国際芸術祭2023』NEW 07ゟ)

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご参加・ご観覧ください。
[ 詳 細 : 奥能登国際芸術祭2023 ]

【展覧会】弥生美術館|アンティーク着物の魅力再発見!|「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展|’23年9月30日-12月24日

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弥生美術館
アンティーク着物の魅力再発見! 
「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展
会  期  2023(令和5)年9月30日[土]- 12月24日[日]
会  場  弥生美術館
      113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、11月14日[火]
      * ただし10月9日[月・祝]開館、10日[火]休館
      * 11月14日[火] 中間展示替えのため臨時休館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と2館併せてご覧いただけます
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アンティーク着物ブームの牽引役として登場した〈銘仙-めいせん〉。大正から昭和初期に女学生を中心に大流行した着物ですが、現代の着物にはない斬新な色柄が多く、胸ときめきわくわくさせられます。
本展では、銘仙蒐集家・研究家である桐生正子氏の約600点のコレクションから選び抜いた約60点の銘仙を紹介。着物スタイリストの大野らふ氏のコーディネートでお届けします。
100年前の女学生文化は新しいことの連続、ささやかな闘いの歴史です。伝統的な日本の価値観に西洋の文化や考え方が流入してきた時代。そんな過渡期に生まれた若い女性たちのカルチャーを、銘仙を通してひもといてゆきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 弥生美術館

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二が見つめた1920年代 -震災からモダンガールの表現まで-|’23年9月30日-12月24日

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竹久夢二美術館
夢二が見つめた1920年代 -震災からモダンガールの表現まで-
会  期  2023年9月30日[土]- 12月24日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日、11月14日[火]
      * ただし 10月9日[月・祝]開館、10日[火]休館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
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詩人画家・竹久夢二(1884-1934)が活躍した明治・大正・昭和は、レコードが大衆に受け入れられ隆盛した時代と重なります。はやり唄や落語、政治家の演説など様々な音源が記録され、音楽と音声を聴くためのレコードが日本で製造・発売して約110年の時間が流れました。
本展では、明治・大正・昭和戦前期に蓄音器で聴いていた、選りすぐりのSPレコードと共に、夢二が手掛けた楽譜表紙絵のデザインや時代風俗を描いた作品を展示紹介します。「ぐらもくらぶ」代表・保利透コレクションを中心とした貴重なレコード及び資料と、大正ロマンを象徴する竹久夢二から見た、音楽を中心とした日本の近代芸術における足跡をお楽しみください。
〔協力:ぐらもくらぶ  レコード資料監修:保利透〕
浅草オペラ

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ── ジョナサン・スウィフト『死なない人たち』|発表紹介

すぎもと01 すぎもと02 すぎもと03 すぎもと04 すぎもと05{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

『死なない人たち』はジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』の第三篇、
ストラスドブルグに関する記述を抜粋して作りました。
現在の高齢化社会の現状と一脈通じるところがあるような気がしました。
この先、人工的に寿命がコントロールできる時代が来る予感がします。
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制作の感想は、まあ可もなく不可もなくというところです。
最低限、開きやすく読みやすい本にしたかったので、本文用紙は薄くしています。
今回のように無難な出来上りは、自分にとってある意味退屈です。
もし作りなおすことがあれば、表紙は布装にしたいと思います。
なぜなら仕上がりが想像できないから……。
これ見よと【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】菊池寛実記念 智美術館|陶芸の進行形|’23年9月30日-11月26日

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菊池寛実記念 智美術館
陶芸の進行形
会  期  2023年9月30日[土]- 11月26日[日]
会  場  菊池寛実記念 智美術館
      105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル  
休  館  日  月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日[火]
開館時間  11:00-18:00  * 入館は17:30まで
観  覧  料  一 般 1100円、大学生 800円、小・中・高生 500円、未就学児は無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
──────────────智美美術館02◆ 菊池寛実記念 智美術館|陶芸の進行形|’23年9月30日-11月26日 ◆

本展は、1970年代から1980年代半ば生まれの世代を中心に25名の陶芸家をノミネートし、現在進行形の陶芸作品をご紹介する展覧会です。25名はいずれも当館が2004年度から隔年で開催している公募展「菊池ビエンナーレ」で受賞、入選してきた作家たちです。
現在、40代から30代後半になる彼らは、陶芸の素材や技法、制作工程や歴史、伝統といった陶芸にまつわる要素に独自の視点を持ち、あるいは更に、現代美術の発想や多様なカルチャーからの影響を反映させ、現在の美意識で陶芸作品を制作しています。一つの世代として括るには年齢に幅がありますが、団塊ジュニアを含み、大半をロストジェネレーションが占めるこの世代は日本の陶芸界においては層が厚く、制作の初期段階から「菊池ビエンナーレ」をはじめ様々な公募展を通して意欲的に作品を発表し、存在感を示してきました。
その後のキャリア形成は様々で、公募展での発表を継続する作家がいる一方、国内外での個展活動に注力する作家、または出産や育児を経て活動を本格的に再開した作家など、現状は異なります。本年、「菊池ビエンナーレ」の第10回展開催を迎える記念に、その軌跡として25名の作家たちの今をご紹介し、進行形の陶芸作品をご覧いただきます。
また、「特別展示」として第9回展までの大賞作品を一堂に展示し、併せて「菊池ビエンナーレ」の歴史を振り返ります。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 菊池寛実記念 智美術館

