月別アーカイブ: 2023年9月

【会員情報】ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本 新作 ── ジョナサン・スウィフト『死なない人たち』|発表紹介

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『死なない人たち』はジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』の第三篇、
ストラスドブルグに関する記述を抜粋して作りました。
現在の高齢化社会の現状と一脈通じるところがあるような気がしました。
この先、人工的に寿命がコントロールできる時代が来る予感がします。
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制作の感想は、まあ可もなく不可もなくというところです。
最低限、開きやすく読みやすい本にしたかったので、本文用紙は薄くしています。
今回のように無難な出来上りは、自分にとってある意味退屈です。
もし作りなおすことがあれば、表紙は布装にしたいと思います。
なぜなら仕上がりが想像できないから……。
これ見よと【 詳 細 : ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】  { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】高島屋史料館 TOKYO|企画展 陶の仏 ー 近代常滑の陶彫|’23年9月16日-’24年2月25日|終了

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高島屋史料館 TOKYO
企画展 陶の仏ー近代常滑の陶彫
会  期  2023年9月16日[土]- 2024年2月25日[日]
開館時間  10:30 - 19:30
入  館  料  無料
会  場  高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室
      東京都中央区日本橋2-4-1
休  館  日  月・火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月30日-1月2日)
主  催  高島屋史料館 TOKYO
監  修  君島彩子(宗教学者, 和光大学講師)
協  力  小栗康寛(とこなめ陶の森資料館)
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本展では、常滑焼という伝統技法の一部が西洋彫刻の近代的技法を取り込み、ハイブリッドな「陶彫-とうちょう」という存在に転換していく興味深い歴史をご紹介いたします。
「陶彫」とは、まさしく字のごとく陶を素材とする彫刻のことです。あまり知られていませんが、平安時代末期から続く常滑焼は、近代に入ると西洋彫刻の技術・知識が伝播・融合した結果として、数多くの陶彫が生み出されました。日本にまだ「彫刻」という概念が浸透する以前、工部美術学校においていち早く専門的な美術教育を受け、西洋彫刻を学んだ内藤鶴嶺や寺内半月らは、西洋彫刻そのものの社会的地位が確立していない困難な時代に、運命の悪戯から縁あってたどり着いた常滑の地で自らの西洋彫刻の技法を広めていくことになります。他方で彼らは常滑で窯芸に出会ったことにより、自らの「彫刻」作品に陶の概念を精力的に取り入れていきました。

今回、そのひとつの到達点として取り上げるのが、「観音像の清風さん」とも呼ばれていた柴山清風と彼の仏像作品です。清風は戦時中に《千体観音》や《弾除け観音》などを多数制作し、無償配布しました。生涯をかけて、常滑の地で陶の仏の創作活動を続けた彼の作品には、「職人」という一言では決して片付けられない作家性と魅力が詰まっています。本展を通して、知られざる「陶彫」の歴史とともに、近代仏像の魅力に触れていただければと思います。

また皆様には、髙島屋大阪で開催中の「万博と仏教」展(2023年8⽉5⽇- 12⽉25⽇)との連動企画として、日本橋髙島屋の屋上に設置している常滑造形集団が制作した《陶製ベンチ-月の椅子》(実際に1970年の大阪万博に出展された椅子)についても、ぜひご覧いただきたく存じます。
このシリーズの作品が、東京でこれほどまとまって鑑賞が可能になるのは初の試みです。椅子に座りながら展示の感想などを語らっていただくとともに、あふれんばかりの熱量により制作された《月の椅子》から、常滑の造形パワーを感じていただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高島屋史料館 TOKYO ] 
[ 関 連 : 活版 à la carte   髙島屋史料館|企画展 万博と仏教 ― オリエンタリズムか、それとも祈りか?|’23年8⽉5⽇-12⽉25⽇ ] 

【展覧会】東京都美術館|永遠の都 ローマ展 Rome, the Eternal City|カピトリーノ美術館の至宝でたどる二千年の歴史と芸術|’23年9月16日-12月10日|終了

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永遠の都 ローマ展  Rome, the Eternal City
カピトリーノ美術館の至宝でたどる二千年の歴史と芸術
会  期  2023年9月16日[土]- 12月10日[日]
休  室  日  月曜日、9月19日[火]、10月10日[火]
      * ただし、9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]は開室
開室時間  9:30 - 17:30 * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館 企画展示室
      110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料   般 2,000円 、大学生・専門学校生 1,100円、 65歳以上 1,300円
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
      * 平日観覧は予約不要。土日・祝日のみ「日時指定予約制」。下掲詳細チケット参照。
共  催  ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 毎日新聞社、
      NHK、NHKプロモーション
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永遠の都ローマ ― 二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられます。