【展覧会】東京都美術館|上野アーティストプロジェクト 2023|いのちをうつす ― 菌類、植物、動物、人間|’23年11月16日-’24年1月8日

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東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ― 菌類、植物、動物、人間
Ueno Artist Project 2023 : Picturing and Touching the Lives of Others — Fungi, Plants, Animals and Humans
会  期  2023年11月16日[木]- 2024年1月8日[月・祝]
会  場  東京都美術館 ギャラリー A・C
      110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  室  日  ’23年11月20日㈪、12月4日㈪、12月18日㈪、12月21日㈭-’24年1月3日㈬
開室時間  9:30 - 17:30(入室は 閉室の30分前 まで)
夜間開室    金曜夜間開室 ’23年11月17日㈮、11月24日㈮、12月1日㈮、12月8日㈮は
      9:30 - 20:00(入室は 閉室の30分前 まで)
      * 同時期開催の特別展「永遠の都ローマ展」のチケット提示にて入場無料
      * 割引、各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
──────────────────────20231006193437_00001★ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ★

この展覧会では、人間以外の自然界のいきものを「うつす」ことに取り組み続けてきた6名のつくり手たちをご紹介します。

創作・表現活動において、動物や植物という題材は非常にポピュラーなものですが、今回注目するのは、特定のいきものと分かちがたい関係を結び、数十年にわたり高い熱量を絶やすことなく、それらの姿を追いかけ続けた/続けているつくり手たちです。
偶然の出会いを機に野生きのこに魅了されて以来、様々な土地に生息するきのこを探し描き続けている小林路子(こばやし みちこ)。明治末-昭和期の画壇で活躍する一方、少年の頃から草花を愛で、それらの姿を日々描き記録し続けた辻永(つじ ひさし)。木象嵌職人として鍛え上げた手わざにより、日本におけるバードカービングの世界を切り拓いた内山春雄(うちやま はるお)。詩的かつ実験的作風で戦後写真界に躍り出たのち、その後半生をサラブレッドの撮影にささげた今井壽惠(いまい ひさえ)。大学在学中に牧場で出会ったウシに魅せられ、酪農の現場で働きながらウシたちの存在を木版画に刻み続けている冨田美穂(とみた みほ)。世界各地の動物園やアフリカの野生に暮らすゴリラを追いかけ、心を交わし、描き記してきた阿部知暁(あべ ちさと)。

ひとつの主題を切実に求め、それらの姿を写し、描き、かたどることを通して、それぞれのつくり手たちは何を見つめてきたのでしょうか。本展では、「うつす」という営みの中で繰り広げられる、他者との触れあいの様々なあり方と向き合いながら、私たち人間が他のいきものたちと共に生きていく未来について、考えていきたいと思います。

なお、本展では、視覚に障害のある方にも作品を味わっていただけるよう、一部、手で触れて鑑賞する作品や触察ツールをご用意しています。
※「上野アーティストプロジェクト」は、「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るため、公募展に関わる作家を積極的に紹介する展覧会シリーズとして2017年より毎年異なるテーマを設けて開催しています。

◆ みどころ ◆
1.  数十年間のまなざしをたどる
展示作品をとおして、数十年以上にわたって一つのいきものを追いかけ続けてきたつくり手たちのまなざしの軌跡をたどります。特定のモチーフにひたむきに向き合い続ける中でしか生み出され得ない、奥深い魅力を持つ作品をご堪能ください。
2.  うつされた=記録されたいきものたち
対象を観察し、その姿を写実的にうつしとるという制作姿勢から生み出された作品は、つくり手たちの表現であると同時に、それぞれの個体の記録としての学術的な意味も有しています。自然界に生息するいきものたちのありのままの姿を、自然科学的な視点からもお楽しみください。
3.  触って鑑賞する
本展では視覚に障害のある方のために内山春雄氏(UCHIYAMA Haruo)が開発した鳥の彫刻「タッチカービング」約40点をはじめ、手で触って鑑賞する作品や「触察」ツールを展示します。障害の有無にかかわらずどなたでも、触覚を使った鑑賞を体験いただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最終情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|中国青銅器の時代|’23年度後半期開館 二期制開催 ’23年9月9日-12月10日

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
中国青銅器の時代
会  期  2023年度後半期開館  2023年9月9日[土]- 12月10日[日]
         2023年 9 月  9日[土]- 10月15日[日]
         2023年11月 3 日[金・祝]- 12月10日[日]
休  館  日  月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
入  館  料  一 般 800円 高大生 600円 中学生以下 無料
      * 本展覧会の入場料で企画展もご覧いただけます
      * 20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      TEL 075-771-6411 FAX 075-771-6099 
      お問い合わせ フォーム 
主  催  公益財団法人泉屋博古館
──────────────────────泉屋博古館京都1002泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|中国青銅器の時代|2023年度後半期開館|’23年9月9日-12月10日

住友コレクションと言えば、中国青銅器。

今から3000年以上前の殷の時代から、中国では高度な鋳造技術が発達し、
繊細で複雑な造形の青銅器が数多く生み出されました。
その魅力を様々な角度から、4つの展示室のテーマに沿ってご紹介いたします。
世界有数の呼び声も高い住友コレクションの中国青銅器、
その精緻な美しさに是非触れてみてください。

〇 第三室特集展示「青銅器になった動物たち」
── 京都市動物園 × 泉屋博古館 ──
はるか昔からつづく人と動物のかかわりの歴史のなかで、動物の姿はさまざまなアートのなかに表現されてきました。いまから約三千年前の中国では、高度な鋳造技術が発達し、動物の姿をした青銅器が優れた造形感覚によってつくられています。古代の人々は動物をどのように観察し、どのような思いを込めてその姿を見つめてきたのでしょうか。
ともに京都東山の地で活動する泉屋博古館と京都市動物園のコラボレーションにより、動物学 × 考古学という新しい視点から、その魅力と謎に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 ] 

【展覧会】徳島県立近代美術館|特別展 ディーン・ボーエン展|オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち|’23年9月16日-12月10日

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徳島県立近代美術館
特別展 ディーン・ボーエン展
オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち
会  期  2023年9月16日[土]- 12月10日[日]
会  場  徳島県立近代美術館 展示室3
      770-8070 徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内 TEL: 088-668-1088
開館時間  9:30 ― 17:00
休  館  日  毎週月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日[火]、10月10日[火]
観  覧  料  一 般 900円 高校・大学生 670円 小・中学生 450円 
      * 特別展の観覧券で所蔵作品展もご覧いただけます。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  徳島県立近代美術館
────────────────────徳島近美0902◆ 徳島県立近代美術館|特別展 ディーン・ボーエン展|オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち|’23年9月16日-12月10日◆

ディーン・ボーエン(1957- )は、現代オーストラリアを代表する作家です。メルボルンを拠点に、版画をはじめ、油彩画、水彩画、彫刻、廃材によるアサンブラージュなど、様々なジャンルで活躍しています。西洋のモダニズムや原始美術などあらゆる芸術を愛し、従来の美術の枠組みを超えてゆくアール・ブリュット(生の芸術)の巨匠ジャン・デュビュッフェからも大きな影響を受けています。
本展では、ボーエンの多彩な創作活動を約150点の作品でご紹介します。広大なオーストラリアの大地と自然や都市、そこに生きる人間や動物などの身近なモティーフが、ユーモアと想像力にあふれた親しみやすい姿で表現されています。そこにはハリモグラやコアラなどオーストラリア固有種も登場します。チャーミングで心温まる作品を楽しみながら、私たちの身近な自然や街、そして生き物の命の豊かさを再発見する機会にもしていただけたら幸いです。
また会期中には、作家本人を招いたワークショップをはじめ、さまざまなイベントの開催を予定しています! 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳島県立近代美術館

【展覧会】栗田美術館|特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き|’23年9月16日-’24年2月25日

栗田0801栗田美術館
特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き
期  間  2023年9月16日[土]- 2024年2月25日[日]
休  館  日  月曜日(但し、祝日の場合は翌日)、年末年始 12月28日-1月2日
開館時間  午前9時30分-午後5時 * 入館は4時半まで 
会  場  栗田美術館 陶磁会館1階展示室
      329-4217 栃木県足利市駒場町1542 * 大駐車場あり
      電 話 0284-91-1026  FAX 0284-91-2153
入  館  料  一 般 1,250円、 小 中 高 生 500円
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栗田0802◆ 栗田美術館|特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き ◆
栗田美術館(KURITA MUSEUM)は、江戸時代に肥前鍋島藩で生産された、伊萬里、柿右衛門、鍋島を所蔵する、世界屈指の陶磁美術館です。三万坪の豊かな自然に囲まれた広大な敷地には、格調高い建築物が点在し、世界の人々を魅了した名陶が常時展示されています。

古来、酒は神にささげるものであったといいます。そのための酒器は、祭祀や儀式のうつわとして重要な役割をもっていました。その後貴族や武家により酒宴の形式か整えられ、近世には庶民にまで飲酒が滲透すると、日常のううわとして、もてなしの趣向として、多彩な酒器か作られました。

伊萬里焼の酒器には、酒を保存する壺や瓶、酒を注ぐ徳利や銚子.そして洒を飲むための盃や猪口があります。このほかにも、盃を載せて客に勧める盃台や、献酬のために用いた盃洗なども、酒席での重要なアイテムです。さらに、ワインやビールに適したうつわ、すなわち日本とは異なる形の酒器が求められると、みごとに対応しています。これら国内用と海外向けの60件余りを、今回の特集陳列でお凍しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 栗田美術館 ]

【展覧会】国立科学博物館|関東大震災100年企画展 「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」|’23年9月1日-11月26日

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国立科学博物館
関東大震災100年企画展
「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」
開催期間  2023(令和5)年9月1日[金]- 11月26日[日]
開催場所  国立科学博物館
      110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
      [第1会場] 日本館1階 企画展示室
      [第2会場] 地球館1階 オープンスペース
      [特設会場] 日本館1階 中央ホール ※10月11日[水]-
開館時間  9時 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日) * ただし10月2日[月]は開館
入  館  料  一般・大学生:630円 * 高校生以下および65歳以上:無料
      * 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
監修協力  東京大学
主  催  国立科学博物館
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関東に甚大な被害を及ぼした1923(大正12)年関東大震災が発生してから、今年で100年を迎えます。
本展は、関東大震災とその復興、この100年間での地震防災研究、現在の災害対策やその課題について紹介します。人と自然、科学技術の関係や、過去から学び未来へ継承していくことの重要性を考える展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館

【展覧会】日本民藝館|特別展 村田コレクション受贈記念 西洋工芸の美|’23年9月14日-11月23日|終了

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日本民藝館
特別展 村田コレクション受贈記念
西洋工芸の美
会  期   2023年9月14日[木]- 11月23日[木・祝]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)
会  場  日本民藝館 本館大展示場
      153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  一 般  1,200円、 大高生  700円、 中小生  200円                
────────────────────日本民藝館0902◆ 日本民藝館|特別展 村田コレクション受贈記念|西洋工芸の美
故村田新蔵氏と洋子氏が蒐集した、西洋を中心とする工芸品は、主に16世紀から19世紀までの民衆が用いた陶器、硝子、木工、金工などで形成されています。
日本で人気を博す、スリップウェアやウィンザーチェアなど、多数の優品が含まれた村田コレクション。本展は800点を超えるコレクションの受贈を記念し、両氏が生涯をかけて蒐めた西洋工芸の精華を紹介します。