本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
なお、2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」が、カピトリーノ美術館を訪ねて150年の節目にあたります。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えることになりました。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となります。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 会場内混雑が予想されるため、土日・祝日のみ日時指定予約制となっています。
※ 平日にご来場の際は、日時指定予約は不要です。特設サイトチケット情報参照。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト ]

【展覧会】栗田美術館|特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き|’23年9月16日-’24年2月25日

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特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き
期  間  2023年9月16日[土]- 2024年2月25日[日]
休  館  日  月曜日(但し、祝日の場合は翌日)、年末年始 12月28日-1月2日
開館時間  午前9時30分-午後5時 * 入館は4時半まで 
会  場  栗田美術館 陶磁会館1階展示室
      329-4217 栃木県足利市駒場町1542 * 大駐車場あり
      電 話 0284-91-1026  FAX 0284-91-2153
入  館  料  一 般 1,250円、 小 中 高 生 500円
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栗田0802◆ 栗田美術館|特集陳列 伊萬里l焼の酒器が好き ◆
栗田美術館(KURITA MUSEUM)は、江戸時代に肥前鍋島藩で生産された、伊萬里、柿右衛門、鍋島を所蔵する、世界屈指の陶磁美術館です。三万坪の豊かな自然に囲まれた広大な敷地には、格調高い建築物が点在し、世界の人々を魅了した名陶が常時展示されています。

古来、酒は神にささげるものであったといいます。そのための酒器は、祭祀や儀式のうつわとして重要な役割をもっていました。その後貴族や武家により酒宴の形式か整えられ、近世には庶民にまで飲酒が滲透すると、日常のううわとして、もてなしの趣向として、多彩な酒器か作られました。

伊萬里焼の酒器には、酒を保存する壺や瓶、酒を注ぐ徳利や銚子.そして洒を飲むための盃や猪口があります。このほかにも、盃を載せて客に勧める盃台や、献酬のために用いた盃洗なども、酒席での重要なアイテムです。さらに、ワインやビールに適したうつわ、すなわち日本とは異なる形の酒器が求められると、みごとに対応しています。これら国内用と海外向けの60件余りを、今回の特集陳列でお凍しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 栗田美術館 ]

【展覧会】国立科学博物館|関東大震災100年企画展 「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」|’23年9月1日-11月26日|終了

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国立科学博物館
関東大震災100年企画展
「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」
開催期間  2023(令和5)年9月1日[金]- 11月26日[日]
開催場所  国立科学博物館
      110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
      [第1会場] 日本館1階 企画展示室
      [第2会場] 地球館1階 オープンスペース
      [特設会場] 日本館1階 中央ホール ※10月11日[水]-
開館時間  9時 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日) * ただし10月2日[月]は開館
入  館  料  一般・大学生:630円 * 高校生以下および65歳以上:無料
      * 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
監修協力  東京大学
主  催  国立科学博物館
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関東に甚大な被害を及ぼした1923(大正12)年関東大震災が発生してから、今年で100年を迎えます。
本展は、関東大震災とその復興、この100年間での地震防災研究、現在の災害対策やその課題について紹介します。人と自然、科学技術の関係や、過去から学び未来へ継承していくことの重要性を考える展覧会です。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展 皇室と近代の陶磁 三の丸尚蔵館名品展|’23年9月16日-12月10日|終了

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茨城県陶芸美術館
企画展 皇室と近代の陶磁 三の丸尚蔵館名品展
会  期  2023年9月16日[土]- 12月10日[日]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)TEL:0296-70-0011
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、9月18日、10月9日、11月13日(県民の日は開館)
      9月19日[火]、10月10日[火]は休館
観  覧  料  一 般 840円、70歳以上 420円、高大生 630円、小中生 320円
      * 関連イベント情報、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催中のコレクション展、テーマ展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館、宮内庁、独立行政法人国立文化財機構(令和5年10月1日より)
──────────────三の丸巡回0902◆ 茨城県陶芸美術館|企画展 皇室と近代の陶磁 三の丸尚蔵館名品展 ◆

三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれた美術品を収蔵管理・調査・公開する施設として平成5年に開館しました。収蔵品は宮中での御慶事の際の献上品や展覧会でのお買上品など、貴重なものばかりです。
本展では明治から現代までの近現代陶磁器の名品を三の丸尚蔵館の収蔵品から紹介するとともに、茨城とゆかりの深い作家については茨城県陶芸美術館の所蔵品と個人蔵の作品を加えて紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】平塚市美術館|新収蔵品展 特集展示:藤田嗣治の初期作品|’23年9月23日-’24年2月18日|