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日(第二・第三の水曜と土曜)は特に混雑が予想されます。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館

【展覧会】平塚市美術館|新収蔵品展 特集展示:藤田嗣治の初期作品|’23年9月23日-’24年2月18日

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平塚市美術館
新収蔵品展 特集展示:藤田嗣治の初期作品
会  期  2023年9月23日[土]- 2024年2月18日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし10月9日、’24年1月8日、2月12日は開館、翌火曜日は休館
      * 年末年始(12月29日-’24年1月3日)
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
会  場  平塚市美術館 展示室 1
      254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 電話:0463-35-2111
観  覧  料  一 般 200円、高大生 100円、中学生以下、毎週土曜日の高校生は 無料
      * 各種割引、優待情報などは、下掲詳細参照
主  催  平塚市美術館
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平塚市美術館では作品収集の活動を継続的におこなっています。
本展では2021年度と2022年度に新たに収蔵された作品約40点を紹介いたします。いずれも湘南地域にゆかりのある作家あるいは企画展などをきっかけに寄贈・寄託となった作品です。

展覧会を契機に収蔵された作品のうち、内田あぐり《わたしの前にいる、目を閉じている #09T》は「湘南と作家2」(2011年)に出品されたものです。人体の表現を追求してきた作家が、具体的なイメージを解体し、画材の物質性や偶然にできる色や形を画面にあらわそうとしたシリーズの1点です。遠藤彰子《岐路》は「物語る 遠藤彰子展」(2021年)に出品されました。魚眼レンズのような視野で見る風景は、都市風景を描いた一連の作品に数えられます。
このほか、島田章三や髙良眞木など湘南地域にゆかりのある作家の作品が収蔵されました。おなじみの作家の新たな顔ぶれをお楽しみいただければ幸いです。

さらに、展示室内に特集コーナーを設け、2018年度に寄託された藤田嗣治の油彩画《おことさん》をその関連作品10点とともに展示します。本作品は藤田が東京美術学校在学中に描いたもので、画業の最初期における貴重な作例として位置づけることができます。
当館で1993年に開催された企画展「湘南の美術と文学」以来30年ぶりの公開となり、タカシマヤ文化基金の助成を得て修復処置と光学的調査をおこなった成果ともに紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 平塚市美術館

【展覧会】原田泰治美術館|開館25周年記念特別企画展|〔第3回高橋まゆみ人形展〕やっと会えた、ぬくもり溢れるふるさとの風景、人、こころ|’23年8月31日-11月26日

高橋まゆみ人形展 高橋まうみ人形「ぬくもり」 © 高橋まゆみ人形館 写真撮影  嶺村 裕   原田泰治美術館

原田泰治美術館
開館25周年記念特別企画展 〔第3回高橋まゆみ人形展〕

やっと会えた、ぬくもり溢れるふるさとの風景、人、こころ
会  期  2023年8月31日[木]- 11月26日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 閉館30分前 まで)
休  館  日  月曜日(祝日開館)
会  場  諏訪市原田泰治美術館 第1展示室
      392-0010 長野県諏訪市渋崎1792ー375 TEL: 0266-54-1881
観  覧  料  大 人 840円、中・高校生 410円、小学生 200円、障がい者 (大人) 410円
協  力  高橋まゆみ人形館
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あたたかくてごつい祖父の手、丸まった優しい祖母の背中。こぼれんばかりの笑顔とあふれる涙。人情味あふれる人形を創る高橋まゆみさんの人形展、当館で6年ぶりの開催となります。飯山でコツコツと人形を創り続ける作家高橋まゆみさん。農家の嫁、母、娘として、また作家として長年苦楽を人形と共にされてきました。自身の経験や身近な人をモデルに作られた人形の細かなしぐさには、誰もが目を細めてしまいます。
「これから見られなくなるであろう光景を残すこと」に使命を感じているという高橋さん。原田泰治さんと同じく失われつつあるふるさとの風景を見つめている作家の一人です。
本展は、「ぬくもり」をテーマに人形80体を展示。ほっこりとあたたかな人形の世界をお楽しみください。人と人との距離が疎遠になる中で、ぽっかりと空いた「心の隙間」を埋めるように、人形たちがそっと寄り添ってくれることでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 諏訪市原田泰治美術館 

【展示】国立民族学博物館|カナダ北西海岸先住民のアート ― スクリーン版画の世界|’23年9月7日-12月12日

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国立民族学博物館
カナダ北西海岸先住民のアート ― スクリーン版画の世界
会  期  2023年9月7 日[木]- 12月12日[火]
会  場  国立民族学博物館 本館企画展示場
      565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  水曜日
観  覧  料  一 般 580円、 大学生 250円、 高校生以下 無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細 こちら 参照。
協  力  ハイダ・グワイ博物館、UBC人類学博物館、公益財団法人千里文化財団
主  催  国立民族学博物館
────────────────────民博カナダ02国立民族学博物館|展示  カナダ北西海岸先住民のアート ― スクリーン版画の世界
カナダの太平洋沿岸には、ハイダやクワクワカワクゥ、コースト・セイリッシュといった先住民族が住んでいます。彼ら/彼女らは、北西海岸先住民と総称されており、大型の木製彫刻柱「トーテムポール」を制作し、ポトラッチ儀礼を行うことで知られています。
1960年頃から伝統的文化の復興や創造的継承が始まり、今日に至っており、この動きをけん引したもののひとつが、スクリーン版画の制作でした。
本展示では、ユニークな北西海岸先住民版画を紹介するとともに、社会変化と版画の変化との対応関係を提示します。

<展示構成>
第1章 北アメリカ北西海岸地域の自然、人びと、歴史
第2章 北西海岸先住民のスクリーン版画
ハイダ民族の版画/ツィムシアン民族の版画/クワクワカワクゥ民族の版画/ヌー・チャー・ヌルス民族の版画/コースト・
第3章 北西海岸先住民の新しい版画とは
ジークレー版画/ハイダ・マンガ

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館 ]

【イベント】国立民族学博物館|エントランスホールイベント|版画展 田主 誠 Museum of Dreams ─ みんぱくと歩んだ版画家の創作世界|’23年9月7日-11月28日

0904国立民族学博物館 0905国立民族学博物館

国立民族学博物館|エントランスホールイベント
版画展  田主 誠 Museum of Dreams ─ みんぱくと歩んだ版画家の創作世界
開  催  日  2023年9月7日[木]- 11月28日[火]
     【第1期】 9 月7日[木]-10月 3 日[火] 民話の世界/民族博物誌/民博百景 など
     【第2期】10月5日[木]-10月31日[火] 心をひろう旅/いい日本みつけた/会社じんるい学 など
     【第3期】11月2日[木]-11月28日[火] 心の旅 西国三十三所/山頭火の風景/三角形に魅せられて など
     【通 期】仮面の世界/装丁・装画の仕事 など         
会  場  国立民族学博物館 エントランスホール(本館1F)
      565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
      TEL: 06-6876-2151(代表) FAX : 06-6875-0401
時  間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで) 水曜日休館 観覧無料
      * 期間中、ミュージアムショップで関連作品、書籍、グッズなどを販売します。
      * 本館展示、特別展は別途観覧料が必要です。
主  催  国立民族学博物館
────────────────────0905国立民族学博物館◆ 国立民族学博物館|エントランスホールイベント|版画展  田主 誠 Museum of Dreams ─ みんぱくと歩んだ版画家の創作世界 ◆

ミュージアム・オブ・ドリームス

(田主 誠「ある夏の日に」より)

ある夏の日に
はくぶつかんでみたのは
可愛い人形がいる
馬車のおうち

ある夏の日に
はくぶつかんできいたのは
チンドラチンドラ
ふしぎな音

ある夏の日に
はくぶつかんでみたのは
川でのってみたい
丸木舟

ある夏の日に
みんぱくでおもったのは
世界のひとびとの
たくさんのやさしさ

みんぱくは たくさんの 
やさしさと ほほえみ

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館

【展覧会】台東区立朝倉彫塑館|特別展「兄と弟 渡辺長男と朝倉文夫」|’23年9月9日-12月10日

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台東区立朝倉彫塑館
特別展「兄と弟 渡辺長男と朝倉文夫」
会  期  2023年9月9日[土]- 12月10日[日]
所  在  地  台東区立朝倉彫塑館
      110ー0001 東京都台東区谷中7丁目18番10号
      電話番号 03-3821-4549
開館時間  午前9時30分 - 午後4時30分 (入館は 午後4時 まで)
休  館  日  月・木曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)
      * 展示替えなどのため臨時休館することがございます。
入  館  料  一般 500円、小・中・高校生 250円
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
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明治から昭和を代表する彫刻家 朝倉文夫は1902年、すでに彫刻家として活躍していた兄 渡辺長男(わたなべ おさお、1874-1952)を頼り上京します。制作に励む兄の日常に接し、その技術力に驚嘆する日々を送りながら、やがて自らも粘土を握りはじめます。
程無くして東京美術学校に入学、そこからは破竹の勢いで彫刻家として活躍します。それぞれに異なる持ち味を有する彫刻家である兄弟は、相互に協力、影響し合います。ふたりの作品などを通して、その関係に迫ります。

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< 朝倉彫塑館 建物について >    同館ウェブサイトゟ抜粋
朝倉彫塑館は、彫刻家 朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。朝倉は東京美術学校を卒業した1907(明治40)年、24歳の時に谷中にアトリエと住居を構えました。当初は小さなものでしたが、その後、敷地を拡張したり増改築を繰り返したりして建築を楽しみます。その様はまさに普請道楽といえるでしょう。
現在の建物は1935(昭和10)年に建てられました。建物は朝倉が自ら設計し、細部にいたるまでさまざな工夫を凝らしており、こだわりを感じさせます。さらに、朝倉はここを「朝倉彫塑塾」と命名し、教場として広く門戸を開放して弟子を育成しました。朝倉の教育法は独自の自然観と深く結びついており、この建物にもそれが色濃く反映されています。
その後、この建物は朝倉の遺志により遺族によって1967(昭和42)年から公開されました。1986(昭和61)年に台東区に移管され、台東区立朝倉彫塑館となりました。2001(平成13)年には建物が国の有形文化財に登録され、2008(平成20)年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。2009(平成21)年から2013(平成25)年にかけて保存修復工事を行い、耐震補強を施し、朝倉生前の姿に近づけるべく復原され、文化財的な価値を高めています。

※ 朝倉彫塑館は、はきものを脱いで入館する施設です〔館内には畳敷きの和室空間も〕。裸足での入館はできません。靴下着用をお願いいたします。スリッパやルームシューズは安全確保の観点からご持参いただいてもご使用になれません。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。

[ 詳 細 : 台東区立朝倉彫塑館

【展覧会】兵庫県立美術館|2023年度コレクション展Ⅱ|〔特 集〕Welcome!新収蔵品歓迎会|〔小企画〕美術の中のかたち-手で見る造形 遠藤 薫 眼と球|’23年9月9日-12月24日