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平塚市美術館
新収蔵品展 特集展示:藤田嗣治の初期作品
会  期  2023年9月23日[土]- 2024年2月18日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし10月9日、’24年1月8日、2月12日は開館、翌火曜日は休館
      * 年末年始(12月29日-’24年1月3日)
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
会  場  平塚市美術館 展示室 1
      254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 電話:0463-35-2111
観  覧  料  一 般 200円、高大生 100円、中学生以下、毎週土曜日の高校生は 無料
      * 各種割引、優待情報などは、下掲詳細参照
主  催  平塚市美術館
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平塚市美術館では作品収集の活動を継続的におこなっています。
本展では2021年度と2022年度に新たに収蔵された作品約40点を紹介いたします。いずれも湘南地域にゆかりのある作家あるいは企画展などをきっかけに寄贈・寄託となった作品です。

展覧会を契機に収蔵された作品のうち、内田あぐり《わたしの前にいる、目を閉じている #09T》は「湘南と作家2」(2011年)に出品されたものです。人体の表現を追求してきた作家が、具体的なイメージを解体し、画材の物質性や偶然にできる色や形を画面にあらわそうとしたシリーズの1点です。遠藤彰子《岐路》は「物語る 遠藤彰子展」(2021年)に出品されました。魚眼レンズのような視野で見る風景は、都市風景を描いた一連の作品に数えられます。
このほか、島田章三や髙良眞木など湘南地域にゆかりのある作家の作品が収蔵されました。おなじみの作家の新たな顔ぶれをお楽しみいただければ幸いです。

さらに、展示室内に特集コーナーを設け、2018年度に寄託された藤田嗣治の油彩画《おことさん》をその関連作品10点とともに展示します。本作品は藤田が東京美術学校在学中に描いたもので、画業の最初期における貴重な作例として位置づけることができます。
当館で1993年に開催された企画展「湘南の美術と文学」以来30年ぶりの公開となり、タカシマヤ文化基金の助成を得て修復処置と光学的調査をおこなった成果ともに紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 平塚市美術館

【展覧会】原田泰治美術館|開館25周年記念特別企画展|〔第3回高橋まゆみ人形展〕やっと会えた、ぬくもり溢れるふるさとの風景、人、こころ|’23年8月31日-11月26日

高橋まゆみ人形展 高橋まうみ人形「ぬくもり」 © 高橋まゆみ人形館 写真撮影  嶺村 裕   原田泰治美術館

原田泰治美術館
開館25周年記念特別企画展 〔第3回高橋まゆみ人形展〕

やっと会えた、ぬくもり溢れるふるさとの風景、人、こころ
会  期  2023年8月31日[木]- 11月26日[日]
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は 閉館30分前 まで)
休  館  日  月曜日(祝日開館)
会  場  諏訪市原田泰治美術館 第1展示室
      392-0010 長野県諏訪市渋崎1792ー375 TEL: 0266-54-1881
観  覧  料  大 人 840円、中・高校生 410円、小学生 200円、障がい者 (大人) 410円
協  力  高橋まゆみ人形館
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あたたかくてごつい祖父の手、丸まった優しい祖母の背中。こぼれんばかりの笑顔とあふれる涙。人情味あふれる人形を創る高橋まゆみさんの人形展、当館で6年ぶりの開催となります。飯山でコツコツと人形を創り続ける作家高橋まゆみさん。農家の嫁、母、娘として、また作家として長年苦楽を人形と共にされてきました。自身の経験や身近な人をモデルに作られた人形の細かなしぐさには、誰もが目を細めてしまいます。
「これから見られなくなるであろう光景を残すこと」に使命を感じているという高橋さん。原田泰治さんと同じく失われつつあるふるさとの風景を見つめている作家の一人です。
本展は、「ぬくもり」をテーマに人形80体を展示。ほっこりとあたたかな人形の世界をお楽しみください。人と人との距離が疎遠になる中で、ぽっかりと空いた「心の隙間」を埋めるように、人形たちがそっと寄り添ってくれることでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 諏訪市原田泰治美術館 