兵庫県立美術館0901兵庫県立美術館
2023年度コレクション展Ⅱ
〔特 集〕Welcome!新収蔵品歓迎会
〔小企画〕美術の中のかたち ― 手で見る造形 遠藤 薫 眼と球
会  期  2023年9月9日[土]- 12月24日[日] * 会期中に一部展示替えを実施
開館時間  午前10時-午後6時(入場は閉館の30分前まで)
休  館  日  月曜日
      * 9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]開館。 9月19日[火]、10月10日[火]休館
会  場  兵庫県立美術館 常設展示室(1階、2階)
      651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) TEL: 078-262-1011
観  覧  料  一 般 500円、 大学生 400円、 高校生以下 無 料、 70歳以上 250円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  兵庫県立美術館
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〔特 集〕Welcome!新収蔵品歓迎会
兵庫県立美術館では、前身の兵庫県立近代美術館(1970年開館)から収集活動を続け、現在10,000点を超える作品を収蔵しています。「2023年度コレクション展Ⅱ」では、昨年新たに当館のコレクションに加わった新収蔵作品を主役に据えた特集「Welcome!新収蔵品歓迎会」と、毎年恒例の手で触れて作品を鑑賞できる小企画「美術の中のかたち―手で見る造形」展を開催します。

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兵庫県立美術館0902

〔小企画〕美術の中のかたち ― 手で見る造形 遠藤薫 眼と球

「美術の中のかたち — 手で見る造形」は、作品に触って鑑賞できる展覧会として、視覚に障がいのある方にも作品を楽しんでいただくことと、視覚に偏ってきた美術のあり方を考え直すことを目的に1989年より一年に一度開催してきた恒例のシリーズ展です。
33回目となる今回は、主に染織によって制作を行う 遠藤 薫(1989- )の作品を展示します。
日常にあふれる日用品や工芸品。その裏側には、普段通り生きていてはほとんど不可視である、歴史や社会の仕組みがあります。遠藤の作品は、そうした日常の一側面を、自身で制作した工芸品や土地の歴史や人々についてのリサーチを基に浮かび上がらせるものです。今回遠藤は何かが「生まれていく」ことに焦点を当て、触覚・嗅覚・聴覚で体感できる作品を制作します。

< 遠藤 薫 プロフィール >
1989年大阪府生まれ。2013年沖縄県立芸術大学工芸専攻染織科卒業。2016年志村ふくみ主宰アルスシムラ卒業。土地に根ざした工芸や、生活においてほとんど意識されがたい社会的、歴史的事象を、主に染織技法を用い制作された工芸品や、市井の人々へのインタビュー、文献のリサーチなどを基に探求する。
作品は、雑巾や落下傘、船の帆といった種々の布や、琉球ガラスや船それ自体にまで至る。それらを作家自身が「使う」ことによって、工芸がもつ両義性や複雑さを明るみにだす。歴史の根本を解きほぐすようなそうした作品群は、沖縄とアメリカ軍や、羊毛産業と軍需産業といった事象にまでも拡張される。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館

【展覧会】小平市 平櫛田中彫刻美術館|企画展 平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』|’23年9月7日-11月26日

平櫛田中調翁美術館0901 平櫛田中彫刻美術館0902

小平市 平櫛田中彫刻美術館
企画展 平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』
会  期  2023年9月7日[木]- 11月26日[日]
休  館  日  火曜日  * 11月27日-29日は 展示替え のため休館
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 300円、小・中学生 150円
会場住所  187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
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今年は、平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)の生誕150年です。
歴史上の人物や同時代に生きる名士など表したものを肖像彫刻といいます。平櫛田中が制作した肖像彫刻は、歴史上の人物をモデルにしたものと、存命中の人物をモデルにしたものとに大別できます。田中は両者をまったく違った方法で表現しており、田中が「どこに実感を持ちえたか」が表れています。
本展では当館の収蔵する肖像彫刻を取り上げ、田中の「リアリズム」のありようを見ていきます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館

【展覧会】安田まちなみ交流館 和 nagomi|企画展 龍馬の志を継いだ男、坂本直寛-生誕170年-|’23年7月1日-10月29日|終了乍蹔

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安田まちなみ交流館 和 nagomi
企画展
龍馬の志を継いだ男、坂本直寛-生誕170年-
開催期間  2023年7月1日[土]- 10月29日[日]
会  場  安田まちなみ交流館・和(なごみ)
      781-6421 高知県安芸郡安田町大字安田1674番地1 TEL 0887-38-3047
時  間  9:00 - 17:00(最終入館 16:30)
観  覧  料  200円(高校生以下 及び 障害者手帳等を提示者は無料)
休  館  日  火曜日(祝日の場合その翌営業日)
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安田の偉人の一人、坂本直寛は令和5年で生誕170年となります。これを記念して、直寛の生涯を紹介展示します。
直寛は安田の郷士・髙松順蔵の次男として生まれ、17歳で坂本龍馬の兄・坂本権平の養子になりました。父・順蔵の家を龍馬は度々訪れていたと言われており、少年の直寛は、龍馬の志を肌で感じていたことでしょう。
直寛はまるで龍馬の志を継いだかのように、自由民権運動に参加し、高知県議会議員として活動し、後に龍馬の夢であった北海道開拓に力を尽くしました。

この企画展では、直寛の生まれた髙松家と坂本家の繋がりや、自由民権運動、北海道での活躍などを紹介します。また、北海道の農民画家として知られる直寛の孫・坂本直行のスケッチ画も展示します。

坂本龍馬の甥:坂本直寛 ウキペディアゟ

坂本龍馬の甥:坂本直寛

<坂本 直寛 簡略紹介>
坂本 直寛(さかもと なおひろ、嘉永6年10月5日(1853年11月5日)-明治44年(1911年)9月6日)は、明治時代の自由民権運動家、高知県議会議員、キリスト教牧師。
土佐藩郷士:
坂本家5代当主であり、坂本龍馬は叔父にあたる。兄・坂本直は龍馬の養嗣子になった。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報をを確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 安田まちなみ交流館 和 nagomi

【展覧会】細見美術館|開館25周年記念展Ⅰ|愛し、恋し、江戸絵画 ― 若冲・北斎・江戸琳派|’23年 9月5日-11月5日|終了乍蹔

細見美術館上

細見美術館
開館25周年記念展Ⅰ
愛し、恋し、江戸絵画 ― 若冲・北斎・江戸琳派 ―
会  期  2023年 9月5日[火]- 11月5日[日]
      * 会期中に一部展示替えあり
所  在  地  606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL 075-752-5555
開館時間   午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
入  館  料  一   般    1,400円  学   生    1,100円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  細見美術館 京都新聞
──────────────────────細見美術館中◆細見美術館|開館25周年記念展Ⅰ|愛し、恋し、江戸絵画 ― 若冲・北斎・江戸琳派 ― ◆

細見美術館は平成10(1998)年、京都・岡崎に開館して以来、細見家の日本美術コレクションを中心に、さまざまな視点から展覧会を行ってきました。このたび開館 25 周年を記念し、コレクターが己の美意識を信じ、懸命に追い求めてきた多彩なコレクションを 2 展にわたって紹介します。

記念展の第 1 弾「愛し、恋し、江戸絵画 ― 若冲・北斎・江戸琳派 ―」では、二代古香庵(細見 實、1922-2006 / 細見美術財団前理事長)と、妻 有子(現理事長)が二人三脚で蒐集した江戸絵画を展観します。
先見の明をもって集めた、伊藤若冲のユニークな作品、葛飾北斎の肉筆美人画、さらには酒井抱一にはじまる洗練された江戸琳派の作品群など、夫妻のお気に入りを紹介します。
夫妻は蒐集した美術品を自邸に飾って楽しみ、もてなしにも用いてきました。季節やテーマ、客人の好みなどをイメージしながら、時代やジャンルを超えて取り合わされた美術品の数々は、呼応しあって空間を彩りました。
展覧会では、細見家ならではの美の競演もお楽しみいただけます。この機会に日本美術のもつ優美さ、繊細な感性、大胆なほどの力強さに心を奪われたコレクターのまなざしに触れてください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 細見美術館 Hosomi Museum  開館25周年記念展特設サイト

◆ 細見美術館 予告|開館25周年記念展Ⅱ|挑み、求めて、美の極致 ― みほとけ・根来・茶の湯釜 ―|’23年11月14日-’24年1月28日 ◆細見美術館下

【展覧会】香川大学博物館|第26回企画展 保井コノ ─ 讃岐が生んだ日本初の女性博士 ─|’23年7月21日-11月18日

香川大学博物館0801

香川大学博物館
第26回企画展 保井コノ ── 讃岐が生んだ日本初の女性博士 ──
期  間  2023年7月21日[金]- 11月18日[土]
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日  日・月曜日、祝日、8/11[金・祝]- 8/18[金]
* 10/8[日]、10/29[日]、11/3[金・文化の日]は特別開館
会  場  香川大学博物館 展示室
760-8521 香川県高松市幸町1-1 TEL 087-832-1300
入  館  料  無 料
協  力  お茶の水女子大学歴史資料館、東京大学総合博物館、(独)国立科学博物館、
雨滝自然科学館、多田 昭、田山泰三
主  催  香川大学博物館

────────────────────香川大学博物館0802◆ 香川大学博物館|第26回企画展 保井コノ ─ 讃岐が生んだ日本初の女性博士 ─ ◆

一 讃岐が生んだ日本初の女性博士 - 保井コノ

保井コノ(1880-1971)は、現在の香川県東かがわ市三本松で生まれ育ち、香川県立尋常師範学校(香川大学教育学部の前身校)で学び、1898 (明治31)年に卒業後、女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)に進学しました。1906 (明治39)年に日本初の女性科学者の科学論文を「動物学雑誌」に、1911 (明治44)年に日本女性として最初の科学論文を外国雑誌に発表しました。
1914-1916年にアメリカに留学し、シカゴ大学とハーバード大学で学びました。石炭の成因を研究し「日本産石炭の植物学的研究」としてまとめ、1927(昭和29)年に東京帝国大学理学部に学位請求し、日本における女性博士第一号になりました。
保井コノ氏の生涯と研究に取り組んだ姿勢について、標本資料などを通して紹介します。

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[ 詳細 : 香川大学博物館

【展覧会】泉屋博古館東京|企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス|’23年9月2日-10月15日

泉屋博古館0801泉屋博古館東京
企画展 楽しい隠遁生活
―文人たちのマインドフルネス
◆ 同時開催 ◆
特集展示 住友コレクションの近代彫刻
会  期  2023年9月2日[土]- 10月15日[日]
休  館  日  月曜日、9月19日[火]、10月10日[火]
      * 9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]は開館
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
      106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等ご呈示の方は無料。ほかの割引・優待情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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E268-3469伝 仇英《山水人物図(陶淵明図)》(部分)
中国・明時代 泉屋博古館