【展覧会】安田まちなみ交流館 和 nagomi|企画展 龍馬の志を継いだ男、坂本直寛-生誕170年-|’23年7月1日-10月29日|終了乍蹔

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安田まちなみ交流館 和 nagomi
企画展
龍馬の志を継いだ男、坂本直寛-生誕170年-
開催期間  2023年7月1日[土]- 10月29日[日]
会  場  安田まちなみ交流館・和(なごみ)
      781-6421 高知県安芸郡安田町大字安田1674番地1 TEL 0887-38-3047
時  間  9:00 - 17:00(最終入館 16:30)
観  覧  料  200円(高校生以下 及び 障害者手帳等を提示者は無料)
休  館  日  火曜日(祝日の場合その翌営業日)
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安田の偉人の一人、坂本直寛は令和5年で生誕170年となります。これを記念して、直寛の生涯を紹介展示します。
直寛は安田の郷士・髙松順蔵の次男として生まれ、17歳で坂本龍馬の兄・坂本権平の養子になりました。父・順蔵の家を龍馬は度々訪れていたと言われており、少年の直寛は、龍馬の志を肌で感じていたことでしょう。
直寛はまるで龍馬の志を継いだかのように、自由民権運動に参加し、高知県議会議員として活動し、後に龍馬の夢であった北海道開拓に力を尽くしました。

この企画展では、直寛の生まれた髙松家と坂本家の繋がりや、自由民権運動、北海道での活躍などを紹介します。また、北海道の農民画家として知られる直寛の孫・坂本直行のスケッチ画も展示します。

坂本龍馬の甥:坂本直寛 ウキペディアゟ

坂本龍馬の甥:坂本直寛

<坂本 直寛 簡略紹介>
坂本 直寛(さかもと なおひろ、嘉永6年10月5日(1853年11月5日)-明治44年(1911年)9月6日)は、明治時代の自由民権運動家、高知県議会議員、キリスト教牧師。
土佐藩郷士:
坂本家5代当主であり、坂本龍馬は叔父にあたる。兄・坂本直は龍馬の養嗣子になった。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報をを確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 安田まちなみ交流館 和 nagomi

【展覧会】泉屋博古館東京|企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス|’23年9月2日-10月15日

泉屋博古館0801泉屋博古館東京
企画展 楽しい隠遁生活
―文人たちのマインドフルネス
◆ 同時開催 ◆
特集展示 住友コレクションの近代彫刻
会  期  2023年9月2日[土]- 10月15日[日]
休  館  日  月曜日、9月19日[火]、10月10日[火]
      * 9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]は開館
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館東京(東京・六本木)
      106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等ご呈示の方は無料。ほかの割引・優待情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
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E268-3469伝 仇英《山水人物図(陶淵明図)》(部分)
中国・明時代 泉屋博古館

E268-3470長吉《観瀑図》(部分)
室町時代(16世紀) 泉屋博古館

E268-3471田能村竹田《梅渓閑居図》(部分)
文政10年(1827) 泉屋博古館

E268-3466岸田劉生《塘芽帖》
昭和3年(1928)頃 泉屋博古館東京

泉屋博古館0802◆ 泉屋博古館東京|企画展   楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス|’23年9月2日-10月15日 ◆
忙しない俗世を離れ、清雅な地での隠遁生活を送りたいと願うのは、超高速の情報が飛び交う現代社会に生きる私達ばかりではありません。むかしの人たちも政治や社会のしがらみから逃れ、清廉な生活にあこがれたがために、自ら娯しみ遊戯の精神を忘れず、自由を希求する「自娯遊戯」の世界を描いた絵画や工芸品を求めたりしました。

そのために、東洋の山水画には、生き方の理想や文学的なテーマが隠されていることが少なくありません。そこには、田舎暮らしのスローライフを求める「楽しい」隠遁から、厳しい現実を積極的に切り抜ける「過激な」隠遁まで、実に多種多様な隠遁スタイルが見いだせます。

本展は、理想の隠遁空間をイメージした山水・風景や、彼らが慕った中国の隠者達の姿を描いた絵画作品とともに、清閑な暮らしの中で愛玩されたであろう細緻な文房具なども併せて展示いたします。中国の士大夫や日本の文人たちが抱いたマインドフルネス(安寧な心理状態)に触れることで、暮らしを楽しむ生の充実の一助となれば幸いです。

※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会】大分県立美術館|特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol. 7|’23年9月7日-11月12日

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大分県立美術館
特集展示 此君礼賛 -おおいた竹ものがたり vol. 7

会  期  vol.7:2023年9月7日[木]- 11月12日[日]
開館時間  10:00- 19:00
      * 金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休  展  日  2023年☆月☆日[☆]
会  場  大分県立美術館  3階 コレクション展示室
      870-0036 大分市寿町2番1号 TEL:097-533-4500
観  覧  料  一 般 300円、大学・高校生 200円、中学生以下 無 料
      * 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館
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大分県立美術館は、同県ゆかりの美術家の作品を中心とした 5000点 を越えるコレクションを収蔵し、年間を通じてコレクション展や企画展で紹介しています。中でも竹工芸で初めて人間国宝となった大分県出身の 生野祥雲齋(しょうの しょううんさい  本名は秋平  1904-74)の作品約80点を軸とした、およそ300点からなる県内外の竹工芸作品は、質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。
同館では竹工芸を、大分ならではの文化風土から生まれた主要な地域文化資源と位置付け、コレクション展における特集展示「此君礼賛-おおいた竹ものがたり」をシリーズとして開催します。

タイトルの「此君-しくん」とは竹の異称で、中国・晋の文人・王子猷が「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」(一日たりともこの君なしではいられない)と竹を深く愛した故事に因みます。
この特集展示(令和五年度は vol. 6, 7 を開催)では、大分の竹工芸の歴史や変遷を、同館コレクションの名品や歴史資料と共にご紹介します。また、竹工芸の特徴をさまざまな角度からご覧いただけるように、毎回わかりやすいテーマを設定して紹介することで、多様に展開してきた大分の竹工芸を多角的に展観します。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 大分県立美術館 ] 

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|泉屋ビエンナーレ2023|Re-sonation ひびきあう聲|現代鋳金作家 × 中国古代青銅器|’23年9月9日-10月15日

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲
会  期  2023年9月9日[土]- 10月15日[日]
休  館  日  月曜日(9月18日、10月9日は開館)、 9月19日、10月10日
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
      606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
      同時開催:青銅器館「中国青銅器の時代」
入  館  料  一 般 800円、高大生 600円、中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
主  催  公益財団法人泉屋博古館、住友グループ各社、京都新聞
────────────────────泉屋博古館鹿ヶ谷0803◆ 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲|
2021 年に開催された第 1 回から早や 2 年、泉屋博古館の新たな取り組みである「泉屋ビエンナーレ」は新たな鋳金作家をメンバーに加え、第 2 回を迎えることとなりました。
約 3000 年前の中国古代青銅器からインスピレーションを受け、新進気鋭の鋳金作家 10 名が新作を制作、おなじ展示会場内に陳列することで、時空を超えた対話を体験いただける刺激的な空間を演出いたします。
はるか古代から連綿とつづく鋳金の技術はどこからきて、そしてどこへと向かっていくのか。
ひびきあう聲と聲のなかから生まれる、鋳金芸術の最先端をお見逃しなく。

◆ 出陳作家一覧(敬称略・五十音順)
石川 将士/上田 剛/梶浦 聖子/久野 彩子/佐治 真理子/柴田 早穂/杉原 木三/平戸 香菜/三矢 直矢/本山 ひろ子

ココがポイント!
Re-sonationは造語。
この展覧会のタイトルは、第一回に参加された作家さんと美術館スタッフの話し合いで決められました。青銅器に込められた古代の声を聴き「共鳴-resonation」することによって、中国古代青銅器がいま「再び」新たな創作の源となるようにと願いをこめて……

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷   本展特設コーナー ]{ 活版 à la carte 過去ログ }

【展覧会】福井県立美術館|特別企画展 パリに行きたい !|~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~|’23年9月15日-10月15日

福井県美0902A 福井県美0901

福井県立美術館
特別企画展
パリに行きたい !
~ Bonjour! モネ、ミュシャ、シニャック、ユトリロ、フジタ!~
会  期  2023年9月15日[金]- 10月15日[日]
会  場  福井県立美術館
910-0017 福井県福井市文京3丁目16-1 TEL:0776-25-0452
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  会期中無休
観  覧  料  一 般・大学生 1,300円、高校生 900円、中小生 600円
* 関連イベント、割引、各種優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  福井県立美術館
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パリに行きたい ──!
もっとも刺激に満ちあふれた19-20世紀初頭のパリは、セーヌ県知事オスマンによる都市の大改造、さらに産業革命によるインフラの整備、テクノロジーの発展などによりメガ近代都市へと変貌を遂げます。
花の郤と讃えられるパリは、多くの芸術家が才能を開花させた街でもあり、今もなお、芸術都市として世界中の人びとを魅了し続けています。
モネ、ルソー、ロートレック、ユトリロに加え、エコール・ド・パリの画家のひとりであるモディリアーニなど、多くの作家の絵画・版画・写真・工芸品を通して、パリにまつわる多様な作品をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ] 

◉ 同時開催のコレクション展
「絵のなかのパラダイス / 西洋版画展」も当日チケットでご観覧いただけます。
福井県美0903

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 福井県立美術館 ]