E268-3470長吉《観瀑図》(部分)
室町時代(16世紀) 泉屋博古館

E268-3471田能村竹田《梅渓閑居図》(部分)
文政10年(1827) 泉屋博古館

E268-3466岸田劉生《塘芽帖》
昭和3年(1928)頃 泉屋博古館東京

泉屋博古館0802◆ 泉屋博古館東京|企画展   楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス|’23年9月2日-10月15日 ◆
忙しない俗世を離れ、清雅な地での隠遁生活を送りたいと願うのは、超高速の情報が飛び交う現代社会に生きる私達ばかりではありません。むかしの人たちも政治や社会のしがらみから逃れ、清廉な生活にあこがれたがために、自ら娯しみ遊戯の精神を忘れず、自由を希求する「自娯遊戯」の世界を描いた絵画や工芸品を求めたりしました。

そのために、東洋の山水画には、生き方の理想や文学的なテーマが隠されていることが少なくありません。そこには、田舎暮らしのスローライフを求める「楽しい」隠遁から、厳しい現実を積極的に切り抜ける「過激な」隠遁まで、実に多種多様な隠遁スタイルが見いだせます。

本展は、理想の隠遁空間をイメージした山水・風景や、彼らが慕った中国の隠者達の姿を描いた絵画作品とともに、清閑な暮らしの中で愛玩されたであろう細緻な文房具なども併せて展示いたします。中国の士大夫や日本の文人たちが抱いたマインドフルネス(安寧な心理状態)に触れることで、暮らしを楽しむ生の充実の一助となれば幸いです。

※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】大分県立美術館|特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol. 7|’23年9月7日-11月12日

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大分県立美術館
特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol. 7

会  期  vol.7:2023年9月7日[木]- 11月12日[日]
開館時間  10:00- 19:00
      * 金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休  展  日  2023年☆月☆日[☆]
会  場  大分県立美術館  3階 コレクション展示室
      870-0036 大分市寿町2番1号 TEL:097-533-4500
観  覧  料  一 般 300円、大学・高校生 200円、中学生以下 無 料
      * 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
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大分県立美術館は、同県ゆかりの美術家の作品を中心とした 5000点 を越えるコレクションを収蔵し、年間を通じてコレクション展や企画展で紹介しています。中でも竹工芸で初めて人間国宝となった大分県出身の 生野祥雲齋(しょうの しょううんさい  本名は秋平  1904-74)の作品約80点を軸とした、およそ300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。
同館では竹工芸を、大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛-おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催します。

タイトルの「此君-しくん」とは竹の異称で、中国・晋の文人・王子猷が「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」(一日たりともこの君なしではいられない)と竹を深く愛した故事に因みます。
この特集展示(令和五年度は vol. 6, 7 を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、同館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 大分県立美術館 ] 

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|泉屋ビエンナーレ2023|Re-sonation ひびきあう聲|現代鋳金作家 × 中国古代青銅器|’23年9月9日-10月15日

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲
会  期  2023年9月9日[土]- 10月15日[日]
休  館  日  月曜日(9月18日、10月9日は開館)、 9月19日、10月10日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
      606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
      同時開催:青銅器館「中国青銅器の時代」
入  館  料  一 般 800円、高大生 600円、中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
主  催  公益財団法人泉屋博古館、住友グループ各社、京都新聞
────────────────────泉屋博古館鹿ヶ谷0803◆ 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲|
2021 年に開催された第 1 回から早や 2 年、泉屋博古館の新たな取り組みである「泉屋ビエンナーレ」は新たな鋳金作家をメンバーに加え、第 2 回を迎えることとなりました。
約 3000 年前の中国古代青銅器からインスピレーションを受け、新進気鋭の鋳金作家 10 名が新作を制作、おなじ展示会場内に陳列することで、時空を超えた対話を体験いただける刺激的な空間を演出いたします。
はるか古代から連綿とつづく鋳金の技術はどこからきて、そしてどこへと向かっていくのか。
ひびきあう聲と聲のなかから生まれる、鋳金芸術の最先端をお見逃しなく。

◆ 出陳作家一覧(敬称略・五十音順)
石川 将士/上田 剛/梶浦 聖子/久野 彩子/佐治 真理子/柴田 早穂/杉原 木三/平戸 香菜/三矢 直矢/本山 ひろ子

ココがポイント!
Re-sonationは造語。
この展覧会のタイトルは、第一回に参加された作家さんと美術館スタッフの話し合いで決められました。青銅器に込められた古代の声を聴き「共鳴-resonation」することによって、中国古代青銅器がいま「再び」新たな創作の源となるようにと願いをこめて……

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷   本展特設コーナー ]{ 活版 à la carte 過去ログ }

【展覧会】福井県立美術館|特別企画展 パリに行きたい !|~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~|’23年9月15日-10月15日

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福井県立美術館
特別企画展
パリに行きたい !
~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~
会  期  2023年9月15日[金]- 10月15日[日]
会  場  福井県立美術館
910-0017 福井県福井市文京3丁目16-1 TEL:0776-25-0452
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  会期中無休
観  覧  料  一 般・大学生 1,300円、高校生 900円、中小生 600円
* 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  福井県立美術館
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パリに行きたい ──!
もっとも刺激に満ちあふれた19-20世紀初頭のパリは、セーヌ県知事オスマンによる都市の大改造、さらに産業革命によるインフラの整備、テクノロジーの発展などによりメガ近代都市へと変貌を遂げます。
花の郤と讃えられるパリは、多くの芸術家が才能を開花させた街でもあり、今もなお、芸術都市として世界中の人びとを魅了し続けています。
モネ、ルソー、ロートレック、ユトリロに加え、エコール・ド・パリの画家のひとりであるモディリアーニなど、多くの作家の絵画・版画・写真・工芸品を通して、パリにまつわる多様な作品をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ] 

◉ 同時開催のコレクション展
「絵のなかのパラダイス / 西洋版画展」も当日チケットでご観覧いただけます。
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※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ]